ここでは、245/50R18タイヤのホイールサイズはそのままに、タイヤ幅を-20mmから+30mm(225mm-275mm)まで、扁平率を-15%から+15%(35%-65%)までの間で変化させ、タイヤ直径(外径)の変化量と時速40km時のスピードメーター誤差、最低地上高(車高)への影響を調べています。
245/50R18のタイヤを装着する車種の例としては、7A30型7シリーズ、222104型Sクラス セダン、BHGY51型ディグニティ、BKNY51型プラウディア、HGY51型シーマ、WX20型X3、HY51型フーガ ハイブリッド、SN30型5シリーズ セダン、KY51型フーガ、YA30型7シリーズなどが該当します。
純正タイヤ 245/50R18 | 径 702mm | ホイールサイズ変更なし | ||||||
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-20mm 幅225mm |
-10mm 幅235mm |
変更なし 幅245mm |
+10mm 幅255mm |
+20mm 幅265mm |
+30mm 幅275mm |
|
-15% 35 扁平 |
225/35R18 35.0km/h 外径 615mm 径差 -87mm 車高 -44mm |
235/35R18 35.4km/h 外径 622mm 径差 -80mm 車高 -40mm |
245/35R18 35.8km/h 外径 629mm 径差 -73mm 車高 -37mm |
255/35R18 36.2km/h 外径 636mm 径差 -66mm 車高 -33mm |
265/35R18 36.6km/h 外径 643mm 径差 -59mm 車高 -30mm |
275/35R18 37.0km/h 外径 650mm 径差 -52mm 車高 -26mm |
-10% 40 扁平 |
225/40R18 36.3km/h 外径 637mm 径差 -65mm 車高 -33mm |
235/40R18 36.8km/h 外径 645mm 径差 -57mm 車高 -29mm |
245/40R18 37.2km/h 外径 653mm 径差 -49mm 車高 -25mm |
255/40R18 37.7km/h 外径 661mm 径差 -41mm 車高 -21mm |
265/40R18 38.1km/h 外径 669mm 径差 -33mm 車高 -17mm |
275/40R18 38.6km/h 外径 677mm 径差 -25mm 車高 -13mm |
-5% 45 扁平 |
225/45R18 37.6km/h 外径 660mm 径差 -42mm 車高 -21mm |
235/45R18 38.1km/h 外径 669mm 径差 -33mm 車高 -17mm |
245/45R18 38.6km/h 外径 678mm 径差 -24mm 車高 -12mm |
255/45R18 39.1km/h 外径 687mm 径差 -15mm 車高 -8mm |
265/45R18 39.7km/h 外径 696mm 径差 -6mm 車高 -3mm |
275/45R18 40.2km/h 外径 705mm 径差 +3mm 車高 +2mm |
変更 なし 50 扁平 |
225/50R18 38.9km/h 外径 682mm 径差 -20mm 車高 -10mm |
235/50R18 39.4km/h 外径 692mm 径差 -10mm 車高 -5mm |
245/50R18 40.0km/h 外径 702mm 径差 0mm 車高 0mm |
255/50R18 40.6km/h 外径 712mm 径差 +10mm 車高 +5mm |
265/50R18 41.1km/h 外径 722mm 径差 +20mm 車高 +10mm |
275/50R18 41.7km/h 外径 732mm 径差 +30mm 車高 +15mm |
+5% 55 扁平 |
225/55R18 40.2km/h 外径 705mm 径差 +3mm 車高 +2mm |
235/55R18 40.8km/h 外径 716mm 径差 +14mm 車高 +7mm |
245/55R18 41.4km/h 外径 727mm 径差 +25mm 車高 +13mm |
255/55R18 42.1km/h 外径 738mm 径差 +36mm 車高 +18mm |
265/55R18 42.7km/h 外径 749mm 径差 +47mm 車高 +24mm |
275/55R18 43.3km/h 外径 760mm 径差 +58mm 車高 +29mm |
+10% 60 扁平 |
225/60R18 41.4km/h 外径 727mm 径差 +25mm 車高 +13mm |
235/60R18 42.1km/h 外径 739mm 径差 +37mm 車高 +19mm |
245/60R18 42.8km/h 外径 751mm 径差 +49mm 車高 +25mm |
255/60R18 43.5km/h 外径 763mm 径差 +61mm 車高 +31mm |
265/60R18 44.2km/h 外径 775mm 径差 +73mm 車高 +37mm |
275/60R18 44.8km/h 外径 787mm 径差 +85mm 車高 +43mm |
+15% 65 扁平 |
225/65R18 42.7km/h 外径 750mm 径差 +48mm 車高 +24mm |
235/65R18 43.5km/h 外径 763mm 径差 +61mm 車高 +31mm |
245/65R18 44.2km/h 外径 776mm 径差 +74mm 車高 +37mm |
255/65R18 45.0km/h 外径 789mm 径差 +87mm 車高 +44mm |
265/65R18 45.7km/h 外径 802mm 径差 +100mm 車高 +50mm |
275/65R18 46.4km/h 外径 815mm 径差 +113mm 車高 +57mm |
