ルノー カングーの性能まとめ [KWK4MG型|1.6L/105PS|FF/5MT|2010年] Be-Bop


画像はルノーより引用
http://www.renault.jp/
投稿:2011/09/07|更新:2019/09/26

ルノーの3ドア・4人乗りミニバン、KWK4MG型の2代目カングーは2010/09から生産が開始され、2012/01に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量1598cc(105PS/15.1kgm)のK4M型エンジンを搭載する[Be-Bop|2010/09モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長3780mm×全幅1830mm×全高1840mm、排気量は1598ccであることから、大雑把に分類すると1.6リットルクラス(1600cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属し、全長、全高、排気量は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超えていることにより3ナンバー登録になります。この手のタイプはいわゆる世界戦略車(グローバルカー)に多くあるようです。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が3780mmであるこの車の場合は「スモール」(Small:3500mm超-3850mm以下|Bセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、いわゆるFF方式(フロントエンジン/フロントドライブ)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

KWK4MG型 カングー [1598cc/105PS FF/5MT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

2代目カングーの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
1.2L-TB
FF/6MT
241.5万円
KWH5F型
[Zen]
(2014/05)
115PS
19.4kgm
1.6L-NA
FF/4AT
229.8万円
KWK4M型
[1.6]
(2011/09)
105PS
15.1kgm
1.6L-NA
FF/5MT
219.8万円
KWK4M型
[1.6]
(2011/09)
105PS
15.1kgm
1.2L-TB
FF/6AT
259.0万円
KWH5F1型
[Zen EDC]
(2016/07)
114PS
19.4kgm
14.7km/L

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカーRENAULT
車名&
グレード
カングー
Be-Bop
その他ビボップ
お値段2348000円
車両型式ABA-KWK4MG
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
5MT(5段変速・手動)
ドア数&
定員
3ドア
4人
車体寸法長3780×幅1830×高1840mm
軸距&
輪距
2310mm
前1520mm/後1535mm
タイヤ前輪:205/60R16
後輪:205/60R16
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量1370kg
エンジン諸元
原動機型式K4M
気筒配列直列4気筒
排気量1598cc
圧縮比10.0
吸気方式自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力105PS[77kW]/5750rpm
最大トルク15.1kgm[148Nm]/3750rpm
使用燃料ハイオクガソリン
K4M型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(39500円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(12300円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2010/09モデルのカングーを9年落ちの中古で103.3万円にて購入し、頭金なしで2年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    カングーの2010/09モデルの場合、2019年現在では9年が経過しているため、新車価格の40%である93.9万円に諸経費として9.4万円を足した103.3万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

2010年式を9年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目区分金額
自動車税(1年分)2000cc以下13年未満39500円
自動車重量税(1年分)1.5トン以下13年未満12300
自賠責保険料(1年分)自家用乗用車13920円
燃料代(年間1万km)10000km÷8.3km/L×160円/L192770円
オイル交換(5000km毎)1回4500円×2回9000円
タイヤ交換(3年3万km毎)1本12000円×4本÷3年16000円
任意保険料(月額5500円)月額5500円×12ヶ月66000円
ローン完済後の年間維持費349490円
名目区分金額
車のローン額(1年分)月額43040円×12ヶ月516480円
ローン返済中の年間維持費865970円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度55440円
名目金額
自動車税(1年分)39500円
自動車重量税(1年分)12300
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(年間1万km)192770円
オイル交換(5000km毎)9000円
タイヤ交換(3年3万km毎)16000円
任意保険料(月額5500円)66000円
ローン完済後の年間維持費349490円
名目金額
車のローン額(1年分)516480円
ローン返済中の年間維持費865970円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
55440円
  • 初度登録から9年経過車の場合、自動車税の区分は「2000cc以下の13年未満」で税額は39500円、重量税の区分は「1.5トン以下の13年未満」で税額は12300円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本12000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 車検時には上記の目安金額55,440円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

車に対して少し色気を出すと月換算で2~3万円の間、年間にすると24~36万円のクラスです。この車の場合は月単位で換算すると29,124円(完済前は72,164円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければ…」と呟くその姿は自慢げなようでありながら哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにはいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。

カングーの中古車をGoo-netで検索!


