トヨタ プリウスの性能まとめ [NHW11型|1.5L/72PS|FF/CVT|2002年] S


画像はトヨタ自動車より引用
http://toyota.jp/
投稿:2011/08/26|更新:2019/09/26

トヨタ自動車の5ドア・5人乗りセダン、NHW11型の初代プリウスは1997/12から生産が開始され、2003/09に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量1496cc(72PS/11.7kgm)の1NZ-FXE型エンジンを搭載する[S|2002/08モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4310mm×全幅1695mm×全高1490mm、排気量は1496ccであることから、大雑把に分類すると1.5リットルクラス(1500cc、自動車税は1.5L以下を適用)に属した、いわゆる5ナンバークラスの車です。とにかく排気量を増やして、とにかくボディを大きく、特に全幅を広げれば良いんだという風潮が蔓延る現代においては大変貴重な車となっています。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4310mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下|Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、いわゆるFF方式(フロントエンジン/フロントドライブ)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

NHW11型 プリウス [1496cc/72PS FF/CVT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

初代プリウスの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
1.5L-NA
FF/CVT
215.0万円
NHW10型
[Prius]
(1998/11)
58PS
10.4kgm
28.0km/L

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカーTOYOTA
車名&
グレード
プリウス
S
その他S. G ナビスペシャル. プレミアム. プレミアム21
お値段2180000円
車両型式ZA-NHW11
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
CVT(無段変速機・連続可変T/M)
ドア数&
定員
5ドア
5人
車体寸法長4310×幅1695×高1490mm
室内寸法長1850×幅1400×高1250mm
軸距&
輪距
2550mm
前1475mm/後1480mm
最小半径4.7m
タイヤ前輪:165/65R15
後輪:165/65R15
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
後:ドラム
車両重量1220kg
エンジン諸元
原動機型式1NZ-FXE
気筒配列直列4気筒+モーター
排気量1496cc
圧縮比13.0
吸気方式自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力72PS[53kW]/4500rpm
最大トルク11.7kgm[115Nm]/4200rpm
使用燃料レギュラーガソリン
10・15燃費31.0km/L(72.9mpg)
100km燃費3.2L/100km
1NZ-FXE型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。モーターを組み合わせることでハイブリッドカーとなります。
※これまでに登場したハイブリッドカーの一覧
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(39600円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(17100円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額5000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2002/08モデルのプリウスを17年落ちの中古で24万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    プリウスの2002/08モデルの場合、2019年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の10%である21.8万円に諸経費として2.2万円を足した24万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

2002年式を17年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目区分金額
自動車税(1年分)1500cc以下13年経過で増税39600
自動車重量税(1年分)1.5トン以下13年-17年経過で増税17100円
自賠責保険料(1年分)自家用乗用車13920円
燃料代(年間1万km)10000km÷26.3km/L×150円/L57030円
オイル交換(5000km毎)1回4000円×2回8000円
タイヤ交換(3年3万km毎)1本10000円×4本÷3年13330円
任意保険料(月額5000円)月額5000円×12ヶ月60000円
ローン完済後の年間維持費208980円
名目区分金額
車のローン額(1年分)月額19980円×12ヶ月239760円
ローン返済中の年間維持費448740円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度65040円
名目金額
自動車税(1年分)39600
自動車重量税(1年分)17100円
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(年間1万km)57030円
オイル交換(5000km毎)8000円
タイヤ交換(3年3万km毎)13330円
任意保険料(月額5000円)60000円
ローン完済後の年間維持費208980円
名目金額
車のローン額(1年分)239760円
ローン返済中の年間維持費448740円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
65040円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、自動車税の区分は「1500cc以下の13年経過で増税」で税額は39600円、重量税の区分は「1.5トン以下の13年-17年経過で増税」で税額は17100円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額65,040円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

今にも壊れそうな格安車から少しステップアップすると月換算で1~2万円の間、年間にすると12~24万円のクラスです。この車の場合、月単位に換算して17,415円(完済前は37,395円)になります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸れるのがこのクラスです。普通に使う分には何ら問題のないバランスの取れたクラスではないかと思います。

プリウスの中古車をGoo-netで検索!


