純正装着タイヤが305/30R20のとき互換可能なタイヤサイズ

ここでは、305/30R20タイヤのホイールサイズはそのままに、タイヤ幅を-20mmから+30mm(285mm-335mm)まで、扁平率を-15%から+15%(15%-45%)までの間で変化させ、タイヤ直径(外径)の変化量と時速40km時のスピードメーター誤差、最低地上高(車高)への影響を調べています。

305/30R20のタイヤを装着する車種の例としては、NC1型NSX、4SCSPD型R8 クーペ、4SDMWF型R8 スパイダー、F488型488GTB、F488型488スパイダー、ZFCSJ型ウラカン、F142VS型458スペチアーレ、J60MA型Fタイプなどが該当します。

純正タイヤ 305/30R20 | 径 691mm | ホイールサイズ変更なし

-20mm
幅285mm
-10mm
幅295mm
変更なし
幅305mm
+10mm
幅315mm
+20mm
幅325mm
+30mm
幅335mm
-15%
15
扁平
285/15R20
34.4km/h
外径 594mm
径差 -97mm
車高 -49mm
295/15R20
34.6km/h
外径 597mm
径差 -94mm
車高 -47mm
305/15R20
34.7km/h
外径 600mm
径差 -91mm
車高 -46mm
315/15R20
34.9km/h
外径 603mm
径差 -88mm
車高 -44mm
325/15R20
35.1km/h
外径 606mm
径差 -85mm
車高 -43mm
335/15R20
35.3km/h
外径 609mm
径差 -82mm
車高 -41mm
-10%
20
扁平
285/20R20
36.0km/h
外径 622mm
径差 -69mm
車高 -35mm
295/20R20
36.2km/h
外径 626mm
径差 -65mm
車高 -33mm
305/20R20
36.5km/h
外径 630mm
径差 -61mm
車高 -31mm
315/20R20
36.7km/h
外径 634mm
径差 -57mm
車高 -29mm
325/20R20
36.9km/h
外径 638mm
径差 -53mm
車高 -27mm
335/20R20
37.2km/h
外径 642mm
径差 -49mm
車高 -25mm
-5%
25
扁平
285/25R20
37.7km/h
外径 651mm
径差 -40mm
車高 -20mm
295/25R20
38.0km/h
外径 656mm
径差 -35mm
車高 -18mm
305/25R20
38.3km/h
外径 661mm
径差 -30mm
車高 -15mm
315/25R20
38.6km/h
外径 666mm
径差 -25mm
車高 -13mm
325/25R20
38.8km/h
外径 671mm
径差 -20mm
車高 -10mm
335/25R20
39.1km/h
外径 676mm
径差 -15mm
車高 -8mm
変更
なし
30
扁平
285/30R20
39.3km/h
外径 679mm
径差 -12mm
車高 -6mm
295/30R20
39.7km/h
外径 685mm
径差 -6mm
車高 -3mm
305/30R20
40.0km/h
外径 691mm
径差 0mm
車高 0mm
315/30R20
40.3km/h
外径 697mm
径差 +6mm
車高 +3mm
325/30R20
40.7km/h
外径 703mm
径差 +12mm
車高 +6mm
335/30R20
41.0km/h
外径 709mm
径差 +18mm
車高 +9mm
+5%
35
扁平
285/35R20
41.0km/h
外径 708mm
径差 +17mm
車高 +9mm
295/35R20
41.4km/h
外径 715mm
径差 +24mm
車高 +12mm
305/35R20
41.8km/h
外径 722mm
径差 +31mm
車高 +16mm
315/35R20
42.2km/h
外径 729mm
径差 +38mm
車高 +19mm
325/35R20
42.6km/h
外径 736mm
径差 +45mm
車高 +23mm
335/35R20
43.0km/h
外径 743mm
径差 +52mm
車高 +26mm
+10%
40
扁平
285/40R20
42.6km/h
外径 736mm
径差 +45mm
車高 +23mm
295/40R20
43.1km/h
外径 744mm
径差 +53mm
車高 +27mm
305/40R20
43.5km/h
外径 752mm
径差 +61mm
車高 +31mm
315/40R20
44.0km/h
外径 760mm
径差 +69mm
車高 +35mm
325/40R20
44.5km/h
外径 768mm
径差 +77mm
車高 +39mm
335/40R20
44.9km/h
外径 776mm
径差 +85mm
車高 +43mm
+15%
45
扁平
285/45R20
44.3km/h
外径 765mm
径差 +74mm
車高 +37mm
295/45R20
44.8km/h
外径 774mm
径差 +83mm
車高 +42mm
305/45R20
45.3km/h
外径 783mm
径差 +92mm
車高 +46mm
315/45R20
45.8km/h
外径 792mm
径差 +101mm
車高 +51mm
325/45R20
46.4km/h
外径 801mm
径差 +110mm
車高 +55mm
335/45R20
46.9km/h
外径 810mm
径差 +119mm
車高 +60mm
305/30R20からのインチダウン・インチアップは下記リンク先をご覧ください。
18インチに
サイズダウン
19インチに
サイズダウン
21インチに
サイズアップ
22インチに
サイズアップ
23インチに
サイズアップ

