純正装着タイヤが275/30R21のとき互換可能なタイヤサイズ

ここでは、275/30R21タイヤのホイールサイズはそのままに、タイヤ幅を-20mmから+30mm(255mm-305mm)まで、扁平率を-15%から+15%(15%-45%)までの間で変化させ、タイヤ直径(外径)の変化量と時速40km時のスピードメーター誤差、最低地上高(車高)への影響を調べています。

275/30R21のタイヤを装着する車種の例としては、4GCRDC型RS7 スポーツバックなどが該当します。

純正タイヤ 275/30R21 | 径 698mm | ホイールサイズ変更なし

-20mm
幅255mm
-10mm
幅265mm
変更なし
幅275mm
+10mm
幅285mm
+20mm
幅295mm
+30mm
幅305mm
-15%
15
扁平
255/15R21
35.0km/h
外径 610mm
径差 -88mm
車高 -44mm
265/15R21
35.1km/h
外径 613mm
径差 -85mm
車高 -43mm
275/15R21
35.3km/h
外径 616mm
径差 -82mm
車高 -41mm
285/15R21
35.5km/h
外径 619mm
径差 -79mm
車高 -40mm
295/15R21
35.6km/h
外径 622mm
径差 -76mm
車高 -38mm
305/15R21
35.8km/h
外径 625mm
径差 -73mm
車高 -37mm
-10%
20
扁平
255/20R21
36.4km/h
外径 635mm
径差 -63mm
車高 -32mm
265/20R21
36.6km/h
外径 639mm
径差 -59mm
車高 -30mm
275/20R21
36.8km/h
外径 643mm
径差 -55mm
車高 -28mm
285/20R21
37.1km/h
外径 647mm
径差 -51mm
車高 -26mm
295/20R21
37.3km/h
外径 651mm
径差 -47mm
車高 -24mm
305/20R21
37.5km/h
外径 655mm
径差 -43mm
車高 -22mm
-5%
25
扁平
255/25R21
37.9km/h
外径 661mm
径差 -37mm
車高 -19mm
265/25R21
38.2km/h
外径 666mm
径差 -32mm
車高 -16mm
275/25R21
38.5km/h
外径 671mm
径差 -27mm
車高 -14mm
285/25R21
38.7km/h
外径 676mm
径差 -22mm
車高 -11mm
295/25R21
39.0km/h
外径 681mm
径差 -17mm
車高 -9mm
305/25R21
39.3km/h
外径 686mm
径差 -12mm
車高 -6mm
変更
なし
30
扁平
255/30R21
39.3km/h
外径 686mm
径差 -12mm
車高 -6mm
265/30R21
39.7km/h
外径 692mm
径差 -6mm
車高 -3mm
275/30R21
40.0km/h
外径 698mm
径差 0mm
車高 0mm
285/30R21
40.3km/h
外径 704mm
径差 +6mm
車高 +3mm
295/30R21
40.7km/h
外径 710mm
径差 +12mm
車高 +6mm
305/30R21
41.0km/h
外径 716mm
径差 +18mm
車高 +9mm
+5%
35
扁平
255/35R21
40.8km/h
外径 712mm
径差 +14mm
車高 +7mm
265/35R21
41.2km/h
外径 719mm
径差 +21mm
車高 +11mm
275/35R21
41.6km/h
外径 726mm
径差 +28mm
車高 +14mm
285/35R21
42.0km/h
外径 733mm
径差 +35mm
車高 +18mm
295/35R21
42.4km/h
外径 740mm
径差 +42mm
車高 +21mm
305/35R21
42.8km/h
外径 747mm
径差 +49mm
車高 +25mm
+10%
40
扁平
255/40R21
42.2km/h
外径 737mm
径差 +39mm
車高 +20mm
265/40R21
42.7km/h
外径 745mm
径差 +47mm
車高 +24mm
275/40R21
43.2km/h
外径 753mm
径差 +55mm
車高 +28mm
285/40R21
43.6km/h
外径 761mm
径差 +63mm
車高 +32mm
295/40R21
44.1km/h
外径 769mm
径差 +71mm
車高 +36mm
305/40R21
44.5km/h
外径 777mm
径差 +79mm
車高 +40mm
+15%
45
扁平
255/45R21
43.7km/h
外径 763mm
径差 +65mm
車高 +33mm
265/45R21
44.2km/h
外径 772mm
径差 +74mm
車高 +37mm
275/45R21
44.8km/h
外径 781mm
径差 +83mm
車高 +42mm
285/45R21
45.3km/h
外径 790mm
径差 +92mm
車高 +46mm
295/45R21
45.8km/h
外径 799mm
径差 +101mm
車高 +51mm
305/45R21
46.3km/h
外径 808mm
径差 +110mm
車高 +55mm
275/30R21からのインチダウン・インチアップは下記リンク先をご覧ください。
19インチに
サイズダウン
20インチに
サイズダウン
22インチに
サイズアップ
23インチに
サイズアップ
24インチに
サイズアップ

