ボルボ XC90の性能まとめ [LB420XCP型|2.0L/320PS|4WD/8AT|2016年] T8 Twin-Engine AWD Inscription


画像はボルボより引用
http://www.volvocars.com/
投稿:2016/02/10|更新:2019/09/26

ボルボの5ドア・7人乗りSUV、LB420XCP型の2代目XC90は2016/01から生産(または販売)が開始されました。

ここでは排気量1968cc(320PS/40.8kgm)のB420型エンジンを搭載する[T8 Twin-Engine AWD Inscription|2016/01モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4950mm×全幅1960mm×全高1775mm、排気量は1968ccであることから、大雑把に分類すると2.0リットルクラス(2000cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属し、排気量は2000cc以下なれど、全長と全幅が5ナンバー枠を超えていることにより3ナンバー登録になります。車体が大きい割りに排気量が小さいものの、ターボ+スーパーチャージャーによる過給のおかげで非力さを感じることはなさそうです。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4950mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超|Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆるAWD方式(All Wheel Drive・Four Wheel Drive)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

LB420XCP型 XC90 [1968cc/320PS 4WD/8AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

ギヤ比と加速力&エンジン回転数と最高速

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

2代目XC90の類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
2.0L-TB
4WD/8AT
774.0万円
LB420XC型
[T5-AWD Momentum]
(2016/01)
254PS
35.7kgm
12.8km/L
2.0L-TS
4WD/8AT
879.0万円
LB420XC型
[T6-AWD R-Design]
(2016/01)
320PS
40.8kgm
11.7km/L

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー VOLVO
車名&
グレード
XC90
T8 Twin-Engine AWD Inscription
その他 モータ型式 前T35型(34kW/160Nm)/後AD2型(65kW/240Nm)
お値段 10090000円
車両型式 DLA-LB420XCP
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
8AT(8段変速・自動)
ドア数&
定員
5ドア
7人
車体寸法 長4950×幅1960×高1775mm
軸距&
輪距
2985mm
前1675mm/後1680mm
最小半径 6.0m
最低高 225mm
タイヤ 前輪:275/40R21
後輪:275/40R21
ブレーキ 前:ディスク
後:ディスク
車両重量 2320kg
エンジン諸元
原動機型式 B420
気筒配列 直列4気筒+モーター
排気量1968cc
圧縮比10.3
吸気方式 ターボ+スーパーチャージャー
最高出力 320PS[235kW]/5700rpm
最大トルク 40.8kgm[400Nm]/2200-5400rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
JC08燃費 15.3km/L(36.0mpg)
100km燃費 6.5L/100km
B420型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。モーターを組み合わせることでハイブリッドカーとなります。
※これまでに登場したハイブリッドカーの一覧
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(39500円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(20500円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、XC90の新車を1160.4万円(諸費用として151.4万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2000cc以下 13年未満 39500円
自動車重量税(1年分) 2.5トン以下 13年未満 20500
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 13920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷14.2×160円/L 112680円
オイル交換(5000km毎) 1回5500円×2回 11000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 1本28000円×4本÷3年 37330円
任意保険料(月額5500円) 月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 300930円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額193390円×12ヶ月 2320680円
ローン返済中の年間維持費 2621610円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 71840円
名目 金額
自動車税(1年分) 39500円
自動車重量税(1年分) 20500
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(年間1万km) 112680円
オイル交換(5000km毎) 11000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 37330円
任意保険料(月額5500円) 66000円
ローン完済後の年間維持費 300930円
名目 金額
車のローン額(1年分) 2320680円
ローン返済中の年間維持費 2621610円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
71840円
  • 初度登録から4年経過車の場合、自動車税の区分は「2000cc以下の13年未満」で税額は39500円、重量税の区分は「2.5トン以下の13年未満」で税額は20500円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本28000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額71,840円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

車に対して少し色気を出すと月換算で2~3万円の間、年間にすると24~36万円のクラスです。この車の場合は月単位で換算すると25,078円(完済前は218,468円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければ…」と呟くその姿は自慢げなようでありながら哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにはいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。

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●XC90の燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、XC90の燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則) 20210円
ガソリン税(暫定) 17680円
石油税 1970円
消費税(10%) 10240円
合計納税額 50100円

