スバル ジャスティの性能まとめ [KA8型|1.2L/73PS|PT4WD/5MT|1992年] Myme-II


画像はスバル(富士重工業)より引用
http://www.subaru.jp/
投稿:2011/09/10|更新:2021/07/01

スバル(富士重工業)の3ドア・5人乗りハッチバック、E-KA8型の初代ジャスティは1984から生産が開始され、1994/12に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量1189cc(73PS/10.0kgm)のEF12型エンジンを搭載する[Myme-II|1992/09モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長3695mm×全幅1535mm×全高1420mm、排気量は1189ccであることから、大雑把に分類すると1.2リットルクラス(1200cc、自動車税は1.5L以下を適用)に属した、いわゆる5ナンバークラスの車です。とにかく排気量を増やして、とにかくボディを大きく、特に全幅を広げれば良いんだという風潮が蔓延る現代においては大変貴重な車となっています。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が3695mmであるこの車の場合は「スモール」(Small:3500mm超-3850mm以下|Bセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆるAWD方式(All Wheel Drive・Four Wheel Drive)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

KA8型 ジャスティ [1189cc/73PS PT4WD/5MT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

初代ジャスティの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
1.2L-NA
FF/5MT
93.3万円
KA7型
[Myme]
1992/09モデル
73PS
10.0kgm
16.0km/L
1.2L-NA
FF/CVT
100.0万円
KA7型
[Myme]
1992/09モデル
73PS
10.0kgm
15.6km/L
1.2L-NA
4WD/CVT
128.3万円
KA8型
[Myme-II]
1992/09モデル
73PS
10.0kgm
13.8km/L

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー SUBARU
車名&
グレード
ジャスティ
Myme-II
その他 マイムII スーパーセレクト, 4WD, M, Mf, R, Rf
お値段 1212000円
車両型式 E-KA8
駆動方式
変速機
パートタイム4WD・四輪駆動(AWD)
5MT(5段変速・手動)
ドア/定員 3ドア/5人
車体寸法 長3695×幅1535×高1420mm
室内寸法 長1720×幅1320×高1130mm
軸距&
輪距
2285mm
前1330mm/後1290mm
最小半径 4.5m
タイヤ 前輪:165/65R13
後輪:165/65R13
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ドラム
車両重量 810kg
エンジン諸元
原動機型式 EF12
気筒配列 直列3気筒
排気量1189cc
圧縮比9.5
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 73PS[54kW]/6000rpm
最大トルク 10.0kgm[98Nm]/3600rpm
使用燃料 レギュラーガソリン
10・15燃費 15.0km/L(35.3mpg)
100km燃費 6.7L/100km
EF12型エンジンの諸元と性能まとめ
直列3気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に3個配置する方式。小排気量のスタンダード。
直列3気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(39600円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(12600円/年)と自賠責保険料(12920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額5000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、4年4万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1992/09モデルのジャスティを29年落ちの中古で13.3万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    ジャスティの1992/09モデルの場合、2021年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の10%である12.1万円に諸経費として1.2万円を足した13.3万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

1992年式を29年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 1500cc以下 13年経過で増税 39600円
自動車重量税(1年分) 1.0トン以下 18年経過で増税 12600円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 12920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷12.8km/L×155円/L 121090円
オイル交換(5000km毎) 1回4000円×2回 8000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 1本6000円×4本÷4年 6000円
任意保険料(月額5000円) 月額5000円×12ヶ月 60000円
ローン完済後の年間維持費 260210円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額11090円×12ヶ月 133080円
ローン返済中の年間維持費 393290円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 54040円
名目 金額
自動車税(1年分) 39600円
自動車重量税(1年分) 12600円
自賠責保険料(1年分) 12920円
燃料代(年間1万km) 121090円
オイル交換(5000km毎) 8000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 6000円
任意保険料(月額5000円) 60000円
ローン完済後の年間維持費 260210円
名目 金額
車のローン額(1年分) 133080円
ローン返済中の年間維持費 393290円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
54040円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、自動車税の区分は「1500cc以下の13年経過で増税」で税額は39600円、重量税の区分は「1.0トン以下の18年経過で増税」で税額は12600円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本6000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2017年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額54,040円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

