純正装着タイヤが295/30R20のとき互換可能なタイヤサイズ

ここでは、295/30R20タイヤのホイールサイズはそのままに、タイヤ幅を-20mmから+30mm(275mm-325mm)まで、扁平率を-15%から+15%(15%-45%)までの間で変化させ、タイヤ直径(外径)の変化量と時速40km時のスピードメーター誤差、最低地上高(車高)への影響を調べています。

295/30R20のタイヤを装着する車種の例としては、213288型Eクラス ステーションワゴン、213089型Eクラス セダン、190378型AMG GT、J60MA型Fタイプ、6C44M型M6、謎型B6 セダン、991型911、FV44M型M5、C197型SLSクラス AMG、J12MA型XJなどが該当します。

純正タイヤ 295/30R20 | 径 685mm | ホイールサイズ変更なし

-20mm
幅275mm
-10mm
幅285mm
変更なし
幅295mm
+10mm
幅305mm
+20mm
幅315mm
+30mm
幅325mm
-15%
15
扁平
275/15R20
34.5km/h
外径 591mm
径差 -94mm
車高 -47mm
285/15R20
34.7km/h
外径 594mm
径差 -91mm
車高 -46mm
295/15R20
34.9km/h
外径 597mm
径差 -88mm
車高 -44mm
305/15R20
35.0km/h
外径 600mm
径差 -85mm
車高 -43mm
315/15R20
35.2km/h
外径 603mm
径差 -82mm
車高 -41mm
325/15R20
35.4km/h
外径 606mm
径差 -79mm
車高 -40mm
-10%
20
扁平
275/20R20
36.1km/h
外径 618mm
径差 -67mm
車高 -34mm
285/20R20
36.3km/h
外径 622mm
径差 -63mm
車高 -32mm
295/20R20
36.6km/h
外径 626mm
径差 -59mm
車高 -30mm
305/20R20
36.8km/h
外径 630mm
径差 -55mm
車高 -28mm
315/20R20
37.0km/h
外径 634mm
径差 -51mm
車高 -26mm
325/20R20
37.3km/h
外径 638mm
径差 -47mm
車高 -24mm
-5%
25
扁平
275/25R20
37.7km/h
外径 646mm
径差 -39mm
車高 -20mm
285/25R20
38.0km/h
外径 651mm
径差 -34mm
車高 -17mm
295/25R20
38.3km/h
外径 656mm
径差 -29mm
車高 -15mm
305/25R20
38.6km/h
外径 661mm
径差 -24mm
車高 -12mm
315/25R20
38.9km/h
外径 666mm
径差 -19mm
車高 -10mm
325/25R20
39.2km/h
外径 671mm
径差 -14mm
車高 -7mm
変更
なし
30
扁平
275/30R20
39.3km/h
外径 673mm
径差 -12mm
車高 -6mm
285/30R20
39.6km/h
外径 679mm
径差 -6mm
車高 -3mm
295/30R20
40.0km/h
外径 685mm
径差 0mm
車高 0mm
305/30R20
40.4km/h
外径 691mm
径差 +6mm
車高 +3mm
315/30R20
40.7km/h
外径 697mm
径差 +12mm
車高 +6mm
325/30R20
41.1km/h
外径 703mm
径差 +18mm
車高 +9mm
+5%
35
扁平
275/35R20
40.9km/h
外径 701mm
径差 +16mm
車高 +8mm
285/35R20
41.3km/h
外径 708mm
径差 +23mm
車高 +12mm
295/35R20
41.8km/h
外径 715mm
径差 +30mm
車高 +15mm
305/35R20
42.2km/h
外径 722mm
径差 +37mm
車高 +19mm
315/35R20
42.6km/h
外径 729mm
径差 +44mm
車高 +22mm
325/35R20
43.0km/h
外径 736mm
径差 +51mm
車高 +26mm
+10%
40
扁平
275/40R20
42.5km/h
外径 728mm
径差 +43mm
車高 +22mm
285/40R20
43.0km/h
外径 736mm
径差 +51mm
車高 +26mm
295/40R20
43.4km/h
外径 744mm
径差 +59mm
車高 +30mm
305/40R20
43.9km/h
外径 752mm
径差 +67mm
車高 +34mm
315/40R20
44.4km/h
外径 760mm
径差 +75mm
車高 +38mm
325/40R20
44.8km/h
外径 768mm
径差 +83mm
車高 +42mm
+15%
45
扁平
275/45R20
44.1km/h
外径 756mm
径差 +71mm
車高 +36mm
285/45R20
44.7km/h
外径 765mm
径差 +80mm
車高 +40mm
295/45R20
45.2km/h
外径 774mm
径差 +89mm
車高 +45mm
305/45R20
45.7km/h
外径 783mm
径差 +98mm
車高 +49mm
315/45R20
46.2km/h
外径 792mm
径差 +107mm
車高 +54mm
325/45R20
46.8km/h
外径 801mm
径差 +116mm
車高 +58mm
295/30R20からのインチダウン・インチアップは下記リンク先をご覧ください。
18インチに
サイズダウン
19インチに
サイズダウン
21インチに
サイズアップ
22インチに
サイズアップ
23インチに
サイズアップ

