純正装着タイヤが145/80R12のとき互換可能なタイヤサイズ

ここでは、145/80R12タイヤのホイールサイズはそのままに、タイヤ幅を-20mmから+30mm(125mm-175mm)まで、扁平率を-15%から+15%(65%-95%)までの間で変化させ、タイヤ直径(外径)の変化量と時速40km時のスピードメーター誤差、最低地上高(車高)への影響を調べています。

145/80R12のタイヤを装着する車種の例としては、L245S型エッセ、HM4型バモス ホビオ、L260S型ミラ、JD2型ザッツ、JB1型ライフ、JA5型トゥデイ、L310S型オプティ、K10型マーチなどが該当します。

純正タイヤ 145/80R12 | 径 537mm | ホイールサイズ変更なし

-20mm
幅125mm
-10mm
幅135mm
変更なし
幅145mm
+10mm
幅155mm
+20mm
幅165mm
+30mm
幅175mm
-15%
65
扁平
125/65R12
34.9km/h
外径 468mm
径差 -69mm
車高 -35mm
135/65R12
35.8km/h
外径 481mm
径差 -56mm
車高 -28mm
145/65R12
36.8km/h
外径 494mm
径差 -43mm
車高 -22mm
155/65R12
37.8km/h
外径 507mm
径差 -30mm
車高 -15mm
165/65R12
38.7km/h
外径 520mm
径差 -17mm
車高 -9mm
175/65R12
39.7km/h
外径 533mm
径差 -4mm
車高 -2mm
-10%
70
扁平
125/70R12
35.8km/h
外径 480mm
径差 -57mm
車高 -29mm
135/70R12
36.8km/h
外径 494mm
径差 -43mm
車高 -22mm
145/70R12
37.8km/h
外径 508mm
径差 -29mm
車高 -15mm
155/70R12
38.9km/h
外径 522mm
径差 -15mm
車高 -8mm
165/70R12
39.9km/h
外径 536mm
径差 -1mm
車高 -1mm
175/70R12
41.0km/h
外径 550mm
径差 +13mm
車高 +7mm
-5%
75
扁平
125/75R12
36.7km/h
外径 493mm
径差 -44mm
車高 -22mm
135/75R12
37.8km/h
外径 508mm
径差 -29mm
車高 -15mm
145/75R12
39.0km/h
外径 523mm
径差 -14mm
車高 -7mm
155/75R12
40.1km/h
外径 538mm
径差 +1mm
車高 +1mm
165/75R12
41.2km/h
外径 553mm
径差 +16mm
車高 +8mm
175/75R12
42.3km/h
外径 568mm
径差 +31mm
車高 +16mm
変更
なし
80
扁平
125/80R12
37.6km/h
外径 505mm
径差 -32mm
車高 -16mm
135/80R12
38.8km/h
外径 521mm
径差 -16mm
車高 -8mm
145/80R12
40.0km/h
外径 537mm
径差 0mm
車高 0mm
155/80R12
41.2km/h
外径 553mm
径差 +16mm
車高 +8mm
165/80R12
42.4km/h
外径 569mm
径差 +32mm
車高 +16mm
175/80R12
43.6km/h
外径 585mm
径差 +48mm
車高 +24mm
+5%
85
扁平
125/85R12
38.6km/h
外径 518mm
径差 -19mm
車高 -10mm
135/85R12
39.9km/h
外径 535mm
径差 -2mm
車高 -1mm
145/85R12
41.1km/h
外径 552mm
径差 +15mm
車高 +8mm
155/85R12
42.4km/h
外径 569mm
径差 +32mm
車高 +16mm
165/85R12
43.6km/h
外径 586mm
径差 +49mm
車高 +25mm
175/85R12
44.9km/h
外径 603mm
径差 +66mm
車高 +33mm
+10%
90
扁平
125/90R12
39.5km/h
外径 530mm
径差 -7mm
車高 -4mm
135/90R12
40.8km/h
外径 548mm
径差 +11mm
車高 +6mm
145/90R12
42.2km/h
外径 566mm
径差 +29mm
車高 +15mm
155/90R12
43.5km/h
外径 584mm
径差 +47mm
車高 +24mm
165/90R12
44.8km/h
外径 602mm
径差 +65mm
車高 +33mm
175/90R12
46.2km/h
外径 620mm
径差 +83mm
車高 +42mm
+15%
95
扁平
125/95R12
40.4km/h
外径 543mm
径差 +6mm
車高 +3mm
135/95R12
41.9km/h
外径 562mm
径差 +25mm
車高 +13mm
145/95R12
43.3km/h
外径 581mm
径差 +44mm
車高 +22mm
155/95R12
44.7km/h
外径 600mm
径差 +63mm
車高 +32mm
165/95R12
46.1km/h
外径 619mm
径差 +82mm
車高 +41mm
175/95R12
47.5km/h
外径 638mm
径差 +101mm
車高 +51mm
145/80R12からのインチダウン・インチアップは下記リンク先をご覧ください。
10インチ
なし
11インチ
なし
13インチに
サイズアップ
14インチに
サイズアップ
15インチに
サイズアップ

