ルノー ラグナの性能まとめ [GL7X型|3.0L/207PS|FF/5AT|2004年] Sedan-V6


画像はルノーより引用
http://www.renault.jp/
投稿:2011/12/01|更新:2019/09/26

ルノーの5ドア・5人乗りセダン、GL7X型の2代目ラグナは2003/01から生産が開始され、2005/12に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量2946cc(207PS/28.5kgm)のL7X型エンジンを搭載する[Sedan-V6|2004/04モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4500mm×全幅1790mm×全高1435mm、排気量は2946ccであることから、大雑把に分類すると3.0リットルクラス(3000cc、自動車税は3.0L以下を適用)に属し、全長、全高は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超え、排気量も2000ccを超えていることにより3ナンバー登録になります。比較的コンパクトなボディに大きめなエンジンの組み合わせは世界戦略車(グローバルカー)やちょっとした高級車に良くあるパターンです。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4500mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下|Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、いわゆるFF方式(フロントエンジン/フロントドライブ)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

GL7X型 ラグナ [2946cc/207PS FF/5AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

2代目ラグナの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
2.0L-NA
FF/4AT
330.8万円
GF4型
[Wagon-2.0]
(2004/04)
135PS
19.5kgm
2.9L-NA
FF/5AT
393.8万円
GL7X型
[Wagon-V6]
(2004/04)
207PS
28.5kgm

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカーRENAULT
車名&
グレード
ラグナ
Sedan-V6
その他5ドアV6
お値段3832500円
車両型式GH-GL7X
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
5AT(5段変速・自動)
ドア数&
定員
5ドア
5人
車体寸法長4500×幅1790×高1435mm
軸距&
輪距
2750mm
前1530mm/後1485mm
タイヤ前輪:205/55R16
後輪:205/55R16
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量1550kg
エンジン諸元
原動機型式L7X
気筒配列V型6気筒
排気量2946cc
圧縮比10.9
吸気方式自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力207PS[152kW]/6000rpm
最大トルク28.5kgm[279Nm]/3750rpm
使用燃料ハイオクガソリン
L7X型エンジンの諸元と性能まとめ
V型6気筒とは‥シリンダをV字型に交互で6個配置する方式。中排気量のスタンダード。
V型6気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(58600円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(22800円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額6500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2004/04モデルのラグナを15年落ちの中古で42.1万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    ラグナの2004/04モデルの場合、2019年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の10%である38.3万円に諸経費として3.8万円を足した42.1万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

2004年式を15年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目区分金額
自動車税(1年分)3000cc以下13年経過で増税58600
自動車重量税(1年分)2.0トン以下13年-17年経過で増税22800円
自賠責保険料(1年分)自家用乗用車13920円
燃料代(年間1万km)10000km÷7.1km/L×160円/L225350円
オイル交換(5000km毎)1回5500円×2回11000円
タイヤ交換(3年3万km毎)1本12000円×4本÷3年16000円
任意保険料(月額6500円)月額6500円×12ヶ月78000円
ローン完済後の年間維持費425670円
名目区分金額
車のローン額(1年分)月額35110円×12ヶ月421320円
ローン返済中の年間維持費846990円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度76440円
名目金額
自動車税(1年分)58600
自動車重量税(1年分)22800円
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(年間1万km)225350円
オイル交換(5000km毎)11000円
タイヤ交換(3年3万km毎)16000円
任意保険料(月額6500円)78000円
ローン完済後の年間維持費425670円
名目金額
車のローン額(1年分)421320円
ローン返済中の年間維持費846990円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
76440円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、自動車税の区分は「3000cc以下の13年経過で増税」で税額は58600円、重量税の区分は「2.0トン以下の13年-17年経過で増税」で税額は22800円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本12000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 車検時には上記の目安金額76,440円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

年間の維持費が60万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3~4万円、年間では36~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。

この車の場合は月単位で換算すると35,473円(完済前は70,583円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも憧れちゃいます。

