光岡 バディの性能まとめ [MXAA52型|2.0L/171PS|FF/CVT|2020年] 20ST


画像は光岡自動車より引用
http://www.mitsuoka-motor.com/
投稿日:2021/03/05

光岡自動車の5ドア・5人乗りSUV、6BA-MXAA52型の初代バディは2020/11から生産(または販売)が開始されました。

ここでは排気量1986cc(171PS/21.1kgm)のM20A-FKS型エンジンを搭載する[20ST|2020/11モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4730mm×全幅1865mm×全高1685mm、排気量は1986ccであることから、大雑把に分類すると2.0リットルクラス(2000cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属し、排気量は2000cc以下なれど、全長と全幅が5ナンバー枠を超えていることにより3ナンバー登録になります。車体が大きい割りに排気量が小さいので、やや非力に感じることがあるかもしれません。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4730mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下|Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、いわゆるFF方式(フロントエンジン/フロントドライブ)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

MXAA52型 バディ [1986cc/171PS FF/CVT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

ギヤ比と加速力&エンジン回転数と最高速

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

初代バディの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
2.0L-NA
4WD/CVT
489.3万円
MXAA54型
[20ST]
(2020/11)
171PS
21.1kgm
15.2km/L
2.0L-NA
4WD/CVT
549.5万円
MXAA54型
[20LX]
(2020/11)
171PS
21.1kgm
15.2km/L
2.5L-NA
FF/CVT
525.0万円
AXAH52型
[Hybrid-ST]
(2020/11)
178PS
22.5kgm
21.4km/L
2.5L-NA
4WD/CVT
589.9万円
AXAH54型
[Hybrid-DX]
(2020/11)
178PS
22.5kgm
20.6km/L

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー MITSUOKA
車名&
グレード
バディ
20ST
その他 20ST:225/65R17|20DX:225/60R18|20LX:235/55R19|燃費は6BA-MXAA52型RAV4のものを代入
お値段 4697000円
車両型式 6BA-MXAA52
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
CVT(無段変速機・連続可変T/M)
ドア数&
定員
5ドア
5人
車体寸法 長4730×幅1865×高1685mm
室内寸法 長1890×幅1515×高1230mm
軸距&
輪距
2690mm
前1605mm/後1625mm
最小半径 5.5m
最低高 195mm
タイヤ 前輪:225/65R17
後輪:225/65R17
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1560kg
エンジン諸元
原動機型式 M20A-FKS
気筒配列 直列4気筒
排気量1986cc
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 171PS[126kW]/6600rpm
最大トルク 21.1kgm[207Nm]/4800rpm
使用燃料 レギュラーガソリン
WLTC燃費 15.8km/L(37.2mpg)
100km燃費 6.3L/100km
M20A-FKS型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(39500円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(16400円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、4年4万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、バディの新車を540.2万円(諸費用として70.5万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2000cc以下 13年未満 39500円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 13年未満 16400
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 13920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷15.8km/L×145円/L 91770円
オイル交換(5000km毎) 1回4500円×2回 9000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 1本15000円×4本÷4年 15000円
任意保険料(月額5500円) 月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 251590円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額90030円×12ヶ月 1080360円
ローン返済中の年間維持費 1331950円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 63640円
名目 金額
自動車税(1年分) 39500円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(年間1万km) 91770円
オイル交換(5000km毎) 9000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 15000円
任意保険料(月額5500円) 66000円
ローン完済後の年間維持費 251590円
名目 金額
車のローン額(1年分) 1080360円
ローン返済中の年間維持費 1331950円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
63640円
  • 初度登録から1年経過車の場合、自動車税の区分は「2000cc以下の13年未満」で税額は39500円、重量税の区分は「2.0トン以下の13年未満」で税額は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本15000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額63,640円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

車に対して少し色気を出すと月換算で2~3万円の間、年間にすると24~36万円のクラスです。この車の場合は月単位で換算すると20,966円(完済前は110,996円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければ…」と呟くその姿は自慢げなようでありながら哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにはいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。


