日産 レパードの性能まとめ [UF31型|3.0L/255PS|FR/4AT|1988年] Ultima V30-Turbo


画像は日産自動車より引用
http://www.nissan.co.jp/
投稿:2011/11/23|更新:2019/09/26

日産自動車の2ドア・5人乗りクーペ、UF31型の2代目レパードは1986/02から生産が開始され、1992/08に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量2960cc(255PS/35.0kgm)のVG30DET型エンジンを搭載する[Ultima V30-Turbo|1988/08モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4805mm×全幅1690mm×全高1370mm、排気量は2960ccであることから、大雑把に分類すると3.0リットルクラス(3000cc、自動車税は3.0L以下を適用)に属し、全幅は5ナンバー枠なれど排気量が2000ccを超え、全長も4.7mを超えていることにより3ナンバー登録になります。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4805mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下|Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、いわゆるFR方式(フロントエンジン/リヤドライブ)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

UF31型 レパード [2960cc/255PS FR/4AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

2代目レパードの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
2.0L-TB
FR/4AT
306.7万円
GF31型
[XS V20-Turbo]
(1988/08)
210PS
27.0kgm
8.2km/L
3.0L-NA
FR/4AT
323.1万円
UF31型
[Ultima V30 TwinCam]
(1988/08)
200PS
26.5kgm
8.1km/L
2.0L-NA
FR/4AT
253.8万円
GF31型
[XJ-V20E]
(1988/08)
115PS
16.6kgm
8.5km/L

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカーNISSAN
車名&
グレード
レパード
Ultima V30-Turbo
その他アルティマ V30ツインカムターボ
お値段4162000円
車両型式E-UF31
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
4AT(4段変速・自動)
ドア数&
定員
2ドア
5人
車体寸法長4805×幅1690×高1370mm
室内寸法長1810×幅1410×高1130mm
軸距&
輪距
2615mm
前1435mm/後1435mm
最小半径4.9m
最低高135mm
タイヤ前輪:215/60R15
後輪:215/60R15
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量1520kg
エンジン諸元
原動機型式VG30DET
気筒配列V型6気筒
排気量2960cc
圧縮比8.5
吸気方式ターボ
最高出力255PS[187kW]/6000rpm
最大トルク35.0kgm[343Nm]/3200rpm
使用燃料ハイオクガソリン
10・15燃費7.4km/L(17.4mpg)
100km燃費13.5L/100km
VG30DET型エンジンの諸元と性能まとめ
V型6気筒とは‥シリンダをV字型に交互で6個配置する方式。中排気量のスタンダード。
V型6気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(58600円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(25200円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額6500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1988/08モデルのレパードを31年落ちの中古で45.8万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    レパードの1988/08モデルの場合、2019年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の10%である41.6万円に諸経費として4.2万円を足した45.8万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

1988年式を31年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目区分金額
自動車税(1年分)3000cc以下13年経過で増税58600
自動車重量税(1年分)2.0トン以下18年経過で増税25200
自賠責保険料(1年分)自家用乗用車13920円
燃料代(年間1万km)10000km÷6.3km/L×160円/L253970円
オイル交換(5000km毎)1回6500円×2回13000円
タイヤ交換(3年3万km毎)1本10000円×4本÷3年13330円
任意保険料(月額6500円)月額6500円×12ヶ月78000円
ローン完済後の年間維持費456020円
名目区分金額
車のローン額(1年分)月額38130円×12ヶ月457560円
ローン返済中の年間維持費913580円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度81240円
名目金額
自動車税(1年分)58600
自動車重量税(1年分)25200
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(年間1万km)253970円
オイル交換(5000km毎)13000円
タイヤ交換(3年3万km毎)13330円
任意保険料(月額6500円)78000円
ローン完済後の年間維持費456020円
名目金額
車のローン額(1年分)457560円
ローン返済中の年間維持費913580円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
81240円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、自動車税の区分は「3000cc以下の13年経過で増税」で税額は58600円、重量税の区分は「2.0トン以下の18年経過で増税」で税額は25200円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額81,240円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

年間の維持費が60万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3~4万円、年間では36~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。

この車の場合は月単位で換算すると38,002円(完済前は76,132円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも憧れちゃいます。

レパードの中古車をGoo-netで検索!