●カングーの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、カングーの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則)34580円
ガソリン税(暫定)30240円
石油税3370円
消費税(10%)17520円
合計納税額85710円

例として年間走行距離を10000km、燃費を8.3km/L、ガソリンを1リットルあたり160円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は1204.8Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計34580円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで30240円、石油税が2.8円/Lで3370円になります。

ガソリン車の場合は本体価格88.9円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては17520円となり、これらを合計した税額は85710円、1年間に燃料代として支払う192770円のうち44.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で39500円、自動車重量税が年換算で12300円ですから、合計137510円がカングーに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)39500円
自動車重量税(1年分)12300
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(3000km分)57830円
オイル交換(年1回)4500円
タイヤ交換(3万km/6年)4800円
任意保険料(月額4400円)52800円
合計
[差額]
185650円
[-163840円]
年間5000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)39500円
自動車重量税(1年分)12300
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(5000km分)96390円
オイル交換(年1回)4500円
タイヤ交換(3万km/6年)8000円
任意保険料(月額4680円)56160円
合計
[差額]
230770円
[-118720円]
年間7000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)39500円
自動車重量税(1年分)12300
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(7000km分)134940円
オイル交換(年1回)6300円
タイヤ交換(3万km/4.3年)11200円
任意保険料(月額4950円)59400円
合計
[差額]
277560円
[-71930円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて163840円安い185650円に、5000km走行では118720円安い230770円に、7000km走行では71930円安い277560円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km190円4200円4.9万円
20km390円8600円10.1万円
30km580円12800円15.1万円
50km960円21100円25.0万円
100km1930円42500円50.2万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を160円、燃費を8.3km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは19.28円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は190円/日となり、20km走行なら390円/日、30km走行なら580円/日、50km走行なら960円/日、100km走行なら1930円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は12800円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は15.1万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

K4M型エンジン簡易性能曲線図
K4M型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
3750回転時の馬力79PS
5750回転時の馬力105PS
各回転域でのトルク
3750回転時のトルク15.1kgm
5750回転時のトルク13.1kgm
K4M型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているK4M型1598cc、直列4気筒の自然吸気エンジンは5750回転時に最高出力105馬力を、3750回転時に最大トルク15.1kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3750rpmから最高出力が発生する5750rpmまで」の2000rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は34.8%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ13.05kg/PS(1370kg/105PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ13.05kg/PS
車体+1人13.57kg/PS
車体+4人15.14kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg13.62kg/PS
車体+70kg13.71kg/PS
車体+80kg13.81kg/PS
車体+90kg13.90kg/PS
車体+100kg14.00kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは13.57kg/PS(1425kg/105PS)となり、数値としては0.52kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは15.14kg/PS(1590kg/105PS)となり、2.09kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

カングーのライバル候補車たち

13.66kg/PS
CX-30
1.8L/116PS|4WD/6AT
13.69kg/PS
デリカD:5
2.3L/145PS|4WD/8AT
13.50kg/PS
フリード
1.5L/110PS|FF/7AT
13.48kg/PS
アクセラ スポーツ
1.5L/105PS|FF/6AT
13.56kg/PS
アルト ラパン
0.7L/52PS|FF/5AT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ13.57kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

13.43kg/PSから13.71kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、マツダの5人乗りSUV「DM8P型 CX-30」、三菱の8人乗りミニバン「CV1W型 デリカD:5」、ホンダの7人乗りミニバン「GB7型 フリード」、マツダの5人乗りハッチバック「BMLFS型 アクセラ スポーツ」、スズキの4人乗り軽ハッチバック「HE33S型 アルト ラパン」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

KWK4MG型 カングー [Be-Bop]とパワーウェイトレシオが近い車種|13.57kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比1.51
平均ピストンスピード15.4m/s
トルクウェイトレシオ90.7kg/kgm
1馬力あたりのお値段22362円
排気量1Lあたり馬力65.7PS/L
排気量1Lあたりトルク9.45kgm/L
1気筒あたりの馬力26.2PS
1気筒あたりのトルク3.8kgm
パワーバンド比率34.8%
各種ランキング
トールワゴンのPWR
1.5~1.6L以下のPWR