●プリウスの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、プリウスの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則)10910円
ガソリン税(暫定)9540円
石油税1060円
消費税(10%)5180円
合計納税額26690円

例として年間走行距離を10000km、燃費を26.3km/L、ガソリンを1リットルあたり150円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は380.2Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計10910円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで9540円、石油税が2.8円/Lで1060円になります。

ガソリン車の場合は本体価格79.8円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては5180円となり、これらを合計した税額は26690円、1年間に燃料代として支払う57030円のうち46.8%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で39600円、自動車重量税が年換算で17100円ですから、合計83390円がプリウスに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)39600
自動車重量税(1年分)17100円
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(3000km分)17110円
オイル交換(年1回)4000円
タイヤ交換(3万km/6年)4000円
任意保険料(月額4000円)48000円
合計
[差額]
143730円
[-65250円]
年間5000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)39600
自動車重量税(1年分)17100円
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(5000km分)28520円
オイル交換(年1回)4000円
タイヤ交換(3万km/6年)6670円
任意保険料(月額4250円)51000円
合計
[差額]
160810円
[-48170円]
年間7000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)39600
自動車重量税(1年分)17100円
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(7000km分)39920円
オイル交換(年1回)5600円
タイヤ交換(3万km/4.3年)9330円
任意保険料(月額4500円)54000円
合計
[差額]
179470円
[-29510円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料60000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて65250円安い143730円に、5000km走行では48170円安い160810円に、7000km走行では29510円安い179470円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km50円1100円1.3万円
20km100円2200円2.6万円
30km150円3300円3.9万円
50km240円5300円6.2万円
100km480円10600円12.5万円

さて、レギュラーガソリン1リットルの燃料価格を150円、燃費を31.0km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは4.84円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は50円/日となり、20km走行なら100円/日、30km走行なら150円/日、50km走行なら240円/日、100km走行なら480円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は3300円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は3.9万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

1NZ-FXE型エンジン簡易性能曲線図
1NZ-FXE型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
4200回転時の馬力69PS
4500回転時の馬力72PS
各回転域でのトルク
4200回転時のトルク11.7kgm
4500回転時のトルク11.5kgm
1NZ-FXE型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載している1NZ型1496cc、直列4気筒+モーターの自然吸気エンジンは4500回転時に最高出力72馬力を、4200回転時に最大トルク11.7kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数がとても近いこのエンジンは、高い回転数まで回すことで力を発揮するタイプのエンジンです。回転に伴って高まるパワー感は得も言われぬ感動を与えてくれることでしょう。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4200rpmから最高出力が発生する4500rpmまで」の300rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は6.7%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
1500cc以下クラス編
トヨタの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
1500cc以下クラス編
トヨタの小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ16.94kg/PS(1220kg/72PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ16.94kg/PS
車体+1人17.71kg/PS
車体+5人20.76kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg17.78kg/PS
車体+70kg17.92kg/PS
車体+80kg18.06kg/PS
車体+90kg18.19kg/PS
車体+100kg18.33kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは17.71kg/PS(1275kg/72PS)となり、数値としては0.77kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは20.76kg/PS(1495kg/72PS)となり、3.82kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

プリウスのライバル候補車たち

17.79kg/PS
フレアワゴン
0.7L/52PS|FF/CVT
17.79kg/PS
スペーシア
0.7L/52PS|FF/CVT
17.79kg/PS
スペーシア カスタムZ
0.7L/52PS|FF/CVT
17.67kg/PS
N-BOX スラッシュ
0.7L/58PS|4WD/CVT
17.79kg/PS
MRワゴン Wit
0.7L/52PS|4WD/CVT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ17.71kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

17.53kg/PSから17.89kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、マツダの4人乗り軽ミニバン「MM53S型 フレアワゴン」、スズキの4人乗り軽ミニバン「MK53S型 スペーシア」、スズキの4人乗り軽ミニバン「MK42S型 スペーシア カスタムZ」、ホンダの4人乗り軽ミニバン「JF2型 N-BOX スラッシュ」、スズキの4人乗り軽ミニバン「MF33S型 MRワゴン Wit」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

NHW11型 プリウス [S]とパワーウェイトレシオが近い車種|17.71kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比1.73
平均ピストンスピード12.7m/s
トルクウェイトレシオ104.3kg/kgm
1馬力あたりのお値段30278円
排気量1Lあたり馬力48.1PS/L
排気量1Lあたりトルク7.82kgm/L
1気筒あたりの馬力18.0PS
1気筒あたりのトルク2.9kgm
パワーバンド比率6.7%
各種ランキング
セダンのPWR
1.3~1.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは104.3kg/kgm(1220kg/11.7kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が2180000円、最高出力が72馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は30278円、逆に1万円あたりでは0.33馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は186325円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は48.1PS/L、トルクは7.82kgm/L、1気筒あたりの馬力は18.0馬力、トルクは2.9kgmとなり、このエンジンが72馬力を4500回転で発生させているときの平均ピストンスピードは12.7m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が84.7mmである1NZ型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7080回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.73になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高3.2m³
1人あたりのスペース約0.6m³
室内長/全長42.9%
室内幅/全幅82.6%
室内高/全高83.9%
室内容積/車両体積29.4%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.2m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.6m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は42.9%、同じく室内幅と全幅の比率は82.6%、同じく室内高と全高の比率は83.9%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は29.4%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車室内幅が広い車室内高が高い車車内の空間が広い車


