スマート フォーフォーの性能まとめ [453062型|0.9L/109PS|RR/6AT|2016年] BRABUS Xclusive


画像はスマートより引用
http://www.smart-j.com/
投稿:2017/03/01|更新:2021/07/01

スマートの5ドア・4人乗りハッチバック、ABA-453062型の3代目フォーフォーは2015/10から生産(または販売)が開始されました。

ここでは排気量897cc(109PS/17.3kgm)の281M09型エンジンを搭載する[BRABUS Xclusive|2016/12モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長3550mm×全幅1665mm×全高1545mm、排気量は897ccであることから、大雑把に分類すると0.9リットルクラス(900cc、自動車税は1.0L以下を適用)に属した、いわゆる5ナンバークラスの車です。とにかく排気量を増やして、とにかくボディを大きく、特に全幅を広げれば良いんだという風潮が蔓延る現代においては大変貴重な車となっています。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が3550mmであるこの車の場合は「スモール」(Small:3500mm超-3850mm以下|Bセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを後輪の車軸より後に搭載し、後輪のみを駆動する、いわゆるRR方式(リヤエンジン/リヤドライブ)を採用しています。ブレーキング時に抜群の安定性を見せ、トラクションの掛かりも絶大とされるものの、乗用車の駆動方式としてはあまり一般的ではないようで、有名どころとしてはポルシェ911と営農サンバーが筆頭に挙げられます。

453062型 フォーフォー [897cc/109PS RR/6AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

3代目フォーフォーの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
1.0L-NA
RR/6AT
209.0万円
453042型
[Passion]
2015/10モデル
71PS
9.3kgm
22.3km/L
0.9L-TB
RR/6AT
256.0万円
453044型
[Turbo]
2016/08モデル
90PS
13.8kgm
22.0km/L

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー SMART
車名&
グレード
フォーフォー
BRABUS Xclusive
その他 ブラバス エクスクルーシブ リミテッド
お値段 3120000円
車両型式 ABA-453062
駆動方式
変速機
RR・後輪駆動(RWD,2WD)
6AT(6段変速・自動)
ドア/定員 5ドア/4人
車体寸法 長3550×幅1665×高1545mm
軸距&
輪距
2495mm
前1450mm/後1430mm
最小半径 4.1m
最低高 125mm
タイヤ 前輪:185/45R17
後輪:205/40R17
ブレーキ 前:ディスク
後:ドラム
車両重量 1080kg
エンジン諸元
原動機型式 281M09
気筒配列 直列3気筒
排気量897cc
圧縮比9.5
吸気方式 ターボ
最高出力 109PS[80kW]/5750rpm
最大トルク 17.3kgm[170Nm]/2000rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
JC08燃費 20.6km/L(48.5mpg)
100km燃費 4.9L/100km
281M09型エンジンの諸元と性能まとめ
直列3気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に3個配置する方式。小排気量のスタンダード。
直列3気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(29500円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(12300円/年)と自賠責保険料(12920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額4500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、4年4万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、フォーフォーの新車を358.8万円(諸費用として46.8万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 1000cc以下 13年未満 29500円
自動車重量税(1年分) 1.5トン以下 13年未満 12300円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 12920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷19.2×165円/L 85940円
オイル交換(5000km毎) 1回4000円×2回 8000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 1本15000円×4本÷4年 15000円
任意保険料(月額4500円) 月額4500円×12ヶ月 54000円
ローン完済後の年間維持費 217660円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額59800円×12ヶ月 717600円
ローン返済中の年間維持費 935260円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 53440円
名目 金額
自動車税(1年分) 29500円円
自動車重量税(1年分) 12300円
自賠責保険料(1年分) 12920円
燃料代(年間1万km) 85940円
オイル交換(5000km毎) 8000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 15000円
任意保険料(月額4500円) 54000円
ローン完済後の年間維持費 217660円
名目 金額
車のローン額(1年分) 717600円
ローン返済中の年間維持費 935260円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
53440円
  • 初度登録から5年経過車の場合、自動車税の区分は「1000cc以下の13年未満」で税額は29500円、重量税の区分は「1.5トン以下の13年未満」で税額は12300円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本15000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額4500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2017年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額53,440円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

今にも壊れそうな格安車から少しステップアップすると月換算で1~2万円の間、年間にすると12~24万円のクラスです。この車の場合、月単位に換算して18,138円(完済前は77,938円)になります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸れるのがこのクラスです。普通に使う分には何ら問題のないバランスの取れたクラスではないかと思います。


●フォーフォーの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます嫌気がさして、ますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、フォーフォーの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則) 14950円
ガソリン税(暫定) 13070円
石油税 1460円
消費税(10%) 7810円
合計納税額 37290円

例として年間走行距離を10000km、燃費を19.2km/L、ガソリンを1リットルあたり165円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は520.8Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計14950円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで13070円、石油税が2.8円/Lで1460円になります。

