純正装着タイヤが155/65R12のとき互換可能なタイヤサイズ

ここでは、155/65R12タイヤのホイールサイズはそのままに、タイヤ幅を-20mmから+30mm(135mm-185mm)まで、扁平率を-15%から+15%(50%-80%)までの間で変化させ、タイヤ直径(外径)の変化量と時速40km時のスピードメーター誤差、最低地上高(車高)への影響を調べています。

155/65R12のタイヤを装着する車種の例としては、H22A型ミニカトッポなどが該当します。

純正タイヤ 155/65R12 | 径 506mm | ホイールサイズ変更なし

-20mm
幅135mm
-10mm
幅145mm
変更なし
幅155mm
+10mm
幅165mm
+20mm
幅175mm
+30mm
幅185mm
-15%
50
扁平
135/50R12
34.8km/h
外径 440mm
径差 -66mm
車高 -33mm
145/50R12
35.6km/h
外径 450mm
径差 -56mm
車高 -28mm
155/50R12
36.4km/h
外径 460mm
径差 -46mm
車高 -23mm
165/50R12
37.2km/h
外径 470mm
径差 -36mm
車高 -18mm
175/50R12
37.9km/h
外径 480mm
径差 -26mm
車高 -13mm
185/50R12
38.7km/h
外径 490mm
径差 -16mm
車高 -8mm
-10%
55
扁平
135/55R12
35.9km/h
外径 454mm
径差 -52mm
車高 -26mm
145/55R12
36.8km/h
外径 465mm
径差 -41mm
車高 -21mm
155/55R12
37.6km/h
外径 476mm
径差 -30mm
車高 -15mm
165/55R12
38.5km/h
外径 487mm
径差 -19mm
車高 -10mm
175/55R12
39.4km/h
外径 498mm
径差 -8mm
車高 -4mm
185/55R12
40.2km/h
外径 509mm
径差 +3mm
車高 +2mm
-5%
60
扁平
135/60R12
36.9km/h
外径 467mm
径差 -39mm
車高 -20mm
145/60R12
37.9km/h
外径 479mm
径差 -27mm
車高 -14mm
155/60R12
38.8km/h
外径 491mm
径差 -15mm
車高 -8mm
165/60R12
39.8km/h
外径 503mm
径差 -3mm
車高 -2mm
175/60R12
40.7km/h
外径 515mm
径差 +9mm
車高 +5mm
185/60R12
41.7km/h
外径 527mm
径差 +21mm
車高 +11mm
変更
なし
65
扁平
135/65R12
38.0km/h
外径 481mm
径差 -25mm
車高 -13mm
145/65R12
39.1km/h
外径 494mm
径差 -12mm
車高 -6mm
155/65R12
40.0km/h
外径 506mm
径差 0mm
車高 0mm
165/65R12
41.1km/h
外径 520mm
径差 +14mm
車高 +7mm
175/65R12
42.1km/h
外径 533mm
径差 +27mm
車高 +14mm
185/65R12
43.2km/h
外径 546mm
径差 +40mm
車高 +20mm
+5%
70
扁平
135/70R12
39.1km/h
外径 494mm
径差 -12mm
車高 -6mm
145/70R12
40.2km/h
外径 508mm
径差 +2mm
車高 +1mm
155/70R12
41.3km/h
外径 522mm
径差 +16mm
車高 +8mm
165/70R12
42.4km/h
外径 536mm
径差 +30mm
車高 +15mm
175/70R12
43.5km/h
外径 550mm
径差 +44mm
車高 +22mm
185/70R12
44.6km/h
外径 564mm
径差 +58mm
車高 +29mm
+10%
75
扁平
135/75R12
40.2km/h
外径 508mm
径差 +2mm
車高 +1mm
145/75R12
41.3km/h
外径 523mm
径差 +17mm
車高 +9mm
155/75R12
42.5km/h
外径 538mm
径差 +32mm
車高 +16mm
165/75R12
43.7km/h
外径 553mm
径差 +47mm
車高 +24mm
175/75R12
44.9km/h
外径 568mm
径差 +62mm
車高 +31mm
185/75R12
46.1km/h
外径 583mm
径差 +77mm
車高 +39mm
+15%
80
扁平
135/80R12
41.2km/h
外径 521mm
径差 +15mm
車高 +8mm
145/80R12
42.5km/h
外径 537mm
径差 +31mm
車高 +16mm
155/80R12
43.7km/h
外径 553mm
径差 +47mm
車高 +24mm
165/80R12
45.0km/h
外径 569mm
径差 +63mm
車高 +32mm
175/80R12
46.2km/h
外径 585mm
径差 +79mm
車高 +40mm
185/80R12
47.5km/h
外径 601mm
径差 +95mm
車高 +48mm
155/65R12からのインチダウン・インチアップは下記リンク先をご覧ください。
10インチ
なし
11インチ
なし
13インチに
サイズアップ
14インチに
サイズアップ
15インチに
サイズアップ

