純正装着タイヤが275/30R20のとき互換可能なタイヤサイズ

ここでは、275/30R20タイヤのホイールサイズはそのままに、タイヤ幅を-20mmから+30mm(255mm-305mm)まで、扁平率を-15%から+15%(15%-45%)までの間で変化させ、タイヤ直径(外径)の変化量と時速40km時のスピードメーター誤差、最低地上高(車高)への影響を調べています。

275/30R20のタイヤを装着する車種の例としては、BC44型8シリーズ カブリオレ、BC44型8シリーズ クーペ、F5DECF型RS5 クーペ、F5DECL型RS5 スポーツバック、213261型Eクラス ステーションワゴン、213064型Eクラス セダン、8FCFSF型RS5 カブリオレなどが該当します。

純正タイヤ 275/30R20 | 径 673mm | ホイールサイズ変更なし

-20mm
幅255mm
-10mm
幅265mm
変更なし
幅275mm
+10mm
幅285mm
+20mm
幅295mm
+30mm
幅305mm
-15%
15
扁平
255/15R20
34.8km/h
外径 585mm
径差 -88mm
車高 -44mm
265/15R20
34.9km/h
外径 588mm
径差 -85mm
車高 -43mm
275/15R20
35.1km/h
外径 591mm
径差 -82mm
車高 -41mm
285/15R20
35.3km/h
外径 594mm
径差 -79mm
車高 -40mm
295/15R20
35.5km/h
外径 597mm
径差 -76mm
車高 -38mm
305/15R20
35.7km/h
外径 600mm
径差 -73mm
車高 -37mm
-10%
20
扁平
255/20R20
36.3km/h
外径 610mm
径差 -63mm
車高 -32mm
265/20R20
36.5km/h
外径 614mm
径差 -59mm
車高 -30mm
275/20R20
36.7km/h
外径 618mm
径差 -55mm
車高 -28mm
285/20R20
37.0km/h
外径 622mm
径差 -51mm
車高 -26mm
295/20R20
37.2km/h
外径 626mm
径差 -47mm
車高 -24mm
305/20R20
37.4km/h
外径 630mm
径差 -43mm
車高 -22mm
-5%
25
扁平
255/25R20
37.8km/h
外径 636mm
径差 -37mm
車高 -19mm
265/25R20
38.1km/h
外径 641mm
径差 -32mm
車高 -16mm
275/25R20
38.4km/h
外径 646mm
径差 -27mm
車高 -14mm
285/25R20
38.7km/h
外径 651mm
径差 -22mm
車高 -11mm
295/25R20
39.0km/h
外径 656mm
径差 -17mm
車高 -9mm
305/25R20
39.3km/h
外径 661mm
径差 -12mm
車高 -6mm
変更
なし
30
扁平
255/30R20
39.3km/h
外径 661mm
径差 -12mm
車高 -6mm
265/30R20
39.6km/h
外径 667mm
径差 -6mm
車高 -3mm
275/30R20
40.0km/h
外径 673mm
径差 0mm
車高 0mm
285/30R20
40.4km/h
外径 679mm
径差 +6mm
車高 +3mm
295/30R20
40.7km/h
外径 685mm
径差 +12mm
車高 +6mm
305/30R20
41.1km/h
外径 691mm
径差 +18mm
車高 +9mm
+5%
35
扁平
255/35R20
40.8km/h
外径 687mm
径差 +14mm
車高 +7mm
265/35R20
41.2km/h
外径 694mm
径差 +21mm
車高 +11mm
275/35R20
41.7km/h
外径 701mm
径差 +28mm
車高 +14mm
285/35R20
42.1km/h
外径 708mm
径差 +35mm
車高 +18mm
295/35R20
42.5km/h
外径 715mm
径差 +42mm
車高 +21mm
305/35R20
42.9km/h
外径 722mm
径差 +49mm
車高 +25mm
+10%
40
扁平
255/40R20
42.3km/h
外径 712mm
径差 +39mm
車高 +20mm
265/40R20
42.8km/h
外径 720mm
径差 +47mm
車高 +24mm
275/40R20
43.3km/h
外径 728mm
径差 +55mm
車高 +28mm
285/40R20
43.7km/h
外径 736mm
径差 +63mm
車高 +32mm
295/40R20
44.2km/h
外径 744mm
径差 +71mm
車高 +36mm
305/40R20
44.7km/h
外径 752mm
径差 +79mm
車高 +40mm
+15%
45
扁平
255/45R20
43.9km/h
外径 738mm
径差 +65mm
車高 +33mm
265/45R20
44.4km/h
外径 747mm
径差 +74mm
車高 +37mm
275/45R20
44.9km/h
外径 756mm
径差 +83mm
車高 +42mm
285/45R20
45.5km/h
外径 765mm
径差 +92mm
車高 +46mm
295/45R20
46.0km/h
外径 774mm
径差 +101mm
車高 +51mm
305/45R20
46.5km/h
外径 783mm
径差 +110mm
車高 +55mm
275/30R20からのインチダウン・インチアップは下記リンク先をご覧ください。
18インチに
サイズダウン
19インチに
サイズダウン
21インチに
サイズアップ
22インチに
サイズアップ
23インチに
サイズアップ

