ポルシェ カイエンの性能まとめ [9PA50A型|4.6L/450PS|4WD/6AT|2005年] Turbo


画像はポルシェより引用
http://www.porsche.com/japan/jp/
投稿:2012/01/23|更新:2019/09/26

ポルシェの5ドア・5人乗りSUV、9PA50A型の初代カイエンは2002/09から生産が開始され、2010/03に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量4510cc(450PS/63.2kgm)のエンジンを搭載する[Turbo|2005/08モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4800mm×全幅1950mm×全高1700mm、排気量は4510ccであることから、大雑把に分類すると4.6リットルクラス(4600cc、自動車税は6.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4800mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下|Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆるAWD方式(All Wheel Drive・Four Wheel Drive)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

9PA50A型 カイエン [4510cc/450PS 4WD/6AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

初代カイエンの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
3.2L-NA
4WD/6AT
676.0万円
9PABFD型
[BaseGrade]
(2005/08)
250PS
31.6kgm
6.9km/L
4.8L-NA
4WD/6MT
1078.0万円
9PAM4801G型
[GTS]
(2009/07)
405PS
51.0kgm
4.5L-TB
4WD/6AT
1850.0万円
9PA50A型
[Turbo-S]
(2006/01)
521PS
73.4kgm
5.5km/L
4.8L-NA
4WD/6AT
939.0万円
9PAM4801型
[S]
(2009/07)
385PS
51.0kgm
4.8L-TB
4WD/6AT
1771.0万円
9PAM4851TA型
[Turbo-S]
(2009/07)
550PS
76.5kgm
955/957型 初代カイエンまとめ【全14件】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカーPORSCHE
車名&
グレード
カイエン
Turbo
その他9PA-955 カイエンターボ
お値段13440000円
車両型式GH-9PA50A
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
6AT(6段変速・自動)
ドア数&
定員
5ドア
5人
車体寸法長4800×幅1950×高1700mm
軸距&
輪距
2855mm
前1645mm/後1660mm
最小半径6.0m
タイヤ前輪:255/55R18
後輪:255/55R18
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量2480kg
エンジン諸元
原動機型式不明
気筒配列V型8気筒
排気量4510cc
圧縮比9.5
吸気方式ツインターボ
最高出力450PS[331kW]/6000rpm
最大トルク63.2kgm[620Nm]/2250-4750rpm
使用燃料ハイオクガソリン
10・15燃費5.5km/L(12.9mpg)
100km燃費18.2L/100km

V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中~大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(101100円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(28500円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額8500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2005/08モデルのカイエンを14年落ちの中古で147.8万円にて購入し、頭金なしで3年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    カイエンの2005/08モデルの場合、2019年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の10%である134.4万円に諸経費として13.4万円を足した147.8万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

2005年式を14年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目区分金額
自動車税(1年分)6000cc以下13年経過で増税101100
自動車重量税(1年分)2.5トン以下13年-17年経過で増税28500円
自賠責保険料(1年分)自家用乗用車13920円
燃料代(年間1万km)10000km÷4.7km/L×160円/L340430円
オイル交換(5000km毎)1回9500円×2回19000円
タイヤ交換(3年3万km毎)1本18000円×4本÷3年24000円
任意保険料(月額8500円)月額8500円×12ヶ月102000円
ローン完済後の年間維持費628950円
名目区分金額
車のローン額(1年分)月額41070円×12ヶ月492840円
ローン返済中の年間維持費1121790円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度87840円
名目金額
自動車税(1年分)101100
自動車重量税(1年分)28500円
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(年間1万km)340430円
オイル交換(5000km毎)19000円
タイヤ交換(3年3万km毎)24000円
任意保険料(月額8500円)102000円
ローン完済後の年間維持費628950円
名目金額
車のローン額(1年分)492840円
ローン返済中の年間維持費1121790円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
87840円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、自動車税の区分は「6000cc以下の13年経過で増税」で税額は101100円、重量税の区分は「2.5トン以下の13年-17年経過で増税」で税額は28500円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに9500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額8500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額87,840円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

天に見放された生粋のド貧民には考えも及ばぬ世界です。月換算するだけで52,413円(完済前は93,483円)にもなる車を所有する、どうやって…?食うものも食わず、着るものも着ず…?いやあ、そこまでやってもまだまだ、さらに限界まで節制に節制を極めたとしても、それでもなお手の届かぬ未知の領域です。

天に魅入られた貴族の如きお金持ちでもなければ、お給金の大半を車に奪われて泣くハメになりそうです。ということは、この車のステータス性は抜群であると言えます。

カイエンの中古車をGoo-netで検索!