※H19年1月1日以降に製造された車両の基準ではスピードメーターが時速40kmを示すとき、実際の速度が30.9km/hから42.5km/h(-22%から+6%くらい)の範囲になければ車検に合格することができません。(H18年12月31日までの車両は30.9km/hから44.4km/h)

※マイナス方向は大きな誤差でも許されるので原則として水色、38.0km/hから40.8km/h(-5.0%から+2.0%)の範囲にある現実的な互換タイヤは緑色、42.5km/h(+6.0%)までにある少し危うい雰囲気の漂うタイヤは橙色に着色しています。(同サイズでも直径に多少の差異があるため非推奨)

※各欄の一番下にある「車高 ○○mm」は、タイヤを変更したことで上下する全高および最低地上高の量を表示しています。車高を下げたいからとタイヤを小さくすると、確かに車高は下がりますがホイールアーチとの隙間も大きくなりますので、見かたによっては格好が悪くなります。逆にタイヤを大きくすると車高を上げることはできますが、ホイールアーチと干渉するなど物理的に入らない場合があります。

もし155/65R12からサイズ変更するのであれば、誤差が小さく車検も安心な-5.0%から0%までの範囲にある、135/65R12、135/70R12、145/65R12、155/60R12、165/55R12、165/60R12、175/55R12、185/50R12あたりがおすすめです。

エンジン回転数から考えるスピードメーター誤差

画像は三菱自動車より引用

ミニカトッポ FF/3AT
純正サイズ|155/65R12
直径506mm
円周長1.590m
時速101.1km/h
小さいサイズ|135/50R12
直径440mm-66mm
円周長1.382m-0.208m
時速87.9km/h-13.2km/h
大きいサイズ|185/80R12
直径601mm+95mm
円周長1.888m+0.298m
時速120.1km/h+19.0km/h

ここでは155/65R12を装着した代表的な車種であるH22A型ミニカトッポ(Qt)の諸元を参考に、タイヤ径の変化がスピードメーターと実際の速度にどのような影響を及ぼすかを見てみます。

たとえばエンジンが4800rpmで回っているとき、最も高い減速比(変速比)が1.000とすると、ここでまずトルクが1.000倍になる代わりに回転数が4800rpmまで上がります。その先にあるファイナルギヤの減速比(終減速比)が4.536とすると、さらにトルクが4.536倍になる代わりに回転数が1060rpmまで下がります。

この1060rpmがタイヤの回転数となるわけですが、標準サイズの155/65R12の直径は506mmですから、タイヤ1回転あたりの円周長は1.590m、これが1分間に1060回転しますと1685.4mの距離を進むことになります。これを時速換算すると101.1km/hで、ここからはこの時速を基準に進めていきます。

純正タイヤ装着時のメーター誤差がゼロとして、もしタイヤ幅-20mm、扁平率-15%の135/50R12(直径440mm/純正タイヤとの差-66mm)の小さなタイヤに変更しますと円周長は1.382mとなり、同じ1060回転でも進む距離は1464.9m(-220.5m)まで減少します。メーター読みの時速では同じ101.1km/hでも、実際の速度は-13.2km/hの87.9km/hまで低下します。

逆にタイヤ幅+30mm、扁平率+15%の185/80R12(直径601mm/純正タイヤとの差+95mm)の大きなタイヤに変更しますと円周長は1.888mとなり、同じ1060回転でも進む距離は2001.3m(+315.9m)まで伸びます。メーター読みは101.1km/hでも実際の速度は+19.0km/hの120.1km/hとなりますので、その気もないのに速度違反キップを授与されかねません。

実走行距離とオドメーターでの走行距離の乖離

純正サイズ|155/65R12
走行距離500km
燃費15.6km/L
小さいサイズ|135/50R12
走行距離575.3km+75.3km
燃費18.0km/L+2.4km/L
大きいサイズ|185/80R12
走行距離421.1km-78.9km
燃費13.2km/L-2.4km/L

たとえば純正タイヤで500kmの長距離ドライブをしたとき、給油量が32L、満タン法での燃費が15.6km/Lだったとします。

小さな135/50R12のタイヤでは実際の距離を500km走行するために必要なタイヤの回転数が増えますので、オドメーター(走行距離計)の走行距離も伸びて575.3kmを示します。この距離をもとに32Lの給油をすると燃費は18.0km/Lで本来よりも良好に出て、カタログ燃費を超えた!と糠喜びをすることになります。

大きな185/80R12ではタイヤの必要回転数が減りますので、見かけ上の走行距離も減って421.1kmを示し、燃費は13.2km/Lと短く出てきて必要以上にガッカリしてしまいます。

タイヤサイズの変更は乗り心地や操縦安定性および走行安定性の変化だけでなく、お財布にダイレクトな不都合(特に純正比で大きくなる方向のタイヤ)もいろいろとありますので、くれぐれも保安基準から逸脱しないよう用法用量を守って正しくご変更ください。

コメントは停止中です。