ベンツ Sクラス セダンの性能まとめ [140043型|4.2L/285PS|FR/4AT|1992年] 400SEL W140


画像はメルセデスベンツより引用
http://www.mercedes-benz.co.jp/
投稿:2011/12/20|更新:2019/09/26

メルセデスベンツの4ドア・5人乗りセダン、140043型の3代目Sクラス セダンは1991/08から生産が開始され、1998/11に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量4195cc(285PS/42.0kgm)のM1191型エンジンを搭載する[400SEL W140|1992/10モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長5220mm×全幅1885mm×全高1500mm、排気量は4195ccであることから、大雑把に分類すると4.2リットルクラス(4200cc、自動車税は4.5L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が5220mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超|Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、いわゆるFR方式(フロントエンジン/リヤドライブ)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

140043型 Sクラス セダン [4195cc/285PS FR/4AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

3代目Sクラス セダンの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
3.2L-NA
FR/5AT
830.0万円
140032M型
[S320 W140]
(1996/08)
231PS
32.1kgm
7.9km/L
5.0L-NA
FR/5AT
1180.0万円
140050型
[S500 W140]
(1996/08)
320PS
48.0kgm
6.0km/L
6.0L-NA
FR/5AT
1720.0万円
140076型
[S600-Coupe W140]
(1995/11)
394PS
58.2kgm
5.5km/L
6.0L-NA
FR/5AT
1590.0万円
140057型
[S600L W140]
(1996/08)
394PS
58.2kgm
5.5km/L
5.0L-NA
FR/5AT
1270.0万円
140051型
[S500L W140]
(1996/08)
320PS
48.0kgm
6.0km/L
W140型 3代目Sクラス セダン クーペ まとめ【全8件】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカーMERCEDES_BENZ
車名&
グレード
Sクラス セダン
400SEL W140
その他
お値段12500000円
車両型式E-140043
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
4AT(4段変速・自動)
ドア数&
定員
4ドア
5人
車体寸法長5220×幅1885×高1500mm
軸距&
輪距
3140mm
前1605mm/後1575mm
最小半径5.9m
タイヤ前輪:235/60R16
後輪:235/60R16
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量2100kg
エンジン諸元
原動機型式M1191
気筒配列V型8気筒
排気量4195cc
圧縮比11.0
吸気方式自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力285PS[209kW]/5700rpm
最大トルク42.0kgm[412Nm]/3900rpm
使用燃料ハイオクガソリン
10・15燃費5.1km/L(12.0mpg)
100km燃費19.6L/100km
M1191型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中~大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(87900円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(31500円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額8000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1992/10モデルのSクラス セダンを27年落ちの中古で137.5万円にて購入し、頭金なしで3年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    Sクラス セダンの1992/10モデルの場合、2019年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の10%である125万円に諸経費として12.5万円を足した137.5万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

1992年式を27年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目区分金額
自動車税(1年分)4500cc以下13年経過で増税87900
自動車重量税(1年分)2.5トン以下18年経過で増税31500
自賠責保険料(1年分)自家用乗用車13920円
燃料代(年間1万km)10000km÷4.3km/L×160円/L372090円
オイル交換(5000km毎)1回7000円×2回14000円
タイヤ交換(3年3万km毎)1本12000円×4本÷3年16000円
任意保険料(月額8000円)月額8000円×12ヶ月96000円
ローン完済後の年間維持費631410円
名目区分金額
車のローン額(1年分)月額38190円×12ヶ月458280円
ローン返済中の年間維持費1089690円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度93840円
名目金額
自動車税(1年分)87900
自動車重量税(1年分)31500
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(年間1万km)372090円
オイル交換(5000km毎)14000円
タイヤ交換(3年3万km毎)16000円
任意保険料(月額8000円)96000円
ローン完済後の年間維持費631410円
名目金額
車のローン額(1年分)458280円
ローン返済中の年間維持費1089690円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
93840円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、自動車税の区分は「4500cc以下の13年経過で増税」で税額は87900円、重量税の区分は「2.5トン以下の18年経過で増税」で税額は31500円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに7000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本12000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額8000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額93,840円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

天に見放された生粋のド貧民には考えも及ばぬ世界です。月換算するだけで52,618円(完済前は90,808円)にもなる車を所有する、どうやって…?食うものも食わず、着るものも着ず…?いやあ、そこまでやってもまだまだ、さらに限界まで節制に節制を極めたとしても、それでもなお手の届かぬ未知の領域です。

天に魅入られた貴族の如きお金持ちでもなければ、お給金の大半を車に奪われて泣くハメになりそうです。ということは、この車のステータス性は抜群であると言えます。

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●Sクラス セダンの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、Sクラス セダンの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則)66740円
ガソリン税(暫定)58370円
石油税6510円
消費税(10%)33830円
合計納税額165450円

例として年間走行距離を10000km、燃費を4.3km/L、ガソリンを1リットルあたり160円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は2325.6Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計66740円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで58370円、石油税が2.8円/Lで6510円になります。