●レパードの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、レパードの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則)45560円
ガソリン税(暫定)39840円
石油税4440円
消費税(10%)23090円
合計納税額112930円

例として年間走行距離を10000km、燃費を6.3km/L、ガソリンを1リットルあたり160円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は1587.3Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計45560円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで39840円、石油税が2.8円/Lで4440円になります。

ガソリン車の場合は本体価格88.9円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては23090円となり、これらを合計した税額は112930円、1年間に燃料代として支払う253970円のうち44.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で58600円、自動車重量税が年換算で25200円ですから、合計196730円がレパードに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)58600
自動車重量税(1年分)25200
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(3000km分)76190円
オイル交換(年1回)6500円
タイヤ交換(3万km/6年)4000円
任意保険料(月額5200円)62400円
合計
[差額]
246810円
[-209210円]
年間5000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)58600
自動車重量税(1年分)25200
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(5000km分)126990円
オイル交換(年1回)6500円
タイヤ交換(3万km/6年)6670円
任意保険料(月額5530円)66360円
合計
[差額]
304240円
[-151780円]
年間7000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)58600
自動車重量税(1年分)25200
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(7000km分)177780円
オイル交換(年1回)9100円
タイヤ交換(3万km/4.3年)9330円
任意保険料(月額5850円)70200円
合計
[差額]
364130円
[-91890円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料78000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて209210円安い246810円に、5000km走行では151780円安い304240円に、7000km走行では91890円安い364130円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km220円4800円5.7万円
20km430円9500円11.2万円
30km650円14300円16.9万円
50km1080円23800円28.1万円
100km2160円47500円56.2万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を160円、燃費を7.4km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは21.62円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は220円/日となり、20km走行なら430円/日、30km走行なら650円/日、50km走行なら1080円/日、100km走行なら2160円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は14300円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は16.9万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

VG30DET型エンジン簡易性能曲線図
VG30DET型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
3200回転時の馬力156PS
6000回転時の馬力255PS
各回転域でのトルク
3200回転時のトルク35.0kgm
6000回転時のトルク30.4kgm
VG30DET型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているVG30型2960cc、V型6気筒のターボエンジンは6000回転時に最高出力255馬力を、3200回転時に最大トルク35.0kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3200rpmから最高出力が発生する6000rpmまで」の2800rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は46.7%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
3000cc以下クラス編
日産の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
3000cc以下クラス編
日産の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ5.96kg/PS(1520kg/255PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ5.96kg/PS
車体+1人6.18kg/PS
車体+5人7.04kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg6.20kg/PS
車体+70kg6.24kg/PS
車体+80kg6.27kg/PS
車体+90kg6.31kg/PS
車体+100kg6.35kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは6.18kg/PS(1575kg/255PS)となり、数値としては0.22kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは7.04kg/PS(1795kg/255PS)となり、1.08kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

レパードのライバル候補車たち

6.16kg/PS
A8
3.0L/340PS|4WD/8AT
6.07kg/PS
6シリーズ グランツーリスモ
3.0L/340PS|4WD/8AT
6.28kg/PS
ロードスターRF
2.0L/184PS|FR/6MT
6.11kg/PS
ゴルフ
2.0L/230PS|FF/6MT
6.36kg/PS
センチュリー
5.0L/381PS|FR/CVT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ6.18kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

5.99kg/PSから6.37kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、アウディの5人乗りセダン「F8CZSF型 A8」、BMWの5人乗りセダン「JV30A型 6シリーズ グランツーリスモ」、マツダの2人乗りオープンカー「NDERC型 ロードスターRF」、トヨタの5人乗りセダン「UWG60型 センチュリー」、フォルクスワーゲンの5人乗りハッチバック「AUCHH型 ゴルフ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

UF31型 レパード [Ultima V30-Turbo]とパワーウェイトレシオが近い車種|6.18kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比1.82
平均ピストンスピード16.6m/s
トルクウェイトレシオ43.4kg/kgm
1馬力あたりのお値段16322円
排気量1Lあたり馬力86.1PS/L
排気量1Lあたりトルク11.82kgm/L
1気筒あたりの馬力42.5PS
1気筒あたりのトルク5.8kgm
パワーバンド比率46.7%
各種ランキング
クーペのPWR
2.5~3.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは43.4kg/kgm(1520kg/35.0kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が4162000円、最高出力が255馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は16322円、逆に1万円あたりでは0.61馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は118914円、1万円あたりでは0.08kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は86.1PS/L、トルクは11.82kgm/L、1気筒あたりの馬力は42.5馬力、トルクは5.8kgmとなり、このエンジンが255馬力を6000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは16.6m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が83.0mmであるVG30型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7230回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.82になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高2.9m³
1人あたりのスペース約0.6m³
室内長/全長37.7%
室内幅/全幅83.4%
室内高/全高82.5%
室内容積/車両体積26.1%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は2.9m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.6m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は37.7%、同じく室内幅と全幅の比率は83.4%、同じく室内高と全高の比率は82.5%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は26.1%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車室内幅が広い車室内高が高い車車内の空間が広い車


