ルノー アルピーヌの性能まとめ [D503型|3.0L/246PS|RR/5MT|1992年] A610-Turbo


画像はルノーより引用
http://www.renault.jp/
投稿:2011/12/01|更新:2019/09/26

ルノーの3ドア・4人乗りクーペ、E-D503型の初代アルピーヌは1992/01から生産が開始され、1993/01に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量2975cc(246PS/35.7kgm)のZ7X型エンジンを搭載する[A610-Turbo|1992/01モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4450mm×全幅1760mm×全高1235mm、排気量は2975ccであることから、大雑把に分類すると3.0リットルクラス(3000cc、自動車税は3.0L以下を適用)に属し、全長、全高は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超え、排気量も2000ccを超えていることにより3ナンバー登録になります。比較的コンパクトなボディに大きめなエンジンの組み合わせは世界戦略車(グローバルカー)やちょっとした高級車に良くあるパターンです。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4450mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下|Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを後輪の車軸より後に搭載し、後輪のみを駆動する、いわゆるRR方式(リヤエンジン/リヤドライブ)を採用しています。ブレーキング時に抜群の安定性を見せ、トラクションの掛かりも絶大とされるものの、乗用車の駆動方式としてはあまり一般的ではないようで、有名どころとしてはポルシェ911と営農サンバーが筆頭に挙げられます。

D503型 アルピーヌ [2975cc/246PS RR/5MT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー RENAULT
車名&
グレード
アルピーヌ
A610-Turbo
その他 A610ターボ
お値段 8950000円
車両型式 E-D503
駆動方式
変速機
RR・後輪駆動(RWD,2WD)
5MT(5段変速・手動)
ドア/定員 3ドア/4人
車体寸法 長4450×幅1760×高1235mm
軸距&
輪距
2340mm
前1505mm/後1460mm
最小半径 5.5m
タイヤ 前輪:205/45R16
後輪:245/45R16
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1420kg
エンジン諸元
原動機型式 Z7X
気筒配列 V型6気筒
排気量2975cc
吸気方式 ターボ
最高出力 246PS[181kW]/5750rpm
最大トルク 35.7kgm[350Nm]/2900rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
Z7X型エンジンの諸元と性能まとめ
V型6気筒とは‥シリンダをV字型に交互で6個配置する方式。中排気量のスタンダード。
V型6気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(58600円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(18900円/年)と自賠責保険料(12920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額6500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、4年4万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1992/01モデルのアルピーヌを29年落ちの中古で98.5万円にて購入し、頭金なしで2年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    アルピーヌの1992/01モデルの場合、2021年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の10%である89.5万円に諸経費として9万円を足した98.5万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

1992年式を29年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 3000cc以下 13年経過で増税 58600円
自動車重量税(1年分) 1.5トン以下 18年経過で増税 18900円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 12920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷6.2km/L×165円/L 266130円
オイル交換(5000km毎) 1回6500円×2回 13000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 1本12000円×4本÷4年 12000円
任意保険料(月額6500円) 月額6500円×12ヶ月 78000円
ローン完済後の年間維持費 459550円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額41020円×12ヶ月 492240円
ローン返済中の年間維持費 951790円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 66640円
名目 金額
自動車税(1年分) 58600円
自動車重量税(1年分) 18900円
自賠責保険料(1年分) 12920円
燃料代(年間1万km) 266130円
オイル交換(5000km毎) 13000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 12000円
任意保険料(月額6500円) 78000円
ローン完済後の年間維持費 459550円
名目 金額
車のローン額(1年分) 492240円
ローン返済中の年間維持費 951790円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
66640円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、自動車税の区分は「3000cc以下の13年経過で増税」で税額は58600円、重量税の区分は「1.5トン以下の18年経過で増税」で税額は18900円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本12000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2017年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 車検時には上記の目安金額66,640円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

年間の維持費が60万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3~4万円、年間では36~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。

この車の場合は月単位で換算すると38,296円(完済前は79,316円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも憧れちゃいます。


●アルピーヌの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます嫌気がさして、ますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、アルピーヌの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則) 46290円
ガソリン税(暫定) 40480円
石油税 4520円
消費税(10%) 24190円
合計納税額 115480円

例として年間走行距離を10000km、燃費を6.2km/L、ガソリンを1リットルあたり165円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は1612.9Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計46290円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで40480円、石油税が2.8円/Lで4520円になります。