※H19年1月1日以降に製造された車両の基準ではスピードメーターが時速40kmを示すとき、実際の速度が30.9km/hから42.5km/h(-22%から+6%くらい)の範囲になければ車検に合格することができません。(H18年12月31日までの車両は30.9km/hから44.4km/h)

※マイナス方向は大きな誤差でも許されるので原則として水色、38.0km/hから40.8km/h(-5.0%から+2.0%)の範囲にある現実的な互換タイヤは緑色、42.5km/h(+6.0%)までにある少し危うい雰囲気の漂うタイヤは橙色に着色しています。(同サイズでも直径に多少の差異があるため非推奨)

※各欄の一番下にある「車高 ○○mm」は、タイヤを変更したことで上下する全高および最低地上高の量を表示しています。車高を下げたいからとタイヤを小さくすると、確かに車高は下がりますがホイールアーチとの隙間も大きくなりますので、見かたによっては格好が悪くなります。逆にタイヤを大きくすると車高を上げることはできますが、ホイールアーチと干渉するなど物理的に入らない場合があります。

もし145/80R12からサイズ変更するのであれば、誤差が小さく車検も安心な-5.0%から0%までの範囲にある、125/85R12、125/90R12、135/80R12、135/85R12、145/75R12、155/70R12、165/65R12、165/70R12、175/65R12あたりがおすすめです。

エンジン回転数から考えるスピードメーター誤差

画像は本田技研工業より引用

バモス ホビオ 4WD/5MT
純正サイズ|145/80R12
直径537mm
円周長1.687m
時速101.2km/h
小さいサイズ|125/65R12
直径468mm-69mm
円周長1.470m-0.217m
時速88.2km/h-13.0km/h
大きいサイズ|175/95R12
直径638mm+101mm
円周長2.004m+0.317m
時速120.2km/h+19.0km/h

ここでは145/80R12を装着した代表的な車種であるHM4型バモス ホビオ(M)の諸元を参考に、タイヤ径の変化がスピードメーターと実際の速度にどのような影響を及ぼすかを見てみます。

たとえばエンジンが5700rpmで回っているとき、最も高い減速比(変速比)が0.911とすると、ここでまずトルクが0.911倍になる代わりに回転数が6260rpmまで上がります。その先にあるファイナルギヤの減速比(終減速比)が6.230とすると、さらにトルクが6.230倍になる代わりに回転数が1000rpmまで下がります。

この1000rpmがタイヤの回転数となるわけですが、標準サイズの145/80R12の直径は537mmですから、タイヤ1回転あたりの円周長は1.687m、これが1分間に1000回転しますと1687.0mの距離を進むことになります。これを時速換算すると101.2km/hで、ここからはこの時速を基準に進めていきます。

純正タイヤ装着時のメーター誤差がゼロとして、もしタイヤ幅-20mm、扁平率-15%の125/65R12(直径468mm/純正タイヤとの差-69mm)の小さなタイヤに変更しますと円周長は1.470mとなり、同じ1000回転でも進む距離は1470.0m(-217.0m)まで減少します。メーター読みの時速では同じ101.2km/hでも、実際の速度は-13.0km/hの88.2km/hまで低下します。

逆にタイヤ幅+30mm、扁平率+15%の175/95R12(直径638mm/純正タイヤとの差+101mm)の大きなタイヤに変更しますと円周長は2.004mとなり、同じ1000回転でも進む距離は2004.0m(+317.0m)まで伸びます。メーター読みは101.2km/hでも実際の速度は+19.0km/hの120.2km/hとなりますので、その気もないのに速度違反キップを授与されかねません。

実走行距離とオドメーターでの走行距離の乖離

純正サイズ|145/80R12
走行距離560km
燃費15.1km/L
小さいサイズ|125/65R12
走行距離642.7km+82.7km
燃費17.4km/L+2.3km/L
大きいサイズ|175/95R12
走行距離471.4km-88.6km
燃費12.7km/L-2.4km/L

たとえば純正タイヤで560kmの長距離ドライブをしたとき、給油量が37L、満タン法での燃費が15.1km/Lだったとします。

小さな125/65R12のタイヤでは実際の距離を560km走行するために必要なタイヤの回転数が増えますので、オドメーター(走行距離計)の走行距離も伸びて642.7kmを示します。この距離をもとに37Lの給油をすると燃費は17.4km/Lで本来よりも良好に出て、カタログ燃費を超えた!と糠喜びをすることになります。

大きな175/95R12ではタイヤの必要回転数が減りますので、見かけ上の走行距離も減って471.4kmを示し、燃費は12.7km/Lと短く出てきて必要以上にガッカリしてしまいます。

タイヤサイズの変更は乗り心地や操縦安定性および走行安定性の変化だけでなく、お財布にダイレクトな不都合(特に純正比で大きくなる方向のタイヤ)もいろいろとありますので、くれぐれも保安基準から逸脱しないよう用法用量を守って正しくご変更ください。

コメントは停止中です。