ポルシェ 911の性能まとめ [99770S型|3.6L/530PS|RR/6MT|2008年] GT2


画像はポルシェより引用
http://www.porsche.com/japan/jp/
投稿:2012/01/22|更新:2019/09/26

ポルシェの2ドア・4人乗りクーペ、99770S型の6代目911は2004/08から生産が開始され、2011/11に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量3600cc(530PS/69.3kgm)のエンジンを搭載する[GT2|2008/07モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4470mm×全幅1850mm×全高1285mm、排気量は3600ccであることから、大雑把に分類すると3.6リットルクラス(3600cc、自動車税は4.0L以下を適用)に属し、全長、全高は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超え、排気量も2000ccを超えていることにより3ナンバー登録になります。比較的コンパクトなボディに大きめなエンジンの組み合わせは世界戦略車(グローバルカー)やちょっとした高級車に良くあるパターンです。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4470mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下|Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを後輪の車軸より後に搭載し、後輪のみを駆動する、いわゆるRR方式(リヤエンジン/リヤドライブ)を採用しています。ブレーキング時に抜群の安定性を見せ、トラクションの掛かりも絶大とされるものの、乗用車の駆動方式としてはあまり一般的ではないようで、有名どころとしてはポルシェ911と営農サンバーが筆頭に挙げられます。

99770S型 911 [3600cc/530PS RR/6MT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

6代目911の類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
3.6L-NA
RR/6MT
1500.5万円
99679型
[GT3]
(2004/08)
381PS
39.3kgm
3.8L-NA
RR/7AT
1404.0万円
997MA101型
[Carrera-S]
(2011/06)
385PS
42.8kgm
7.4km/L
3.8L-NA
RR/6MT
1766.0万円
997M9777型
[GT3]
(2010/08)
435PS
43.9kgm
3.8L-NA
RR/6MT
1329.0万円
997MA101型
[Carrera-S]
(2011/06)
385PS
42.8kgm
7.3km/L
3.8L-TB
4WD/6MT
1883.0万円
997MA170型
[Turbo]
(2011/06)
500PS
66.3kgm
6代目911の車両型式・グレード一覧【全43車種】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカーPORSCHE
車名&
グレード
911
GT2
その他左ハンドル
お値段26420000円
車両型式ABA-99770S
駆動方式
変速機
RR・後輪駆動(RWD,2WD)
6MT(6段変速・手動)
ドア数&
定員
2ドア
4人
車体寸法長4470×幅1850×高1285mm
軸距&
輪距
2350mm
前1515mm/後1550mm
最小半径5.1m
タイヤ前輪:235/35R19
後輪:325/30R19
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量1480kg
エンジン諸元
原動機型式不明
気筒配列水平対向6気筒
排気量3600cc
圧縮比9.0
吸気方式ツインターボ
最高出力530PS[390kW]/6500rpm
最大トルク69.3kgm[680Nm]/2200-4500rpm
使用燃料ハイオクガソリン

水平対向6気筒とは‥シリンダを左右交互で水平に6個配置する方式。直6より短くV6より背の低い6気筒。
水平対向6気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(66500円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(12300円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額7500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2008/07モデルの911を11年落ちの中古で581.2万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    911の2008/07モデルの場合、2019年現在では11年が経過しているため、新車価格の20%である528.4万円に諸経費として52.8万円を足した581.2万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

2008年式を11年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目区分金額
自動車税(1年分)4000cc以下13年未満66500円
自動車重量税(1年分)1.5トン以下13年未満12300
自賠責保険料(1年分)自家用乗用車13920円
燃料代(年間1万km)10000km÷7.5km/L×160円/L213330円
オイル交換(5000km毎)1回8000円×2回16000円
タイヤ交換(3年3万km毎)1本21000円×4本÷3年28000円
任意保険料(月額7500円)月額7500円×12ヶ月90000円
ローン完済後の年間維持費440050円
名目区分金額
車のローン額(1年分)月額96870円×12ヶ月1162440円
ローン返済中の年間維持費1602490円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度55440円
名目金額
自動車税(1年分)66500円
自動車重量税(1年分)12300
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(年間1万km)213330円
オイル交換(5000km毎)16000円
タイヤ交換(3年3万km毎)28000円
任意保険料(月額7500円)90000円
ローン完済後の年間維持費440050円
名目金額
車のローン額(1年分)1162440円
ローン返済中の年間維持費1602490円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
55440円
  • 初度登録から11年経過車の場合、自動車税の区分は「4000cc以下の13年未満」で税額は66500円、重量税の区分は「1.5トン以下の13年未満」で税額は12300円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに8000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本21000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額7500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 車検時には上記の目安金額55,440円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

