純正装着タイヤが275/35R20のとき互換可能なタイヤサイズ

ここでは、275/35R20タイヤのホイールサイズはそのままに、タイヤ幅を-20mmから+30mm(255mm-305mm)まで、扁平率を-15%から+15%(20%-50%)までの間で変化させ、タイヤ直径(外径)の変化量と時速40km時のスピードメーター誤差、最低地上高(車高)への影響を調べています。

275/35R20のタイヤを装着する車種の例としては、謎型カマロ、7H66型7シリーズ、XW35M型X4、4GCRDS型RS6 アバント、217482型Sクラス カブリオレ、JV30A型6シリーズ グランツーリスモ、BSCKH型コンチネンタル、J24MA型XJ、4FBUHS型RS6 セダン、4FBUHS型RS6 アバントなどが該当します。

純正タイヤ 275/35R20 | 径 701mm | ホイールサイズ変更なし

-20mm
幅255mm
-10mm
幅265mm
変更なし
幅275mm
+10mm
幅285mm
+20mm
幅295mm
+30mm
幅305mm
-15%
20
扁平
255/20R20
34.8km/h
外径 610mm
径差 -91mm
車高 -46mm
265/20R20
35.0km/h
外径 614mm
径差 -87mm
車高 -44mm
275/20R20
35.3km/h
外径 618mm
径差 -83mm
車高 -42mm
285/20R20
35.5km/h
外径 622mm
径差 -79mm
車高 -40mm
295/20R20
35.7km/h
外径 626mm
径差 -75mm
車高 -38mm
305/20R20
35.9km/h
外径 630mm
径差 -71mm
車高 -36mm
-10%
25
扁平
255/25R20
36.3km/h
外径 636mm
径差 -65mm
車高 -33mm
265/25R20
36.6km/h
外径 641mm
径差 -60mm
車高 -30mm
275/25R20
36.9km/h
外径 646mm
径差 -55mm
車高 -28mm
285/25R20
37.1km/h
外径 651mm
径差 -50mm
車高 -25mm
295/25R20
37.4km/h
外径 656mm
径差 -45mm
車高 -23mm
305/25R20
37.7km/h
外径 661mm
径差 -40mm
車高 -20mm
-5%
30
扁平
255/30R20
37.7km/h
外径 661mm
径差 -40mm
車高 -20mm
265/30R20
38.1km/h
外径 667mm
径差 -34mm
車高 -17mm
275/30R20
38.4km/h
外径 673mm
径差 -28mm
車高 -14mm
285/30R20
38.7km/h
外径 679mm
径差 -22mm
車高 -11mm
295/30R20
39.1km/h
外径 685mm
径差 -16mm
車高 -8mm
305/30R20
39.4km/h
外径 691mm
径差 -10mm
車高 -5mm
変更
なし
35
扁平
255/35R20
39.2km/h
外径 687mm
径差 -14mm
車高 -7mm
265/35R20
39.6km/h
外径 694mm
径差 -7mm
車高 -4mm
275/35R20
40.0km/h
外径 701mm
径差 0mm
車高 0mm
285/35R20
40.4km/h
外径 708mm
径差 +7mm
車高 +4mm
295/35R20
40.8km/h
外径 715mm
径差 +14mm
車高 +7mm
305/35R20
41.2km/h
外径 722mm
径差 +21mm
車高 +11mm
+5%
40
扁平
255/40R20
40.6km/h
外径 712mm
径差 +11mm
車高 +6mm
265/40R20
41.1km/h
外径 720mm
径差 +19mm
車高 +10mm
275/40R20
41.5km/h
外径 728mm
径差 +27mm
車高 +14mm
285/40R20
42.0km/h
外径 736mm
径差 +35mm
車高 +18mm
295/40R20
42.5km/h
外径 744mm
径差 +43mm
車高 +22mm
305/40R20
42.9km/h
外径 752mm
径差 +51mm
車高 +26mm
+10%
45
扁平
255/45R20
42.1km/h
外径 738mm
径差 +37mm
車高 +19mm
265/45R20
42.6km/h
外径 747mm
径差 +46mm
車高 +23mm
275/45R20
43.1km/h
外径 756mm
径差 +55mm
車高 +28mm
285/45R20
43.7km/h
外径 765mm
径差 +64mm
車高 +32mm
295/45R20
44.2km/h
外径 774mm
径差 +73mm
車高 +37mm
305/45R20
44.7km/h
外径 783mm
径差 +82mm
車高 +41mm
+15%
50
扁平
255/50R20
43.5km/h
外径 763mm
径差 +62mm
車高 +31mm
265/50R20
44.1km/h
外径 773mm
径差 +72mm
車高 +36mm
275/50R20
44.7km/h
外径 783mm
径差 +82mm
車高 +41mm
285/50R20
45.2km/h
外径 793mm
径差 +92mm
車高 +46mm
295/50R20
45.8km/h
外径 803mm
径差 +102mm
車高 +51mm
305/50R20
46.4km/h
外径 813mm
径差 +112mm
車高 +56mm
275/35R20からのインチダウン・インチアップは下記リンク先をご覧ください。
18インチに
サイズダウン
19インチに
サイズダウン
21インチに
サイズアップ
22インチに
サイズアップ
23インチに
サイズアップ