トルクウェイトレシオは90.7kg/kgm(1370kg/15.1kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が2348000円、最高出力が105馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は22362円、逆に1万円あたりでは0.45馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は155497円、1万円あたりでは0.06kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は65.7PS/L、トルクは9.45kgm/L、1気筒あたりの馬力は26.2馬力、トルクは3.8kgmとなり、このエンジンが105馬力を5750回転で発生させているときの平均ピストンスピードは15.4m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が80.5mmであるK4M型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7450回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.51になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、真っ直ぐ進むよりも小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ1.32m
期待される荷室の幅1.43m
対角線の長さ1.95m
期待される荷室の面積1.89m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.32m(対角線では1.95m)しかないとなると、これはもう常識的に考えてかなり厳しい車中泊を強いられます。運転席あるいは助手席を後ろに倒して寝たほうがまだマシかもしれません。俗に言う体育座りの体勢で横になれば寝られないこともないでしょうが、寝れども寝れども疲れは取れない上に猛烈な腰痛で目を覚ましかねず、実に爽やかな笑顔で「もう二度と車中泊なんてしないよ!」と後日談を語ることになりかねません。

多くのミニバンや1BOXは室内長の寸法が大きいことから車中泊への期待が高まりますが、2列目、3列目シートの収納がイマイチの場合は車中泊の難易度がセダンよりも跳ね上がりかねません。その場合はシートを前ではなく後に倒してのフルフラットの可否が鍵を握ります。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費8.3km/L
燃料タンク容量60L
航続距離(カタログ燃費)498.0km
航続距離(80%燃費)396.0km
満タンプライス9600円

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので8.3km/Lを仮の燃費とすると、燃料タンクの容量が60リットルですと航続可能距離は498.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(7.5km/L)とすると450.0km、80%(6.6km/L)だと396.0km、70%(5.8km/L)では348.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン60リットルの給油で9600円、上で計算した航続距離を踏まえると498.0km(80%燃費時396.0km)を走行するのに9600円かかる計算です。


純正装着タイヤの205/60R16と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 205/60R16 | 直径 652mm

-20mm
幅185mm
-10mm
幅195mm
変更なし
幅205mm
+10mm
幅215mm
+20mm
幅225mm
-5%
55
扁平
185/55R16
37.4km/h
直径610mm
径差-42mm
195/55R16
38.1km/h
直径621mm
径差-31mm
205/55R16
38.8km/h
直径632mm
径差-20mm
215/55R16
39.4km/h
直径643mm
径差-9mm
225/55R16
40.1km/h
直径654mm
径差+2mm
0%
60
扁平
185/60R16
38.5km/h
直径628mm
径差-24mm
195/60R16
39.3km/h
直径640mm
径差-12mm
205/60R16
40.0km/h
652mm
0mm
215/60R16
40.7km/h
直径664mm
径差+12mm
225/60R16
41.5km/h
直径676mm
径差+24mm
+5%
65
扁平
185/65R16
39.7km/h
直径647mm
径差-5mm
195/65R16
40.5km/h
直径660mm
径差+8mm
205/65R16
41.3km/h
直径673mm
径差+21mm
215/65R16
42.1km/h
直径686mm
径差+34mm
225/65R16
42.9km/h
直径699mm
径差+47mm
+10%
70
扁平
185/70R16
40.8km/h
直径665mm
径差+13mm
195/70R16
41.7km/h
直径679mm
径差+27mm
205/70R16
42.5km/h
直径693mm
径差+41mm
215/70R16
43.4km/h
直径707mm
径差+55mm
225/70R16
44.2km/h
直径721mm
径差+69mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、185/60R16、185/65R16 、195/55R16、195/60R16 、205/55R16 、215/55R16 あたりのタイヤがおすすめです。

205/60R16のタイヤ幅を185mmから235mmまで、扁平率を45%から75%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを16インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが205/60R16のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご検討くださいませ。


KWK4MG型カングー[1.6L-NA FF/5MT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト13.05kg/ps39.94
1速ギヤ加速性能39.27
1L換算馬力65.7ps/L43.80
1L換算トルク9.45kgm/L49.24
WB/TR比1.5177.29
ワイド&ロー指数1.00541.13
前面の面積3.367m²29.05
最低地上高43.38
スポーツ性能部門の得点363.10

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
燃費41.55
年間維持費349490円47.64
100kmh回転数42.85
航続距離24.75
車の大きさ12.728m³56.01
室内の広さ(仮) 2.308m³38.93
最小回転半径39.00
馬力単価22362円47.81
ユーティリティ部門の得点338.54

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した KWK4MG型カングー[1.6L-NA FF/5MT] の総合得点は 701.64 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したKWK4MG型カングー(FF/5MT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのトールワゴン」、「2000ccのトールワゴン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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