年間の維持費が60万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3~4万円、年間では36~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。

この車の場合は月単位で換算すると36,671円(完済前は133,541円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも憧れちゃいます。

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●911の燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、911の燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則)38270円
ガソリン税(暫定)33470円
石油税3730円
消費税(10%)19390円
合計納税額94860円

例として年間走行距離を10000km、燃費を7.5km/L、ガソリンを1リットルあたり160円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は1333.3Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計38270円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで33470円、石油税が2.8円/Lで3730円になります。

ガソリン車の場合は本体価格88.9円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては19390円となり、これらを合計した税額は94860円、1年間に燃料代として支払う213330円のうち44.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で66500円、自動車重量税が年換算で12300円ですから、合計173660円が911に課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)66500円
自動車重量税(1年分)12300
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(3000km分)64000円
オイル交換(年1回)8000円
タイヤ交換(3万km/6年)8400円
任意保険料(月額6000円)72000円
合計
[差額]
245120円
[-194930円]
年間5000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)66500円
自動車重量税(1年分)12300
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(5000km分)106670円
オイル交換(年1回)8000円
タイヤ交換(3万km/6年)14000円
任意保険料(月額6380円)76560円
合計
[差額]
297950円
[-142100円]
年間7000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)66500円
自動車重量税(1年分)12300
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(7000km分)149330円
オイル交換(年1回)11200円
タイヤ交換(3万km/4.3年)19600円
任意保険料(月額6750円)81000円
合計
[差額]
353850円
[-86200円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料90000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて194930円安い245120円に、5000km走行では142100円安い297950円に、7000km走行では86200円安い353850円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km210円4600円5.5万円
20km430円9500円11.2万円
30km640円14100円16.6万円
50km1070円23500円27.8万円
100km2130円46900円55.4万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を160円、燃費を7.5km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは21.33円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は210円/日となり、20km走行なら430円/日、30km走行なら640円/日、50km走行なら1070円/日、100km走行なら2130円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は14100円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は16.6万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

簡易エンジン性能曲線図
型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
2200回転時の馬力213PS
4500回転時の馬力435PS
6500回転時の馬力530PS
各回転域でのトルク
2200回転時のトルク69.3kgm
4500回転時のトルク69.3kgm
6500回転時のトルク58.4kgm

まずおさらいとして、搭載している水平対向6気筒、3600ccのツインターボエンジンは6500回転時に最高出力530馬力を、2200-4500回転時に最大トルク69.3kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2200rpmから最高出力が発生する6500rpmまで」の4300rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は66.2%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
4000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
4000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ2.79kg/PS(1480kg/530PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ2.79kg/PS
車体+1人2.90kg/PS
車体+4人3.21kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg2.91kg/PS
車体+70kg2.92kg/PS
車体+80kg2.94kg/PS
車体+90kg2.96kg/PS
車体+100kg2.98kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは2.90kg/PS(1535kg/530PS)となり、数値としては0.11kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは3.21kg/PS(1700kg/530PS)となり、0.42kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

911のライバル候補車たち

2.78kg/PS
R8 クーペ
5.3L/620PS|4WD/7AT
2.93kg/PS
R8 スパイダー
5.3L/620PS|4WD/7AT
2.83kg/PS
R8 クーペ
5.3L/610PS|4WD/7AT
3.23kg/PS
R8 クーペ
5.3L/540PS|4WD/7AT
3.11kg/PS
エヴォーラ
3.5L/435PS|MR/6MT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ2.90kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

2.46kg/PSから3.33kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、アウディの2人乗りクーペ「4SDMWF型 R8 クーペ」、アウディの2人乗りオープンカー「4SDMWF型 R8 スパイダー」、アウディの2人乗りクーペ「4SDKAF型 R8 クーペ」、アウディの2人乗りクーペ「4SDKAD型 R8 クーペ」、ロータスの2人乗りクーペ「謎型 エヴォーラ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

