純正装着タイヤが275/70R16のとき互換可能なタイヤサイズ

ここでは、275/70R16タイヤのホイールサイズはそのままに、タイヤ幅を-20mmから+30mm(255mm-305mm)まで、扁平率を-15%から+15%(55%-85%)までの間で変化させ、タイヤ直径(外径)の変化量と時速40km時のスピードメーター誤差、最低地上高(車高)への影響を調べています。

275/70R16のタイヤを装着する車種の例としては、UZJ100W型ランドクルーザー100、FZJ80G型ランドクルーザー80などが該当します。

純正タイヤ 275/70R16 | 径 791mm | ホイールサイズ変更なし

-20mm
幅255mm
-10mm
幅265mm
変更なし
幅275mm
+10mm
幅285mm
+20mm
幅295mm
+30mm
幅305mm
-15%
55
扁平
255/55R16
34.7km/h
外径 687mm
径差 -104mm
車高 -52mm
265/55R16
35.3km/h
外径 698mm
径差 -93mm
車高 -47mm
275/55R16
35.9km/h
外径 709mm
径差 -82mm
車高 -41mm
285/55R16
36.4km/h
外径 720mm
径差 -71mm
車高 -36mm
295/55R16
37.0km/h
外径 731mm
径差 -60mm
車高 -30mm
305/55R16
37.5km/h
外径 742mm
径差 -49mm
車高 -25mm
-10%
60
扁平
255/60R16
36.0km/h
外径 712mm
径差 -79mm
車高 -40mm
265/60R16
36.6km/h
外径 724mm
径差 -67mm
車高 -34mm
275/60R16
37.2km/h
外径 736mm
径差 -55mm
車高 -28mm
285/60R16
37.8km/h
外径 748mm
径差 -43mm
車高 -22mm
295/60R16
38.4km/h
外径 760mm
径差 -31mm
車高 -16mm
305/60R16
39.0km/h
外径 772mm
径差 -19mm
車高 -10mm
-5%
65
扁平
255/65R16
37.3km/h
外径 738mm
径差 -53mm
車高 -27mm
265/65R16
38.0km/h
外径 751mm
径差 -40mm
車高 -20mm
275/65R16
38.6km/h
外径 764mm
径差 -27mm
車高 -14mm
285/65R16
39.3km/h
外径 777mm
径差 -14mm
車高 -7mm
295/65R16
39.9km/h
外径 790mm
径差 -1mm
車高 -1mm
305/65R16
40.6km/h
外径 803mm
径差 +12mm
車高 +6mm
変更
なし
70
扁平
255/70R16
38.6km/h
外径 763mm
径差 -28mm
車高 -14mm
265/70R16
39.3km/h
外径 777mm
径差 -14mm
車高 -7mm
275/70R16
40.0km/h
外径 791mm
径差 0mm
車高 0mm
285/70R16
40.7km/h
外径 805mm
径差 +14mm
車高 +7mm
295/70R16
41.4km/h
外径 819mm
径差 +28mm
車高 +14mm
305/70R16
42.1km/h
外径 833mm
径差 +42mm
車高 +21mm
+5%
75
扁平
255/75R16
39.9km/h
外径 789mm
径差 -2mm
車高 -1mm
265/75R16
40.7km/h
外径 804mm
径差 +13mm
車高 +7mm
275/75R16
41.4km/h
外径 819mm
径差 +28mm
車高 +14mm
285/75R16
42.2km/h
外径 834mm
径差 +43mm
車高 +22mm
295/75R16
42.9km/h
外径 849mm
径差 +58mm
車高 +29mm
305/75R16
43.7km/h
外径 864mm
径差 +73mm
車高 +37mm
+10%
80
扁平
255/80R16
41.2km/h
外径 814mm
径差 +23mm
車高 +12mm
265/80R16
42.0km/h
外径 830mm
径差 +39mm
車高 +20mm
275/80R16
42.8km/h
外径 846mm
径差 +55mm
車高 +28mm
285/80R16
43.6km/h
外径 862mm
径差 +71mm
車高 +36mm
295/80R16
44.4km/h
外径 878mm
径差 +87mm
車高 +44mm
305/80R16
45.2km/h
外径 894mm
径差 +103mm
車高 +52mm
+15%
85
扁平
255/85R16
42.5km/h
外径 840mm
径差 +49mm
車高 +25mm
265/85R16
43.3km/h
外径 857mm
径差 +66mm
車高 +33mm
275/85R16
44.2km/h
外径 874mm
径差 +83mm
車高 +42mm
285/85R16
45.1km/h
外径 891mm
径差 +100mm
車高 +50mm
295/85R16
45.9km/h
外径 908mm
径差 +117mm
車高 +59mm
305/85R16
46.8km/h
外径 925mm
径差 +134mm
車高 +67mm
275/70R16からのインチダウン・インチアップは下記リンク先をご覧ください。
14インチに
サイズダウン
15インチに
サイズダウン
17インチに
サイズアップ
18インチに
サイズアップ
19インチに
サイズアップ

