純正装着タイヤが325/35R20のとき互換可能なタイヤサイズ

ここでは、325/35R20タイヤのホイールサイズはそのままに、タイヤ幅を-20mmから+30mm(305mm-355mm)まで、扁平率を-15%から+15%(20%-50%)までの間で変化させ、タイヤ直径(外径)の変化量と時速40km時のスピードメーター誤差、最低地上高(車高)への影響を調べています。

325/35R20のタイヤを装着する車種の例としては、KT44型X5M、KT44型X6Mなどが該当します。

純正タイヤ 325/35R20 | 径 736mm | ホイールサイズ変更なし

-20mm
幅305mm
-10mm
幅315mm
変更なし
幅325mm
+10mm
幅335mm
+20mm
幅345mm
+30mm
幅355mm
-15%
20
扁平
305/20R20
34.2km/h
外径 630mm
径差 -106mm
車高 -53mm
315/20R20
34.5km/h
外径 634mm
径差 -102mm
車高 -51mm
325/20R20
34.7km/h
外径 638mm
径差 -98mm
車高 -49mm
335/20R20
34.9km/h
外径 642mm
径差 -94mm
車高 -47mm
345/20R20
35.1km/h
外径 646mm
径差 -90mm
車高 -45mm
355/20R20
35.3km/h
外径 650mm
径差 -86mm
車高 -43mm
-10%
25
扁平
305/25R20
35.9km/h
外径 661mm
径差 -75mm
車高 -38mm
315/25R20
36.2km/h
外径 666mm
径差 -70mm
車高 -35mm
325/25R20
36.5km/h
外径 671mm
径差 -65mm
車高 -33mm
335/25R20
36.7km/h
外径 676mm
径差 -60mm
車高 -30mm
345/25R20
37.0km/h
外径 681mm
径差 -55mm
車高 -28mm
355/25R20
37.3km/h
外径 686mm
径差 -50mm
車高 -25mm
-5%
30
扁平
305/30R20
37.6km/h
外径 691mm
径差 -45mm
車高 -23mm
315/30R20
37.9km/h
外径 697mm
径差 -39mm
車高 -20mm
325/30R20
38.2km/h
外径 703mm
径差 -33mm
車高 -17mm
335/30R20
38.5km/h
外径 709mm
径差 -27mm
車高 -14mm
345/30R20
38.9km/h
外径 715mm
径差 -21mm
車高 -11mm
355/30R20
39.2km/h
外径 721mm
径差 -15mm
車高 -8mm
変更
なし
35
扁平
305/35R20
39.2km/h
外径 722mm
径差 -14mm
車高 -7mm
315/35R20
39.6km/h
外径 729mm
径差 -7mm
車高 -4mm
325/35R20
40.0km/h
外径 736mm
径差 0mm
車高 0mm
335/35R20
40.4km/h
外径 743mm
径差 +7mm
車高 +4mm
345/35R20
40.8km/h
外径 750mm
径差 +14mm
車高 +7mm
355/35R20
41.1km/h
外径 757mm
径差 +21mm
車高 +11mm
+5%
40
扁平
305/40R20
40.9km/h
外径 752mm
径差 +16mm
車高 +8mm
315/40R20
41.3km/h
外径 760mm
径差 +24mm
車高 +12mm
325/40R20
41.7km/h
外径 768mm
径差 +32mm
車高 +16mm
335/40R20
42.2km/h
外径 776mm
径差 +40mm
車高 +20mm
345/40R20
42.6km/h
外径 784mm
径差 +48mm
車高 +24mm
355/40R20
43.0km/h
外径 792mm
径差 +56mm
車高 +28mm
+10%
45
扁平
305/45R20
42.6km/h
外径 783mm
径差 +47mm
車高 +24mm
315/45R20
43.0km/h
外径 792mm
径差 +56mm
車高 +28mm
325/45R20
43.5km/h
外径 801mm
径差 +65mm
車高 +33mm
335/45R20
44.0km/h
外径 810mm
径差 +74mm
車高 +37mm
345/45R20
44.5km/h
外径 819mm
径差 +83mm
車高 +42mm
355/45R20
45.0km/h
外径 828mm
径差 +92mm
車高 +46mm
+15%
50
扁平
305/50R20
44.2km/h
外径 813mm
径差 +77mm
車高 +39mm
315/50R20
44.7km/h
外径 823mm
径差 +87mm
車高 +44mm
325/50R20
45.3km/h
外径 833mm
径差 +97mm
車高 +49mm
335/50R20
45.8km/h
外径 843mm
径差 +107mm
車高 +54mm
345/50R20
46.4km/h
外径 853mm
径差 +117mm
車高 +59mm
355/50R20
46.9km/h
外径 863mm
径差 +127mm
車高 +64mm
325/35R20からのインチダウン・インチアップは下記リンク先をご覧ください。
18インチに
サイズダウン
19インチに
サイズダウン
21インチに
サイズアップ
22インチに
サイズアップ
23インチに
サイズアップ

