2.5LクラスのFRセダン(クラウン・GS・フーガ・Cクラス・5シリーズ)を比較してみる

ここでは2012年10月現在で現行車である2.0L~2.5L以下のセダンのうち、駆動方式が後輪駆動(FR・RWD)のものを集めて比較してみます。今回の記事ではGRS200型クラウン・GRL11型GS・Y51型フーガ・W204型Cクラス・FP25型(F10)5シリーズの5車種にて進めていきます。

2500ccクラスかつ後輪駆動のセダン
メーカートヨタレクサス日産ベンツBMW
車名&リンククラウンGSフーガCクラス セダン5シリーズ セダン
グレードAthleteGS250250GTC250 Elegance W204523i N52B25A F10
イメージ
製造開始2008/022012/012009/112007/062010/03
車両型式GRS200GRL11Y51204052FP25
駆動&変速FR, 6ATFR, 6ATFR, 7ATFR, 7ATFR, 8AT
新車価格425.0万円510.0万円427.4万円584.0万円610.0万円
全長(室内長)4870 (2060)4850 (2050)4945 (2090)4585 (-)4910 (-)
全幅(室内幅)1795 (1520)1840 (1535)1845 (1535)1770 (-)1860 (-)
全高(室内高)1470 (1205)1455 (1180)1500 (1215)1445 (-)1475 (-)
装着タイヤ225/45R18225/50R17245/50R18205/55R16225/55R17
最小回転半径5.2m5.3m5.6m5.1m5.5m
車両重量1610kg1640kg1700kg1550kg1770kg
エンジン型式4GR-FSE4GR-FSEVQ25HR272M25N52B25A
配列形式V型6気筒V型6気筒V型6気筒V型6気筒直列6気筒
排気量2499cc2499cc2495cc2496cc2496cc
最高出力203/6400215/6400225/6400204/6100204/6300
最大トルク24.8/480026.5/380026.3/480025.0/2900-550025.5/2750-3000
リッター馬力81.2ps/L86.0ps/L90.2ps/L81.7ps/L81.7ps/L
パワーウェイト7.93kg/ps7.63kg/ps7.56kg/ps7.60kg/ps8.68kg/ps
10-15モード燃費12.4km/L11.6km/L12.2km/L9.3km/L11.4km/L
JC08モード燃費10.8km/L11.2km/L
航続距離880.4km712.8km976.0km613.8km784.0km
100km/h回転数-11920rpm1840rpm1970rpm0rpm1760rpm
100km/h回転数-22速-6790rpm2速-6500rpm3速-5030rpm3速-5570rpm
  • 各車両の詳細は車名にあるリンクより個別記事をご覧ください。
  • 100km/h回転数-1は最も高いギヤ比で時速100kmを出したときの回転数。
  • 100km/h回転数-2は暫定レブ以下で時速100kmを出せる最も低いギヤとその回転数。

さすが後輪駆動は高級車の代名詞的な駆動方式だけあって、各車ともかなりのお値段です。クラウン・フーガの400万円台に始まり、レクサスGS・Cクラスが500万円台、5シリーズは600万円台にもなります。クラウンとフーガが同クラスのようですが、6ATと7ATであることを考えるとフーガが輝いて見え、同じ500万円台のGSとCクラスでも同じことが言えます。5シリーズは8AT+直列6気筒という希少性を考慮すると、そのお値段にも納得と言った感じでしょうか。

ボディサイズではフーガが全長4945mm/全幅1845mm/全高1500mmで最も大きく、Cクラスが唯一の4500mm台で最も小ぶりです。車両重量では軽い順からCクラス(1550kg)・クラウン(1610kg)・GS(1640kg)・フーガ(1700kg)・5シリーズ(1770kg)となっています。

エンジンは5シリーズが直列6気筒である以外は全てV型6気筒となっています。最高出力はフーガが225馬力でトップ、レクサスGSが215馬力、残りは203馬力と204馬力で横並びです。最大トルクでも似たような結果となっていますが、ややクラウンの4GR-FSEの分が悪いと言えます。同型式のエンジンでもレクサスとトヨタで若干の差別化が図られているようです。

その分、かどうかは分かりませんが燃費ではクラウンが10・15モードながら12.4km/Lを記録、続いてフーガ、GS、5シリーズ、Cクラスと並びます。クラウンとの燃費の差が微々たるものでしかないことを思えば、フーガのVQ25型エンジンは高出力と低燃費を両立していると言えそうです。

パワーウェイトレシオでは、決して軽いとは言えない車重をパワーで覆したフーガが7.56kg/psでトップ、出力は低めながら軽い車重を活かしたCクラスが7.60kg/psで続き、GSは7.63kg/psながらも僅かに及ばず僅差で敗れ、5シリーズは1770kgの車両重量が重く圧し掛かったまま最下位に甘んじました。実際の加速競争では小刻みに繋がる8ATでどこまで迫れるかが見ものになろうかと思います。

というような感じなのですが、こうして数字に表れてくるスペックだけを見ると日本車はなかなかのものです。あとは数字では語れない部分、エンジンの出来・不出来からなる官能的な吹け上がりであるとかパワーの出方であるとか乗り味やらを踏まえた車としての完成度、ブランドの魅力で評価が上下するのかな、と。高級車にはとんとご縁がないだけに想像は付きませんがそういうものがあるんだとおもいますまる

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