純正装着タイヤが285/40R20のとき互換可能なタイヤサイズ

ここでは、285/40R20タイヤのホイールサイズはそのままに、タイヤ幅を-20mmから+30mm(265mm-315mm)まで、扁平率を-15%から+15%(25%-55%)までの間で変化させ、タイヤ直径(外径)の変化量と時速40km時のスピードメーター誤差、最低地上高(車高)への影響を調べています。

285/40R20のタイヤを装着する車種の例としては、253354型GLC クーペ、KT44型X5M、KT44型X6M、WH型グランドチェロキーなどが該当します。

純正タイヤ 285/40R20 | 径 736mm | ホイールサイズ変更なし

-20mm
幅265mm
-10mm
幅275mm
変更なし
幅285mm
+10mm
幅295mm
+20mm
幅305mm
+30mm
幅315mm
-15%
25
扁平
265/25R20
34.8km/h
外径 641mm
径差 -95mm
車高 -48mm
275/25R20
35.1km/h
外径 646mm
径差 -90mm
車高 -45mm
285/25R20
35.4km/h
外径 651mm
径差 -85mm
車高 -43mm
295/25R20
35.7km/h
外径 656mm
径差 -80mm
車高 -40mm
305/25R20
35.9km/h
外径 661mm
径差 -75mm
車高 -38mm
315/25R20
36.2km/h
外径 666mm
径差 -70mm
車高 -35mm
-10%
30
扁平
265/30R20
36.2km/h
外径 667mm
径差 -69mm
車高 -35mm
275/30R20
36.6km/h
外径 673mm
径差 -63mm
車高 -32mm
285/30R20
36.9km/h
外径 679mm
径差 -57mm
車高 -29mm
295/30R20
37.2km/h
外径 685mm
径差 -51mm
車高 -26mm
305/30R20
37.6km/h
外径 691mm
径差 -45mm
車高 -23mm
315/30R20
37.9km/h
外径 697mm
径差 -39mm
車高 -20mm
-5%
35
扁平
265/35R20
37.7km/h
外径 694mm
径差 -42mm
車高 -21mm
275/35R20
38.1km/h
外径 701mm
径差 -35mm
車高 -18mm
285/35R20
38.5km/h
外径 708mm
径差 -28mm
車高 -14mm
295/35R20
38.9km/h
外径 715mm
径差 -21mm
車高 -11mm
305/35R20
39.2km/h
外径 722mm
径差 -14mm
車高 -7mm
315/35R20
39.6km/h
外径 729mm
径差 -7mm
車高 -4mm
変更
なし
40
扁平
265/40R20
39.1km/h
外径 720mm
径差 -16mm
車高 -8mm
275/40R20
39.6km/h
外径 728mm
径差 -8mm
車高 -4mm
285/40R20
40.0km/h
外径 736mm
径差 0mm
車高 0mm
295/40R20
40.4km/h
外径 744mm
径差 +8mm
車高 +4mm
305/40R20
40.9km/h
外径 752mm
径差 +16mm
車高 +8mm
315/40R20
41.3km/h
外径 760mm
径差 +24mm
車高 +12mm
+5%
45
扁平
265/45R20
40.6km/h
外径 747mm
径差 +11mm
車高 +6mm
275/45R20
41.1km/h
外径 756mm
径差 +20mm
車高 +10mm
285/45R20
41.6km/h
外径 765mm
径差 +29mm
車高 +15mm
295/45R20
42.1km/h
外径 774mm
径差 +38mm
車高 +19mm
305/45R20
42.6km/h
外径 783mm
径差 +47mm
車高 +24mm
315/45R20
43.0km/h
外径 792mm
径差 +56mm
車高 +28mm
+10%
50
扁平
265/50R20
42.0km/h
外径 773mm
径差 +37mm
車高 +19mm
275/50R20
42.6km/h
外径 783mm
径差 +47mm
車高 +24mm
285/50R20
43.1km/h
外径 793mm
径差 +57mm
車高 +29mm
295/50R20
43.6km/h
外径 803mm
径差 +67mm
車高 +34mm
305/50R20
44.2km/h
外径 813mm
径差 +77mm
車高 +39mm
315/50R20
44.7km/h
外径 823mm
径差 +87mm
車高 +44mm
+15%
55
扁平
265/55R20
43.5km/h
外径 800mm
径差 +64mm
車高 +32mm
275/55R20
44.1km/h
外径 811mm
径差 +75mm
車高 +38mm
285/55R20
44.7km/h
外径 822mm
径差 +86mm
車高 +43mm
295/55R20
45.3km/h
外径 833mm
径差 +97mm
車高 +49mm
305/55R20
45.9km/h
外径 844mm
径差 +108mm
車高 +54mm
315/55R20
46.5km/h
外径 855mm
径差 +119mm
車高 +60mm
285/40R20からのインチダウン・インチアップは下記リンク先をご覧ください。
18インチに
サイズダウン
19インチに
サイズダウン
21インチに
サイズアップ
22インチに
サイズアップ
23インチに
サイズアップ