●バディの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます嫌気がさして、ますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、バディの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則) 18160円
ガソリン税(暫定) 15890円
石油税 1770円
消費税(10%) 8340円
合計納税額 44160円

例として年間走行距離を10000km、燃費を15.8km/L、ガソリンを1リットルあたり145円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は632.9Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計18160円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで15890円、石油税が2.8円/Lで1770円になります。

ガソリン車の場合は本体価格75.2円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては8340円となり、これらを合計した税額は44160円、1年間に燃料代として支払う91770円のうち48.1%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で39500円、自動車重量税が年換算で16400円ですから、合計100060円がバディに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 39500円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(3000km分) 27530円
オイル交換(年1回) 4500円
タイヤ交換(3万km/6年) 4500円
任意保険料(月額4400円) 52800円
合計
[差額]
159150円
[-92440円]
年間5000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 39500円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(5000km分) 45890円
オイル交換(年1回) 4500円
タイヤ交換(3万km/6年) 7500円
任意保険料(月額4680円) 56160円
合計
[差額]
183870円
[-67720円]
年間7000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 39500円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(7000km分) 64240円
オイル交換(年1回) 6300円
タイヤ交換(3万km/4.3年) 10500円
任意保険料(月額4950円) 59400円
合計
[差額]
210260円
[-41330円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて92440円安い159150円に、5000km走行では67720円安い183870円に、7000km走行では41330円安い210260円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率を変えるとどうなるの?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(11.9km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(16.1km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(18.1km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(15.8km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費での燃料代91770円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

  • 1リットル145円として計算。
  • []内の金額は低燃費タイヤ(エコタイヤ)装着で燃費が3%向上すると仮定した場合の燃料代。
    「差額で元が取れるかな?どうかな?」という、なかなかに絶妙なラインです。
参考:燃費が3%向上すると…?
市街地11.9km/L → 12.3km/L
郊外16.1km/L → 16.6km/L
高速道路18.1km/L → 18.6km/L

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km109660円
[106100円]
郊外500km4510円
[4360円]
高速道路500km4000円
[3900円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
118170円
+26400円
12.3km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
114360円
-3810円
12.7km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が11.9km/Lでは756.3Lを消費して、燃料代は109660円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が16.1km/Lでは31.1Lを消費して、燃料代は4510円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が18.1km/Lでは27.6Lを消費して、燃料代は4000円になります。

このパターンでは使用した燃料量が815.0L、かかった燃料代が118170円となり、平均燃費は12.3km/L(-3.5km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+26400円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着で燃費が3%アップするとして、同じ条件で走行すると燃料代は114360円となり、3810円安くなります。車検2回ごとにタイヤ交換するとき、寿命までの4年間で15240円の経費削減になる計算です。純正タイヤとエコタイヤの差額がこれ以上ならお得、以下なら…?

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km60930円
[58940円]
郊外5000km45040円
[43670円]
高速道路0km0円
[0円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
105970円
+14200円
13.7km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
102610円
-3360円
14.1km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が11.9km/Lでは420.2Lを消費して、燃料代は60930円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が16.1km/Lでは310.6Lを消費して、燃料代は45040円になります。

このパターンでは使用した燃料量が730.8L、かかった燃料代が105970円となり、平均燃費は13.7km/L(-2.1km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+14200円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では燃料代が102610円となり、1年間で3360円、4年間で13440円の経費削減になる計算です。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km40570円
[39250円]
郊外3340km30090円
[29170円]
高速道路3330km26680円
[25960円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
97340円
+5570円
14.9km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
94380円
-2960円
15.4km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が11.9km/Lでは279.8Lを消費して、燃料代は40570円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が16.1km/Lでは207.5Lを消費して、燃料代は30090円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が18.1km/Lでは184.0Lを消費して、燃料代は26680円になります。

