純正装着タイヤが265/30R20のとき互換可能なタイヤサイズ

ここでは、265/30R20タイヤのホイールサイズはそのままに、タイヤ幅を-20mmから+30mm(245mm-295mm)まで、扁平率を-15%から+15%(15%-45%)までの間で変化させ、タイヤ直径(外径)の変化量と時速40km時のスピードメーター誤差、最低地上高(車高)への影響を調べています。

265/30R20のタイヤを装着する車種の例としては、3C30型M3、4R20型B4 カブリオ、3R20型B4 クーペ、3R30型B3 セダン、3R30型B3 ツーリング、8KCFSF型RS4 アバントなどが該当します。

純正タイヤ 265/30R20 | 径 667mm | ホイールサイズ変更なし

-20mm
幅245mm
-10mm
幅255mm
変更なし
幅265mm
+10mm
幅275mm
+20mm
幅285mm
+30mm
幅295mm
-15%
15
扁平
245/15R20
34.9km/h
外径 582mm
径差 -85mm
車高 -43mm
255/15R20
35.1km/h
外径 585mm
径差 -82mm
車高 -41mm
265/15R20
35.3km/h
外径 588mm
径差 -79mm
車高 -40mm
275/15R20
35.4km/h
外径 591mm
径差 -76mm
車高 -38mm
285/15R20
35.6km/h
外径 594mm
径差 -73mm
車高 -37mm
295/15R20
35.8km/h
外径 597mm
径差 -70mm
車高 -35mm
-10%
20
扁平
245/20R20
36.3km/h
外径 606mm
径差 -61mm
車高 -31mm
255/20R20
36.6km/h
外径 610mm
径差 -57mm
車高 -29mm
265/20R20
36.8km/h
外径 614mm
径差 -53mm
車高 -27mm
275/20R20
37.1km/h
外径 618mm
径差 -49mm
車高 -25mm
285/20R20
37.3km/h
外径 622mm
径差 -45mm
車高 -23mm
295/20R20
37.5km/h
外径 626mm
径差 -41mm
車高 -21mm
-5%
25
扁平
245/25R20
37.8km/h
外径 631mm
径差 -36mm
車高 -18mm
255/25R20
38.1km/h
外径 636mm
径差 -31mm
車高 -16mm
265/25R20
38.4km/h
外径 641mm
径差 -26mm
車高 -13mm
275/25R20
38.7km/h
外径 646mm
径差 -21mm
車高 -11mm
285/25R20
39.0km/h
外径 651mm
径差 -16mm
車高 -8mm
295/25R20
39.3km/h
外径 656mm
径差 -11mm
車高 -6mm
変更
なし
30
扁平
245/30R20
39.3km/h
外径 655mm
径差 -12mm
車高 -6mm
255/30R20
39.6km/h
外径 661mm
径差 -6mm
車高 -3mm
265/30R20
40.0km/h
外径 667mm
径差 0mm
車高 0mm
275/30R20
40.4km/h
外径 673mm
径差 +6mm
車高 +3mm
285/30R20
40.7km/h
外径 679mm
径差 +12mm
車高 +6mm
295/30R20
41.1km/h
外径 685mm
径差 +18mm
車高 +9mm
+5%
35
扁平
245/35R20
40.8km/h
外径 680mm
径差 +13mm
車高 +7mm
255/35R20
41.2km/h
外径 687mm
径差 +20mm
車高 +10mm
265/35R20
41.6km/h
外径 694mm
径差 +27mm
車高 +14mm
275/35R20
42.0km/h
外径 701mm
径差 +34mm
車高 +17mm
285/35R20
42.5km/h
外径 708mm
径差 +41mm
車高 +21mm
295/35R20
42.9km/h
外径 715mm
径差 +48mm
車高 +24mm
+10%
40
扁平
245/40R20
42.2km/h
外径 704mm
径差 +37mm
車高 +19mm
255/40R20
42.7km/h
外径 712mm
径差 +45mm
車高 +23mm
265/40R20
43.2km/h
外径 720mm
径差 +53mm
車高 +27mm
275/40R20
43.7km/h
外径 728mm
径差 +61mm
車高 +31mm
285/40R20
44.1km/h
外径 736mm
径差 +69mm
車高 +35mm
295/40R20
44.6km/h
外径 744mm
径差 +77mm
車高 +39mm
+15%
45
扁平
245/45R20
43.7km/h
外径 729mm
径差 +62mm
車高 +31mm
255/45R20
44.3km/h
外径 738mm
径差 +71mm
車高 +36mm
265/45R20
44.8km/h
外径 747mm
径差 +80mm
車高 +40mm
275/45R20
45.3km/h
外径 756mm
径差 +89mm
車高 +45mm
285/45R20
45.9km/h
外径 765mm
径差 +98mm
車高 +49mm
295/45R20
46.4km/h
外径 774mm
径差 +107mm
車高 +54mm
265/30R20からのインチダウン・インチアップは下記リンク先をご覧ください。
18インチに
サイズダウン
19インチに
サイズダウン
21インチに
サイズアップ
22インチに
サイズアップ
23インチに
サイズアップ

