純正装着タイヤが265/35R20のとき互換可能なタイヤサイズ

ここでは、265/35R20タイヤのホイールサイズはそのままに、タイヤ幅を-20mmから+30mm(245mm-295mm)まで、扁平率を-15%から+15%(20%-50%)までの間で変化させ、タイヤ直径(外径)の変化量と時速40km時のスピードメーター誤差、最低地上高(車高)への影響を調べています。

265/35R20のタイヤを装着する車種の例としては、213288型Eクラス ステーションワゴン、213089型Eクラス セダン、J60MA型Fタイプ、981型ケイマン、4GCEUL型S7スポーツバック、6C44M型M6、FV44M型M5、LFA10型LFA、J12MA型XJ、4EBSMF型S8などが該当します。

純正タイヤ 265/35R20 | 径 694mm | ホイールサイズ変更なし

-20mm
幅245mm
-10mm
幅255mm
変更なし
幅265mm
+10mm
幅275mm
+20mm
幅285mm
+30mm
幅295mm
-15%
20
扁平
245/20R20
34.9km/h
外径 606mm
径差 -88mm
車高 -44mm
255/20R20
35.2km/h
外径 610mm
径差 -84mm
車高 -42mm
265/20R20
35.4km/h
外径 614mm
径差 -80mm
車高 -40mm
275/20R20
35.6km/h
外径 618mm
径差 -76mm
車高 -38mm
285/20R20
35.9km/h
外径 622mm
径差 -72mm
車高 -36mm
295/20R20
36.1km/h
外径 626mm
径差 -68mm
車高 -34mm
-10%
25
扁平
245/25R20
36.4km/h
外径 631mm
径差 -63mm
車高 -32mm
255/25R20
36.7km/h
外径 636mm
径差 -58mm
車高 -29mm
265/25R20
36.9km/h
外径 641mm
径差 -53mm
車高 -27mm
275/25R20
37.2km/h
外径 646mm
径差 -48mm
車高 -24mm
285/25R20
37.5km/h
外径 651mm
径差 -43mm
車高 -22mm
295/25R20
37.8km/h
外径 656mm
径差 -38mm
車高 -19mm
-5%
30
扁平
245/30R20
37.8km/h
外径 655mm
径差 -39mm
車高 -20mm
255/30R20
38.1km/h
外径 661mm
径差 -33mm
車高 -17mm
265/30R20
38.4km/h
外径 667mm
径差 -27mm
車高 -14mm
275/30R20
38.8km/h
外径 673mm
径差 -21mm
車高 -11mm
285/30R20
39.1km/h
外径 679mm
径差 -15mm
車高 -8mm
295/30R20
39.5km/h
外径 685mm
径差 -9mm
車高 -5mm
変更
なし
35
扁平
245/35R20
39.2km/h
外径 680mm
径差 -14mm
車高 -7mm
255/35R20
39.6km/h
外径 687mm
径差 -7mm
車高 -4mm
265/35R20
40.0km/h
外径 694mm
径差 0mm
車高 0mm
275/35R20
40.4km/h
外径 701mm
径差 +7mm
車高 +4mm
285/35R20
40.8km/h
外径 708mm
径差 +14mm
車高 +7mm
295/35R20
41.2km/h
外径 715mm
径差 +21mm
車高 +11mm
+5%
40
扁平
245/40R20
40.6km/h
外径 704mm
径差 +10mm
車高 +5mm
255/40R20
41.0km/h
外径 712mm
径差 +18mm
車高 +9mm
265/40R20
41.5km/h
外径 720mm
径差 +26mm
車高 +13mm
275/40R20
42.0km/h
外径 728mm
径差 +34mm
車高 +17mm
285/40R20
42.4km/h
外径 736mm
径差 +42mm
車高 +21mm
295/40R20
42.9km/h
外径 744mm
径差 +50mm
車高 +25mm
+10%
45
扁平
245/45R20
42.0km/h
外径 729mm
径差 +35mm
車高 +18mm
255/45R20
42.5km/h
外径 738mm
径差 +44mm
車高 +22mm
265/45R20
43.1km/h
外径 747mm
径差 +53mm
車高 +27mm
275/45R20
43.6km/h
外径 756mm
径差 +62mm
車高 +31mm
285/45R20
44.1km/h
外径 765mm
径差 +71mm
車高 +36mm
295/45R20
44.6km/h
外径 774mm
径差 +80mm
車高 +40mm
+15%
50
扁平
245/50R20
43.4km/h
外径 753mm
径差 +59mm
車高 +30mm
255/50R20
44.0km/h
外径 763mm
径差 +69mm
車高 +35mm
265/50R20
44.6km/h
外径 773mm
径差 +79mm
車高 +40mm
275/50R20
45.1km/h
外径 783mm
径差 +89mm
車高 +45mm
285/50R20
45.7km/h
外径 793mm
径差 +99mm
車高 +50mm
295/50R20
46.3km/h
外径 803mm
径差 +109mm
車高 +55mm
265/35R20からのインチダウン・インチアップは下記リンク先をご覧ください。
18インチに
サイズダウン
19インチに
サイズダウン
21インチに
サイズアップ
22インチに
サイズアップ
23インチに
サイズアップ