このパターンでは使用した燃料量が671.3L、かかった燃料代が97340円となり、平均燃費は14.9km/L(-0.9km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+5570円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では燃料代が94380円となり、1年間で2960円、4年間で11840円の経費削減になる計算です。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km6090円
[5900円]
郊外9000km81060円
[78620円]
高速道路500km4000円
[3900円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
91150円
-620円
15.9km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
88420円
-2730円
16.4km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が11.9km/Lでは42.0Lを消費して、燃料代は6090円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が16.1km/Lでは559.0Lを消費して、燃料代は81060円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が18.1km/Lでは27.6Lを消費して、燃料代は4000円になります。

このパターンでは使用した燃料量が628.6L、かかった燃料代が91150円となり、平均燃費は15.9km/L(+0.1km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は-620円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では燃料代が88420円となり、1年間で2730円、4年間で10920円の経費削減になる計算です。

以上、極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(12.3km/L・13.7km/L・14.9km/L・15.9km/L)、燃料代のほうもなかなかな違い(118170円・105970円・97340円・91150円)が出てくることがわかります。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km90円2000円2.3万円
20km180円4000円4.7万円
30km280円6200円7.3万円
50km460円10100円12.0万円
100km920円20200円23.9万円

さて、レギュラーガソリン1リットルの燃料価格を145円、燃費を15.8km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは9.18円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は90円/日となり、20km走行なら180円/日、30km走行なら280円/日、50km走行なら460円/日、100km走行なら920円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は6200円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は7.3万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

M20A-FKS型エンジン簡易性能曲線図
M20A-FKS型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
4800回転時の馬力 141PS
6600回転時の馬力 171PS
各回転域でのトルク
4800回転時のトルク 21.1kgm
6600回転時のトルク 18.6kgm
M20A-FKS型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているM20A型1986cc、直列4気筒の自然吸気エンジンは6600回転時に最高出力171馬力を、4800回転時に最大トルク21.1kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4800rpmから最高出力が発生する6600rpmまで」の1800rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は27.3%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
ミツオカの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
ミツオカの小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ9.120kg/PS(1560kg/171PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ9.120kg/PS
車体+1人9.444kg/PS
車体+5人10.731kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg9.474kg/PS
車体+70kg9.532kg/PS
車体+80kg9.591kg/PS
車体+90kg9.649kg/PS
車体+100kg9.708kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは9.444kg/PS(1615kg/171PS)となり、数値としては0.324kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは10.731kg/PS(1835kg/171PS)となり、1.611kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

バディのライバル候補車たち

2020/11

-
バディ
9.444kg/PS
1615kg/171PS|2.0L-NA
[車体のみPWR:9.120]
2012/02

車種詳細
CX-5
9.571kg/PS
1675kg/175PS|2.2L-TB
[車体のみPWR:9.257]
2014/06

車種詳細
レヴォーグ
9.265kg/PS
1575kg/170PS|1.6L-TB
[車体のみPWR:8.941]
2017/07

車種詳細
エスクード
9.375kg/PS
1275kg/136PS|1.4L-TB
[車体のみPWR:8.971]
2011/12

車種詳細
インプレッサ スポーツ
9.300kg/PS
1395kg/150PS|2.0L-NA
[車体のみPWR:8.933]
2016/07

車種詳細
レヴォーグ
9.441kg/PS
1605kg/170PS|1.6L-TB
[車体のみPWR:9.118]

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ9.444kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

9.255kg/PSから9.633kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、マツダの5人乗りSUV「KE2AW型 CX-5」、スバルの5人乗りワゴン「VM4型 レヴォーグ」、スズキの5人乗りSUV「YEA1S型 エスクード」、スバルの5人乗りハッチバック「GP7型 インプレッサ スポーツ」、スバルの5人乗りワゴン「VM4型 レヴォーグ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