16インチに サイズダウン | 17インチに サイズダウン | 19インチに サイズアップ | 20インチに サイズアップ | 21インチに サイズアップ |
※H19年1月1日以降に製造された車両の基準ではスピードメーターが時速40kmを示すとき、実際の速度が30.9km/hから42.5km/h(-22%から+6%くらい)の範囲になければ車検に合格することができません。(H18年12月31日までの車両は30.9km/hから44.4km/h)
※マイナス方向は大きな誤差でも許されるので原則として水色、38.0km/hから40.8km/h(-5.0%から+2.0%)の範囲にある現実的な互換タイヤは緑色、42.5km/h(+6.0%)までにある少し危うい雰囲気の漂うタイヤは橙色に着色しています。(同サイズでも直径に多少の差異があるため非推奨)
※各欄の一番下にある「車高 ○○mm」は、タイヤを変更したことで上下する全高および最低地上高の量を表示しています。車高を下げたいからとタイヤを小さくすると、確かに車高は下がりますがホイールアーチとの隙間も大きくなりますので、見かたによっては格好が悪くなります。逆にタイヤを大きくすると車高を上げることはできますが、ホイールアーチと干渉するなど物理的に入らない場合があります。
もし245/50R18からサイズ変更するのであれば、誤差が小さく車検も安心な-5.0%から0%までの範囲にある、225/50R18、235/45R18、235/50R18、245/45R18、255/45R18、265/40R18、265/45R18、275/40R18あたりがおすすめです。
エンジン回転数から考えるスピードメーター誤差
画像はBMWより引用![]() 7シリーズ FR/8AT | ||
純正サイズ|245/50R18 | ||
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直径 | 702mm | |
円周長 | 2.205m | |
時速 | 100.5km/h | |
小さいサイズ|225/35R18 | ||
直径 | 615mm | -87mm |
円周長 | 1.932m | -0.273m |
時速 | 88.1km/h | -12.4km/h |
大きいサイズ|275/65R18 | ||
直径 | 815mm | +113mm |
円周長 | 2.560m | +0.355m |
時速 | 116.7km/h | +16.2km/h |
ここでは245/50R18を装着した代表的な車種である7D20型7シリーズ(740e iPerformance G11)の諸元を参考に、タイヤ径の変化がスピードメーターと実際の速度にどのような影響を及ぼすかを見てみます。
たとえばエンジンが1500rpmで回っているとき、最も高い減速比(変速比)が0.640とすると、ここでまずトルクが0.640倍になる代わりに回転数が2340rpmまで上がります。その先にあるファイナルギヤの減速比(終減速比)が3.077とすると、さらにトルクが3.077倍になる代わりに回転数が760rpmまで下がります。
この760rpmがタイヤの回転数となるわけですが、標準サイズの245/50R18の直径は702mmですから、タイヤ1回転あたりの円周長は2.205m、これが1分間に760回転しますと1675.8mの距離を進むことになります。これを時速換算すると100.5km/hで、ここからはこの時速を基準に進めていきます。
純正タイヤ装着時のメーター誤差がゼロとして、もしタイヤ幅-20mm、扁平率-15%の225/35R18(直径615mm/純正タイヤとの差-87mm)の小さなタイヤに変更しますと円周長は1.932mとなり、同じ760回転でも進む距離は1468.3m(-207.5m)まで減少します。メーター読みの時速では同じ100.5km/hでも、実際の速度は-12.4km/hの88.1km/hまで低下します。
逆にタイヤ幅+30mm、扁平率+15%の275/65R18(直径815mm/純正タイヤとの差+113mm)の大きなタイヤに変更しますと円周長は2.560mとなり、同じ760回転でも進む距離は1945.6m(+269.8m)まで伸びます。メーター読みは100.5km/hでも実際の速度は+16.2km/hの116.7km/hとなりますので、その気もないのに速度違反キップを授与されかねません。
実走行距離とオドメーターでの走行距離の乖離
純正サイズ|245/50R18 | ||
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走行距離 | 710km | |
燃費 | 15.4km/L | |
小さいサイズ|225/35R18 | ||
走行距離 | 810.3km | +100.3km |
燃費 | 17.6km/L | +2.2km/L |
大きいサイズ|275/65R18 | ||
走行距離 | 611.5km | -98.5km |
燃費 | 13.3km/L | -2.1km/L |
たとえば純正タイヤで710kmの長距離ドライブをしたとき、給油量が46L、満タン法での燃費が15.4km/Lだったとします。
小さな225/35R18のタイヤでは実際の距離を710km走行するために必要なタイヤの回転数が増えますので、オドメーター(走行距離計)の走行距離も伸びて810.3kmを示します。この距離をもとに46Lの給油をすると燃費は17.6km/Lで本来よりも良好に出て、カタログ燃費を超えた!と糠喜びをすることになります。
大きな275/65R18ではタイヤの必要回転数が減りますので、見かけ上の走行距離も減って611.5kmを示し、燃費は13.3km/Lと短く出てきて必要以上にガッカリしてしまいます。
タイヤサイズの変更は乗り心地や操縦安定性および走行安定性の変化だけでなく、お財布にダイレクトな不都合(特に純正比で大きくなる方向のタイヤ)もいろいろとありますので、くれぐれも保安基準から逸脱しないよう用法用量を守って正しくご変更ください。