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ1.51m
期待される荷室の幅1.30m
対角線の長さ1.99m
期待される荷室の面積1.96m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.51m(対角線では1.99m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費31.0km/L
燃料タンク容量50L
航続距離(カタログ燃費)1550.0km
航続距離(80%燃費)1240.0km
満タンプライス7500円
1万円でどこまで行ける?2066.7km
車両価格/航続距離1406円/km

10・15モード燃費が31.0km/Lですので、燃料タンクの容量が50リットルですと航続可能距離は1550.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(27.9km/L)とすると1395.0km、80%(24.8km/L)だと1240.0km、70%(21.7km/L)では1085.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリン50リットルの給油で7500円、上で計算した航続距離を踏まえると1550.0km(80%燃費時1240.0km)を走行するのに7500円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば2066.7km(往復なら片道1033.3km)、カタログ値の80%なら1653.3km(片道826.7km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で1550.0kmの距離を移動できるNHW11型 プリウス [S]という乗り物を、218.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「1406円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


純正装着タイヤの165/65R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 165/65R15 | 直径 596mm

-20mm
幅145mm
-10mm
幅155mm
変更なし
幅165mm
+10mm
幅175mm
+20mm
幅185mm
-5%
60
扁平
145/60R15
37.2km/h
直径555mm
径差-41mm
155/60R15
38.1km/h
直径567mm
径差-29mm
165/60R15
38.9km/h
直径579mm
径差-17mm
175/60R15
39.7km/h
直径591mm
径差-5mm
185/60R15
40.5km/h
直径603mm
径差+7mm
0%
65
扁平
145/65R15
38.3km/h
直径570mm
径差-26mm
155/65R15
39.1km/h
直径583mm
径差-13mm
165/65R15
40.0km/h
596mm
0mm
175/65R15
40.9km/h
直径609mm
径差+13mm
185/65R15
41.7km/h
直径622mm
径差+26mm
+5%
70
扁平
145/70R15
39.2km/h
直径584mm
径差-12mm
155/70R15
40.1km/h
直径598mm
径差+2mm
165/70R15
41.1km/h
直径612mm
径差+16mm
175/70R15
42.0km/h
直径626mm
径差+30mm
185/70R15
43.0km/h
直径640mm
径差+44mm
+10%
75
扁平
145/75R15
40.2km/h
直径599mm
径差+3mm
155/75R15
41.2km/h
直径614mm
径差+18mm
165/75R15
42.2km/h
直径629mm
径差+33mm
175/75R15
43.2km/h
直径644mm
径差+48mm
185/75R15
44.2km/h
直径659mm
径差+63mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、145/65R15、145/70R15 、155/60R15、155/65R15 、165/60R15 、175/60R15 あたりのタイヤがおすすめです。

165/65R15のタイヤ幅を145mmから195mmまで、扁平率を50%から80%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを15インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが165/65R15のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

165/65R15のタイヤ銘柄と通販価格


NHW11型プリウス[1.5L-NA FF/CVT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト16.94kg/ps28.82
1速ギヤ加速性能39.27
1L換算馬力48.1ps/L29.53
1L換算トルク7.82kgm/L28.61
WB/TR比1.7354.38
ワイド&ロー指数0.87949.99
前面の面積2.526m²51.46
最低地上高43.38
スポーツ性能部門の得点325.44

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費31.0km/L89.47
年間維持費208980円60.91
100kmh回転数42.85
航続距離1550.0km102.17
車の大きさ10.885m³48.24
室内の広さ3.237m³48.76
最小回転半径4.7m60.00
馬力単価30278円37.04
ユーティリティ部門の得点489.44

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した NHW11型プリウス[1.5L-NA FF/CVT] の総合得点は 814.88 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したNHW11型プリウス(FF/CVT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「1500ccのセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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