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ1.68m
期待される荷室の幅1.31m
対角線の長さ2.13m
期待される荷室の面積2.20m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.68m(対角線では2.13m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費7.4km/L
燃料タンク容量65L
航続距離(カタログ燃費)481.0km
航続距離(80%燃費)383.5km
満タンプライス10400円
1万円でどこまで行ける?462.5km
車両価格/航続距離8653円/km

10・15モード燃費が7.4km/Lですので、燃料タンクの容量が65リットルですと航続可能距離は481.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(6.7km/L)とすると435.5km、80%(5.9km/L)だと383.5km、70%(5.2km/L)では338.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン65リットルの給油で10400円、上で計算した航続距離を踏まえると481.0km(80%燃費時383.5km)を走行するのに10400円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば462.5km(往復なら片道231.2km)、カタログ値の80%なら370.0km(片道185.0km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で481.0kmの距離を移動できるUF31型 レパード [Ultima V30-Turbo]という乗り物を、416.2万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「8653円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


純正装着タイヤの215/60R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 215/60R15 | 直径 639mm

-20mm
幅195mm
-10mm
幅205mm
変更なし
幅215mm
+10mm
幅225mm
+20mm
幅235mm
-5%
55
扁平
195/55R15
37.3km/h
直径596mm
径差-43mm
205/55R15
38.0km/h
直径607mm
径差-32mm
215/55R15
38.7km/h
直径618mm
径差-21mm
225/55R15
39.4km/h
直径629mm
径差-10mm
235/55R15
40.1km/h
直径640mm
径差+1mm
0%
60
扁平
195/60R15
38.5km/h
直径615mm
径差-24mm
205/60R15
39.2km/h
直径627mm
径差-12mm
215/60R15
40.0km/h
639mm
0mm
225/60R15
40.8km/h
直径651mm
径差+12mm
235/60R15
41.5km/h
直径663mm
径差+24mm
+5%
65
扁平
195/65R15
39.7km/h
直径635mm
径差-4mm
205/65R15
40.6km/h
直径648mm
径差+9mm
215/65R15
41.4km/h
直径661mm
径差+22mm
225/65R15
42.2km/h
直径674mm
径差+35mm
235/65R15
43.0km/h
直径687mm
径差+48mm
+10%
70
扁平
195/70R15
40.9km/h
直径654mm
径差+15mm
205/70R15
41.8km/h
直径668mm
径差+29mm
215/70R15
42.7km/h
直径682mm
径差+43mm
225/70R15
43.6km/h
直径696mm
径差+57mm
235/70R15
44.4km/h
直径710mm
径差+71mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、195/60R15、195/65R15 、205/55R15、205/60R15 、215/55R15 、225/55R15 あたりのタイヤがおすすめです。

215/60R15のタイヤ幅を195mmから245mmまで、扁平率を45%から75%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを15インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが215/60R15のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご検討くださいませ。


UF31型レパード[3.0Lターボ FR/4AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト5.96kg/ps60.23
1速ギヤ加速性能39.24
1L換算馬力86.1ps/L44.41
1L換算トルク11.82kgm/L37.86
WB/TR比1.8245.00
ワイド&ロー指数0.81154.84
前面の面積2.315m²57.17
最低地上高135mm56.08
スポーツ性能部門の得点394.83

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費7.4km/L37.83
年間維持費456020円37.60
100kmh回転数42.83
航続距離481.0km35.92
車の大きさ11.125m³49.27
室内の広さ2.884m³45.02
最小回転半径4.9m55.74
馬力単価16322円55.99
ユーティリティ部門の得点360.20

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した UF31型レパード[3.0Lターボ FR/4AT] の総合得点は 755.03 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したUF31型レパード(FR/4AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのクーペ」、「3000ccのクーペ」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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