純正装着タイヤが205/70R14のとき互換可能なタイヤサイズ

ここでは、205/70R14タイヤのホイールサイズはそのままに、タイヤ幅を-20mmから+30mm(185mm-235mm)まで、扁平率を-15%から+15%(55%-85%)までの間で変化させ、タイヤ直径(外径)の変化量と時速40km時のスピードメーター誤差、最低地上高(車高)への影響を調べています。

205/70R14のタイヤを装着する車種の例としては、LH100G型ハイエースワゴン、YR30G型タウンエースワゴン、635型6シリーズ クーペなどが該当します。

純正タイヤ 205/70R14 | 径 643mm | ホイールサイズ変更なし

-20mm
幅185mm
-10mm
幅195mm
変更なし
幅205mm
+10mm
幅215mm
+20mm
幅225mm
+30mm
幅235mm
-15%
55
扁平
185/55R14
34.8km/h
外径 560mm
径差 -83mm
車高 -42mm
195/55R14
35.5km/h
外径 571mm
径差 -72mm
車高 -36mm
205/55R14
36.2km/h
外径 582mm
径差 -61mm
車高 -31mm
215/55R14
36.9km/h
外径 593mm
径差 -50mm
車高 -25mm
225/55R14
37.6km/h
外径 604mm
径差 -39mm
車高 -20mm
235/55R14
38.3km/h
外径 615mm
径差 -28mm
車高 -14mm
-10%
60
扁平
185/60R14
36.0km/h
外径 578mm
径差 -65mm
車高 -33mm
195/60R14
36.7km/h
外径 590mm
径差 -53mm
車高 -27mm
205/60R14
37.4km/h
外径 602mm
径差 -41mm
車高 -21mm
215/60R14
38.2km/h
外径 614mm
径差 -29mm
車高 -15mm
225/60R14
38.9km/h
外径 626mm
径差 -17mm
車高 -9mm
235/60R14
39.7km/h
外径 638mm
径差 -5mm
車高 -3mm
-5%
65
扁平
185/65R14
37.1km/h
外径 597mm
径差 -46mm
車高 -23mm
195/65R14
37.9km/h
外径 610mm
径差 -33mm
車高 -17mm
205/65R14
38.8km/h
外径 623mm
径差 -20mm
車高 -10mm
215/65R14
39.6km/h
外径 636mm
径差 -7mm
車高 -4mm
225/65R14
40.4km/h
外径 649mm
径差 +6mm
車高 +3mm
235/65R14
41.2km/h
外径 662mm
径差 +19mm
車高 +10mm
変更
なし
70
扁平
185/70R14
38.3km/h
外径 615mm
径差 -28mm
車高 -14mm
195/70R14
39.1km/h
外径 629mm
径差 -14mm
車高 -7mm
205/70R14
40.0km/h
外径 643mm
径差 0mm
車高 0mm
215/70R14
40.9km/h
外径 657mm
径差 +14mm
車高 +7mm
225/70R14
41.7km/h
外径 671mm
径差 +28mm
車高 +14mm
235/70R14
42.6km/h
外径 685mm
径差 +42mm
車高 +21mm
+5%
75
扁平
185/75R14
39.4km/h
外径 634mm
径差 -9mm
車高 -5mm
195/75R14
40.4km/h
外径 649mm
径差 +6mm
車高 +3mm
205/75R14
41.3km/h
外径 664mm
径差 +21mm
車高 +11mm
215/75R14
42.2km/h
外径 679mm
径差 +36mm
車高 +18mm
225/75R14
43.2km/h
外径 694mm
径差 +51mm
車高 +26mm
235/75R14
44.1km/h
外径 709mm
径差 +66mm
車高 +33mm
+10%
80
扁平
185/80R14
40.6km/h
外径 652mm
径差 +9mm
車高 +5mm
195/80R14
41.6km/h
外径 668mm
径差 +25mm
車高 +13mm
205/80R14
42.6km/h
外径 684mm
径差 +41mm
車高 +21mm
215/80R14
43.5km/h
外径 700mm
径差 +57mm
車高 +29mm
225/80R14
44.5km/h
外径 716mm
径差 +73mm
車高 +37mm
235/80R14
45.5km/h
外径 732mm
径差 +89mm
車高 +45mm
+15%
85
扁平
185/85R14
41.7km/h
外径 671mm
径差 +28mm
車高 +14mm
195/85R14
42.8km/h
外径 688mm
径差 +45mm
車高 +23mm
205/85R14
43.9km/h
外径 705mm
径差 +62mm
車高 +31mm
215/85R14
44.9km/h
外径 722mm
径差 +79mm
車高 +40mm
225/85R14
46.0km/h
外径 739mm
径差 +96mm
車高 +48mm
235/85R14
47.0km/h
外径 756mm
径差 +113mm
車高 +57mm
205/70R14からのインチダウン・インチアップは下記リンク先をご覧ください。
12インチに
サイズダウン
13インチに
サイズダウン
15インチに
サイズアップ
16インチに
サイズアップ
17インチに
サイズアップ