※H19年1月1日以降に製造された車両の基準ではスピードメーターが時速40kmを示すとき、実際の速度が30.9km/hから42.5km/h(-22%から+6%くらい)の範囲になければ車検に合格することができません。(H18年12月31日までの車両は30.9km/hから44.4km/h)

※マイナス方向は大きな誤差でも許されるので原則として水色、38.0km/hから40.8km/h(-5.0%から+2.0%)の範囲にある現実的な互換タイヤは緑色、42.5km/h(+6.0%)までにある少し危うい雰囲気の漂うタイヤは橙色に着色しています。(同サイズでも直径に多少の差異があるため非推奨)

※各欄の一番下にある「車高 ○○mm」は、タイヤを変更したことで上下する全高および最低地上高の量を表示しています。車高を下げたいからとタイヤを小さくすると、確かに車高は下がりますがホイールアーチとの隙間も大きくなりますので、見かたによっては格好が悪くなります。逆にタイヤを大きくすると車高を上げることはできますが、ホイールアーチと干渉するなど物理的に入らない場合があります。

もし275/30R20からサイズ変更するのであれば、誤差が小さく車検も安心な-5.0%から0%までの範囲にある、255/30R20、265/25R20、265/30R20、275/25R20、285/25R20、295/25R20、305/25R20あたりがおすすめです。

エンジン回転数から考えるスピードメーター誤差

純正サイズ|275/30R20
直径673mm
円周長2.114m
時速104.0km/h
小さいサイズ|255/15R20
直径585mm-88mm
円周長1.838m-0.276m
時速90.4km/h-13.6km/h
大きいサイズ|305/45R20
直径783mm+110mm
円周長2.460m+0.346m
時速121.0km/h+17.0km/h

ここでは275/30R20を装着した代表的な車種である213261型Eクラス ステーションワゴン(AMG E53 4matic-plus S213)の諸元を参考に、タイヤ径の変化がスピードメーターと実際の速度にどのような影響を及ぼすかを見てみます。

たとえばエンジンが1500rpmで回っているとき、最も高い減速比(変速比)が0.601とすると、ここでまずトルクが0.601倍になる代わりに回転数が2500rpmまで上がります。その先にあるファイナルギヤの減速比(終減速比)が3.066とすると、さらにトルクが3.066倍になる代わりに回転数が820rpmまで下がります。

この820rpmがタイヤの回転数となるわけですが、標準サイズの275/30R20の直径は673mmですから、タイヤ1回転あたりの円周長は2.114m、これが1分間に820回転しますと1733.5mの距離を進むことになります。これを時速換算すると104.0km/hで、ここからはこの時速を基準に進めていきます。

純正タイヤ装着時のメーター誤差がゼロとして、もしタイヤ幅-20mm、扁平率-15%の255/15R20(直径585mm/純正タイヤとの差-88mm)の小さなタイヤに変更しますと円周長は1.838mとなり、同じ820回転でも進む距離は1507.2m(-226.3m)まで減少します。メーター読みの時速では同じ104.0km/hでも、実際の速度は-13.6km/hの90.4km/hまで低下します。

逆にタイヤ幅+30mm、扁平率+15%の305/45R20(直径783mm/純正タイヤとの差+110mm)の大きなタイヤに変更しますと円周長は2.460mとなり、同じ820回転でも進む距離は2017.2m(+283.7m)まで伸びます。メーター読みは104.0km/hでも実際の速度は+17.0km/hの121.0km/hとなりますので、その気もないのに速度違反キップを授与されかねません。

実走行距離とオドメーターでの走行距離の乖離

純正サイズ|275/30R20
走行距離660km
燃費10.0km/L
小さいサイズ|255/15R20
走行距離759.1km+99.1km
燃費11.5km/L+1.5km/L
大きいサイズ|305/45R20
走行距離567.2km-92.8km
燃費8.6km/L-1.4km/L

たとえば純正タイヤで660kmの長距離ドライブをしたとき、給油量が66L、満タン法での燃費が10.0km/Lだったとします。

小さな255/15R20のタイヤでは実際の距離を660km走行するために必要なタイヤの回転数が増えますので、オドメーター(走行距離計)の走行距離も伸びて759.1kmを示します。この距離をもとに66Lの給油をすると燃費は11.5km/Lで本来よりも良好に出て、カタログ燃費を超えた!と糠喜びをすることになります。

大きな305/45R20ではタイヤの必要回転数が減りますので、見かけ上の走行距離も減って567.2kmを示し、燃費は8.6km/Lと短く出てきて必要以上にガッカリしてしまいます。

タイヤサイズの変更は乗り心地や操縦安定性および走行安定性の変化だけでなく、お財布にダイレクトな不都合(特に純正比で大きくなる方向のタイヤ)もいろいろとありますので、くれぐれも保安基準から逸脱しないよう用法用量を守って正しくご変更ください。

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