トヨタ マークIIの性能まとめ [GX81型|2.0L/150PS|FR/4AT|1990年] Grande TwinCam24


画像はトヨタ自動車より引用
http://toyota.jp/
投稿:2011/11/29|更新:2019/09/26

トヨタ自動車の4ドア・5人乗りセダン、GX81型の6代目マークIIは1988/08から生産が開始され、1993/02に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量1988cc(150PS/18.6kgm)の1G-GE型エンジンを搭載する[Grande TwinCam24|1990/08モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4690mm×全幅1695mm×全高1405mm、排気量は1988ccであることから、大雑把に分類すると2.0リットルクラス(2000cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属した、いわゆる5ナンバークラスの車です。とにかく排気量を増やして、とにかくボディを大きく、特に全幅を広げれば良いんだという風潮が蔓延る現代においては大変貴重な車となっています。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4690mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下|Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、いわゆるFR方式(フロントエンジン/リヤドライブ)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

GX81型 マークII [1988cc/150PS FR/4AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

ギヤ比と加速力&エンジン回転数と最高速

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

6代目マークIIの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
2.0L-NA
FR/5MT
227.7万円
GX81型
[Grande TwinCam24]
(1990/08)
150PS
18.6kgm
10.2km/L
2.5L-TB
FR/4AT
305.8万円
JZX81型
[GT Twin-Turbo]
(1990/08)
280PS
37.0kgm
7.2km/L
3.0L-NA
FR/4AT
300.2万円
MX83型
[Grande-G]
(1990/08)
200PS
27.0kgm
8.1km/L

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカーTOYOTA
車名&
グレード
マークII
Grande TwinCam24
その他グランデ ツインカム24
お値段2375000円
車両型式E-GX81
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
4AT(4段変速・自動)
ドア数&
定員
4ドア
5人
車体寸法長4690×幅1695×高1405mm
室内寸法長1930×幅1445×高1170mm
軸距&
輪距
2680mm
前1455mm/後1455mm
最小半径5.0m
最低高155mm
タイヤ前輪:195/70R14
後輪:195/70R14
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量1390kg
エンジン諸元
原動機型式1G-GE
気筒配列直列6気筒
排気量1988cc
圧縮比9.5
吸気方式自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力150PS[110kW]/6200rpm
最大トルク18.6kgm[182Nm]/5600rpm
使用燃料レギュラーガソリン
10・15燃費9.1km/L(21.4mpg)
100km燃費11.0L/100km
1G-GE型エンジンの諸元と性能まとめ
直列6気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に6個配置する方式。理論上では完全バランスなれど今や絶滅危惧種。
※直列6気筒エンジンを搭載する車種の一覧
直列6気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(45400円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(18900円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1990/08モデルのマークIIを29年落ちの中古で26.2万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    マークIIの1990/08モデルの場合、2019年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の10%である23.8万円に諸経費として2.4万円を足した26.2万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

1990年式を29年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目区分金額
自動車税(1年分)2000cc以下13年経過で増税45400
自動車重量税(1年分)1.5トン以下18年経過で増税18900
自賠責保険料(1年分)自家用乗用車13920円
燃料代(年間1万km)10000km÷7.7km/L×150円/L194810円
オイル交換(5000km毎)1回4500円×2回9000円
タイヤ交換(3年3万km毎)1本8000円×4本÷3年10670円
任意保険料(月額5500円)月額5500円×12ヶ月66000円
ローン完済後の年間維持費358700円
名目区分金額
車のローン額(1年分)月額21820円×12ヶ月261840円
ローン返済中の年間維持費620540円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度68640円
名目金額
自動車税(1年分)45400
自動車重量税(1年分)18900
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(年間1万km)194810円
オイル交換(5000km毎)9000円
タイヤ交換(3年3万km毎)10670円
任意保険料(月額5500円)66000円
ローン完済後の年間維持費358700円
名目金額
車のローン額(1年分)261840円
ローン返済中の年間維持費620540円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
68640円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、自動車税の区分は「2000cc以下の13年経過で増税」で税額は45400円、重量税の区分は「1.5トン以下の18年経過で増税」で税額は18900円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本8000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額68,640円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

車に対して少し色気を出すと月換算で2~3万円の間、年間にすると24~36万円のクラスです。この車の場合は月単位で換算すると29,892円(完済前は51,712円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければ…」と呟くその姿は自慢げなようでありながら哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにはいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。

マークIIの中古車をGoo-netで検索!