●カイエンの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、カイエンの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則)61060円
ガソリン税(暫定)53410円
石油税5960円
消費税(10%)30950円
合計納税額151380円

例として年間走行距離を10000km、燃費を4.7km/L、ガソリンを1リットルあたり160円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は2127.7Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計61060円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで53410円、石油税が2.8円/Lで5960円になります。

ガソリン車の場合は本体価格88.9円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては30950円となり、これらを合計した税額は151380円、1年間に燃料代として支払う340430円のうち44.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で101100円、自動車重量税が年換算で28500円ですから、合計280980円がカイエンに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)101100
自動車重量税(1年分)28500円
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(3000km分)102130円
オイル交換(年1回)9500円
タイヤ交換(3万km/6年)7200円
任意保険料(月額6800円)81600円
合計
[差額]
343950円
[-285000円]
年間5000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)101100
自動車重量税(1年分)28500円
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(5000km分)170220円
オイル交換(年1回)9500円
タイヤ交換(3万km/6年)12000円
任意保険料(月額7230円)86760円
合計
[差額]
422000円
[-206950円]
年間7000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)101100
自動車重量税(1年分)28500円
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(7000km分)238300円
オイル交換(年1回)13300円
タイヤ交換(3万km/4.3年)16800円
任意保険料(月額7650円)91800円
合計
[差額]
503720円
[-125230円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料102000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて285000円安い343950円に、5000km走行では206950円安い422000円に、7000km走行では125230円安い503720円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km290円6400円7.5万円
20km580円12800円15.1万円
30km870円19100円22.6万円
50km1450円31900円37.7万円
100km2910円64000円75.7万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を160円、燃費を5.5km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは29.09円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は290円/日となり、20km走行なら580円/日、30km走行なら870円/日、50km走行なら1450円/日、100km走行なら2910円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は19100円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は22.6万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

簡易エンジン性能曲線図
型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
2250回転時の馬力199PS
4750回転時の馬力419PS
6000回転時の馬力450PS
各回転域でのトルク
2250回転時のトルク63.2kgm
4750回転時のトルク63.2kgm
6000回転時のトルク53.7kgm

まずおさらいとして、搭載しているV型8気筒、4510ccのツインターボエンジンは6000回転時に最高出力450馬力を、2250-4750回転時に最大トルク63.2kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2250rpmから最高出力が発生する6000rpmまで」の3750rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は62.5%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
5000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
5000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ5.51kg/PS(2480kg/450PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ5.51kg/PS
車体+1人5.63kg/PS
車体+5人6.12kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg5.64kg/PS
車体+70kg5.67kg/PS
車体+80kg5.69kg/PS
車体+90kg5.71kg/PS
車体+100kg5.73kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは5.63kg/PS(2535kg/450PS)となり、数値としては0.12kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは6.12kg/PS(2755kg/450PS)となり、0.61kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

カイエンのライバル候補車たち

5.75kg/PS
スカイライン
3.0L/305PS|FR/7AT
5.83kg/PS
スープラ
2.0L/258PS|FR/8AT
5.84kg/PS
A6 アバント
3.0L/340PS|4WD/7AT
5.69kg/PS
A6 セダン
3.0L/340PS|4WD/7AT
5.49kg/PS
S5 カブリオレ
3.0L/354PS|4WD/8AT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ5.63kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

5.40kg/PSから5.86kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、日産の5人乗りセダン「RV37型 スカイライン」、トヨタの2人乗りクーペ「DB22型 スープラ」、アウディの5人乗りワゴン「F2DLZF型 A6 アバント」、アウディの5人乗りセダン「F2DLZF型 A6 セダン」、アウディの4人乗りオープンカー「F5CWGC型 S5 カブリオレ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

9PA50A型 カイエン [Turbo]とパワーウェイトレシオが近い車種|5.63kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比1.73
平均ピストンスピード16.6m/s
トルクウェイトレシオ39.2kg/kgm
1馬力あたりのお値段29867円
排気量1Lあたり馬力99.8PS/L
排気量1Lあたりトルク14.01kgm/L
1気筒あたりの馬力56.2PS
1気筒あたりのトルク7.9kgm
パワーバンド比率62.5%
各種ランキング
SUV・RV・クロカンのPWR
4.5~5.0L以下のPWR