例として年間走行距離を10000km、燃費を14.2km/L、ガソリンを1リットルあたり160円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は704.2Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計20210円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで17680円、石油税が2.8円/Lで1970円になります。

ガソリン車の場合は本体価格88.9円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては10240円となり、これらを合計した税額は50100円、1年間に燃料代として支払う112680円のうち44.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で39500円、自動車重量税が年換算で20500円ですから、合計110100円がXC90に課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 39500円
自動車重量税(1年分) 20500
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(3000km分) 33800円
オイル交換(年1回) 5500円
タイヤ交換(3万km/6年) 11200円
任意保険料(月額4400円) 52800円
合計
[差額]
177220円
[-123710円]
年間5000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 39500円
自動車重量税(1年分) 20500
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(5000km分) 56340円
オイル交換(年1回) 5500円
タイヤ交換(3万km/6年) 18670円
任意保険料(月額4680円) 56160円
合計
[差額]
210590円
[-90340円]
年間7000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 39500円
自動車重量税(1年分) 20500
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(7000km分) 78880円
オイル交換(年1回) 7700円
タイヤ交換(3万km/4.3年) 26130円
任意保険料(月額4950円) 59400円
合計
[差額]
246030円
[-54900円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて123710円安い177220円に、5000km走行では90340円安い210590円に、7000km走行では54900円安い246030円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km100円2200円2.6万円
20km210円4600円5.5万円
30km310円6800円8.1万円
50km520円11400円13.5万円
100km1050円23100円27.3万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を160円、燃費を15.3km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは10.46円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は100円/日となり、20km走行なら210円/日、30km走行なら310円/日、50km走行なら520円/日、100km走行なら1050円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は6800円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は8.1万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

B420型エンジン簡易性能曲線図
B420型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
2200回転時の馬力 125PS
5400回転時の馬力 308PS
5700回転時の馬力 320PS
各回転域でのトルク
2200回転時のトルク 40.8kgm
5400回転時のトルク 40.8kgm
5700回転時のトルク 40.2kgm
B420型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているB420型1968cc、直列4気筒+モーターのターボ+スーパーチャージャーエンジンは5700回転時に最高出力320馬力を、2200-5400回転時に最大トルク40.8kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2200rpmから最高出力が発生する5700rpmまで」の3500rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は61.4%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ7.250kg/PS(2320kg/320PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ7.250kg/PS
車体+1人7.42kg/PS
車体+7人8.45kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg7.44kg/PS
車体+70kg7.47kg/PS
車体+80kg7.50kg/PS
車体+90kg7.53kg/PS
車体+100kg7.56kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは7.42kg/PS(2375kg/320PS)となり、数値としては0.17kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの7人が搭乗した場合、車両重量に385kgがプラスされてパワーウェイトレシオは8.45kg/PS(2705kg/320PS)となり、1.20kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

XC90のライバル候補車たち

7.449kg/PS
A6 セダン
2.0L/245PS|4WD/7AT
7.612kg/PS
A7 スポーツバック
2.0L/245PS|4WD/7AT
7.437kg/PS
スープラ
2.0L/197PS|FR/8AT
7.343kg/PS
V60 クロスカントリー
2.0L/254PS|4WD/8AT
7.321kg/PS
A5 カブリオレ
2.0L/252PS|4WD/7AT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ7.422kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

7.20kg/PSから7.64kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、アウディの5人乗りセダン「F2DKNF型 A6 セダン」、アウディの5人乗りセダン「F2DKNS型 A7 スポーツバック」、トヨタの2人乗りクーペ「DB82型 スープラ」、ボルボの5人乗りSUV「ZB420型 V60 クロスカントリー」、アウディの4人乗りオープンカー「F5CYRC型 A5 カブリオレ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