●マークIIの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、マークIIの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則)37270円
ガソリン税(暫定)32600円
石油税3640円
消費税(10%)17710円
合計納税額91220円

例として年間走行距離を10000km、燃費を7.7km/L、ガソリンを1リットルあたり150円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は1298.7Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計37270円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで32600円、石油税が2.8円/Lで3640円になります。

ガソリン車の場合は本体価格79.8円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては17710円となり、これらを合計した税額は91220円、1年間に燃料代として支払う194810円のうち46.8%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で45400円、自動車重量税が年換算で18900円ですから、合計155520円がマークIIに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)45400
自動車重量税(1年分)18900
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(3000km分)58440円
オイル交換(年1回)4500円
タイヤ交換(3万km/6年)3200円
任意保険料(月額4400円)52800円
合計
[差額]
197160円
[-161540円]
年間5000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)45400
自動車重量税(1年分)18900
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(5000km分)97410円
オイル交換(年1回)4500円
タイヤ交換(3万km/6年)5340円
任意保険料(月額4680円)56160円
合計
[差額]
241630円
[-117070円]
年間7000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)45400
自動車重量税(1年分)18900
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(7000km分)136370円
オイル交換(年1回)6300円
タイヤ交換(3万km/4.3年)7470円
任意保険料(月額4950円)59400円
合計
[差額]
287760円
[-70940円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて161540円安い197160円に、5000km走行では117070円安い241630円に、7000km走行では70940円安い287760円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km160円3500円4.2万円
20km330円7300円8.6万円
30km490円10800円12.7万円
50km820円18000円21.3万円
100km1650円36300円42.9万円

さて、レギュラーガソリン1リットルの燃料価格を150円、燃費を9.1km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは16.48円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は160円/日となり、20km走行なら330円/日、30km走行なら490円/日、50km走行なら820円/日、100km走行なら1650円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は10800円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は12.7万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

1G-GE型エンジン簡易性能曲線図
1G-GE型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
5600回転時の馬力145PS
6200回転時の馬力150PS
各回転域でのトルク
5600回転時のトルク18.6kgm
6200回転時のトルク17.3kgm
1G-GE型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載している1G型1988cc、直列6気筒の自然吸気エンジンは6200回転時に最高出力150馬力を、5600回転時に最大トルク18.6kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数がとても近いこのエンジンは、高い回転数まで回すことで力を発揮するタイプのエンジンです。回転に伴って高まるパワー感は得も言われぬ感動を与えてくれることでしょう。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する5600rpmから最高出力が発生する6200rpmまで」の600rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は9.7%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
トヨタの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
トヨタの小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ9.27kg/PS(1390kg/150PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ9.27kg/PS
車体+1人9.63kg/PS
車体+5人11.10kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg9.67kg/PS
車体+70kg9.73kg/PS
車体+80kg9.80kg/PS
車体+90kg9.87kg/PS
車体+100kg9.93kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは9.63kg/PS(1445kg/150PS)となり、数値としては0.36kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは11.10kg/PS(1665kg/150PS)となり、1.83kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

マークIIのライバル候補車たち

9.71kg/PS
CX-30
2.0L/156PS|4WD/6MT
9.61kg/PS
カローラ ツーリング
1.8L/140PS|FF/CVT
9.75kg/PS
508 SW
2.0L/177PS|FF/8AT
9.58kg/PS
C5 エアクロス
2.0L/177PS|FF/8AT
9.70kg/PS
レネゲード
1.4L/151PS|FF/6AT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ9.63kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