トルクウェイトレシオは39.2kg/kgm(2480kg/63.2kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が13440000円、最高出力が450馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は29867円、逆に1万円あたりでは0.33馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は212658円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は99.8PS/L、トルクは14.01kgm/L、1気筒あたりの馬力は56.2馬力、トルクは7.9kgmとなり、このエンジンが450馬力を6000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは16.6m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が83.0mmであるこのエンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7230回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.73になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ1.68m
期待される荷室の幅1.55m
対角線の長さ2.29m
期待される荷室の面積2.60m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.68m(対角線では2.29m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費5.5km/L
燃料タンク容量100L
航続距離(カタログ燃費)550.0km
航続距離(80%燃費)440.0km
満タンプライス16000円
1万円でどこまで行ける?343.8km
車両価格/航続距離24436円/km

10・15モード燃費が5.5km/Lですので、燃料タンクの容量が100リットルですと航続可能距離は550.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(5.0km/L)とすると500.0km、80%(4.4km/L)だと440.0km、70%(3.8km/L)では380.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン100リットルの給油で16000円、上で計算した航続距離を踏まえると550.0km(80%燃費時440.0km)を走行するのに16000円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば343.8km(往復なら片道171.9km)、カタログ値の80%なら275.0km(片道137.5km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で550.0kmの距離を移動できる9PA50A型 カイエン [Turbo]という乗り物を、1344.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「24436円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


純正装着タイヤの255/55R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 255/55R18 | 直径 738mm

-20mm
幅235mm
-10mm
幅245mm
変更なし
幅255mm
+10mm
幅265mm
+20mm
幅275mm
-5%
50
扁平
235/50R18
37.5km/h
直径692mm
径差-46mm
245/50R18
38.0km/h
直径702mm
径差-36mm
255/50R18
38.6km/h
直径712mm
径差-26mm
265/50R18
39.1km/h
直径722mm
径差-16mm
275/50R18
39.7km/h
直径732mm
径差-6mm
0%
55
扁平
235/55R18
38.8km/h
直径716mm
径差-22mm
245/55R18
39.4km/h
直径727mm
径差-11mm
255/55R18
40.0km/h
738mm
0mm
265/55R18
40.6km/h
直径749mm
径差+11mm
275/55R18
41.2km/h
直径760mm
径差+22mm
+5%
60
扁平
235/60R18
40.1km/h
直径739mm
径差+1mm
245/60R18
40.7km/h
直径751mm
径差+13mm
255/60R18
41.4km/h
直径763mm
径差+25mm
265/60R18
42.0km/h
直径775mm
径差+37mm
275/60R18
42.7km/h
直径787mm
径差+49mm
+10%
65
扁平
235/65R18
41.4km/h
直径763mm
径差+25mm
245/65R18
42.1km/h
直径776mm
径差+38mm
255/65R18
42.8km/h
直径789mm
径差+51mm
265/65R18
43.5km/h
直径802mm
径差+64mm
275/65R18
44.2km/h
直径815mm
径差+77mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、235/55R18 、245/50R18、245/55R18 、255/50R18 、265/50R18 、275/50R18あたりのタイヤがおすすめです。

255/55R18のタイヤ幅を235mmから285mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを18インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが255/55R18のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご検討くださいませ。


9PA50A型カイエン[4.6L-TT 4WD/6AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト5.51kg/ps61.51
1速ギヤ加速性能39.24
1L換算馬力99.8ps/L49.89
1L換算トルク14.01kgm/L45.41
WB/TR比1.7354.38
ワイド&ロー指数0.87250.52
前面の面積3.315m²30.26
最低地上高44.91
スポーツ性能部門の得点376.12

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費5.5km/L33.68
年間維持費628950円21.25
100kmh回転数42.83
航続距離550.0km40.21
車の大きさ15.912m³69.44
室内の広さ(仮) 2.885m³45.03
最小回転半径6.0m32.34
馬力単価29867円37.48
ユーティリティ部門の得点322.26

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 9PA50A型カイエン[4.6L-TT 4WD/6AT] の総合得点は 698.38 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した9PA50A型カイエン(4WD/6AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全ての5人乗SUV」、「5000ccの5人乗SUV」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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