純正装着タイヤが265/50R20のとき互換可能なタイヤサイズ

ここでは、265/50R20タイヤのホイールサイズはそのままに、タイヤ幅を-20mmから+30mm(245mm-295mm)まで、扁平率を-15%から+15%(35%-65%)までの間で変化させ、タイヤ直径(外径)の変化量と時速40km時のスピードメーター誤差、最低地上高(車高)への影響を調べています。

純正タイヤ 265/50R20 | 径 773mm | ホイールサイズ変更なし

-20mm
幅245mm
-10mm
幅255mm
変更なし
幅265mm
+10mm
幅275mm
+20mm
幅285mm
+30mm
幅295mm
-15%
35
扁平
245/35R20
35.2km/h
外径 680mm
径差 -93mm
車高 -47mm
255/35R20
35.5km/h
外径 687mm
径差 -86mm
車高 -43mm
265/35R20
35.9km/h
外径 694mm
径差 -79mm
車高 -40mm
275/35R20
36.3km/h
外径 701mm
径差 -72mm
車高 -36mm
285/35R20
36.6km/h
外径 708mm
径差 -65mm
車高 -33mm
295/35R20
37.0km/h
外径 715mm
径差 -58mm
車高 -29mm
-10%
40
扁平
245/40R20
36.4km/h
外径 704mm
径差 -69mm
車高 -35mm
255/40R20
36.8km/h
外径 712mm
径差 -61mm
車高 -31mm
265/40R20
37.3km/h
外径 720mm
径差 -53mm
車高 -27mm
275/40R20
37.7km/h
外径 728mm
径差 -45mm
車高 -23mm
285/40R20
38.1km/h
外径 736mm
径差 -37mm
車高 -19mm
295/40R20
38.5km/h
外径 744mm
径差 -29mm
車高 -15mm
-5%
45
扁平
245/45R20
37.7km/h
外径 729mm
径差 -44mm
車高 -22mm
255/45R20
38.2km/h
外径 738mm
径差 -35mm
車高 -18mm
265/45R20
38.7km/h
外径 747mm
径差 -26mm
車高 -13mm
275/45R20
39.1km/h
外径 756mm
径差 -17mm
車高 -9mm
285/45R20
39.6km/h
外径 765mm
径差 -8mm
車高 -4mm
295/45R20
40.1km/h
外径 774mm
径差 +1mm
車高 +1mm
変更
なし
50
扁平
245/50R20
39.0km/h
外径 753mm
径差 -20mm
車高 -10mm
255/50R20
39.5km/h
外径 763mm
径差 -10mm
車高 -5mm
265/50R20
40.0km/h
外径 773mm
径差 0mm
車高 0mm
275/50R20
40.5km/h
外径 783mm
径差 +10mm
車高 +5mm
285/50R20
41.0km/h
外径 793mm
径差 +20mm
車高 +10mm
295/50R20
41.6km/h
外径 803mm
径差 +30mm
車高 +15mm
+5%
55
扁平
245/55R20
40.3km/h
外径 778mm
径差 +5mm
車高 +3mm
255/55R20
40.8km/h
外径 789mm
径差 +16mm
車高 +8mm
265/55R20
41.4km/h
外径 800mm
径差 +27mm
車高 +14mm
275/55R20
42.0km/h
外径 811mm
径差 +38mm
車高 +19mm
285/55R20
42.5km/h
外径 822mm
径差 +49mm
車高 +25mm
295/55R20
43.1km/h
外径 833mm
径差 +60mm
車高 +30mm
+10%
60
扁平
245/60R20
41.5km/h
外径 802mm
径差 +29mm
車高 +15mm
255/60R20
42.1km/h
外径 814mm
径差 +41mm
車高 +21mm
265/60R20
42.7km/h
外径 826mm
径差 +53mm
車高 +27mm
275/60R20
43.4km/h
外径 838mm
径差 +65mm
車高 +33mm
285/60R20
44.0km/h
外径 850mm
径差 +77mm
車高 +39mm
295/60R20
44.6km/h
外径 862mm
径差 +89mm
車高 +45mm
+15%
65
扁平
245/65R20
42.8km/h
外径 827mm
径差 +54mm
車高 +27mm
255/65R20
43.5km/h
外径 840mm
径差 +67mm
車高 +34mm
265/65R20
44.1km/h
外径 853mm
径差 +80mm
車高 +40mm
275/65R20
44.8km/h
外径 866mm
径差 +93mm
車高 +47mm
285/65R20
45.5km/h
外径 879mm
径差 +106mm
車高 +53mm
295/65R20
46.2km/h
外径 892mm
径差 +119mm
車高 +60mm
265/50R20からのインチダウン・インチアップは下記リンク先をご覧ください。
18インチに
サイズダウン
19インチに
サイズダウン
21インチに
サイズアップ
22インチに
サイズアップ
23インチに
サイズアップ