※H19年1月1日以降に製造された車両の基準ではスピードメーターが時速40kmを示すとき、実際の速度が30.9km/hから42.5km/h(-22%から+6%くらい)の範囲になければ車検に合格することができません。(H18年12月31日までの車両は30.9km/hから44.4km/h)

※マイナス方向は大きな誤差でも許されるので原則として水色、38.0km/hから40.8km/h(-5.0%から+2.0%)の範囲にある現実的な互換タイヤは緑色、42.5km/h(+6.0%)までにある少し危うい雰囲気の漂うタイヤは橙色に着色しています。(同サイズでも直径に多少の差異があるため非推奨)

※各欄の一番下にある「車高 ○○mm」は、タイヤを変更したことで上下する全高および最低地上高の量を表示しています。車高を下げたいからとタイヤを小さくすると、確かに車高は下がりますがホイールアーチとの隙間も大きくなりますので、見かたによっては格好が悪くなります。逆にタイヤを大きくすると車高を上げることはできますが、ホイールアーチと干渉するなど物理的に入らない場合があります。

もし275/70R16からサイズ変更するのであれば、誤差が小さく車検も安心な-5.0%から0%までの範囲にある、255/70R16、255/75R16、265/70R16、275/65R16、285/65R16、295/60R16、295/65R16、305/60R16あたりがおすすめです。

エンジン回転数から考えるスピードメーター誤差

画像はトヨタ自動車より引用

ランドクルーザー100 4WD/5AT
純正サイズ|275/70R16
直径 791mm
円周長 2.485m
時速 101.4km/h
小さいサイズ|255/55R16
直径 687mm -104mm
円周長 2.158m -0.327m
時速 88.0km/h -13.4km/h
大きいサイズ|305/85R16
直径 925mm +134mm
円周長 2.906m +0.421m
時速 118.6km/h +17.2km/h

ここでは275/70R16を装着した代表的な車種であるUZJ100W型ランドクルーザー100(VX 5人乗り)の諸元を参考に、タイヤ径の変化がスピードメーターと実際の速度にどのような影響を及ぼすかを見てみます。

たとえばエンジンが2000rpmで回っているとき、最も高い減速比(変速比)が0.716とすると、ここでまずトルクが0.716倍になる代わりに回転数が2790rpmまで上がります。その先にあるファイナルギヤの減速比(終減速比)が4.100とすると、さらにトルクが4.100倍になる代わりに回転数が680rpmまで下がります。

この680rpmがタイヤの回転数となるわけですが、標準サイズの275/70R16の直径は791mmですから、タイヤ1回転あたりの円周長は2.485m、これが1分間に680回転しますと1689.8mの距離を進むことになります。これを時速換算すると101.4km/hで、ここからはこの時速を基準に進めていきます。

純正タイヤ装着時のメーター誤差がゼロとして、もしタイヤ幅-20mm、扁平率-15%の255/55R16(直径687mm/純正タイヤとの差-104mm)の小さなタイヤに変更しますと円周長は2.158mとなり、同じ680回転でも進む距離は1467.4m(-222.4m)まで減少します。メーター読みの時速では同じ101.4km/hでも、実際の速度は-13.4km/hの88.0km/hまで低下します。

逆にタイヤ幅+30mm、扁平率+15%の305/85R16(直径925mm/純正タイヤとの差+134mm)の大きなタイヤに変更しますと円周長は2.906mとなり、同じ680回転でも進む距離は1976.1m(+286.3m)まで伸びます。メーター読みは101.4km/hでも実際の速度は+17.2km/hの118.6km/hとなりますので、その気もないのに速度違反キップを授与されかねません。

実走行距離とオドメーターでの走行距離の乖離

純正サイズ|275/70R16
走行距離 620km
燃費 6.5km/L
小さいサイズ|255/55R16
走行距離 713.9km +93.9km
燃費 7.4km/L +0.9km/L
大きいサイズ|305/85R16
走行距離 530.2km -89.8km
燃費 5.5km/L -1.0km/L

たとえば純正タイヤで620kmの長距離ドライブをしたとき、給油量が96L、満タン法での燃費が6.5km/Lだったとします。

小さな255/55R16のタイヤでは実際の距離を620km走行するために必要なタイヤの回転数が増えますので、オドメーター(走行距離計)の走行距離も伸びて713.9kmを示します。この距離をもとに96Lの給油をすると燃費は7.4km/Lで本来よりも良好に出て、カタログ燃費を超えた!と糠喜びをすることになります。

大きな305/85R16ではタイヤの必要回転数が減りますので、見かけ上の走行距離も減って530.2kmを示し、燃費は5.5km/Lと短く出てきて必要以上にガッカリしてしまいます。

タイヤサイズの変更は乗り心地や操縦安定性および走行安定性の変化だけでなく、お財布にダイレクトな不都合(特に純正比で大きくなる方向のタイヤ)もいろいろとありますので、くれぐれも保安基準から逸脱しないよう用法用量を守って正しくご変更ください。

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