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●ラグナの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、ラグナの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則)40420円
ガソリン税(暫定)35350円
石油税3940円
消費税(10%)20490円
合計納税額100200円

例として年間走行距離を10000km、燃費を7.1km/L、ガソリンを1リットルあたり160円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は1408.5Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計40420円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで35350円、石油税が2.8円/Lで3940円になります。

ガソリン車の場合は本体価格88.9円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては20490円となり、これらを合計した税額は100200円、1年間に燃料代として支払う225350円のうち44.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で58600円、自動車重量税が年換算で22800円ですから、合計181600円がラグナに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)58600
自動車重量税(1年分)22800円
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(3000km分)67610円
オイル交換(年1回)5500円
タイヤ交換(3万km/6年)4800円
任意保険料(月額5200円)62400円
合計
[差額]
235630円
[-190040円]
年間5000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)58600
自動車重量税(1年分)22800円
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(5000km分)112680円
オイル交換(年1回)5500円
タイヤ交換(3万km/6年)8000円
任意保険料(月額5530円)66360円
合計
[差額]
287860円
[-137810円]
年間7000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)58600
自動車重量税(1年分)22800円
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(7000km分)157750円
オイル交換(年1回)7700円
タイヤ交換(3万km/4.3年)11200円
任意保険料(月額5850円)70200円
合計
[差額]
342170円
[-83500円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料78000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて190040円安い235630円に、5000km走行では137810円安い287860円に、7000km走行では83500円安い342170円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km230円5100円6.0万円
20km450円9900円11.7万円
30km680円15000円17.7万円
50km1130円24900円29.4万円
100km2250円49500円58.5万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を160円、燃費を7.1km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは22.54円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は230円/日となり、20km走行なら450円/日、30km走行なら680円/日、50km走行なら1130円/日、100km走行なら2250円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は15000円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は17.7万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

L7X型エンジン簡易性能曲線図
L7X型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
3750回転時の馬力149PS
6000回転時の馬力207PS
各回転域でのトルク
3750回転時のトルク28.5kgm
6000回転時のトルク24.7kgm
L7X型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているL7X型2946cc、V型6気筒の自然吸気エンジンは6000回転時に最高出力207馬力を、3750回転時に最大トルク28.5kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3750rpmから最高出力が発生する6000rpmまで」の2250rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は37.5%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
3000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
3000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ7.49kg/PS(1550kg/207PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ7.49kg/PS
車体+1人7.75kg/PS
車体+5人8.82kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg7.78kg/PS
車体+70kg7.83kg/PS
車体+80kg7.87kg/PS
車体+90kg7.92kg/PS
車体+100kg7.97kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは7.75kg/PS(1605kg/207PS)となり、数値としては0.26kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは8.82kg/PS(1825kg/207PS)となり、1.33kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

ラグナのライバル候補車たち

7.54kg/PS
CX-5
2.5L/230PS|4WD/6AT
7.92kg/PS
ロードスター
1.5L/132PS|FR/6MT
7.81kg/PS
LS
3.5L/299PS|4WD/CVT
7.54kg/PS
XC60
2.0L/254PS|4WD/8AT
7.58kg/PS
LS
3.5L/299PS|FR/CVT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ7.75kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

7.52kg/PSから7.98kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、マツダの5人乗りSUV「KF5P型 CX-5」、マツダの2人乗りオープンカー「ND5RC型 ロードスター」、レクサスの5人乗りセダン「GVF50型 LS」、レクサスの5人乗りセダン「GVF55型 LS」、ボルボの5人乗りSUV「UB420XCA型 XC60」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