※H19年1月1日以降に製造された車両の基準ではスピードメーターが時速40kmを示すとき、実際の速度が30.9km/hから42.5km/h(-22%から+6%くらい)の範囲になければ車検に合格することができません。(H18年12月31日までの車両は30.9km/hから44.4km/h)

※マイナス方向は大きな誤差でも許されるので原則として水色、38.0km/hから40.8km/h(-5.0%から+2.0%)の範囲にある現実的な互換タイヤは緑色、42.5km/h(+6.0%)までにある少し危うい雰囲気の漂うタイヤは橙色に着色しています。(同サイズでも直径に多少の差異があるため非推奨)

※各欄の一番下にある「車高 ○○mm」は、タイヤを変更したことで上下する全高および最低地上高の量を表示しています。車高を下げたいからとタイヤを小さくすると、確かに車高は下がりますがホイールアーチとの隙間も大きくなりますので、見かたによっては格好が悪くなります。逆にタイヤを大きくすると車高を上げることはできますが、ホイールアーチと干渉するなど物理的に入らない場合があります。

もし285/40R20からサイズ変更するのであれば、誤差が小さく車検も安心な-5.0%から0%までの範囲にある、265/40R20、275/35R20、275/40R20、285/35R20、295/35R20、305/35R20、315/35R20あたりがおすすめです。

エンジン回転数から考えるスピードメーター誤差

画像はメルセデスベンツより引用

GLC クーペ 4WD/7AT
純正サイズ|285/40R20
直径 736mm
円周長 2.312m
時速 105.4km/h
小さいサイズ|265/25R20
直径 641mm -95mm
円周長 2.014m -0.298m
時速 91.8km/h -13.6km/h
大きいサイズ|315/55R20
直径 855mm +119mm
円周長 2.686m +0.374m
時速 122.5km/h +17.1km/h

ここでは285/40R20を装着した代表的な車種である253354型GLC クーペ(GLC350e 4matic Sports C253)の諸元を参考に、タイヤ径の変化がスピードメーターと実際の速度にどのような影響を及ぼすかを見てみます。

たとえばエンジンが1800rpmで回っているとき、最も高い減速比(変速比)が0.728とすると、ここでまずトルクが0.728倍になる代わりに回転数が2470rpmまで上がります。その先にあるファイナルギヤの減速比(終減速比)が3.267とすると、さらにトルクが3.267倍になる代わりに回転数が760rpmまで下がります。

この760rpmがタイヤの回転数となるわけですが、標準サイズの285/40R20の直径は736mmですから、タイヤ1回転あたりの円周長は2.312m、これが1分間に760回転しますと1757.1mの距離を進むことになります。これを時速換算すると105.4km/hで、ここからはこの時速を基準に進めていきます。

純正タイヤ装着時のメーター誤差がゼロとして、もしタイヤ幅-20mm、扁平率-15%の265/25R20(直径641mm/純正タイヤとの差-95mm)の小さなタイヤに変更しますと円周長は2.014mとなり、同じ760回転でも進む距離は1530.6m(-226.5m)まで減少します。メーター読みの時速では同じ105.4km/hでも、実際の速度は-13.6km/hの91.8km/hまで低下します。

逆にタイヤ幅+30mm、扁平率+15%の315/55R20(直径855mm/純正タイヤとの差+119mm)の大きなタイヤに変更しますと円周長は2.686mとなり、同じ760回転でも進む距離は2041.4m(+284.3m)まで伸びます。メーター読みは105.4km/hでも実際の速度は+17.1km/hの122.5km/hとなりますので、その気もないのに速度違反キップを授与されかねません。

実走行距離とオドメーターでの走行距離の乖離

純正サイズ|285/40R20
走行距離 690km
燃費 13.8km/L
小さいサイズ|265/25R20
走行距離 792.1km +102.1km
燃費 15.8km/L +2.0km/L
大きいサイズ|315/55R20
走行距離 593.9km -96.1km
燃費 11.9km/L -1.9km/L

たとえば純正タイヤで690kmの長距離ドライブをしたとき、給油量が50L、満タン法での燃費が13.8km/Lだったとします。

小さな265/25R20のタイヤでは実際の距離を690km走行するために必要なタイヤの回転数が増えますので、オドメーター(走行距離計)の走行距離も伸びて792.1kmを示します。この距離をもとに50Lの給油をすると燃費は15.8km/Lで本来よりも良好に出て、カタログ燃費を超えた!と糠喜びをすることになります。

大きな315/55R20ではタイヤの必要回転数が減りますので、見かけ上の走行距離も減って593.9kmを示し、燃費は11.9km/Lと短く出てきて必要以上にガッカリしてしまいます。

タイヤサイズの変更は乗り心地や操縦安定性および走行安定性の変化だけでなく、お財布にダイレクトな不都合(特に純正比で大きくなる方向のタイヤ)もいろいろとありますので、くれぐれも保安基準から逸脱しないよう用法用量を守って正しくご変更ください。

コメントは停止中です。