1.5L前後の現行スポーツハッチバック(スイフトスポーツ・ヴィッツRS・フィットRS・デミオ)を比較してみる

常日頃、やれMTがないからどうのこうのとなんだかんだ言いつつも、実は各社からお手ごろなスポーツハッチバックが販売されているので比較してみることにしました。ただ、「お手ごろ」といっても「最近の価格水準で考えると~」なだけで、プレミアム的な価格設定がされている気がしないでもないのが正直なところです。

まあそれはそれとして、今回の記事では1500cc以下のMT車に絞ってピックアップするつもりだったのですが、それだとスズキ渾身のスイフトスポーツが含まれないので恣意的な方向転換をして、1500cc前後としました。自分でやっておいてなんですが、あまり感心できるものではありません。

というわけで、2012年10月現在で現行車の5車種、先に出たZC32S型の3代目スイフトスポーツ・NCP131型の3代目ヴィッツRS・GE8型の2代目フィットRS・GP4型の2代目フィットハイブリッドRS・DE5FS型の3代目デミオスポーツを比較してみます。この中で唯一の本気組であるスイフトスポーツの提灯記事になりそうな予感がするので、恣意的な方向転換が作為的なものとならないよう気をつけねばなりません。

1.5L前後のスポーティなハッチバック
メーカースズキトヨタホンダマツダ
車名&リンクスイフト スポーツヴィッツフィットフィット
ハイブリッド
デミオ
グレードBaseGradeRS G’sRSHybrid-RSSport
イメージ
製造開始2011/122010/122007/102010/102007/07
車両型式ZC32SNCP131GE8GP4DE5FS
駆動&変速FF, 6MTFF, 5MTFF, 6MTFF, 6MTFF, 5MT
新車価格168.0万円189.0万円169.8万円196.0万円162.2万円
全長(室内長)3890 (1905)3980 (1915)3915 (1825)3915 (1825)3900 (1815)
全幅(室内幅)1695 (1385)1695 (1390)1695 (1415)1695 (1415)1695 (1425)
全高(室内高)1510 (1225)1490 (1250)1525 (1290)1525 (1290)1475 (1220)
装着タイヤ195/45R17205/45R17185/55R16185/55R16195/45R16
最小回転半径5.2m5.6m4.9m4.9m4.9m
車両重量1050kg1035kg1050kg1140kg1000kg
エンジン型式M16A1NZ-FEL15ALEAZY-VE
配列形式直列4気筒直列4気筒直列4気筒直列4気筒直列4気筒
排気量1586cc1496cc1496cc1496cc1498cc
最高出力136/6900109/6000120/6600114/6000113/6000
最大トルク16.3/440014.1/440014.8/480014.7/480014.2/4000
リッター馬力85.8ps/L72.9ps/L80.2ps/L76.2ps/L75.4ps/L
パワーウェイト7.72kg/ps9.50kg/ps8.75kg/ps10.00kg/ps8.85kg/ps
10-15モード燃費15.6km/L18.0km/L17.4km/L19.4km/L
JC08モード燃費14.8km/L17.2km/L16.2km/L20.0km/L17.2km/L
航続距離621.6km722.4km680.4km800.0km705.2km
100km/h回転数-12740rpm3030rpm2920rpm2460rpm2890rpm
100km/h回転数-22速-7060rpm3速-5170rpm3速-4970rpm3速-4660rpm3速-4800rpm
  • 各車両の詳細は車名にあるリンクより個別記事をご覧ください。
  • 100km/h回転数-1は最も高いギヤ比で時速100kmを出したときの回転数。
  • 100km/h回転数-2は暫定レブ以下で時速100kmを出せる最も低いギヤとその回転数。

スイスポの提灯記事にならないように気をつけなければならないのですが、なんとまあ驚くなかれ、この中では格上となる1600ccなのに、しかも6MT車なのにお値段はデミオより少しお高いだけです。前々から裾野を広げる意味合いもあってか低めの価格設定でしたが、「スズキがんばってんなあ」と言わざるを得ません。

ボディサイズはどれも5ナンバー枠で概ね似たような感じですが、デミオのみ1000kgジャストとなっています。車検時に支払う重量税の区分が1つ下がることにより、他車と比べて少しだけ固定費が安くなる(2年で1万円程度)のでお得感では随一と言えます。

エンジンのスペックを見てみると、さすが1600ccの排気量があるだけあってスイフトスポーツが最高出力136馬力・リッター換算馬力85.8ps/Lで名実ともにトップ、続いてフィットRS、フィットハイブリッドRS、デミオスポーツ、ヴィッツRSという順に並びます。多くが汎用エンジンそのままで搭載され、それっぽい装備を着飾ることでスポーツを名乗る中、やはりスイフt(以下略

以上を踏まえて、踏まえるほどのことは書いてないけど踏まえて、最速の称号を与えるとすればスイフトスポーツ、ただし維持費の掛かり具合もダントツ、ヴィッツRSとフィットハイブリッドは新車価格が少々お高めなのでお財布と相談。となると、バランスが良いのはフィットRSとデミオスポーツになるのかな、と。
ま、まあ詰まるところ車に何を求めるかによるんですけれども‥

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