※H19年1月1日以降に製造された車両の基準ではスピードメーターが時速40kmを示すとき、実際の速度が30.9km/hから42.5km/h(-22%から+6%くらい)の範囲になければ車検に合格することができません。(H18年12月31日までの車両は30.9km/hから44.4km/h)

※マイナス方向は大きな誤差でも許されるので原則として水色、38.0km/hから40.8km/h(-5.0%から+2.0%)の範囲にある現実的な互換タイヤは緑色、42.5km/h(+6.0%)までにある少し危うい雰囲気の漂うタイヤは橙色に着色しています。(同サイズでも直径に多少の差異があるため非推奨)

※各欄の一番下にある「車高 ○○mm」は、タイヤを変更したことで上下する全高および最低地上高の量を表示しています。車高を下げたいからとタイヤを小さくすると、確かに車高は下がりますがホイールアーチとの隙間も大きくなりますので、見かたによっては格好が悪くなります。逆にタイヤを大きくすると車高を上げることはできますが、ホイールアーチと干渉するなど物理的に入らない場合があります。

もし325/35R20からサイズ変更するのであれば、誤差が小さく車検も安心な-5.0%から0%までの範囲にある、305/35R20、315/35R20、325/30R20、335/30R20、345/30R20、355/30R20あたりがおすすめです。

エンジン回転数から考えるスピードメーター誤差

画像はBMWより引用

X6M 4WD/8AT
純正サイズ|325/35R20
直径736mm
円周長2.312m
時速102.7km/h
小さいサイズ|305/20R20
直径630mm-106mm
円周長1.979m-0.333m
時速87.9km/h-14.8km/h
大きいサイズ|355/50R20
直径863mm+127mm
円周長2.711m+0.399m
時速120.4km/h+17.7km/h

ここでは325/35R20を装着した代表的な車種であるKT44型X6M(BaseGrade F16)の諸元を参考に、タイヤ径の変化がスピードメーターと実際の速度にどのような影響を及ぼすかを見てみます。

たとえばエンジンが1500rpmで回っているとき、最も高い減速比(変速比)が0.640とすると、ここでまずトルクが0.640倍になる代わりに回転数が2340rpmまで上がります。その先にあるファイナルギヤの減速比(終減速比)が3.154とすると、さらにトルクが3.154倍になる代わりに回転数が740rpmまで下がります。

この740rpmがタイヤの回転数となるわけですが、標準サイズの325/35R20の直径は736mmですから、タイヤ1回転あたりの円周長は2.312m、これが1分間に740回転しますと1710.9mの距離を進むことになります。これを時速換算すると102.7km/hで、ここからはこの時速を基準に進めていきます。

純正タイヤ装着時のメーター誤差がゼロとして、もしタイヤ幅-20mm、扁平率-15%の305/20R20(直径630mm/純正タイヤとの差-106mm)の小さなタイヤに変更しますと円周長は1.979mとなり、同じ740回転でも進む距離は1464.5m(-246.4m)まで減少します。メーター読みの時速では同じ102.7km/hでも、実際の速度は-14.8km/hの87.9km/hまで低下します。

逆にタイヤ幅+30mm、扁平率+15%の355/50R20(直径863mm/純正タイヤとの差+127mm)の大きなタイヤに変更しますと円周長は2.711mとなり、同じ740回転でも進む距離は2006.1m(+295.2m)まで伸びます。メーター読みは102.7km/hでも実際の速度は+17.7km/hの120.4km/hとなりますので、その気もないのに速度違反キップを授与されかねません。

実走行距離とオドメーターでの走行距離の乖離

純正サイズ|325/35R20
走行距離500km
燃費20km/L
小さいサイズ|305/20R20
走行距離584.1km+84.1km
燃費23.4km/L+3.4km/L
大きいサイズ|355/50R20
走行距離426.4km-73.6km
燃費17.1km/L-2.9km/L

たとえば純正タイヤで500kmの長距離ドライブをしたとき、給油量が25L、満タン法での燃費が20km/Lだったとします。

小さな305/20R20のタイヤでは実際の距離を500km走行するために必要なタイヤの回転数が増えますので、オドメーター(走行距離計)の走行距離も伸びて584.1kmを示します。この距離をもとに25Lの給油をすると燃費は23.4km/Lで本来よりも良好に出て、カタログ燃費を超えた!と糠喜びをすることになります。

大きな355/50R20ではタイヤの必要回転数が減りますので、見かけ上の走行距離も減って426.4kmを示し、燃費は17.1km/Lと短く出てきて必要以上にガッカリしてしまいます。

タイヤサイズの変更は乗り心地や操縦安定性および走行安定性の変化だけでなく、お財布にダイレクトな不都合(特に純正比で大きくなる方向のタイヤ)もいろいろとありますので、くれぐれも保安基準から逸脱しないよう用法用量を守って正しくご変更ください。

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