スマート フォーフォーの性能まとめ [453044型|0.9L/90PS|RR/6AT|2016年] Turbo


画像はスマートより引用
http://www.smart-j.com/
投稿:2016/08/09|更新:2019/09/26

スマートの5ドア・4人乗りハッチバック、453044型の3代目フォーフォーは2015/10から生産(または販売)が開始されました。

ここでは排気量897cc(90PS/13.8kgm)の281M09型エンジンを搭載する[Turbo|2016/08モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長3550mm×全幅1665mm×全高1545mm、排気量は897ccであることから、大雑把に分類すると0.9リットルクラス(900cc、自動車税は1.0L以下を適用)に属した、いわゆる5ナンバークラスの車です。とにかく排気量を増やして、とにかくボディを大きく、特に全幅を広げれば良いんだという風潮が蔓延る現代においては大変貴重な車となっています。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が3550mmであるこの車の場合は「スモール」(Small:3500mm超-3850mm以下|Bセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを後輪の車軸より後に搭載し、後輪のみを駆動する、いわゆるRR方式(リヤエンジン/リヤドライブ)を採用しています。ブレーキング時に抜群の安定性を見せ、トラクションの掛かりも絶大とされるものの、乗用車の駆動方式としてはあまり一般的ではないようで、有名どころとしてはポルシェ911と営農サンバーが筆頭に挙げられます。

453044型 フォーフォー [897cc/90PS RR/6AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

3代目フォーフォーの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
1.0L-NA
RR/6AT
209.0万円
453042型
[Passion]
(2015/10)
71PS
9.3kgm
22.3km/L
0.9L-TB
RR/6AT
312.0万円
453062型
[BRABUS Xclusive]
(2016/12)
109PS
17.3kgm
20.6km/L

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカーSMART
車名&
グレード
フォーフォー
Turbo
その他-
お値段2560000円
車両型式DBA-453044
駆動方式
変速機
RR・後輪駆動(RWD,2WD)
6AT(6段変速・自動)
ドア数&
定員
5ドア
4人
車体寸法長3550×幅1665×高1545mm
軸距&
輪距
2495mm
前1445mm/後1435mm
最小半径4.1m
最低高125mm
タイヤ前輪:185/50R16
後輪:205/45R16
ブレーキ前:ディスク
後:ドラム
車両重量1060kg
エンジン諸元
原動機型式281M09
気筒配列直列3気筒
排気量897cc
圧縮比9.5
吸気方式ターボ
最高出力90PS[66kW]/5500rpm
最大トルク13.8kgm[135Nm]/2500rpm
使用燃料ハイオクガソリン
JC08燃費22.0km/L(51.7mpg)
100km燃費4.5L/100km
281M09型エンジンの諸元と性能まとめ
直列3気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に3個配置する方式。小排気量のスタンダード。
直列3気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(29500円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(12300円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額4500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、フォーフォーの新車を294.4万円(諸費用として38.4万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

新車で買った場合の年間維持費

名目区分金額
自動車税(1年分)1000cc以下13年未満29500円
自動車重量税(1年分)1.5トン以下13年未満12300
自賠責保険料(1年分)自家用乗用車13920円
燃料代(年間1万km)10000km÷20.5×160円/L78050円
オイル交換(5000km毎)1回4000円×2回8000円
タイヤ交換(3年3万km毎)1本12000円×4本÷3年16000円
任意保険料(月額4500円)月額4500円×12ヶ月54000円
ローン完済後の年間維持費211770円
名目区分金額
車のローン額(1年分)月額49070円×12ヶ月588840円
ローン返済中の年間維持費800610円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度55440円
名目金額
自動車税(1年分)29500円
自動車重量税(1年分)12300
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(年間1万km)78050円
オイル交換(5000km毎)8000円
タイヤ交換(3年3万km毎)16000円
任意保険料(月額4500円)54000円
ローン完済後の年間維持費211770円
名目金額
車のローン額(1年分)588840円
ローン返済中の年間維持費800610円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
55440円
  • 初度登録から3年経過車の場合、自動車税の区分は「1000cc以下の13年未満」で税額は29500円、重量税の区分は「1.5トン以下の13年未満」で税額は12300円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本12000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額4500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額55,440円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

今にも壊れそうな格安車から少しステップアップすると月換算で1~2万円の間、年間にすると12~24万円のクラスです。この車の場合、月単位に換算して17,648円(完済前は66,718円)になります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸れるのがこのクラスです。普通に使う分には何ら問題のないバランスの取れたクラスではないかと思います。