車に対して少し色気を出すと月換算で2~3万円の間、年間にすると24~36万円のクラスです。この車の場合は月単位で換算すると21,684円(完済前は32,774円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければ…」と呟くその姿は自慢げなようでありながら哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにはいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。


●ジャスティの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます嫌気がさして、ますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、ジャスティの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則) 22420円
ガソリン税(暫定) 19610円
石油税 2190円
消費税(10%) 11010円
合計納税額 55230円

例として年間走行距離を10000km、燃費を12.8km/L、ガソリンを1リットルあたり155円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は781.2Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計22420円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで19610円、石油税が2.8円/Lで2190円になります。

ガソリン車の場合は本体価格84.3円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては11010円となり、これらを合計した税額は55230円、1年間に燃料代として支払う121090円のうち45.6%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で39600円、自動車重量税が年換算で12600円ですから、合計107430円がジャスティに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39600円 25%
自動車重量税 1年分 12600円 8%
自賠責保険料 1年分 12920円 8%
燃料代 3000km分 36330円 23%
オイル交換 年1回 4000円 3%
タイヤ交換 6年毎 4000円 3%
任意保険料 80% 48000円 30%
合計
[1万kmとの差額]
157450円
-102760円
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39600円 21%
自動車重量税 1年分 12600円 7%
自賠責保険料 1年分 12920円 7%
燃料代 5000km分 60550円 33%
オイル交換 年1回 4000円 2%
タイヤ交換 6年毎 4000円 2%
任意保険料 85% 51000円 28%
合計
[1万kmとの差額]
184670円
-75540円
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39600円 19%
自動車重量税 1年分 12600円 6%
自賠責保険料 1年分 12920円 6%
燃料代 7000km分 84760円 40%
オイル交換 年1回 5600円 3%
タイヤ交換 6年毎 4000円 2%
任意保険料 90% 54000円 24%
合計
[1万kmとの差額]
213480円
-46730円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料60000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて102760円安い157450円に、5000km走行では75540円安い184670円に、7000km走行では46730円安い213480円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。燃料代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39600円 12%
自動車重量税 1年分 12600円 4%
自賠責保険料 1年分 12920円 4%
燃料代 15000km分 181640円 53%
オイル交換 年3回 24000円 7%
タイヤ交換 2.7年毎 9000円 3%
任意保険料 100% 60000円 17%
合計
[1万kmとの差額]
339760円
+79550円
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39600円 10%
自動車重量税 1年分 12600円 3%
自賠責保険料 1年分 12920円 3%
燃料代 20000km分 242180円 59%
オイル交換 年4回 32000円 8%
タイヤ交換 2年毎 12000円 3%
任意保険料 100% 60000円 14%
合計
[1万kmとの差額]
411300円
+151090円

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km100円2200円2.6万円
20km210円4600円5.5万円
30km310円6800円8.1万円
50km520円11400円13.5万円
100km1030円22700円26.8万円

さて、レギュラーガソリン1リットルの燃料価格を155円、燃費を15.0km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは10.33円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は100円/日となり、20km走行なら210円/日、30km走行なら310円/日、50km走行なら520円/日、100km走行なら1030円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は6800円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は8.1万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