MXAA52型 バディ [20ST]とパワーウェイトレシオが近い車種|9.444kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は109.6PS/tとなっています。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.666
平均ピストンスピード 21.47m/s
トルクウェイトレシオ 73.9kg/kgm
1馬力あたりのお値段 27468円
排気量1Lあたり馬力 86.10PS/L
排気量1Lあたりトルク 10.62kgm/L
1気筒あたりの馬力 42.8PS
1気筒あたりのトルク 5.3kgm
パワーバンド比率 27.3%
各種ランキング
SUV・RV・クロカンのPWR
1.8~2.0LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは73.9kg/kgm(1560kg/21.1kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が4697000円、最高出力が171馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は27468円、逆に1万円あたりでは0.36馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は222607円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
ミツオカ編
2000cc以下の車編
5人乗りSUV編

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は86.10PS/L、トルクは10.62kgm/L、1気筒あたりの馬力は42.8馬力、トルクは5.3kgmとなり、このエンジンが171馬力を6600回転で発生させているときの平均ピストンスピードは21.47m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が97.6mmであるM20A型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6150回転です。最高出力を発生している時点で既に20.0m/sを超えているこのエンジンは実に良く設計された秀逸なエンジンであると言えます。一昔(二昔?)前の常識を覆す誉れ高きエンジンですので、ぜひとも重要文化遺産に登録して後世に伝えていかねばなりません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.666になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高 3.52m³
1人あたりのスペース 約0.70m³
室内長/全長 40.0%
室内幅/全幅 81.2%
室内高/全高 73.0%
室内容積/車両体積 23.7%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.52m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.70m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は40.0%、同じく室内幅と全幅の比率は81.2%、同じく室内高と全高の比率は73.0%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は23.7%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.66m
期待される荷室の幅 1.42m
対角線の長さ 2.18m
期待される荷室の面積 2.36m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.66m(対角線では2.18m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 15.8km/L
燃料タンク容量 55L
航続距離(カタログ燃費) 869.0km
航続距離(80%燃費) 693.0km
満タンプライス 7975円
1万円でどこまで行ける? 1089.7km
車両価格/航続距離 5405円/km

WLTCモード燃費が15.8km/Lですので、燃料タンクの容量が55リットルですと航続可能距離は869.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(14.2km/L)とすると781.0km、80%(12.6km/L)だと693.0km、70%(11.1km/L)では610.5kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリン55リットルの給油で7975円、上で計算した航続距離を踏まえると869.0km(80%燃費時693.0km)を走行するのに7975円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1089.7km(往復なら片道544.8km)、カタログ値の80%なら871.7km(片道435.9km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で869.0kmの距離を移動できるMXAA52型 バディ [20ST]という乗り物を、469.7万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「5405円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

各モード燃費と航続距離
WLTCモード燃費
15.8km/L
869.0km
市街地燃費
11.9km/L
654.5km
[-214.5km]
郊外燃費
16.1km/L
885.5km
[+16.5km]
高速道路燃費
18.1km/L
995.5km
[+126.5km]

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

燃料タンクの容量を55Lとしたとき、市街地モード燃費11.9km/Lでの航続距離は654.5km(-214.5km)、郊外モード燃費16.1km/Lでの航続距離は885.5km(+16.5km)、高速道路モード燃費18.1km/Lでの航続距離は995.5km(+126.5km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合6600rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした7100回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 7100rpm|タイヤサイズ 225/65R17|タイヤ直径 72.4cm|円周長 227.4cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
7100rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 3.377 14.39 -
-
67km/h 10550rpm 838.9kgm
2速 2.236 9.530 0.662 1-2/
4700rpm
102km/h 6980rpm 555.5kgm
3速 0.447 1.905 0.200 2-3/
1420rpm
508km/h 1400rpm 111.0kgm
Final 4.262 レシオカバレッジ(変速比幅)7.555

ギヤの繋がりイメージ
MXAA52型バディCVT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数4800rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.262)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(21.1kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.262)÷タイヤの有効半径(0.362m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は3速ギヤの508km(6600rpmでは472.7km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが4800回転で最大トルク21.1kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。

さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば73.9kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(9.120kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと838.9kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1560kg)を1速ギヤの最大駆動力(838.9kgm)で割ってみると1.860kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する6600回転でのトルク(18.6kgm)からTWRを算出すると2.11kg/kgmとなり、4800-6600回転の回転域では1.860-2.11kg/kgmの間で推移することがわかります。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4220 6330 8440 10550 12660 14770 18990
2速 2790 4190 5590 6980 8380 9780 12570
3速 560 840 1120 1400 1680 1950 2510
※赤い数字は暫定レブリミット(7100rpm)を上回るもの。
※CVTの場合はどのようにギヤ比を制御をしているのか想像も付かないので参考値です。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.447)を選択して時速100kmにて走行すると1400回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは840回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは980回転、一般的な高速道路の80km/hでは1120回転、100km/hでは1400回転、制限速度が120km/hになると1680回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは2510回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。

ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 9 19 28 38 47 57 66 76
2速 14 29 43 57 72 86 100 115
3速 72 143 215 286 358 430 501 573

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(7100回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの225/65R17と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 225/65R17 | 直径 724mm

-20mm
幅205mm
-10mm
幅215mm
変更なし
幅225mm
+10mm
幅235mm
+20mm
幅245mm
-5%
60
扁平
205/60R17
37.5km/h
直径678mm
径差-46mm
215/60R17
38.1km/h
直径690mm
径差-34mm
225/60R17
38.8km/h
直径702mm
径差-22mm
235/60R17
39.4km/h
直径714mm
径差-10mm
245/60R17
40.1km/h
直径726mm
径差+2mm
0%
65
扁平
205/65R17
38.6km/h
直径699mm
径差-25mm
215/65R17
39.3km/h
直径712mm
径差-12mm
225/65R17
40.0km/h
724mm
0mm
235/65R17
40.8km/h
直径738mm
径差+14mm
245/65R17
41.5km/h
直径751mm
径差+27mm
+5%
70
扁平
205/70R17
39.7km/h
直径719mm
径差-5mm
215/70R17
40.5km/h
直径733mm
径差+9mm
225/70R17
41.3km/h
直径747mm
径差+23mm
235/70R17
42.0km/h
直径761mm
径差+37mm
245/70R17
42.8km/h
直径775mm
径差+51mm
+10%
75
扁平
205/75R17
40.9km/h
直径740mm
径差+16mm
215/75R17
41.7km/h
直径755mm
径差+31mm
225/75R17
42.5km/h
直径770mm
径差+46mm
235/75R17
43.4km/h
直径785mm
径差+61mm
245/75R17
44.2km/h
直径800mm
径差+76mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、205/65R17、205/70R17 、215/60R17、215/65R17 、225/60R17 、235/60R17 あたりのタイヤがおすすめです。

225/65R17のタイヤ幅を205mmから255mmまで、扁平率を50%から80%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、225/65R17の適応サイズと性能の変化 [MXAA52型バディ編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


MXAA52型バディ[2.0L-NA FF/CVT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト9.120kg/ps51.22
1速ギヤ加速性能1.860kg/kgm43.77
1L換算馬力86.10ps/L59.97
1L換算トルク10.62kgm/L63.75
WB/TR比1.66661.05
ワイド&ロー指数0.90348.37
前面の面積3.143m²34.69
最低地上高195mm32.26
スポーツ性能部門の得点395.08

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費15.8km/L47.45
年間維持費251590円55.35
100kmh回転数1400rpm65.66
航続距離869.0km59.77
車の大きさ14.864m³64.91
室内の広さ3.522m³51.68
最小回転半径5.5m42.98
馬力単価27468円41.05
ユーティリティ部門の得点428.85

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した MXAA52型バディ[2.0L-NA FF/CVT] の総合得点は 823.93 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したMXAA52型バディ(FF/CVT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全ての5人乗SUV」、「2000ccの5人乗SUV」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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