※H19年1月1日以降に製造された車両の基準ではスピードメーターが時速40kmを示すとき、実際の速度が30.9km/hから42.5km/h(-22%から+6%くらい)の範囲になければ車検に合格することができません。(H18年12月31日までの車両は30.9km/hから44.4km/h)

※マイナス方向は大きな誤差でも許されるので原則として水色、38.0km/hから40.8km/h(-5.0%から+2.0%)の範囲にある現実的な互換タイヤは緑色、42.5km/h(+6.0%)までにある少し危うい雰囲気の漂うタイヤは橙色に着色しています。(同サイズでも直径に多少の差異があるため非推奨)

※各欄の一番下にある「車高 ○○mm」は、タイヤを変更したことで上下する全高および最低地上高の量を表示しています。車高を下げたいからとタイヤを小さくすると、確かに車高は下がりますがホイールアーチとの隙間も大きくなりますので、見かたによっては格好が悪くなります。逆にタイヤを大きくすると車高を上げることはできますが、ホイールアーチと干渉するなど物理的に入らない場合があります。

もし275/30R21からサイズ変更するのであれば、誤差が小さく車検も安心な-5.0%から0%までの範囲にある、255/30R21、265/25R21、265/30R21、275/25R21、285/25R21、295/25R21、305/25R21あたりがおすすめです。

エンジン回転数から考えるスピードメーター誤差

画像はアウディより引用

RS7 スポーツバック 4WD/8AT
純正サイズ|275/30R21
直径698mm
円周長2.193m
時速102.6km/h
小さいサイズ|255/15R21
直径610mm-88mm
円周長1.916m-0.277m
時速89.7km/h-12.9km/h
大きいサイズ|305/45R21
直径808mm+110mm
円周長2.538m+0.345m
時速118.8km/h+16.2km/h

ここでは275/30R21を装着した代表的な車種であるRS7 スポーツバック(Performance)の諸元を参考に、タイヤ径の変化がスピードメーターと実際の速度にどのような影響を及ぼすかを見てみます。

たとえばエンジンが1600rpmで回っているとき、最も高い減速比(変速比)が0.666とすると、ここでまずトルクが0.666倍になる代わりに回転数が2400rpmまで上がります。その先にあるファイナルギヤの減速比(終減速比)が3.079とすると、さらにトルクが3.079倍になる代わりに回転数が780rpmまで下がります。

この780rpmがタイヤの回転数となるわけですが、標準サイズの275/30R21の直径は698mmですから、タイヤ1回転あたりの円周長は2.193m、これが1分間に780回転しますと1710.5mの距離を進むことになります。これを時速換算すると102.6km/hで、ここからはこの時速を基準に進めていきます。

純正タイヤ装着時のメーター誤差がゼロとして、もしタイヤ幅-20mm、扁平率-15%の255/15R21(直径610mm/純正タイヤとの差-88mm)の小さなタイヤに変更しますと円周長は1.916mとなり、同じ780回転でも進む距離は1494.5m(-216.0m)まで減少します。メーター読みの時速では同じ102.6km/hでも、実際の速度は-12.9km/hの89.7km/hまで低下します。

逆にタイヤ幅+30mm、扁平率+15%の305/45R21(直径808mm/純正タイヤとの差+110mm)の大きなタイヤに変更しますと円周長は2.538mとなり、同じ780回転でも進む距離は1979.6m(+269.1m)まで伸びます。メーター読みは102.6km/hでも実際の速度は+16.2km/hの118.8km/hとなりますので、その気もないのに速度違反キップを授与されかねません。

実走行距離とオドメーターでの走行距離の乖離

純正サイズ|275/30R21
走行距離770km
燃費10.3km/L
小さいサイズ|255/15R21
走行距離881.3km+111.3km
燃費11.8km/L+1.5km/L
大きいサイズ|305/45R21
走行距離665.3km-104.7km
燃費8.9km/L-1.4km/L

たとえば純正タイヤで770kmの長距離ドライブをしたとき、給油量が75L、満タン法での燃費が10.3km/Lだったとします。

小さな255/15R21のタイヤでは実際の距離を770km走行するために必要なタイヤの回転数が増えますので、オドメーター(走行距離計)の走行距離も伸びて881.3kmを示します。この距離をもとに75Lの給油をすると燃費は11.8km/Lで本来よりも良好に出て、カタログ燃費を超えた!と糠喜びをすることになります。

大きな305/45R21ではタイヤの必要回転数が減りますので、見かけ上の走行距離も減って665.3kmを示し、燃費は8.9km/Lと短く出てきて必要以上にガッカリしてしまいます。

タイヤサイズの変更は乗り心地や操縦安定性および走行安定性の変化だけでなく、お財布にダイレクトな不都合(特に純正比で大きくなる方向のタイヤ)もいろいろとありますので、くれぐれも保安基準から逸脱しないよう用法用量を守って正しくご変更ください。

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