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●フォーフォーの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、フォーフォーの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則)14000円
ガソリン税(暫定)12240円
石油税1370円
消費税(10%)7100円
合計納税額34710円

例として年間走行距離を10000km、燃費を20.5km/L、ガソリンを1リットルあたり160円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は487.8Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計14000円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで12240円、石油税が2.8円/Lで1370円になります。

ガソリン車の場合は本体価格88.9円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては7100円となり、これらを合計した税額は34710円、1年間に燃料代として支払う78050円のうち44.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で29500円、自動車重量税が年換算で12300円ですから、合計76510円がフォーフォーに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)29500円
自動車重量税(1年分)12300
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(3000km分)23420円
オイル交換(年1回)4000円
タイヤ交換(3万km/6年)4800円
任意保険料(月額3600円)43200円
合計
[差額]
131140円
[-80630円]
年間5000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)29500円
自動車重量税(1年分)12300
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(5000km分)39030円
オイル交換(年1回)4000円
タイヤ交換(3万km/6年)8000円
任意保険料(月額3830円)45960円
合計
[差額]
152710円
[-59060円]
年間7000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)29500円
自動車重量税(1年分)12300
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(7000km分)54640円
オイル交換(年1回)5600円
タイヤ交換(3万km/4.3年)11200円
任意保険料(月額4050円)48600円
合計
[差額]
175760円
[-36010円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料54000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて80630円安い131140円に、5000km走行では59060円安い152710円に、7000km走行では36010円安い175760円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km70円1500円1.8万円
20km150円3300円3.9万円
30km220円4800円5.7万円
50km360円7900円9.4万円
100km730円16100円19.0万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を160円、燃費を22.0km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは7.27円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は70円/日となり、20km走行なら150円/日、30km走行なら220円/日、50km走行なら360円/日、100km走行なら730円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は4800円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は5.7万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

281M09型エンジン簡易性能曲線図
281M09型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
2500回転時の馬力48PS
5500回転時の馬力90PS
各回転域でのトルク
2500回転時のトルク13.8kgm
5500回転時のトルク11.7kgm
281M09型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載している281M09型897cc、直列3気筒のターボエンジンは5500回転時に最高出力90馬力を、2500回転時に最大トルク13.8kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2500rpmから最高出力が発生する5500rpmまで」の3000rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は54.5%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
1000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
1000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ11.78kg/PS(1060kg/90PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ11.78kg/PS
車体+1人12.39kg/PS
車体+4人14.22kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg12.44kg/PS
車体+70kg12.56kg/PS
車体+80kg12.67kg/PS
車体+90kg12.78kg/PS
車体+100kg12.89kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは12.39kg/PS(1115kg/90PS)となり、数値としては0.61kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは14.22kg/PS(1280kg/90PS)となり、2.44kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

フォーフォーのライバル候補車たち

12.39kg/PS
MAZDA3 ファストバック
1.5L/111PS|FF/6MT
12.28kg/PS
カローラ スポーツ
1.2L/116PS|4WD/CVT
12.28kg/PS
CX-3
1.8L/116PS|4WD/6AT
12.32kg/PS
3シリーズ ツーリング
1.5L/136PS|FR/8AT
12.37kg/PS
セレナ
2.0L/150PS|4WD/CVT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ12.39kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

12.27kg/PSから12.51kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、マツダの5人乗りハッチバック「BP5P型 MAZDA3 ファストバック」、トヨタの5人乗りハッチバック「NRE214H型 カローラ スポーツ」、マツダの5人乗りSUV「DK8AW型 CX-3」、BMWの5人乗りワゴン「8E15型 3シリーズ ツーリング」、日産の8人乗りミニバン「GNC27型 セレナ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

453044型 フォーフォー [Turbo]とパワーウェイトレシオが近い車種|12.39kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比1.73
平均ピストンスピード13.4m/s
トルクウェイトレシオ76.8kg/kgm
1馬力あたりのお値段28444円
排気量1Lあたり馬力100.3PS/L
排気量1Lあたりトルク15.38kgm/L
1気筒あたりの馬力30.0PS
1気筒あたりのトルク4.6kgm
パワーバンド比率54.5%
各種ランキング
ハッチバックのPWR
1.0L以下のPWR

