2.5LクラスのFFセダン(カムリ・ティアナ・アコード・アテンザ・キザシ)を比較してみる

ここでは2012年10月現在で現行車である2.0L~2.5L以下のセダンのうち、駆動方式が前輪駆動(FF・FWD)のものを集めて比較してみます。例によって表の都合で絞られてしまうのですが、今回はAVV50型カムリ・J32型ティアナ・CU2型アコード・GH5FP型アテンザ・RE91S型キザシの5車種で進めていきます。

2500ccクラスかつ前輪駆動のセダン
メーカー トヨタ 日産 ホンダ マツダ スズキ
車名&リンク カムリ ティアナ アコード アテンザ セダン キザシ
グレード Hybrid 250XE 24E 25EX BaseGrade
イメージ
製造開始 2011/09 2008/06 2008/12 2008/01 2009/10
車両型式 AVV50 J32 CU2 GH5FP RE91S
駆動&変速 FF, CVT FF, CVT FF, 5AT FF, 5AT FF, CVT
新車価格 304.0万円 257.5万円 270.0万円 250.0万円 278.8万円
全長(室内長) 4825 (2080) 4850 (2095) 4730 (2015) 4735 (2015) 4650 (2040)
全幅(室内幅) 1825 (1525) 1795 (1510) 1840 (1530) 1795 (1495) 1820 (1500)
全高(室内高) 1470 (1210) 1475 (1215) 1440 (1165) 1440 (1190) 1480 (1185)
装着タイヤ 215/60R16 205/65R16 225/50R17 195/65R16 235/45R18
最小回転半径 5.5m 5.3m 5.5m 5.4m 5.5m
車両重量 1540kg 1490kg 1500kg 1430kg 1490kg
エンジン型式 2AR-FXE VQ25DE K24A L5-VE J24B
配列形式 直列4気筒 V型6気筒 直列4気筒 直列4気筒 直列4気筒
排気量 2493cc 2495cc 2354cc 2488cc 2393cc
最高出力 160/5700 185/6000 206/7000 170/6000 188/6500
最大トルク 21.7/4500 23.7/4400 23.7/4300 23.0/4000 23.5/4000
リッター馬力 64.2ps/L 74.1ps/L 87.5ps/L 68.3ps/L 78.6ps/L
パワーウェイト 9.63kg/ps 8.05kg/ps 7.28kg/ps 8.41kg/ps 7.93kg/ps
10-15モード燃費 26.5km/L 12.6km/L 11.8km/L 12.8km/L 12.6km/L
JC08モード燃費 23.4km/L 11.2km/L 11.4km/L
航続距離 1521.0km 882.0km 728.0km 729.6km 793.8km
100km/h回転数-1 0rpm 1590rpm 2030rpm 2150rpm 1810rpm
100km/h回転数-2 2速-5780rpm 2速-5980rpm
  • 各車両の詳細は車名にあるリンクより個別記事をご覧ください。
  • 100km/h回転数-1は最も高いギヤ比で時速100kmを出したときの回転数。
  • 100km/h回転数-2は暫定レブ以下で時速100kmを出せる最も低いギヤとその回転数。

この中ではカムリのみがハイブリッドカーとなっているので、車両価格も燃費も頭ひとつ抜き出ています。車両重量も1500kgの壁を超えていますが、他車と比べてモーターとバッテリーで重量が嵩む割には頑張っているように見えます。

このクラスになると全幅が1700mm台どころか1800mmの大台に乗るのが当たり前になってきており、実に堂々としたスタイルをしています。個人的などうでもいい話で恐縮ですが、ここまで大きいとはっきり言ってまともに運転できる自信がないので、いかに魅力的な車が登場しようとも「いいなあ‥でもなあ‥」とか思っているうちに生産が終了してアコガレの一台としてノミネートされるに違いありません。

エンジンの性能ではアコードのK24A型が唯一の200馬力超えをしており、リッター換算馬力でもパワーウェイトレシオでも優れた数値を記録しています。これに続くのは意外なところでキザシの188馬力、僅差でティアナの185馬力、少し離れてアテンザの170馬力、カムリの160馬力と並びます。ただカムリはエンジン出力こそ低いものの、ハイブリッドカーなのでs瞬間的な動力性能は格上になると思われます。

航続距離ではハイブリッドカーの強みを活かしてカムリの独壇場、ティアナが900kmに迫る勢い、やや遅れてキザシが800km、残りの2台は700km台の前半でほぼ横並びです。が、ティアナとキザシは10・15モード燃費での算出なので実際はアコード、アテンザと同程度になるかもしれません。

時速100kmでの回転数ではティアナが約1600回転という驚きの低さ、キザシが1800回転でなかなかの低さです。この辺りCVTの強みというか特性というか、そんな感じのものが出ており、アコードとアテンザの5AT勢は2000回転を超えています。カムリのギヤ比は不明なので数値は算出できていません。

というわけで〆に入りますと、ひと癖もふた癖もあるような車がお好きな方なら問答無用でスズキのキザシ、これに勝る車はありません。何を勘違いしたのか235/45R18などというスポーツカー顔負けのタイヤを装着するところも魅力です。キザシなる車を知っている人限定になるかも分かりませんが、まず見た瞬間に「おおっ!?」と思われることは必定で、「今の見た?スズキのキザシ、あれマジでスズキのキザシ!」と話題の中心になることでしょう。嫌味とかネタじゃなく本気でイチオシです。

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