ガソリン車の場合は本体価格93.4円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては24190円となり、これらを合計した税額は115480円、1年間に燃料代として支払う266130円のうち43.4%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で58600円、自動車重量税が年換算で18900円ですから、合計192980円がアルピーヌに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 58600円 24%
自動車重量税 1年分 18900円 8%
自賠責保険料 1年分 12920円 5%
燃料代 3000km分 79840円 32%
オイル交換 年1回 6500円 3%
タイヤ交換 6年毎 8000円 3%
任意保険料 80% 62400円 25%
合計
[1万kmとの差額]
247160円
-212390円
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 58600円 19%
自動車重量税 1年分 18900円 6%
自賠責保険料 1年分 12920円 4%
燃料代 5000km分 133070円 44%
オイル交換 年1回 6500円 2%
タイヤ交換 6年毎 8000円 3%
任意保険料 85% 66360円 22%
合計
[1万kmとの差額]
304350円
-155200円
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 58600円 16%
自動車重量税 1年分 18900円 5%
自賠責保険料 1年分 12920円 4%
燃料代 7000km分 186290円 51%
オイル交換 年1回 9100円 2%
タイヤ交換 6年毎 8000円 2%
任意保険料 90% 70200円 20%
合計
[1万kmとの差額]
364010円
-95540円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料78000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて212390円安い247160円に、5000km走行では155200円安い304350円に、7000km走行では95540円安い364010円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。燃料代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 58600円 9%
自動車重量税 1年分 18900円 3%
自賠責保険料 1年分 12920円 2%
燃料代 15000km分 399200円 64%
オイル交換 年3回 39000円 6%
タイヤ交換 2.7年毎 18000円 3%
任意保険料 100% 78000円 13%
合計
[1万kmとの差額]
624620円
+165070円
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 58600円 8%
自動車重量税 1年分 18900円 2%
自賠責保険料 1年分 12920円 2%
燃料代 20000km分 532260円 69%
オイル交換 年4回 52000円 7%
タイヤ交換 2年毎 24000円 3%
任意保険料 100% 78000円 9%
合計
[1万kmとの差額]
776680円
+317130円

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km270円5900円7.0万円
20km530円11700円13.8万円
30km800円17600円20.8万円
50km1330円29300円34.6万円
100km2660円58500円69.2万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を165円、燃費を6.2km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは26.61円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は270円/日となり、20km走行なら530円/日、30km走行なら800円/日、50km走行なら1330円/日、100km走行なら2660円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は17600円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は20.8万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

Z7X型エンジン簡易性能曲線図
Z7X型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
2900回転時の馬力 145PS
5750回転時の馬力 246PS
各回転域でのトルク
2900回転時のトルク 35.7kgm
5750回転時のトルク 30.6kgm
Z7X型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているZ7X型2975cc、V型6気筒のターボエンジンは5750回転時に最高出力246馬力を、2900回転時に最大トルク35.7kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2900rpmから最高出力が発生する5750rpmまで」の2850rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は49.6%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
3000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
3000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ5.772kg/PS(1420kg/246PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ5.772kg/PS
車体+1人5.996kg/PS
車体+4人6.667kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg6.016kg/PS
車体+70kg6.057kg/PS
車体+80kg6.098kg/PS
車体+90kg6.138kg/PS
車体+100kg6.179kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは5.996kg/PS(1475kg/246PS)となり、数値としては0.224kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは6.667kg/PS(1640kg/246PS)となり、0.895kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

アルピーヌのライバル候補車たち

1992/01

アルピーヌ
5.996kg/PS
1475kg/246PS|3.0L-TB
[車体のみPWR:5.772]
2012/11

車種詳細
フォレスター
5.875kg/PS
1645kg/280PS|2.0L-TB
[車体のみPWR:5.679]
2005/06

車種詳細
マツダスピード アテンザ
5.938kg/PS
1615kg/272PS|2.3L-TB
[車体のみPWR:5.735]
2005/12

車種詳細
セリカ
6.184kg/PS
1175kg/190PS|1.8L-NA
[車体のみPWR:5.895]
1998/09

車種詳細
シビック タイプR
6.081kg/PS
1125kg/185PS|1.6L-NA
[車体のみPWR:5.784]
2009/05

車種詳細
RX-8
5.979kg/PS
1405kg/235PS|1.4L-NA
[車体のみPWR:5.745]

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ5.996kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

5.756kg/PSから6.236kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スバルの5人乗りSUV「SJG型 フォレスター」、マツダの5人乗りセダン「GG3P型 マツダスピード アテンザ」、トヨタの4人乗りクーペ「ZZT231型 セリカ」、ホンダの4人乗りハッチバック「EK9型 シビック タイプR」、マツダの4人乗りクーペ「SE3P型 RX-8」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