99770S型 911 [GT2]とパワーウェイトレシオが近い車種|2.90kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比1.53
平均ピストンスピード16.6m/s
トルクウェイトレシオ21.4kg/kgm
1馬力あたりのお値段49849円
排気量1Lあたり馬力147.2PS/L
排気量1Lあたりトルク19.25kgm/L
1気筒あたりの馬力88.3PS
1気筒あたりのトルク11.5kgm
パワーバンド比率66.2%
各種ランキング
クーペのPWR
3.5~4.0L以下のPWR

トルクウェイトレシオは21.4kg/kgm(1480kg/69.3kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が26420000円、最高出力が530馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は49849円、逆に1万円あたりでは0.20馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は381241円、1万円あたりでは0.03kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は147.2PS/L、トルクは19.25kgm/L、1気筒あたりの馬力は88.3馬力、トルクは11.5kgmとなり、このエンジンが530馬力を6500回転で発生させているときの平均ピストンスピードは16.6m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が76.4mmであるこのエンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7850回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.53になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、真っ直ぐ進むよりも小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ1.56m
期待される荷室の幅1.45m
対角線の長さ2.13m
期待される荷室の面積2.26m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.56m(対角線では2.13m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費7.5km/L
燃料タンク容量67L
航続距離(カタログ燃費)502.5km
航続距離(80%燃費)402.0km
満タンプライス10720円

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので7.5km/Lを仮の燃費とすると、燃料タンクの容量が67リットルですと航続可能距離は502.5kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(6.8km/L)とすると455.6km、80%(6.0km/L)だと402.0km、70%(5.2km/L)では348.4kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン67リットルの給油で10720円、上で計算した航続距離を踏まえると502.5km(80%燃費時402.0km)を走行するのに10720円かかる計算です。


純正装着タイヤの325/30R19と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 325/30R19 | 直径 678mm

-20mm
幅305mm
-10mm
幅315mm
変更なし
幅325mm
+10mm
幅335mm
+20mm
幅345mm
-5%
25
扁平
305/25R19
37.5km/h
直径636mm
径差-42mm
315/25R19
37.8km/h
直径641mm
径差-37mm
325/25R19
38.1km/h
直径646mm
径差-32mm
335/25R19
38.4km/h
直径651mm
径差-27mm
345/25R19
38.7km/h
直径656mm
径差-22mm
0%
30
扁平
305/30R19
39.3km/h
直径666mm
径差-12mm
315/30R19
39.6km/h
直径672mm
径差-6mm
325/30R19
40.0km/h
678mm
0mm
335/30R19
40.4km/h
直径684mm
径差+6mm
345/30R19
40.7km/h
直径690mm
径差+12mm
+5%
35
扁平
305/35R19
41.1km/h
直径697mm
径差+19mm
315/35R19
41.5km/h
直径704mm
径差+26mm
325/35R19
41.9km/h
直径711mm
径差+33mm
335/35R19
42.4km/h
直径718mm
径差+40mm
345/35R19
42.8km/h
直径725mm
径差+47mm
+10%
40
扁平
305/40R19
42.9km/h
直径727mm
径差+49mm
315/40R19
43.4km/h
直径735mm
径差+57mm
325/40R19
43.8km/h
直径743mm
径差+65mm
335/40R19
44.3km/h
直径751mm
径差+73mm
345/40R19
44.8km/h
直径759mm
径差+81mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、305/30R19 、315/30R19 、325/25R19 、335/25R19 、345/25R19あたりのタイヤがおすすめです。

325/30R19のタイヤ幅を305mmから355mmまで、扁平率を15%から45%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを19インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが325/30R19のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

325/30R19のタイヤ銘柄と通販価格


99770S型911[3.6L-TT RR/6MT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト2.79kg/ps69.28
1速ギヤ加速性能39.27
1L換算馬力147.2ps/L68.72
1L換算トルク19.25kgm/L63.37
WB/TR比1.5375.21
ワイド&ロー指数0.69562.93
前面の面積2.377m²55.43
最低地上高43.38
スポーツ性能部門の得点477.59

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
燃費41.55
年間維持費440050円39.09
100kmh回転数42.85
航続距離24.75
車の大きさ10.626m³47.15
室内の広さ(仮) 1.927m³34.90
最小回転半径5.1m51.49
馬力単価49849円10.40
ユーティリティ部門の得点292.18

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 99770S型911[3.6L-TT RR/6MT] の総合得点は 769.77 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した99770S型911(RR/6MT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのクーペ」、「4000ccのクーペ」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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