※H19年1月1日以降に製造された車両の基準ではスピードメーターが時速40kmを示すとき、実際の速度が30.9km/hから42.5km/h(-22%から+6%くらい)の範囲になければ車検に合格することができません。(H18年12月31日までの車両は30.9km/hから44.4km/h)

※マイナス方向は大きな誤差でも許されるので原則として水色、38.0km/hから40.8km/h(-5.0%から+2.0%)の範囲にある現実的な互換タイヤは緑色、42.5km/h(+6.0%)までにある少し危うい雰囲気の漂うタイヤは橙色に着色しています。(同サイズでも直径に多少の差異があるため非推奨)

※各欄の一番下にある「車高 ○○mm」は、タイヤを変更したことで上下する全高および最低地上高の量を表示しています。車高を下げたいからとタイヤを小さくすると、確かに車高は下がりますがホイールアーチとの隙間も大きくなりますので、見かたによっては格好が悪くなります。逆にタイヤを大きくすると車高を上げることはできますが、ホイールアーチと干渉するなど物理的に入らない場合があります。

もし295/30R20からサイズ変更するのであれば、誤差が小さく車検も安心な-5.0%から0%までの範囲にある、275/30R20、285/25R20、285/30R20、295/25R20、305/25R20、315/25R20、325/25R20あたりがおすすめです。

エンジン回転数から考えるスピードメーター誤差

画像はメルセデスベンツより引用

Eクラス ステーションワゴン 4WD/9AT
純正サイズ|295/30R20
直径 685mm
円周長 2.152m
時速 105.9km/h
小さいサイズ|275/15R20
直径 591mm -94mm
円周長 1.857m -0.295m
時速 91.4km/h -14.5km/h
大きいサイズ|325/45R20
直径 801mm +116mm
円周長 2.516m +0.364m
時速 123.8km/h +17.9km/h

ここでは295/30R20を装着した代表的な車種である213288型Eクラス ステーションワゴン(AMG E63 4matic-plus S213)の諸元を参考に、タイヤ径の変化がスピードメーターと実際の速度にどのような影響を及ぼすかを見てみます。

たとえばエンジンが1500rpmで回っているとき、最も高い減速比(変速比)が0.601とすると、ここでまずトルクが0.601倍になる代わりに回転数が2500rpmまで上がります。その先にあるファイナルギヤの減速比(終減速比)が3.066とすると、さらにトルクが3.066倍になる代わりに回転数が820rpmまで下がります。

この820rpmがタイヤの回転数となるわけですが、標準サイズの295/30R20の直径は685mmですから、タイヤ1回転あたりの円周長は2.152m、これが1分間に820回転しますと1764.6mの距離を進むことになります。これを時速換算すると105.9km/hで、ここからはこの時速を基準に進めていきます。

純正タイヤ装着時のメーター誤差がゼロとして、もしタイヤ幅-20mm、扁平率-15%の275/15R20(直径591mm/純正タイヤとの差-94mm)の小さなタイヤに変更しますと円周長は1.857mとなり、同じ820回転でも進む距離は1522.7m(-241.9m)まで減少します。メーター読みの時速では同じ105.9km/hでも、実際の速度は-14.5km/hの91.4km/hまで低下します。

逆にタイヤ幅+30mm、扁平率+15%の325/45R20(直径801mm/純正タイヤとの差+116mm)の大きなタイヤに変更しますと円周長は2.516mとなり、同じ820回転でも進む距離は2063.1m(+298.5m)まで伸びます。メーター読みは105.9km/hでも実際の速度は+17.9km/hの123.8km/hとなりますので、その気もないのに速度違反キップを授与されかねません。

実走行距離とオドメーターでの走行距離の乖離

純正サイズ|295/30R20
走行距離 690km
燃費 8.6km/L
小さいサイズ|275/15R20
走行距離 799.6km +109.6km
燃費 10.0km/L +1.4km/L
大きいサイズ|325/45R20
走行距離 590.2km -99.8km
燃費 7.4km/L -1.2km/L

たとえば純正タイヤで690kmの長距離ドライブをしたとき、給油量が80L、満タン法での燃費が8.6km/Lだったとします。

小さな275/15R20のタイヤでは実際の距離を690km走行するために必要なタイヤの回転数が増えますので、オドメーター(走行距離計)の走行距離も伸びて799.6kmを示します。この距離をもとに80Lの給油をすると燃費は10.0km/Lで本来よりも良好に出て、カタログ燃費を超えた!と糠喜びをすることになります。

大きな325/45R20ではタイヤの必要回転数が減りますので、見かけ上の走行距離も減って590.2kmを示し、燃費は7.4km/Lと短く出てきて必要以上にガッカリしてしまいます。

タイヤサイズの変更は乗り心地や操縦安定性および走行安定性の変化だけでなく、お財布にダイレクトな不都合(特に純正比で大きくなる方向のタイヤ)もいろいろとありますので、くれぐれも保安基準から逸脱しないよう用法用量を守って正しくご変更ください。

コメントは停止中です。