D503型 アルピーヌ [A610-Turbo]とパワーウェイトレシオが近い車種|5.996kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は173.2PS/tとなっています。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.578
平均ピストンスピード 13.99m/s
トルクウェイトレシオ 39.8kg/kgm
1馬力あたりのお値段 36382円
排気量1Lあたり馬力 82.69PS/L
排気量1Lあたりトルク 12.00kgm/L
1気筒あたりの馬力 41.0PS
1気筒あたりのトルク 6.0kgm
パワーバンド比率 49.6%
燃費×馬力 No data
各種ランキング
クーペのPWR
2.5~3.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは39.8kg/kgm(1420kg/35.7kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が8950000円、最高出力が246馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は36382円、逆に1万円あたりでは0.27馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は250700円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
3000cc以下の車編
クーペ編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は82.69PS/L、トルクは12.00kgm/L、1気筒あたりの馬力は41.0馬力、トルクは6.0kgmとなり、このエンジンが246馬力を5750回転で発生させているときの平均ピストンスピードは13.99m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が73.0mmであるZ7X型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は8220回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.578になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、真っ直ぐ進むよりも小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.56m
期待される荷室の幅 1.36m
対角線の長さ 2.07m
期待される荷室の面積 2.12m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.56m(対角線では2.07m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費 6.2km/L
燃料タンク容量 80L
航続距離(カタログ燃費) 496.0km
航続距離(80%燃費) 400.0km
満タンプライス 13200円

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので6.2km/Lを仮の燃費とすると、燃料タンクの容量が80リットルですと航続可能距離は496.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(5.6km/L)とすると448.0km、80%(5.0km/L)だと400.0km、70%(4.3km/L)では344.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン80リットルの給油で13200円、上で計算した航続距離を踏まえると496.0km(80%燃費時400.0km)を走行するのに13200円かかる計算です。


純正装着タイヤの245/45R16と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 245/45R16 | 直径 627mm

-20mm
幅225mm
-10mm
幅235mm
変更なし
幅245mm
+10mm
幅255mm
+20mm
幅265mm
-5%
40
扁平
225/40R16
37.4km/h
直径586mm
径差-41mm
235/40R16
37.9km/h
直径594mm
径差-33mm
245/40R16
38.4km/h
直径602mm
径差-25mm
255/40R16
38.9km/h
直径610mm
径差-17mm
265/40R16
39.4km/h
直径618mm
径差-9mm
0%
45
扁平
225/45R16
38.9km/h
直径609mm
径差-18mm
235/45R16
39.4km/h
直径618mm
径差-9mm
245/45R16
40.0km/h
627mm
0mm
255/45R16
40.6km/h
直径636mm
径差+9mm
265/45R16
41.1km/h
直径645mm
径差+18mm
+5%
50
扁平
225/50R16
40.3km/h
直径631mm
径差+4mm
235/50R16
40.9km/h
直径641mm
径差+14mm
245/50R16
41.5km/h
直径651mm
径差+24mm
255/50R16
42.2km/h
直径661mm
径差+34mm
265/50R16
42.8km/h
直径671mm
径差+44mm
+10%
55
扁平
225/55R16
41.7km/h
直径654mm
径差+27mm
235/55R16
42.4km/h
直径665mm
径差+38mm
245/55R16
43.1km/h
直径676mm
径差+49mm
255/55R16
43.8km/h
直径687mm
径差+60mm
265/55R16
44.5km/h
直径698mm
径差+71mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、225/45R16 、235/45R16 、245/40R16 、255/40R16 、265/40R16あたりのタイヤがおすすめです。

245/45R16のタイヤ幅を225mmから275mmまで、扁平率を30%から60%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを16インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが245/45R16のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


D503型アルピーヌ[3.0Lターボ RR/5MT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト5.772kg/ps60.73
1速ギヤ加速性能39.59
1L換算馬力82.69ps/L42.69
1L換算トルク12.00kgm/L37.97
WB/TR比1.57870.32
ワイド&ロー指数0.70262.71
前面の面積2.174m²61.29
最低地上高43.50
スポーツ性能部門の得点418.80

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
燃費41.55
年間維持費459550円10.55
100kmh回転数42.97
航続距離25.15
車の大きさ9.673m³42.97
室内の広さ(仮) 1.754m³32.97
最小回転半径5.5m43.19
馬力単価36382円29.21
ユーティリティ部門の得点268.56

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した D503型アルピーヌ[3.0Lターボ RR/5MT] の総合得点は 687.36 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したD503型アルピーヌ(RR/5MT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのクーペ」、「3000ccのクーペ」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

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