※H19年1月1日以降に製造された車両の基準ではスピードメーターが時速40kmを示すとき、実際の速度が30.9km/hから42.5km/h(-22%から+6%くらい)の範囲になければ車検に合格することができません。(H18年12月31日までの車両は30.9km/hから44.4km/h)

※マイナス方向は大きな誤差でも許されるので原則として水色、38.0km/hから40.8km/h(-5.0%から+2.0%)の範囲にある現実的な互換タイヤは緑色、42.5km/h(+6.0%)までにある少し危うい雰囲気の漂うタイヤは橙色に着色しています。(同サイズでも直径に多少の差異があるため非推奨)

※各欄の一番下にある「車高 ○○mm」は、タイヤを変更したことで上下する全高および最低地上高の量を表示しています。車高を下げたいからとタイヤを小さくすると、確かに車高は下がりますがホイールアーチとの隙間も大きくなりますので、見かたによっては格好が悪くなります。逆にタイヤを大きくすると車高を上げることはできますが、ホイールアーチと干渉するなど物理的に入らない場合があります。

もし275/35R20からサイズ変更するのであれば、誤差が小さく車検も安心な-5.0%から0%までの範囲にある、255/35R20、265/30R20、265/35R20、275/30R20、285/30R20、295/30R20、305/30R20あたりがおすすめです。

エンジン回転数から考えるスピードメーター誤差

画像はBMWより引用

6シリーズ グランツーリスモ 4WD/8AT
純正サイズ|275/35R20
直径 701mm
円周長 2.202m
時速 100.4km/h
小さいサイズ|255/20R20
直径 610mm -91mm
円周長 1.916m -0.286m
時速 87.4km/h -13.0km/h
大きいサイズ|305/50R20
直径 813mm +112mm
円周長 2.554m +0.352m
時速 116.5km/h +16.1km/h

ここでは275/35R20を装着した代表的な車種であるJV30A型6シリーズ グランツーリスモ(640i xDrive M-sport F06)の諸元を参考に、タイヤ径の変化がスピードメーターと実際の速度にどのような影響を及ぼすかを見てみます。

たとえばエンジンが1500rpmで回っているとき、最も高い減速比(変速比)が0.640とすると、ここでまずトルクが0.640倍になる代わりに回転数が2340rpmまで上がります。その先にあるファイナルギヤの減速比(終減速比)が3.077とすると、さらにトルクが3.077倍になる代わりに回転数が760rpmまで下がります。

この760rpmがタイヤの回転数となるわけですが、標準サイズの275/35R20の直径は701mmですから、タイヤ1回転あたりの円周長は2.202m、これが1分間に760回転しますと1673.5mの距離を進むことになります。これを時速換算すると100.4km/hで、ここからはこの時速を基準に進めていきます。

純正タイヤ装着時のメーター誤差がゼロとして、もしタイヤ幅-20mm、扁平率-15%の255/20R20(直径610mm/純正タイヤとの差-91mm)の小さなタイヤに変更しますと円周長は1.916mとなり、同じ760回転でも進む距離は1456.2m(-217.3m)まで減少します。メーター読みの時速では同じ100.4km/hでも、実際の速度は-13.0km/hの87.4km/hまで低下します。

逆にタイヤ幅+30mm、扁平率+15%の305/50R20(直径813mm/純正タイヤとの差+112mm)の大きなタイヤに変更しますと円周長は2.554mとなり、同じ760回転でも進む距離は1941.0m(+267.5m)まで伸びます。メーター読みは100.4km/hでも実際の速度は+16.1km/hの116.5km/hとなりますので、その気もないのに速度違反キップを授与されかねません。

実走行距離とオドメーターでの走行距離の乖離

純正サイズ|275/35R20
走行距離 740km
燃費 10.9km/L
小さいサイズ|255/20R20
走行距離 850.5km +110.5km
燃費 12.5km/L +1.6km/L
大きいサイズ|305/50R20
走行距離 638.0km -102.0km
燃費 9.4km/L -1.5km/L

たとえば純正タイヤで740kmの長距離ドライブをしたとき、給油量が68L、満タン法での燃費が10.9km/Lだったとします。

小さな255/20R20のタイヤでは実際の距離を740km走行するために必要なタイヤの回転数が増えますので、オドメーター(走行距離計)の走行距離も伸びて850.5kmを示します。この距離をもとに68Lの給油をすると燃費は12.5km/Lで本来よりも良好に出て、カタログ燃費を超えた!と糠喜びをすることになります。

大きな305/50R20ではタイヤの必要回転数が減りますので、見かけ上の走行距離も減って638.0kmを示し、燃費は9.4km/Lと短く出てきて必要以上にガッカリしてしまいます。

タイヤサイズの変更は乗り心地や操縦安定性および走行安定性の変化だけでなく、お財布にダイレクトな不都合(特に純正比で大きくなる方向のタイヤ)もいろいろとありますので、くれぐれも保安基準から逸脱しないよう用法用量を守って正しくご変更ください。

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