LB420XCP型 XC90 [T8 Twin-Engine AWD Inscription]とパワーウェイトレシオが近い車種|7.422kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比 1.78
平均ピストンスピード 17.7m/s
トルクウェイトレシオ 56.9kg/kgm
1馬力あたりのお値段 31531円
排気量1Lあたり馬力 162.6PS/L
排気量1Lあたりトルク 20.73kgm/L
1気筒あたりの馬力 80.0PS
1気筒あたりのトルク 10.2kgm
パワーバンド比率 61.4%
各種ランキング
SUV・RV・クロカンのPWR
1.8~2.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは56.9kg/kgm(2320kg/40.8kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が10090000円、最高出力が320馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は31531円、逆に1万円あたりでは0.32馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は247304円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は162.6PS/L、トルクは20.73kgm/L、1気筒あたりの馬力は80.0馬力、トルクは10.2kgmとなり、このエンジンが320馬力を5700回転で発生させているときの平均ピストンスピードは17.7m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が93.2mmであるB420型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6440回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.78になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.73m
期待される荷室の幅 1.56m
対角線の長さ 2.33m
期待される荷室の面積 2.70m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.73m(対角線では2.33m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
JC08モード燃費 15.3km/L
燃料タンク容量 50L
航続距離(カタログ燃費) 765.0km
航続距離(80%燃費) 610.0km
満タンプライス 8000円
1万円でどこまで行ける? 956.2km
車両価格/航続距離 13190円/km

JC08モード燃費が15.3km/Lですので、燃料タンクの容量が50リットルですと航続可能距離は765.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(13.8km/L)とすると690.0km、80%(12.2km/L)だと610.0km、70%(10.7km/L)では535.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン50リットルの給油で8000円、上で計算した航続距離を踏まえると765.0km(80%燃費時610.0km)を走行するのに8000円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば956.2km(往復なら片道478.1km)、カタログ値の80%なら765.0km(片道382.5km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で765.0kmの距離を移動できるLB420XCP型 XC90 [T8 Twin-Engine AWD Inscription]という乗り物を、1009.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「13190円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合5700rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6200回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6200rpm|タイヤサイズ 275/40R21|タイヤ直径 75.3cm|円周長 236.6cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6200rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 5.250 16.80 52km/h 11830rpm 1820.6kgm
2速 3.029 9.693 0.577 1-2/3580rpm 91km/h 6830rpm 1050.4kgm
3速 1.950 6.240 0.644 2-3/3990rpm 141km/h 4400rpm 676.2kgm
4速 1.457 4.662 0.747 3-4/4630rpm 189km/h 3280rpm 505.2kgm
5速 1.221 3.907 0.838 4-5/5200rpm 225km/h 2750rpm 423.4kgm
6速 1.000 3.200 0.819 5-6/5080rpm 275km/h 2250rpm 346.8kgm
7速 0.809 2.589 0.809 6-7/5020rpm 340km/h 1820rpm 280.5kgm
8速 0.673 2.154 0.832 7-8/5160rpm 409km/h 1520rpm 233.4kgm
Final 3.200 レシオカバレッジ(変速比幅)7.801

ギヤの繋がりイメージ
LB420XCP型XC908AT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数2200-5400rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.200)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(40.8kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.200)÷タイヤの有効半径(0.3765m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は8速ギヤの409km(5700rpmでは375.7km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:5700rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

5700rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ48km/h
2速ギヤ83km/h3290rpm
3速ギヤ130km/h3670rpm
4速ギヤ174km/h4260rpm
5速ギヤ207km/h4780rpm
6速ギヤ253km/h4670rpm
7速ギヤ313km/h4610rpm
8速ギヤ376km/h4740rpm

LB420XCP型XC90に搭載されたB420型1968ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する5700rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで5700rpmまで引っ張ると48km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は5700rpmから3290rpmまで落ち、そこから5700rpmまで加速を続けると速度は83km/h(+35km/h)になります。

3速ギヤでは3670rpmまで落ちて5700rpmで130km/h(+47km/h)に、4速ギヤでは4260rpmまで落ちて5700rpmで174km/h(+44km/h)に、5速ギヤでは4780rpmまで落ちて5700rpmで207km/h(+33km/h)になります。

続いて6速ギヤでは4670rpmまで落ちて5700rpmで253km/h(+46km/h)に、7速ギヤでは4610rpmまで落ちて5700rpmで313km/h(+60km/h)に、8速ギヤでは4740rpmまで落ちて5700rpmで376km/h(+63km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが2200-5400回転で最大トルク40.8kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。

さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば56.9kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(7.250kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1820.6kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(2320kg)を1速ギヤの最大駆動力(1820.6kgm)で割ってみると1.27kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する5700回転でのトルク(40.2kgm)からTWRを算出すると1.29kg/kgmとなり、2200-5700回転の回転域では1.27-1.29kg/kgmの間で推移することがわかります。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4730 7100 9470 11830 14200 16570 21300
2速 2730 4100 5460 6830 8190 9560 12290
3速 1760 2640 3520 4400 5270 6150 7910
4速 1310 1970 2630 3280 3940 4600 5910
5速 1100 1650 2200 2750 3300 3850 4950
6速 900 1350 1800 2250 2700 3160 4060
7速 730 1090 1460 1820 2190 2550 3280
8速 610 910 1210 1520 1820 2120 2730
※赤い数字は暫定レブリミット(6200rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.673)を選択して時速100kmにて走行すると1520回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは910回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1060回転、一般的な高速道路の80km/hでは1210回転、100km/hでは1520回転、制限速度が120km/hになると1820回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは2730回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。

ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 8 17 25 34 42 51 59 68
2速 15 29 44 59 73 88 103 117
3速 23 46 68 91 114 137 159 182
4速 30 61 91 122 152 183 213 244
5速 36 73 109 145 182 218 254 291
6速 44 89 133 177 222 266 311 355
7速 55 110 165 219 274 329 384 439
8速 66 132 198 264 330 396 461 527

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6200回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの275/40R21と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 275/40R21 | 直径 753mm

-20mm
幅255mm
-10mm
幅265mm
変更なし
幅275mm
+10mm
幅285mm
+20mm
幅295mm
-5%
35
扁平
255/35R21
37.8km/h
直径712mm
径差-41mm
265/35R21
38.2km/h
直径719mm
径差-34mm
275/35R21
38.6km/h
直径726mm
径差-27mm
285/35R21
38.9km/h
直径733mm
径差-20mm
295/35R21
39.3km/h
直径740mm
径差-13mm
0%
40
扁平
255/40R21
39.2km/h
直径737mm
径差-16mm
265/40R21
39.6km/h
直径745mm
径差-8mm
275/40R21
40.0km/h
753mm
0mm
285/40R21
40.4km/h
直径761mm
径差+8mm
295/40R21
40.8km/h
直径769mm
径差+16mm
+5%
45
扁平
255/45R21
40.5km/h
直径763mm
径差+10mm
265/45R21
41.0km/h
直径772mm
径差+19mm
275/45R21
41.5km/h
直径781mm
径差+28mm
285/45R21
42.0km/h
直径790mm
径差+37mm
295/45R21
42.4km/h
直径799mm
径差+46mm
+10%
50
扁平
255/50R21
41.9km/h
直径788mm
径差+35mm
265/50R21
42.4km/h
直径798mm
径差+45mm
275/50R21
42.9km/h
直径808mm
径差+55mm
285/50R21
43.5km/h
直径818mm
径差+65mm
295/50R21
44.0km/h
直径828mm
径差+75mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、255/40R21 、265/35R21、265/40R21 、275/35R21 、285/35R21 、295/35R21あたりのタイヤがおすすめです。

275/40R21のタイヤ幅を255mmから305mmまで、扁平率を25%から55%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、275/40R21の適応サイズと性能の変化 [LB420XCP型XC90編]のページをご覧ください。

275/40R21のタイヤ銘柄と通販価格


LB420XCP型XC90[2.0L-TBSC 4WD/8AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト7.250kg/ps56.53
1速ギヤ加速性能1.27kg/kgm57.09
1L換算馬力162.6ps/L74.87
1L換算トルク20.73kgm/L68.45
WB/TR比1.7849.17
ワイド&ロー指数0.90648.09
前面の面積3.479m²26.07
最低地上高225mm18.79
スポーツ性能部門の得点399.06

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
JC08燃費15.3km/L47.36
年間維持費300930円52.22
100kmh回転数1520rpm64.20
航続距離765.0km53.55
車の大きさ17.221m³74.95
室内の広さ(仮) 3.123m³47.54
最小回転半径6.0m32.34
馬力単価31531円35.34
ユーティリティ部門の得点407.50

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した LB420XCP型XC90[2.0L-TBSC 4WD/8AT] の総合得点は 806.56 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したLB420XCP型XC90(4WD/8AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全ての7人乗SUV」、「2000ccの7人乗SUV」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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