※H19年1月1日以降に製造された車両の基準ではスピードメーターが時速40kmを示すとき、実際の速度が30.9km/hから42.5km/h(-22%から+6%くらい)の範囲になければ車検に合格することができません。(H18年12月31日までの車両は30.9km/hから44.4km/h)

※マイナス方向は大きな誤差でも許されるので原則として水色、38.0km/hから40.8km/h(-5.0%から+2.0%)の範囲にある現実的な互換タイヤは緑色、42.5km/h(+6.0%)までにある少し危うい雰囲気の漂うタイヤは橙色に着色しています。(同サイズでも直径に多少の差異があるため非推奨)

※各欄の一番下にある「車高 ○○mm」は、タイヤを変更したことで上下する全高および最低地上高の量を表示しています。車高を下げたいからとタイヤを小さくすると、確かに車高は下がりますがホイールアーチとの隙間も大きくなりますので、見かたによっては格好が悪くなります。逆にタイヤを大きくすると車高を上げることはできますが、ホイールアーチと干渉するなど物理的に入らない場合があります。

もし265/30R20からサイズ変更するのであれば、誤差が小さく車検も安心な-5.0%から0%までの範囲にある、245/30R20、255/25R20、255/30R20、265/25R20、275/25R20、285/25R20、295/25R20あたりがおすすめです。

エンジン回転数から考えるスピードメーター誤差

画像はBMWより引用

M3 FR/7AT
純正サイズ|265/30R20
直径 667mm
円周長 2.095m
時速 103.1km/h
小さいサイズ|245/15R20
直径 582mm -85mm
円周長 1.828m -0.267m
時速 89.9km/h -13.2km/h
大きいサイズ|295/45R20
直径 774mm +107mm
円周長 2.432m +0.337m
時速 119.7km/h +16.6km/h

ここでは265/30R20を装着した代表的な車種である3C30型M3(30-Jahre M3 F80)の諸元を参考に、タイヤ径の変化がスピードメーターと実際の速度にどのような影響を及ぼすかを見てみます。

たとえばエンジンが1900rpmで回っているとき、最も高い減速比(変速比)が0.671とすると、ここでまずトルクが0.671倍になる代わりに回転数が2830rpmまで上がります。その先にあるファイナルギヤの減速比(終減速比)が3.462とすると、さらにトルクが3.462倍になる代わりに回転数が820rpmまで下がります。

この820rpmがタイヤの回転数となるわけですが、標準サイズの265/30R20の直径は667mmですから、タイヤ1回転あたりの円周長は2.095m、これが1分間に820回転しますと1717.9mの距離を進むことになります。これを時速換算すると103.1km/hで、ここからはこの時速を基準に進めていきます。

純正タイヤ装着時のメーター誤差がゼロとして、もしタイヤ幅-20mm、扁平率-15%の245/15R20(直径582mm/純正タイヤとの差-85mm)の小さなタイヤに変更しますと円周長は1.828mとなり、同じ820回転でも進む距離は1499.0m(-218.9m)まで減少します。メーター読みの時速では同じ103.1km/hでも、実際の速度は-13.2km/hの89.9km/hまで低下します。

逆にタイヤ幅+30mm、扁平率+15%の295/45R20(直径774mm/純正タイヤとの差+107mm)の大きなタイヤに変更しますと円周長は2.432mとなり、同じ820回転でも進む距離は1994.2m(+276.3m)まで伸びます。メーター読みは103.1km/hでも実際の速度は+16.6km/hの119.7km/hとなりますので、その気もないのに速度違反キップを授与されかねません。

実走行距離とオドメーターでの走行距離の乖離

純正サイズ|265/30R20
走行距離 710km
燃費 11.8km/L
小さいサイズ|245/15R20
走行距離 813.7km +103.7km
燃費 13.6km/L +1.8km/L
大きいサイズ|295/45R20
走行距離 611.6km -98.4km
燃費 10.2km/L -1.6km/L

たとえば純正タイヤで710kmの長距離ドライブをしたとき、給油量が60L、満タン法での燃費が11.8km/Lだったとします。

小さな245/15R20のタイヤでは実際の距離を710km走行するために必要なタイヤの回転数が増えますので、オドメーター(走行距離計)の走行距離も伸びて813.7kmを示します。この距離をもとに60Lの給油をすると燃費は13.6km/Lで本来よりも良好に出て、カタログ燃費を超えた!と糠喜びをすることになります。

大きな295/45R20ではタイヤの必要回転数が減りますので、見かけ上の走行距離も減って611.6kmを示し、燃費は10.2km/Lと短く出てきて必要以上にガッカリしてしまいます。

タイヤサイズの変更は乗り心地や操縦安定性および走行安定性の変化だけでなく、お財布にダイレクトな不都合(特に純正比で大きくなる方向のタイヤ)もいろいろとありますので、くれぐれも保安基準から逸脱しないよう用法用量を守って正しくご変更ください。

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