EF12型エンジン簡易性能曲線図
EF12型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
3600回転時の馬力 50PS
6000回転時の馬力 73PS
各回転域でのトルク
3600回転時のトルク 10.0kgm
6000回転時のトルク 8.7kgm
EF12型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているEF12型1189cc、直列3気筒の自然吸気エンジンは6000回転時に最高出力73馬力を、3600回転時に最大トルク10.0kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3600rpmから最高出力が発生する6000rpmまで」の2400rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は40.0%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
1500cc以下クラス編
スバルの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
1500cc以下クラス編
スバルの小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ11.096kg/PS(810kg/73PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ11.096kg/PS
車体+1人11.849kg/PS
車体+5人14.863kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg11.918kg/PS
車体+70kg12.055kg/PS
車体+80kg12.192kg/PS
車体+90kg12.329kg/PS
車体+100kg12.466kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは11.849kg/PS(865kg/73PS)となり、数値としては0.753kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは14.863kg/PS(1085kg/73PS)となり、3.767kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

ジャスティのライバル候補車たち

1992/09

ジャスティ
11.849kg/PS
865kg/73PS|1.2L-NA
[車体のみPWR:11.096]
2015/02

車種詳細
ジェイド
11.947kg/PS
1565kg/131PS|1.5L-NA
[車体のみPWR:11.527]
2019/09

車種詳細
カローラ ツーリング
11.853kg/PS
1375kg/116PS|1.2L-TB
[車体のみPWR:11.379]
2016/11

車種詳細
ルーミー
11.786kg/PS
1155kg/98PS|1.0L-TB
[車体のみPWR:11.224]
2008/12

車種詳細
パッソ セッテ
11.881kg/PS
1295kg/109PS|1.5L-NA
[車体のみPWR:11.376]
2016/11

車種詳細
タンク
11.786kg/PS
1155kg/98PS|1.0L-TB
[車体のみPWR:11.224]

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ11.849kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

11.731kg/PSから11.967kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの6人乗りミニバン「FR4型 ジェイド」、トヨタの5人乗りワゴン「NRE210W型 カローラ ツーリング」、トヨタの5人乗りミニバン「M900A型 ルーミー」、トヨタの7人乗りミニバン「M512E型 パッソ セッテ」、トヨタの5人乗りミニバン「M900A型 タンク」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

KA8型 ジャスティ [Myme-II]とパワーウェイトレシオが近い車種|11.849kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は90.1PS/tとなっています。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.744
平均ピストンスピード 16.60m/s
トルクウェイトレシオ 81.0kg/kgm
1馬力あたりのお値段 16603円
排気量1Lあたり馬力 61.40PS/L
排気量1Lあたりトルク 8.41kgm/L
1気筒あたりの馬力 24.3PS
1気筒あたりのトルク 3.3kgm
パワーバンド比率 40.0%
燃費×馬力 930.8pt
各種ランキング
ハッチバックのPWR
1.0~1.3L以下のPWR

トルクウェイトレシオは81.0kg/kgm(810kg/10.0kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が1212000円、最高出力が73馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は16603円、逆に1万円あたりでは0.60馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は121200円、1万円あたりでは0.08kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
スバル編
1500cc以下の車編
ハッチバック編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は61.40PS/L、トルクは8.41kgm/L、1気筒あたりの馬力は24.3馬力、トルクは3.3kgmとなり、このエンジンが73馬力を6000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは16.60m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が83.0mmであるEF12型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7230回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.744になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が12.75km/L、最高出力が73PSであるこの車の獲得ポイントは930.8ptになります。
戯れに車両重量810kgを100kg単位にした8.1で割ってみたところ、その数値は114.91ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)

人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高 2.57m³
1人あたりのスペース 約0.51m³
室内長/全長 46.5%
室内幅/全幅 86.0%
室内高/全高 79.6%
室内容積/車両体積 31.9%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は2.57m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.51m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は46.5%、同じく室内幅と全幅の比率は86.0%、同じく室内高と全高の比率は79.6%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は31.9%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.29m
期待される荷室の幅 1.22m
対角線の長さ 1.78m
期待される荷室の面積 1.57m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.29m(対角線では1.78m)しかないとなると、これはもう常識的に考えてかなり厳しい車中泊を強いられます。運転席あるいは助手席を後ろに倒して寝たほうがまだマシかもしれません。俗に言う体育座りの体勢で横になれば寝られないこともないでしょうが、寝れども寝れども疲れは取れない上に猛烈な腰痛で目を覚ましかねず、実に爽やかな笑顔で「もう二度と車中泊なんてしないよ!」と後日談を語ることになりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 15.0km/L
燃料タンク容量 35L
航続距離(カタログ燃費) 525.0km
航続距離(80%燃費) 420.0km
満タンプライス 5425円
1万円でどこまで行ける? 967.7km
車両価格/航続距離 2309円/km