※H19年1月1日以降に製造された車両の基準ではスピードメーターが時速40kmを示すとき、実際の速度が30.9km/hから42.5km/h(-22%から+6%くらい)の範囲になければ車検に合格することができません。(H18年12月31日までの車両は30.9km/hから44.4km/h)

※マイナス方向は大きな誤差でも許されるので原則として水色、38.0km/hから40.8km/h(-5.0%から+2.0%)の範囲にある現実的な互換タイヤは緑色、42.5km/h(+6.0%)までにある少し危うい雰囲気の漂うタイヤは橙色に着色しています。(同サイズでも直径に多少の差異があるため非推奨)

※各欄の一番下にある「車高 ○○mm」は、タイヤを変更したことで上下する全高および最低地上高の量を表示しています。車高を下げたいからとタイヤを小さくすると、確かに車高は下がりますがホイールアーチとの隙間も大きくなりますので、見かたによっては格好が悪くなります。逆にタイヤを大きくすると車高を上げることはできますが、ホイールアーチと干渉するなど物理的に入らない場合があります。

もし305/30R20からサイズ変更するのであれば、誤差が小さく車検も安心な-5.0%から0%までの範囲にある、285/30R20、295/30R20、305/25R20、315/25R20、325/25R20、335/25R20あたりがおすすめです。

エンジン回転数から考えるスピードメーター誤差

画像はアウディより引用

R8 クーペ 4WD/7AT
純正サイズ|305/30R20
直径 691mm
円周長 2.171m
時速 101.6km/h
小さいサイズ|285/15R20
直径 594mm -97mm
円周長 1.866m -0.305m
時速 87.3km/h -14.3km/h
大きいサイズ|335/45R20
直径 810mm +119mm
円周長 2.545m +0.374m
時速 119.1km/h +17.5km/h

ここでは305/30R20を装着した代表的な車種である4SDMWF型R8 クーペ(V10 Performance 5.2-FSI Quattro S-tronic)の諸元を参考に、タイヤ径の変化がスピードメーターと実際の速度にどのような影響を及ぼすかを見てみます。

たとえばエンジンが2000rpmで回っているとき、最も高い減速比(変速比)が0.526とすると、ここでまずトルクが0.526倍になる代わりに回転数が3800rpmまで上がります。その先にあるファイナルギヤの減速比(終減速比)が4.893とすると、さらにトルクが4.893倍になる代わりに回転数が780rpmまで下がります。

この780rpmがタイヤの回転数となるわけですが、標準サイズの305/30R20の直径は691mmですから、タイヤ1回転あたりの円周長は2.171m、これが1分間に780回転しますと1693.4mの距離を進むことになります。これを時速換算すると101.6km/hで、ここからはこの時速を基準に進めていきます。

純正タイヤ装着時のメーター誤差がゼロとして、もしタイヤ幅-20mm、扁平率-15%の285/15R20(直径594mm/純正タイヤとの差-97mm)の小さなタイヤに変更しますと円周長は1.866mとなり、同じ780回転でも進む距離は1455.5m(-237.9m)まで減少します。メーター読みの時速では同じ101.6km/hでも、実際の速度は-14.3km/hの87.3km/hまで低下します。

逆にタイヤ幅+30mm、扁平率+15%の335/45R20(直径810mm/純正タイヤとの差+119mm)の大きなタイヤに変更しますと円周長は2.545mとなり、同じ780回転でも進む距離は1985.1m(+291.7m)まで伸びます。メーター読みは101.6km/hでも実際の速度は+17.5km/hの119.1km/hとなりますので、その気もないのに速度違反キップを授与されかねません。

実走行距離とオドメーターでの走行距離の乖離

純正サイズ|305/30R20
走行距離 500km
燃費 20km/L
小さいサイズ|285/15R20
走行距離 581.7km +81.7km
燃費 23.3km/L +3.3km/L
大きいサイズ|335/45R20
走行距離 426.5km -73.5km
燃費 17.1km/L -2.9km/L

たとえば純正タイヤで500kmの長距離ドライブをしたとき、給油量が25L、満タン法での燃費が20km/Lだったとします。

小さな285/15R20のタイヤでは実際の距離を500km走行するために必要なタイヤの回転数が増えますので、オドメーター(走行距離計)の走行距離も伸びて581.7kmを示します。この距離をもとに25Lの給油をすると燃費は23.3km/Lで本来よりも良好に出て、カタログ燃費を超えた!と糠喜びをすることになります。

大きな335/45R20ではタイヤの必要回転数が減りますので、見かけ上の走行距離も減って426.5kmを示し、燃費は17.1km/Lと短く出てきて必要以上にガッカリしてしまいます。

タイヤサイズの変更は乗り心地や操縦安定性および走行安定性の変化だけでなく、お財布にダイレクトな不都合(特に純正比で大きくなる方向のタイヤ)もいろいろとありますので、くれぐれも保安基準から逸脱しないよう用法用量を守って正しくご変更ください。

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