トルクウェイトレシオは76.8kg/kgm(1060kg/13.8kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が2560000円、最高出力が90馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は28444円、逆に1万円あたりでは0.35馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は185507円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は100.3PS/L、トルクは15.38kgm/L、1気筒あたりの馬力は30.0馬力、トルクは4.6kgmとなり、このエンジンが90馬力を5500回転で発生させているときの平均ピストンスピードは13.4m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が73.1mmである281M09型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は8210回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.73になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ1.24m
期待される荷室の幅1.26m
対角線の長さ1.77m
期待される荷室の面積1.56m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.24m(対角線では1.77m)しかないとなると、これはもう常識的に考えてかなり厳しい車中泊を強いられます。運転席あるいは助手席を後ろに倒して寝たほうがまだマシかもしれません。俗に言う体育座りの体勢で横になれば寝られないこともないでしょうが、寝れども寝れども疲れは取れない上に猛烈な腰痛で目を覚ましかねず、実に爽やかな笑顔で「もう二度と車中泊なんてしないよ!」と後日談を語ることになりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
JC08モード燃費22.0km/L
燃料タンク容量35L
航続距離(カタログ燃費)770.0km
航続距離(80%燃費)616.0km
満タンプライス5600円
1万円でどこまで行ける?1375.0km
車両価格/航続距離3325円/km

JC08モード燃費が22.0km/Lですので、燃料タンクの容量が35リットルですと航続可能距離は770.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(19.8km/L)とすると693.0km、80%(17.6km/L)だと616.0km、70%(15.4km/L)では539.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン35リットルの給油で5600円、上で計算した航続距離を踏まえると770.0km(80%燃費時616.0km)を走行するのに5600円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1375.0km(往復なら片道687.5km)、カタログ値の80%なら1100.0km(片道550.0km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で770.0kmの距離を移動できる453044型 フォーフォー [Turbo]という乗り物を、256.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「3325円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


純正装着タイヤの205/45R16と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 205/45R16 | 直径 591mm

-20mm
幅185mm
-10mm
幅195mm
変更なし
幅205mm
+10mm
幅215mm
+20mm
幅225mm
-5%
40
扁平
185/40R16
37.5km/h
直径554mm
径差-37mm
195/40R16
38.0km/h
直径562mm
径差-29mm
205/40R16
38.6km/h
直径570mm
径差-21mm
215/40R16
39.1km/h
直径578mm
径差-13mm
225/40R16
39.7km/h
直径586mm
径差-5mm
0%
45
扁平
185/45R16
38.8km/h
直径573mm
径差-18mm
195/45R16
39.4km/h
直径582mm
径差-9mm
205/45R16
40.0km/h
591mm
0mm
215/45R16
40.6km/h
直径600mm
径差+9mm
225/45R16
41.2km/h
直径609mm
径差+18mm
+5%
50
扁平
185/50R16
40.0km/h
直径591mm
径差0mm
195/50R16
40.7km/h
直径601mm
径差+10mm
205/50R16
41.4km/h
直径611mm
径差+20mm
215/50R16
42.0km/h
直径621mm
径差+30mm
225/50R16
42.7km/h
直径631mm
径差+40mm
+10%
55
扁平
185/55R16
41.3km/h
直径610mm
径差+19mm
195/55R16
42.0km/h
直径621mm
径差+30mm
205/55R16
42.8km/h
直径632mm
径差+41mm
215/55R16
43.5km/h
直径643mm
径差+52mm
225/55R16
44.3km/h
直径654mm
径差+63mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、185/45R16、185/50R16 、195/40R16、195/45R16 、205/40R16 、215/40R16 、225/40R16あたりのタイヤがおすすめです。

205/45R16のタイヤ幅を185mmから235mmまで、扁平率を30%から60%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを16インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが205/45R16のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご検討くださいませ。


453044型フォーフォー[0.9Lターボ RR/6AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト11.78kg/ps43.58
1速ギヤ加速性能-39.24
1L換算馬力100.3ps/L50.09
1L換算トルク15.38kgm/L50.14
WB/TR比1.7354.38
ワイド&ロー指数0.92846.55
前面の面積2.572m²50.26
最低地上高125mm59.40
スポーツ性能部門の得点393.64

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
JC08燃費22.0km/L57.84
年間維持費211770円60.70
100kmh回転数-42.83
航続距離770.0km53.89
車の大きさ9.132m³40.87
室内の広さ(仮) 1.656m³32.01
最小回転半径4.1m72.77
馬力単価28444円39.42
ユーティリティ部門の得点400.33

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 453044型フォーフォー[0.9Lターボ RR/6AT] の総合得点は 793.97 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した453044型フォーフォー(RR/6AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのハッチバック」、「1000ccのハッチバック」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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