※H19年1月1日以降に製造された車両の基準ではスピードメーターが時速40kmを示すとき、実際の速度が30.9km/hから42.5km/h(-22%から+6%くらい)の範囲になければ車検に合格することができません。(H18年12月31日までの車両は30.9km/hから44.4km/h)

※マイナス方向は大きな誤差でも許されるので原則として水色、38.0km/hから40.8km/h(-5.0%から+2.0%)の範囲にある現実的な互換タイヤは緑色、42.5km/h(+6.0%)までにある少し危うい雰囲気の漂うタイヤは橙色に着色しています。(同サイズでも直径に多少の差異があるため非推奨)

※各欄の一番下にある「車高 ○○mm」は、タイヤを変更したことで上下する全高および最低地上高の量を表示しています。車高を下げたいからとタイヤを小さくすると、確かに車高は下がりますがホイールアーチとの隙間も大きくなりますので、見かたによっては格好が悪くなります。逆にタイヤを大きくすると車高を上げることはできますが、ホイールアーチと干渉するなど物理的に入らない場合があります。

もし265/50R20からサイズ変更するのであれば、誤差が小さく車検も安心な-5.0%から0%までの範囲にある、245/50R20、255/45R20、255/50R20、265/45R20、275/45R20、285/40R20、285/45R20、295/40R20あたりがおすすめです。

エンジン回転数から考えるスピードメーター誤差

画像はJEEPより引用

グランドチェロキー 4WD/5AT
純正サイズ|265/50R20
直径 773mm
円周長 2.428m
時速 100.5km/h
小さいサイズ|245/35R20
直径 680mm -93mm
円周長 2.136m -0.292m
時速 88.4km/h -12.1km/h
大きいサイズ|295/65R20
直径 892mm +119mm
円周長 2.802m +0.374m
時速 116.0km/h +15.5km/h

ここでは265/50R20を装着した代表的な車種であるWK57A型グランドチェロキー(Overland-Summit)の諸元を参考に、タイヤ径の変化がスピードメーターと実際の速度にどのような影響を及ぼすかを見てみます。

たとえばエンジンが1600rpmで回っているとき、最も高い減速比(変速比)が0.670とすると、ここでまずトルクが0.670倍になる代わりに回転数が2390rpmまで上がります。その先にあるファイナルギヤの減速比(終減速比)が3.454とすると、さらにトルクが3.454倍になる代わりに回転数が690rpmまで下がります。

この690rpmがタイヤの回転数となるわけですが、標準サイズの265/50R20の直径は773mmですから、タイヤ1回転あたりの円周長は2.428m、これが1分間に690回転しますと1675.3mの距離を進むことになります。これを時速換算すると100.5km/hで、ここからはこの時速を基準に進めていきます。

純正タイヤ装着時のメーター誤差がゼロとして、もしタイヤ幅-20mm、扁平率-15%の245/35R20(直径680mm/純正タイヤとの差-93mm)の小さなタイヤに変更しますと円周長は2.136mとなり、同じ690回転でも進む距離は1473.8m(-201.5m)まで減少します。メーター読みの時速では同じ100.5km/hでも、実際の速度は-12.1km/hの88.4km/hまで低下します。

逆にタイヤ幅+30mm、扁平率+15%の295/65R20(直径892mm/純正タイヤとの差+119mm)の大きなタイヤに変更しますと円周長は2.802mとなり、同じ690回転でも進む距離は1933.4m(+258.1m)まで伸びます。メーター読みは100.5km/hでも実際の速度は+15.5km/hの116.0km/hとなりますので、その気もないのに速度違反キップを授与されかねません。

実走行距離とオドメーターでの走行距離の乖離

純正サイズ|265/50R20
走行距離 560km
燃費 6.0km/L
小さいサイズ|245/35R20
走行距離 636.6km +76.6km
燃費 6.8km/L +0.8km/L
大きいサイズ|295/65R20
走行距離 485.3km -74.7km
燃費 5.2km/L -0.8km/L

たとえば純正タイヤで560kmの長距離ドライブをしたとき、給油量が93L、満タン法での燃費が6.0km/Lだったとします。

小さな245/35R20のタイヤでは実際の距離を560km走行するために必要なタイヤの回転数が増えますので、オドメーター(走行距離計)の走行距離も伸びて636.6kmを示します。この距離をもとに93Lの給油をすると燃費は6.8km/Lで本来よりも良好に出て、カタログ燃費を超えた!と糠喜びをすることになります。

大きな295/65R20ではタイヤの必要回転数が減りますので、見かけ上の走行距離も減って485.3kmを示し、燃費は5.2km/Lと短く出てきて必要以上にガッカリしてしまいます。

タイヤサイズの変更は乗り心地や操縦安定性および走行安定性の変化だけでなく、お財布にダイレクトな不都合(特に純正比で大きくなる方向のタイヤ)もいろいろとありますので、くれぐれも保安基準から逸脱しないよう用法用量を守って正しくご変更ください。

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