10・15モード燃費が15.0km/Lですので、燃料タンクの容量が35リットルですと航続可能距離は525.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(13.5km/L)とすると472.5km、80%(12.0km/L)だと420.0km、70%(10.5km/L)では367.5kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリン35リットルの給油で5425円、上で計算した航続距離を踏まえると525.0km(80%燃費時420.0km)を走行するのに5425円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば967.7km(往復なら片道483.9km)、カタログ値の80%なら774.2km(片道387.1km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で525.0kmの距離を移動できるKA8型 ジャスティ [Myme-II]という乗り物を、121.2万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「2309円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


純正装着タイヤの165/65R13と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 165/65R13 | 直径 545mm

-20mm
幅145mm
-10mm
幅155mm
変更なし
幅165mm
+10mm
幅175mm
+20mm
幅185mm
-5%
60
扁平
145/60R13
37.0km/h
直径504mm
径差-41mm
155/60R13
37.9km/h
直径516mm
径差-29mm
165/60R13
38.8km/h
直径528mm
径差-17mm
175/60R13
39.6km/h
直径540mm
径差-5mm
185/60R13
40.5km/h
直径552mm
径差+7mm
0%
65
扁平
145/65R13
38.1km/h
直径519mm
径差-26mm
155/65R13
39.0km/h
直径532mm
径差-13mm
165/65R13
40.0km/h
545mm
0mm
175/65R13
41.0km/h
直径558mm
径差+13mm
185/65R13
41.9km/h
直径571mm
径差+26mm
+5%
70
扁平
145/70R13
39.1km/h
直径533mm
径差-12mm
155/70R13
40.1km/h
直径547mm
径差+2mm
165/70R13
41.2km/h
直径561mm
径差+16mm
175/70R13
42.2km/h
直径575mm
径差+30mm
185/70R13
43.2km/h
直径589mm
径差+44mm
+10%
75
扁平
145/75R13
40.2km/h
直径548mm
径差+3mm
155/75R13
41.3km/h
直径563mm
径差+18mm
165/75R13
42.4km/h
直径578mm
径差+33mm
175/75R13
43.5km/h
直径593mm
径差+48mm
185/75R13
44.6km/h
直径608mm
径差+63mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、145/65R13、145/70R13 、155/65R13 、165/60R13 、175/60R13 あたりのタイヤがおすすめです。

165/65R13のタイヤ幅を145mmから195mmまで、扁平率を50%から80%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを13インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが165/65R13のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


KA8型ジャスティ[1.2L-NA PT4WD/5MT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト11.096kg/ps45.52
1速ギヤ加速性能39.59
1L換算馬力61.40ps/L40.46
1L換算トルク8.41kgm/L36.13
WB/TR比1.74452.84
ワイド&ロー指数0.92546.75
前面の面積2.180m²61.13
最低地上高43.50
スポーツ性能部門の得点365.92

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費15.0km/L54.46
年間維持費260210円40.71
100kmh回転数42.97
航続距離525.0km38.74
車の大きさ8.054m³36.19
室内の広さ2.566m³41.54
最小回転半径4.5m64.47
馬力単価16603円55.92
ユーティリティ部門の得点375.00

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した KA8型ジャスティ[1.2L-NA PT4WD/5MT] の総合得点は 740.92 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したKA8型ジャスティ(PT4WD/5MT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのハッチバック」、「1500ccのハッチバック」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

15.0

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