※H19年1月1日以降に製造された車両の基準ではスピードメーターが時速40kmを示すとき、実際の速度が30.9km/hから42.5km/h(-22%から+6%くらい)の範囲になければ車検に合格することができません。(H18年12月31日までの車両は30.9km/hから44.4km/h)

※マイナス方向は大きな誤差でも許されるので原則として水色、38.0km/hから40.8km/h(-5.0%から+2.0%)の範囲にある現実的な互換タイヤは緑色、42.5km/h(+6.0%)までにある少し危うい雰囲気の漂うタイヤは橙色に着色しています。(同サイズでも直径に多少の差異があるため非推奨)

※各欄の一番下にある「車高 ○○mm」は、タイヤを変更したことで上下する全高および最低地上高の量を表示しています。車高を下げたいからとタイヤを小さくすると、確かに車高は下がりますがホイールアーチとの隙間も大きくなりますので、見かたによっては格好が悪くなります。逆にタイヤを大きくすると車高を上げることはできますが、ホイールアーチと干渉するなど物理的に入らない場合があります。

もし265/35R20からサイズ変更するのであれば、誤差が小さく車検も安心な-5.0%から0%までの範囲にある、245/35R20、255/30R20、255/35R20、265/30R20、275/30R20、285/30R20、295/30R20あたりがおすすめです。

エンジン回転数から考えるスピードメーター誤差

画像はメルセデスベンツより引用

Eクラス ステーションワゴン 4WD/9AT
純正サイズ|265/35R20
直径 694mm
円周長 2.180m
時速 107.3km/h
小さいサイズ|245/20R20
直径 606mm -88mm
円周長 1.904m -0.276m
時速 93.7km/h -13.6km/h
大きいサイズ|295/50R20
直径 803mm +109mm
円周長 2.523m +0.343m
時速 124.1km/h +16.8km/h

ここでは265/35R20を装着した代表的な車種である213288型Eクラス ステーションワゴン(AMG E63 4matic-plus S213)の諸元を参考に、タイヤ径の変化がスピードメーターと実際の速度にどのような影響を及ぼすかを見てみます。

たとえばエンジンが1500rpmで回っているとき、最も高い減速比(変速比)が0.601とすると、ここでまずトルクが0.601倍になる代わりに回転数が2500rpmまで上がります。その先にあるファイナルギヤの減速比(終減速比)が3.066とすると、さらにトルクが3.066倍になる代わりに回転数が820rpmまで下がります。

この820rpmがタイヤの回転数となるわけですが、標準サイズの265/35R20の直径は694mmですから、タイヤ1回転あたりの円周長は2.180m、これが1分間に820回転しますと1787.6mの距離を進むことになります。これを時速換算すると107.3km/hで、ここからはこの時速を基準に進めていきます。

純正タイヤ装着時のメーター誤差がゼロとして、もしタイヤ幅-20mm、扁平率-15%の245/20R20(直径606mm/純正タイヤとの差-88mm)の小さなタイヤに変更しますと円周長は1.904mとなり、同じ820回転でも進む距離は1561.3m(-226.3m)まで減少します。メーター読みの時速では同じ107.3km/hでも、実際の速度は-13.6km/hの93.7km/hまで低下します。

逆にタイヤ幅+30mm、扁平率+15%の295/50R20(直径803mm/純正タイヤとの差+109mm)の大きなタイヤに変更しますと円周長は2.523mとなり、同じ820回転でも進む距離は2068.9m(+281.3m)まで伸びます。メーター読みは107.3km/hでも実際の速度は+16.8km/hの124.1km/hとなりますので、その気もないのに速度違反キップを授与されかねません。

実走行距離とオドメーターでの走行距離の乖離

純正サイズ|265/35R20
走行距離 690km
燃費 8.6km/L
小さいサイズ|245/20R20
走行距離 790.0km +100.0km
燃費 9.9km/L +1.3km/L
大きいサイズ|295/50R20
走行距離 596.2km -93.8km
燃費 7.5km/L -1.1km/L

たとえば純正タイヤで690kmの長距離ドライブをしたとき、給油量が80L、満タン法での燃費が8.6km/Lだったとします。

小さな245/20R20のタイヤでは実際の距離を690km走行するために必要なタイヤの回転数が増えますので、オドメーター(走行距離計)の走行距離も伸びて790.0kmを示します。この距離をもとに80Lの給油をすると燃費は9.9km/Lで本来よりも良好に出て、カタログ燃費を超えた!と糠喜びをすることになります。

大きな295/50R20ではタイヤの必要回転数が減りますので、見かけ上の走行距離も減って596.2kmを示し、燃費は7.5km/Lと短く出てきて必要以上にガッカリしてしまいます。

タイヤサイズの変更は乗り心地や操縦安定性および走行安定性の変化だけでなく、お財布にダイレクトな不都合(特に純正比で大きくなる方向のタイヤ)もいろいろとありますので、くれぐれも保安基準から逸脱しないよう用法用量を守って正しくご変更ください。

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