ガソリン車の場合は本体価格93.4円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては7810円となり、これらを合計した税額は37290円、1年間に燃料代として支払う85940円のうち43.4%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で29500円、自動車重量税が年換算で12300円ですから、合計79090円がフォーフォーに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 29500円 21%
自動車重量税 1年分 12300円 9%
自賠責保険料 1年分 12920円 9%
燃料代 3000km分 25780円 19%
オイル交換 年1回 4000円 3%
タイヤ交換 6年毎 10000円 7%
任意保険料 80% 43200円 32%
合計
[1万kmとの差額]
137700円
-79960円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 29500円 19%
自動車重量税 1年分 12300円 8%
自賠責保険料 1年分 12920円 8%
燃料代 5000km分 42970円 27%
オイル交換 年1回 4000円 3%
タイヤ交換 6年毎 10000円 6%
任意保険料 85% 45960円 29%
合計
[1万kmとの差額]
157650円
-60010円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 29500円 16%
自動車重量税 1年分 12300円 7%
自賠責保険料 1年分 12920円 7%
燃料代 7000km分 60160円 34%
オイル交換 年1回 5600円 3%
タイヤ交換 6年毎 10000円 6%
任意保険料 90% 48600円 27%
合計
[1万kmとの差額]
179080円
-38580円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料54000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて79960円安い137700円に、5000km走行では60010円安い157650円に、7000km走行では38580円安い179080円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。燃料代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 29500円 10%
自動車重量税 1年分 12300円 4%
自賠責保険料 1年分 12920円 5%
燃料代 15000km分 128910円 45%
オイル交換 年3回 24000円 8%
タイヤ交換 2.7年毎 22500円 8%
任意保険料 100% 54000円 20%
合計
[1万kmとの差額]
284130円
+66470円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 29500円 9%
自動車重量税 1年分 12300円 4%
自賠責保険料 1年分 12920円 4%
燃料代 20000km分 171880円 50%
オイル交換 年4回 32000円 9%
タイヤ交換 2年毎 30000円 9%
任意保険料 100% 54000円 15%
合計
[1万kmとの差額]
342600円
+124940円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km80円1800円2.1万円
20km160円3500円4.2万円
30km240円5300円6.2万円
50km400円8800円10.4万円
100km800円17600円20.8万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を165円、燃費を20.6km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは8.01円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は80円/日となり、20km走行なら160円/日、30km走行なら240円/日、50km走行なら400円/日、100km走行なら800円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は5300円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は6.2万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

281M09型エンジン簡易性能曲線図
281M09型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
2000回転時の馬力 48PS
5750回転時の馬力 109PS
各回転域でのトルク
2000回転時のトルク 17.3kgm
5750回転時のトルク 13.6kgm
281M09型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載している281M09型897cc、直列3気筒のターボエンジンは5750回転時に最高出力109馬力を、2000回転時に最大トルク17.3kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2000rpmから最高出力が発生する5750rpmまで」の3750rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は65.2%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
1000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
1000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ9.908kg/PS(1080kg/109PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ9.908kg/PS
車体+1人10.413kg/PS
車体+4人11.927kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg10.459kg/PS
車体+70kg10.550kg/PS
車体+80kg10.642kg/PS
車体+90kg10.734kg/PS
車体+100kg10.826kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは10.413kg/PS(1135kg/109PS)となり、数値としては0.505kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは11.927kg/PS(1300kg/109PS)となり、2.019kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

フォーフォーのライバル候補車たち

2016/12

-
フォーフォー
10.413kg/PS
1135kg/109PS|0.9L-TB
[車体のみPWR:9.908]
2015/05

車種詳細
ジェイド
10.433kg/PS
1565kg/150PS|1.5L-TB
[車体のみPWR:10.067]
2013/09

車種詳細
フィット ハイブリッド
10.318kg/PS
1135kg/110PS|1.5L-NA
[車体のみPWR:9.818]
2019/11

車種詳細
ライズ
10.459kg/PS
1025kg/98PS|1.0L-TB
[車体のみPWR:9.898]
2015/05

車種詳細
2シリーズ アクティブツアラー
10.367kg/PS
1555kg/150PS|2.0L-TB
[車体のみPWR:10.000]
2009/06

車種詳細
ストリーム
10.321kg/PS
1445kg/140PS|1.8L-NA
[車体のみPWR:9.929]

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ10.413kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

10.309kg/PSから10.517kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの6人乗りミニバン「FR5型 ジェイド」、ホンダの5人乗りハッチバック「GP5型 フィット ハイブリッド」、トヨタの5人乗りSUV「A200A型 ライズ」、BMWの5人乗りハッチバック「2C20型 2シリーズ アクティブツアラー」、ホンダの7人乗りミニバン「RN6型 ストリーム」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

453062型 フォーフォー [BRABUS Xclusive]とパワーウェイトレシオが近い車種|10.413kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は100.9PS/tとなっています。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.733
平均ピストンスピード 14.01m/s
トルクウェイトレシオ 62.4kg/kgm
1馬力あたりのお値段 28624円
排気量1Lあたり馬力 121.52PS/L
排気量1Lあたりトルク 19.29kgm/L
1気筒あたりの馬力 36.3PS
1気筒あたりのトルク 5.8kgm
パワーバンド比率 65.2%
燃費×馬力 2088.4pt
各種ランキング
ハッチバックのPWR
1.0L以下のPWR