※H19年1月1日以降に製造された車両の基準ではスピードメーターが時速40kmを示すとき、実際の速度が30.9km/hから42.5km/h(-22%から+6%くらい)の範囲になければ車検に合格することができません。(H18年12月31日までの車両は30.9km/hから44.4km/h)

※マイナス方向は大きな誤差でも許されるので原則として水色、38.0km/hから40.8km/h(-5.0%から+2.0%)の範囲にある現実的な互換タイヤは緑色、42.5km/h(+6.0%)までにある少し危うい雰囲気の漂うタイヤは橙色に着色しています。(同サイズでも直径に多少の差異があるため非推奨)

※各欄の一番下にある「車高 ○○mm」は、タイヤを変更したことで上下する全高および最低地上高の量を表示しています。車高を下げたいからとタイヤを小さくすると、確かに車高は下がりますがホイールアーチとの隙間も大きくなりますので、見かたによっては格好が悪くなります。逆にタイヤを大きくすると車高を上げることはできますが、ホイールアーチと干渉するなど物理的に入らない場合があります。

もし205/70R14からサイズ変更するのであれば、誤差が小さく車検も安心な-5.0%から0%までの範囲にある、185/70R14、185/75R14、195/70R14、205/65R14、215/60R14、215/65R14、225/60R14、235/55R14、235/60R14あたりがおすすめです。

エンジン回転数から考えるスピードメーター誤差

画像はトヨタ自動車より引用

タウンエースワゴン PT4WD/4AT
純正サイズ|205/70R14
直径643mm
円周長2.020m
時速101.8km/h
小さいサイズ|185/55R14
直径560mm-83mm
円周長1.759m-0.261m
時速88.7km/h-13.1km/h
大きいサイズ|235/85R14
直径756mm+113mm
円周長2.375m+0.355m
時速119.7km/h+17.9km/h

ここでは205/70R14を装着した代表的な車種であるYR30G型タウンエースワゴン(Super-Extra)の諸元を参考に、タイヤ径の変化がスピードメーターと実際の速度にどのような影響を及ぼすかを見てみます。

たとえばエンジンが2800rpmで回っているとき、最も高い減速比(変速比)が0.730とすると、ここでまずトルクが0.730倍になる代わりに回転数が3840rpmまで上がります。その先にあるファイナルギヤの減速比(終減速比)が4.556とすると、さらにトルクが4.556倍になる代わりに回転数が840rpmまで下がります。

この840rpmがタイヤの回転数となるわけですが、標準サイズの205/70R14の直径は643mmですから、タイヤ1回転あたりの円周長は2.020m、これが1分間に840回転しますと1696.8mの距離を進むことになります。これを時速換算すると101.8km/hで、ここからはこの時速を基準に進めていきます。

純正タイヤ装着時のメーター誤差がゼロとして、もしタイヤ幅-20mm、扁平率-15%の185/55R14(直径560mm/純正タイヤとの差-83mm)の小さなタイヤに変更しますと円周長は1.759mとなり、同じ840回転でも進む距離は1477.6m(-219.2m)まで減少します。メーター読みの時速では同じ101.8km/hでも、実際の速度は-13.1km/hの88.7km/hまで低下します。

逆にタイヤ幅+30mm、扁平率+15%の235/85R14(直径756mm/純正タイヤとの差+113mm)の大きなタイヤに変更しますと円周長は2.375mとなり、同じ840回転でも進む距離は1995.0m(+298.2m)まで伸びます。メーター読みは101.8km/hでも実際の速度は+17.9km/hの119.7km/hとなりますので、その気もないのに速度違反キップを授与されかねません。

実走行距離とオドメーターでの走行距離の乖離

純正サイズ|205/70R14
走行距離480km
燃費8.0km/L
小さいサイズ|185/55R14
走行距離551.2km+71.2km
燃費9.2km/L+1.2km/L
大きいサイズ|235/85R14
走行距離408.3km-71.7km
燃費6.8km/L-1.2km/L

たとえば純正タイヤで480kmの長距離ドライブをしたとき、給油量が60L、満タン法での燃費が8.0km/Lだったとします。

小さな185/55R14のタイヤでは実際の距離を480km走行するために必要なタイヤの回転数が増えますので、オドメーター(走行距離計)の走行距離も伸びて551.2kmを示します。この距離をもとに60Lの給油をすると燃費は9.2km/Lで本来よりも良好に出て、カタログ燃費を超えた!と糠喜びをすることになります。

大きな235/85R14ではタイヤの必要回転数が減りますので、見かけ上の走行距離も減って408.3kmを示し、燃費は6.8km/Lと短く出てきて必要以上にガッカリしてしまいます。

タイヤサイズの変更は乗り心地や操縦安定性および走行安定性の変化だけでなく、お財布にダイレクトな不都合(特に純正比で大きくなる方向のタイヤ)もいろいろとありますので、くれぐれも保安基準から逸脱しないよう用法用量を守って正しくご変更ください。

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