9.44kg/PSから9.82kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、マツダの5人乗りSUV「DMEP型 CX-30」、トヨタの5人乗りワゴン「ZRE212W型 カローラ ツーリング」、プジョーの5人乗りワゴン「R8AH01型 508 SW」、シトロエンの5人乗りSUV「C84AH01型 C5 エアクロス」、JEEPの5人乗りSUV「BU13型 レネゲード」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

GX81型 マークII [Grande TwinCam24]とパワーウェイトレシオが近い車種|9.63kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比1.84
平均ピストンスピード15.5m/s
トルクウェイトレシオ74.7kg/kgm
1馬力あたりのお値段15833円
排気量1Lあたり馬力75.5PS/L
排気量1Lあたりトルク9.36kgm/L
1気筒あたりの馬力25.0PS
1気筒あたりのトルク3.1kgm
パワーバンド比率9.7%
各種ランキング
セダンのPWR
1.8~2.0LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは74.7kg/kgm(1390kg/18.6kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が2375000円、最高出力が150馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は15833円、逆に1万円あたりでは0.63馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は127688円、1万円あたりでは0.08kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は75.5PS/L、トルクは9.36kgm/L、1気筒あたりの馬力は25.0馬力、トルクは3.1kgmとなり、このエンジンが150馬力を6200回転で発生させているときの平均ピストンスピードは15.5m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が75.0mmである1G型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は8000回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.84になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高3.3m³
1人あたりのスペース約0.7m³
室内長/全長41.2%
室内幅/全幅85.3%
室内高/全高83.3%
室内容積/車両体積29.5%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.3m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.7m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は41.2%、同じく室内幅と全幅の比率は85.3%、同じく室内高と全高の比率は83.3%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は29.5%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車室内幅が広い車室内高が高い車車内の空間が広い車


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ1.64m
期待される荷室の幅1.34m
対角線の長さ2.12m
期待される荷室の面積2.20m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.64m(対角線では2.12m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費9.1km/L
燃料タンク容量65L
航続距離(カタログ燃費)591.5km
航続距離(80%燃費)474.5km
満タンプライス9750円
1万円でどこまで行ける?606.7km
車両価格/航続距離4015円/km

10・15モード燃費が9.1km/Lですので、燃料タンクの容量が65リットルですと航続可能距離は591.5kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(8.2km/L)とすると533.0km、80%(7.3km/L)だと474.5km、70%(6.4km/L)では416.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリン65リットルの給油で9750円、上で計算した航続距離を踏まえると591.5km(80%燃費時474.5km)を走行するのに9750円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば606.7km(往復なら片道303.3km)、カタログ値の80%なら485.3km(片道242.7km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で591.5kmの距離を移動できるGX81型 マークII [Grande TwinCam24]という乗り物を、237.5万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「4015円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合6200rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6700回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6700rpm|タイヤサイズ 195/70R14|タイヤ直径 62.9cm|円周長 197.6cm
ギヤギヤ比総減速比ステップ比シフトアップ
後の回転数
6700rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速2.80412.7862km/h10780rpm755.5kgm
2速1.5316.9750.5461-2/3660rpm114km/h5880rpm412.5kgm
3速1.0004.5560.6532-3/4380rpm174km/h3840rpm269.4kgm
4速0.7053.2120.7053-4/4720rpm247km/h2710rpm190.0kgm
Final4.556レシオカバレッジ(変速比幅)3.977

ギヤの繋がりイメージ
GX81型マークII4AT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数5600rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.556)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(18.6kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.556)÷タイヤの有効半径(0.3145m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は4速ギヤの247km(6200rpmでは228.9km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:6200rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

6200rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ58km/h
2速ギヤ105km/h3390rpm
3速ギヤ161km/h4050rpm
4速ギヤ229km/h4370rpm

GX81型マークIIに搭載された1G型1988ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する6200rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで6200rpmまで引っ張ると58km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は6200rpmから3390rpmまで落ち、そこから6200rpmまで加速を続けると速度は105km/h(+47km/h)になります。

3速ギヤでは4050rpmまで落ちて6200rpmで161km/h(+56km/h)に、4速ギヤでは4370rpmまで落ちて6200rpmで229km/h(+68km/h)に、という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが5600回転で最大トルク18.6kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。

さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば74.7kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(9.27kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと755.5kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1390kg)を1速ギヤの最大駆動力(755.5kgm)で割ってみると1.84kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する6200回転でのトルク(17.3kgm)からTWRを算出すると1.98kg/kgmとなり、5600-6200回転の回転域では1.84-1.98kg/kgmの間で推移することがわかります。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速43106470862010780129301509019400
2速23503530471058807060824010590
3速1540231030703840461053806920
4速1080163021702710325037904880
※赤い数字は暫定レブリミット(6700rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.705)を選択して時速100kmにて走行すると2710回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1630回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1900回転、一般的な高速道路の80km/hでは2170回転、100km/hでは2710回転、制限速度が120km/hになると3250回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは4880回転まで回ります。

一般的な自動車であれば時速100kmでの巡航回転数は2500回転付近に落ち着くようですが、その中でも若干高めの回転数となっています。標準的なギヤ比の範囲内ながらも静粛性や燃費よりも加速に重きを置いた設定なので、高速道路やバイパスを走行するとき、ふと「もう1段上のギヤがあったらなあ‥」と呟くことがあるかもしれません。

ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速919283746566574
2速1734516885102119136
3速265278104130156182208
4速3774111148185221258295

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6700回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの195/70R14と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 195/70R14 | 直径 629mm

-20mm
幅175mm
-10mm
幅185mm
変更なし
幅195mm
+10mm
幅205mm
+20mm
幅215mm
-5%
65
扁平
175/65R14
37.1km/h
直径584mm
径差-45mm
185/65R14
38.0km/h
直径597mm
径差-32mm
195/65R14
38.8km/h
直径610mm
径差-19mm
205/65R14
39.6km/h
直径623mm
径差-6mm
215/65R14
40.4km/h
直径636mm
径差+7mm
0%
70
扁平
175/70R14
38.2km/h
直径601mm
径差-28mm
185/70R14
39.1km/h
直径615mm
径差-14mm
195/70R14
40.0km/h
629mm
0mm
205/70R14
40.9km/h
直径643mm
径差+14mm
215/70R14
41.8km/h
直径657mm
径差+28mm
+5%
75
扁平
175/75R14
39.4km/h
直径619mm
径差-10mm
185/75R14
40.3km/h
直径634mm
径差+5mm
195/75R14
41.3km/h
直径649mm
径差+20mm
205/75R14
42.2km/h
直径664mm
径差+35mm
215/75R14
43.2km/h
直径679mm
径差+50mm
+10%
80
扁平
175/80R14
40.4km/h
直径636mm
径差+7mm
185/80R14
41.5km/h
直径652mm
径差+23mm
195/80R14
42.5km/h
直径668mm
径差+39mm
205/80R14
43.5km/h
直径684mm
径差+55mm
215/80R14
44.5km/h
直径700mm
径差+71mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、175/70R14、175/75R14 、185/70R14 、195/65R14 、205/65R14 あたりのタイヤがおすすめです。

195/70R14のタイヤ幅を175mmから225mmまで、扁平率を55%から85%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、195/70R14の適応サイズと性能の変化 [GX81型マークII編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご検討くださいませ。


GX81型マークII[2.0L-NA FR/4AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト9.27kg/ps50.76
1速ギヤ加速性能1.84kg/kgm44.25
1L換算馬力75.5ps/L51.77
1L換算トルク9.36kgm/L48.10
WB/TR比1.8442.92
ワイド&ロー指数0.82953.57
前面の面積2.381m²55.40
最低地上高155mm49.44
スポーツ性能部門の得点396.21

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費9.1km/L41.55
年間維持費358700円46.80
100kmh回転数2710rpm47.36
航続距離591.5km42.79
車の大きさ11.169m³49.45
室内の広さ3.263m³49.03
最小回転半径5.0m53.62
馬力単価15833円56.66
ユーティリティ部門の得点387.26

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した GX81型マークII[2.0L-NA FR/4AT] の総合得点は 783.47 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したGX81型マークII(FR/4AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「2000ccのセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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