トルクウェイトレシオは62.4kg/kgm(1080kg/17.3kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が3120000円、最高出力が109馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は28624円、逆に1万円あたりでは0.35馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は180347円、1万円あたりでは0.06kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
1000cc以下の車編
ハッチバック編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は121.52PS/L、トルクは19.29kgm/L、1気筒あたりの馬力は36.3馬力、トルクは5.8kgmとなり、このエンジンが109馬力を5750回転で発生させているときの平均ピストンスピードは14.01m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が73.1mmである281M09型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は8210回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.733になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が19.16km/L、最高出力が109PSであるこの車の獲得ポイントは2088.4ptになります。
戯れに車両重量1080kgを100kg単位にした10.8で割ってみたところ、その数値は193.37ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.24m
期待される荷室の幅 1.26m
対角線の長さ 1.77m
期待される荷室の面積 1.56m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.24m(対角線では1.77m)しかないとなると、これはもう常識的に考えてかなり厳しい車中泊を強いられます。運転席あるいは助手席を後ろに倒して寝たほうがまだマシかもしれません。俗に言う体育座りの体勢で横になれば寝られないこともないでしょうが、寝れども寝れども疲れは取れない上に猛烈な腰痛で目を覚ましかねず、実に爽やかな笑顔で「もう二度と車中泊なんてしないよ!」と後日談を語ることになりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
JC08モード燃費 20.6km/L
燃料タンク容量 35L
航続距離(カタログ燃費) 721.0km
航続距離(80%燃費) 577.5km
満タンプライス 5775円
1万円でどこまで行ける? 1248.5km
車両価格/航続距離 4327円/km

JC08モード燃費が20.6km/Lですので、燃料タンクの容量が35リットルですと航続可能距離は721.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(18.5km/L)とすると647.5km、80%(16.5km/L)だと577.5km、70%(14.4km/L)では504.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン35リットルの給油で5775円、上で計算した航続距離を踏まえると721.0km(80%燃費時577.5km)を走行するのに5775円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1248.5km(往復なら片道624.2km)、カタログ値の80%なら998.8km(片道499.4km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で721.0kmの距離を移動できる453062型 フォーフォー [BRABUS Xclusive]という乗り物を、312.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「4327円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


純正装着タイヤの205/40R17と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 205/40R17 | 直径 596mm

-20mm
幅185mm
-10mm
幅195mm
変更なし
幅205mm
+10mm
幅215mm
+20mm
幅225mm
-5%
35
扁平
185/35R17
37.7km/h
直径562mm
径差-34mm
195/35R17
38.2km/h
直径569mm
径差-27mm
205/35R17
38.7km/h
直径576mm
径差-20mm
215/35R17
39.1km/h
直径583mm
径差-13mm
225/35R17
39.6km/h
直径590mm
径差-6mm
0%
40
扁平
185/40R17
38.9km/h
直径580mm
径差-16mm
195/40R17
39.5km/h
直径588mm
径差-8mm
205/40R17
40.0km/h
596mm
0mm
215/40R17
40.5km/h
直径604mm
径差+8mm
225/40R17
41.1km/h
直径612mm
径差+16mm
+5%
45
扁平
185/45R17
40.2km/h
直径599mm
径差+3mm
195/45R17
40.8km/h
直径608mm
径差+12mm
205/45R17
41.4km/h
直径617mm
径差+21mm
215/45R17
42.0km/h
直径626mm
径差+30mm
225/45R17
42.6km/h
直径635mm
径差+39mm
+10%
50
扁平
185/50R17
41.4km/h
直径617mm
径差+21mm
195/50R17
42.1km/h
直径627mm
径差+31mm
205/50R17
42.8km/h
直径637mm
径差+41mm
215/50R17
43.4km/h
直径647mm
径差+51mm
225/50R17
44.1km/h
直径657mm
径差+61mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、185/40R17 、195/35R17、195/40R17 、205/35R17 、215/35R17 、225/35R17あたりのタイヤがおすすめです。

205/40R17のタイヤ幅を185mmから235mmまで、扁平率を25%から55%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを17インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが205/40R17のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


453062型フォーフォー[0.9Lターボ RR/6AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト9.908kg/ps48.91
1速ギヤ加速性能-39.59
1L換算馬力121.52ps/L57.70
1L換算トルク19.29kgm/L62.19
WB/TR比1.73354.00
ワイド&ロー指数0.92846.54
前面の面積2.572m²50.52
最低地上高125mm61.99
スポーツ性能部門の得点421.44

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
JC08燃費20.6km/L55.31
年間維持費217660円47.15
100kmh回転数-42.97
航続距離721.0km50.59
車の大きさ9.132m³40.71
室内の広さ(仮) 1.656m³31.94
最小回転半径4.1m72.98
馬力単価28624円39.69
ユーティリティ部門の得点381.34

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 453062型フォーフォー[0.9Lターボ RR/6AT] の総合得点は 802.78 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した453062型フォーフォー(RR/6AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのハッチバック」、「1000ccのハッチバック」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

20.6

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