2.5Lクラスの4WDセダン(マークX・IS・スカイライン・ティアナ・レガシィB4)を比較してみる

ここでは2012年10月現在で現行車である2.0L~2.5L以下のセダンのうち、駆動方式が四輪駆動(4WD・AWD)のものを集めて比較してみます。今回の記事ではGRX135型マークX・GSE25型IS・NV36型スカイライン・TNJ32型ティアナ・BMG型レガシィB4の5車種にて進めていきます。

2500ccクラスかつ四輪駆動のセダン
メーカートヨタレクサス日産スバル
車名&リンクマークXISスカイラインティアナレガシィB4
グレード250G-FourIS250 ArtWorks250GT-FOUR250XE-FOUR2.5i-EyeSight FB25
イメージ
製造開始2009/102005/092006/112008/062009/05
車両型式GRX135GSE25NV36TNJ32BMG
駆動&変速4WD, 6AT4WD, 6AT4WD, 5AT4WD, CVT4WD, CVT
新車価格290.5万円440.0万円352.8万円279.8万円274.1万円
全長(室内長)4730 (1975)4585 (1855)4780 (2070)4850 (2095)4745 (2190)
全幅(室内幅)1795 (1500)1795 (1475)1770 (1480)1795 (1510)1780 (1545)
全高(室内高)1445 (1170)1445 (1165)1465 (1185)1500 (1215)1505 (1215)
装着タイヤ215/60R16225/45R17225/55R17205/65R16215/50R17
最小回転半径5.4m5.3m5.5m5.3m5.5m
車両重量1560kg1640kg1660kg1530kg1490kg
エンジン型式4GR-FSE4GR-FSEVQ25HRQR25DEFB25
配列形式V型6気筒V型6気筒V型6気筒直列4気筒水平対向4
排気量2499cc2499cc2495cc2488cc2498cc
最高出力203/6400215/6400225/6400167/5600173/5600
最大トルク24.8/480026.5/380026.3/480024.5/400024.0/4100
リッター馬力81.2ps/L86.0ps/L90.2ps/L67.1ps/L69.3ps/L
パワーウェイト7.68kg/ps7.63kg/ps7.38kg/ps9.16kg/ps8.61kg/ps
10-15モード燃費11.4km/L10.8km/L10.0km/L11.0km/L15.2km/L
JC08モード燃費14.4km/L
航続距離809.4km702.0km800.0km770.0km936.0km
100km/h回転数-12010rpm2010rpm2570rpm1900rpm1730rpm
100km/h回転数-23速-4810rpm3速-4800rpm3速-4680rpm3速-5030rpm
  • 各車両の詳細は車名にあるリンクより個別記事をご覧ください。
  • 100km/h回転数-1は最も高いギヤ比で時速100kmを出したときの回転数。
  • 100km/h回転数-2は暫定レブ以下で時速100kmを出せる最も低いギヤとその回転数。

まずお値段を見てみると、さすがのレクサスISが400万円台でぶっちぎり、スカイラインが300万円台、その他の3車種が200万円台の後半でほぼ同じラインに並んでいます。IS&スカイラインが高いと見るか、マークX・ティアナ・レガシィB4を安いと見るか評価が分かれそうなところです。

ボディサイズのうち全長ではISが4500mm台であること以外は軒並み4700mmを超え(ティアナに至っては4850mm)、全幅では1770mmから1795mmの間にまとまっています。昨今の「車幅が広すぎてちょっと‥」と思われてしまうギリギリのラインがこの辺なのかもしれません。個人的には「勘弁してください(;_;)」なのですが、それは‥まあ‥下手だから‥です‥

車両重量では5車種とも似たようなボディサイズでありながら、唯一レガシィB4だけが1500kgを切っています。車検時に、たった1万円ぽっちかもしれませんが重量税が安くなるのは見逃せません。車検の帰りに美味しいものを食べて帰られるか否かが決まるだけの説得力を持つ金額です。「お前のような貧乏人が乗って許されるクラスじゃない」と言われたらぐぅの音も出ません。

搭載されているエンジンのうち、マークX・IS・スカイラインはV型6気筒、ティアナのみ直列4気筒、レガシィB4は水平対向4気筒です。ダウンサイジングが声高に叫ばれる昨今であっても、やはり気筒数が増えると高級車のような気がしてくるのでV6を搭載する車種にアドバンテージがあります。これからの時代は多気筒エンジンは減って行って、V6は直4に、直4は直3に、直3は直2という流れになって行くのでしょうが、まだまだ高級車のエンジン=多気筒&大排気量という図式は現役のような気がします。

という価値観で物を考えると、レクサスはブランドそのものが高級であり、スバルは意固地に水平対向なので水平対向という乗り物として考えたとき、似たような値段でV6と直4を選ぶならV6を選ぶのが道理です。となると、マークXは実にコストパフォーマンスに優れていると言えます。

エンジンの性能ではスカイラインのVQ25HR型が優勢、ISの4GR-FSEもなかなかのもので、他車のエンジンと比べると排気量あたりのトルクが良く出ています。スバルのFB25型はやや貧相な出力ながらも燃費の良さが光り輝いており、まるで2000ccエンジンのような燃費が特長です。もう二度と「スバルは燃費が悪いからなあ‥」なんて言わせません。「その分パワー出てないじゃん?」と言われたら、「ぐぬぬ‥」と返しましょう。

パワーウェイトレシオではパワーに勝るスカイラインが1660kgの重量を跳ね返してトップ、マークXとISが7.6kg/ps台で仲良く並び、レガシィB4の8.6kg/ps、ティアナの9.1kg/psと続きます。この数値だけで最速を決めることはできませんが、単純加速のヨーイドン!なら時速100km時の回転数から考えてもスカイラインが速そうに見えます。いやでもISは6ATだし3800回転で最大トルク出るし意外と面白い勝負になるような気も?

というわけで、「金に糸目は付けん!」ならレクサスISを、「コスパは正義!」ならマークXを、「自動車は速くてナンボ!」ならスカイラインを、「人と違う車に乗りたい!」ならティアナを、「水平対向水平対向水平対向‥」ならレガシィB4を選ぶと良さそうです。

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