GL7X型 ラグナ [Sedan-V6]とパワーウェイトレシオが近い車種|7.75kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比1.82
平均ピストンスピード16.5m/s
トルクウェイトレシオ54.4kg/kgm
1馬力あたりのお値段18514円
排気量1Lあたり馬力70.3PS/L
排気量1Lあたりトルク9.67kgm/L
1気筒あたりの馬力34.5PS
1気筒あたりのトルク4.8kgm
パワーバンド比率37.5%
各種ランキング
セダンのPWR
2.5~3.0LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは54.4kg/kgm(1550kg/28.5kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が3832500円、最高出力が207馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は18514円、逆に1万円あたりでは0.54馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は134474円、1万円あたりでは0.07kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は70.3PS/L、トルクは9.67kgm/L、1気筒あたりの馬力は34.5馬力、トルクは4.8kgmとなり、このエンジンが207馬力を6000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは16.5m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が82.6mmであるL7X型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7260回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.82になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ1.57m
期待される荷室の幅1.39m
対角線の長さ2.10m
期待される荷室の面積2.18m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.57m(対角線では2.10m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費7.1km/L
燃料タンク容量70L
航続距離(カタログ燃費)497.0km
航続距離(80%燃費)399.0km
満タンプライス11200円

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので7.1km/Lを仮の燃費とすると、燃料タンクの容量が70リットルですと航続可能距離は497.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(6.4km/L)とすると448.0km、80%(5.7km/L)だと399.0km、70%(5.0km/L)では350.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン70リットルの給油で11200円、上で計算した航続距離を踏まえると497.0km(80%燃費時399.0km)を走行するのに11200円かかる計算です。


純正装着タイヤの205/55R16と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 205/55R16 | 直径 632mm

-20mm
幅185mm
-10mm
幅195mm
変更なし
幅205mm
+10mm
幅215mm
+20mm
幅225mm
-5%
50
扁平
185/50R16
37.4km/h
直径591mm
径差-41mm
195/50R16
38.0km/h
直径601mm
径差-31mm
205/50R16
38.7km/h
直径611mm
径差-21mm
215/50R16
39.3km/h
直径621mm
径差-11mm
225/50R16
39.9km/h
直径631mm
径差-1mm
0%
55
扁平
185/55R16
38.6km/h
直径610mm
径差-22mm
195/55R16
39.3km/h
直径621mm
径差-11mm
205/55R16
40.0km/h
632mm
0mm
215/55R16
40.7km/h
直径643mm
径差+11mm
225/55R16
41.4km/h
直径654mm
径差+22mm
+5%
60
扁平
185/60R16
39.7km/h
直径628mm
径差-4mm
195/60R16
40.5km/h
直径640mm
径差+8mm
205/60R16
41.3km/h
直径652mm
径差+20mm
215/60R16
42.0km/h
直径664mm
径差+32mm
225/60R16
42.8km/h
直径676mm
径差+44mm
+10%
65
扁平
185/65R16
40.9km/h
直径647mm
径差+15mm
195/65R16
41.8km/h
直径660mm
径差+28mm
205/65R16
42.6km/h
直径673mm
径差+41mm
215/65R16
43.4km/h
直径686mm
径差+54mm
225/65R16
44.2km/h
直径699mm
径差+67mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、185/55R16、185/60R16 、195/50R16、195/55R16 、205/50R16 、215/50R16 、225/50R16あたりのタイヤがおすすめです。

205/55R16のタイヤ幅を185mmから235mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを16インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが205/55R16のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。


GL7X型ラグナ[3.0L-NA FF/5AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト7.49kg/ps55.84
1速ギヤ加速性能39.27
1L換算馬力70.3ps/L47.53
1L換算トルク9.67kgm/L52.03
WB/TR比1.8245.00
ワイド&ロー指数0.80255.41
前面の面積2.569m²50.31
最低地上高43.38
スポーツ性能部門の得点388.77

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
燃費41.55
年間維持費425670円40.45
100kmh回転数42.85
航続距離24.75
車の大きさ11.559m³51.08
室内の広さ(仮) 2.096m³36.69
最小回転半径39.00
馬力単価18514円53.05
ユーティリティ部門の得点329.42

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した GL7X型ラグナ[3.0L-NA FF/5AT] の総合得点は 718.19 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したGL7X型ラグナ(FF/5AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「3000ccのセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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