歴代のスイフトスポーツ(HT81S・ZC31S・ZC32S)を比較してみる

ここでは歴代のスイフトスポーツを集めて比較してみたいと思います。世代と型式では初代がHT81S、2代目がZC31S、3代目がZC32Sとなっており、排気量と変速機では初代は1500ccで5MTのみ、2代目は1600ccで5MTと4AT、3代目は同じく1600ccながら6MTとCVTという組合せです。ここであらましを書いてしまうと後で書くことがなくなるのでほどほどにして一覧表を貼り付けたいと思います。

どういうわけか記事の下のほうへ行くほど文章が壊れていくので一覧表から先は読む価値がないかもしれません。じゃあ推敲しなさいよ!って話なんですけど、へへへ‥

スイフトスポーツの歴史
変速機で大別MTAT・CVT
世代初代2代目3代目2代目3代目
車名&リンクスイフト スポーツスイフト スポーツスイフト スポーツスイフト スポーツスイフト スポーツ
グレードSportSportBaseGradeSportBaseGrade
イメージ
製造開始2000/022004/112011/122004/112011/12
車両型式HT81SZC31SZC32SZC31SZC32S
駆動&変速FF, 5MTFF, 5MTFF, 6MTFF, 4ATFF, CVT
新車価格125.0万円168.0万円168.0万円168.0万円174.8万円
全長(室内長)3620 (1695)3765 (1925)3890 (1905)3765 (1925)3890 (1905)
全幅(室内幅)1650 (1385)1690 (1385)1695 (1385)1690 (1385)1695 (1385)
全高(室内高)1525 (1250)1510 (1160)1510 (1225)1510 (1160)1510 (1225)
装着タイヤ185/55R15195/50R16195/45R17195/50R16195/45R17
最小回転半径5.3m5.2m5.2m5.2m5.2m
車両重量930kg1060kg1050kg1070kg1070kg
エンジン型式M15AM16AM16AM16AM16A
配列形式直列4気筒直列4気筒直列4気筒直列4気筒直列4気筒
排気量1490cc1586cc1586cc1586cc1586cc
最高出力115/6400125/6800136/6900125/6800136/6900
最大トルク14.6/410015.1/480016.3/440015.1/480016.3/4400
リッター馬力77.2ps/L78.8ps/L85.8ps/L78.8ps/L85.8ps/L
パワーウェイト8.09kg/ps8.48kg/ps7.72kg/ps8.56kg/ps7.87kg/ps
10-15モード燃費16.0km/L14.6km/L15.6km/L13.6km/L16.0km/L
JC08モード燃費14.8km/L15.6km/L
航続距離656.0km627.8km621.6km584.8km655.2km
100km/h回転数-13170rpm3430rpm2740rpm2690rpm1930rpm
100km/h回転数-22速-6810rpm3速-5450rpm2速-7060rpm2速-6060rpm
  • 各車両の詳細は車名にあるリンクより個別記事をご覧ください。
  • 100km/h回転数-1は最も高いギヤ比で時速100kmを出したときの回転数。
  • 100km/h回転数-2は暫定レブ以下で時速100kmを出せる最も低いギヤとその回転数。

初代スイフトスポーツ・HT81S型

参考:初代スイフトスポーツの個別記事
まず初代スイフトスポーツは、その価格の安さが何よりも魅力(驚きの125万円)でした。しかしかと言って貨物バンのごときペラペラ装備というわけではなく、専用となる3ドアボディに特別にチューンナップされたM15A型エンジンを搭載し、1.0トン切りの車両重量に1500cc以下の排気量という維持費の安さを兼ね備える素晴らしい車です。

欠点らしい欠点と言えば、パッと見が軽自動車のKeiとあまり変わらないこと、スポーツを名乗る割には、1500ccの排気量を持つ割には、ハイオク仕様の割には出力が控えめ(115馬力)だったこと、いかにも高回転型エンジンを搭載していそうに見せかけて実はあまり回らない(6400回転+α)こと、でしょうか。しかし言ってしまえばパワーが控えめなのも回らないのも時代と言えば時代です。お値段なりと言えるかもしれません。

2代目スイフトスポーツ・ZC31S型

参考:2代目スイフトスポーツ5MT車の個別記事4AT車はこちら
2代目では初代で欠点として挙げた軽自動車っぽさを見事に克服し、実にまとまりの良い普通車としてのデザインを引っ提げて登場しました。エンジンはM15A型から排気量を100ccアップしたM16A型に変更され、最高出力も初代から10馬力アップして125馬力に、あまり回らない(実はそうでもない)と書いたエンジンは初代に比べ400回転ほど高いところで最高出力を発生させるようになっています。見た目も性能も進化して世間での知名度、評価を高めることになったモデルです。

欠点を書くなら、エンジンの排気量が増えたことで自動車税の区分が2000cc以下になってしまうこと、魅惑のボディと引き換えに車両重量が130kgも重くなってしまったこと(これによりパワーウェイトレシオの数値は初代より悪化)、1.0トンを超えたことで重量税の区分が1.5トン以下となること、燃費も少し悪くなってしまったこと、でしょうか。重量増による軽快感のスポイル以外は金銭的なことなので、どうでも良いと言えばどうでも良い話です。

3代目スイフトスポーツ・ZC32S型

参考:3代目スイフトスポーツ6MT車の個別記事CVT車はこちら
3代目では2代目のとき感じた「そうだったらいいのにな」を具現化した最高・最良のスイフトスポーツとなっています。10kgとはいえ軽くなった車両重量、エンジンの出力は125馬力/6800回転から136馬力/6900回転に、最大トルクは15.1kgm/4800rpmから16.3kgm/4400rpmにまでアップし、変速機は5MTから(個人的に)待望の6MTが搭載されました。より高い出力・より回るエンジン・下から湧き上がるトルク・猫も杓子も6MT、しかもお値段据え置き。これは本当にもう、これは本当にもう、なんか上手いこと言ってやろうと思ったけど思い付きません。

正直、3代目が出る前、初代と2代目しかなかった頃はどちらに軍配を上げるか迷っていたりもしたのです。「見てくれさえ気にならなければ初代が良いよなあ‥お金ないし‥」と。いくら2代目のほうが格好よくても背に腹は変えられんよなと。しかしこの3代目ときたら「維持費?なにそれ?」なレベルで進化してきよるものですから爪に火を灯す覚悟を決めてしまいそうになります。唯一ケチを付けてみるなら「17インチはしんどい」ってことくらいです。まーた金の話かこいつは!と怒られそうなのであまり大きな声では言えませんが個人的には16インチで良かったとかなんとかげふんげふん

とはいえ、とはいえ、そりゃ確かに、1990年代から2000年代初頭を思えば、そりゃ確かに、1600ccで140馬力弱は貧弱に見えないこともないです。シビックのタイプRが1600ccで185馬力だったりした当時のことを思えば確かに貧弱かもしれないです。でもでも排ガス規制が高回転型エンジンを一網打尽にした今の時代ってもしかして7000回転が限界なんじゃないのとか思ったりするわけです。ほら何かと話題の86・BRZだって7000回転で200馬力だし3代目も6900回転で136馬力だからそんなもんじゃないのとか思ったり思わなかったり。ってまあ86・BRZを見るに今の世でもリッター100馬力は行けるってことだからやっぱり160馬力は期待されちゃうよねえ(しみじみ

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