ガソリン車の場合は本体価格88.9円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては33830円となり、これらを合計した税額は165450円、1年間に燃料代として支払う372090円のうち44.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で87900円、自動車重量税が年換算で31500円ですから、合計284850円がSクラス セダンに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)87900
自動車重量税(1年分)31500
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(3000km分)111630円
オイル交換(年1回)7000円
タイヤ交換(3万km/6年)4800円
任意保険料(月額6400円)76800円
合計
[差額]
333550円
[-297860円]
年間5000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)87900
自動車重量税(1年分)31500
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(5000km分)186050円
オイル交換(年1回)7000円
タイヤ交換(3万km/6年)8000円
任意保険料(月額6800円)81600円
合計
[差額]
415970円
[-215440円]
年間7000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)87900
自動車重量税(1年分)31500
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(7000km分)260460円
オイル交換(年1回)9800円
タイヤ交換(3万km/4.3年)11200円
任意保険料(月額7200円)86400円
合計
[差額]
501180円
[-130230円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料96000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて297860円安い333550円に、5000km走行では215440円安い415970円に、7000km走行では130230円安い501180円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km310円6800円8.1万円
20km630円13900円16.4万円
30km940円20700円24.4万円
50km1570円34500円40.8万円
100km3140円69100円81.6万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を160円、燃費を5.1km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは31.37円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は310円/日となり、20km走行なら630円/日、30km走行なら940円/日、50km走行なら1570円/日、100km走行なら3140円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は20700円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は24.4万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

M1191型エンジン簡易性能曲線図
M1191型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
3900回転時の馬力229PS
5700回転時の馬力285PS
各回転域でのトルク
3900回転時のトルク42.0kgm
5700回転時のトルク35.8kgm
M1191型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているM1191型4195cc、V型8気筒の自然吸気エンジンは5700回転時に最高出力285馬力を、3900回転時に最大トルク42.0kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3900rpmから最高出力が発生する5700rpmまで」の1800rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は31.6%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
4500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
4500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ7.37kg/PS(2100kg/285PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ7.37kg/PS
車体+1人7.56kg/PS
車体+5人8.33kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg7.58kg/PS
車体+70kg7.61kg/PS
車体+80kg7.65kg/PS
車体+90kg7.68kg/PS
車体+100kg7.72kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは7.56kg/PS(2155kg/285PS)となり、数値としては0.19kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは8.33kg/PS(2375kg/285PS)となり、0.96kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

Sクラス セダンのライバル候補車たち

7.44kg/PS
スープラ
2.0L/197PS|FR/8AT
7.34kg/PS
V60 クロスカントリー
2.0L/254PS|4WD/8AT
7.54kg/PS
CX-5
2.5L/230PS|4WD/6AT
7.52kg/PS
X4
2.0L/252PS|4WD/8AT
7.35kg/PS
ヴェルファイア
3.5L/300PS|4WD/8AT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ7.56kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

7.33kg/PSから7.79kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、トヨタの2人乗りクーペ「DB82型 スープラ」、ボルボの5人乗りSUV「ZB420型 V60 クロスカントリー」、マツダの5人乗りSUV「KF5P型 CX-5」、BMWの5人乗りSUV「UJ20型 X4」、トヨタの7人乗りミニバン「GGH35W型 ヴェルファイア」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

140043型 Sクラス セダン [400SEL W140]とパワーウェイトレシオが近い車種|7.56kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比1.97
平均ピストンスピード15.0m/s
トルクウェイトレシオ50.0kg/kgm
1馬力あたりのお値段43860円
排気量1Lあたり馬力67.9PS/L
排気量1Lあたりトルク10.01kgm/L
1気筒あたりの馬力35.6PS
1気筒あたりのトルク5.2kgm
パワーバンド比率31.6%
各種ランキング
セダンのPWR
4.0~4.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは50.0kg/kgm(2100kg/42.0kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が12500000円、最高出力が285馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は43860円、逆に1万円あたりでは0.23馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は297619円、1万円あたりでは0.03kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は67.9PS/L、トルクは10.01kgm/L、1気筒あたりの馬力は35.6馬力、トルクは5.2kgmとなり、このエンジンが285馬力を5700回転で発生させているときの平均ピストンスピードは15.0m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が78.9mmであるM1191型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7600回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.97になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、小回りよりも真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ1.83m
期待される荷室の幅1.49m
対角線の長さ2.36m
期待される荷室の面積2.73m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.83m(対角線では2.36m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費5.1km/L
燃料タンク容量100L
航続距離(カタログ燃費)510.0km
航続距離(80%燃費)410.0km
満タンプライス16000円
1万円でどこまで行ける?318.8km
車両価格/航続距離24510円/km

10・15モード燃費が5.1km/Lですので、燃料タンクの容量が100リットルですと航続可能距離は510.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(4.6km/L)とすると460.0km、80%(4.1km/L)だと410.0km、70%(3.6km/L)では360.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン100リットルの給油で16000円、上で計算した航続距離を踏まえると510.0km(80%燃費時410.0km)を走行するのに16000円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば318.8km(往復なら片道159.4km)、カタログ値の80%なら255.0km(片道127.5km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で510.0kmの距離を移動できる140043型 Sクラス セダン [400SEL W140]という乗り物を、1250.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「24510円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


純正装着タイヤの235/60R16と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 235/60R16 | 直径 688mm

-20mm
幅215mm
-10mm
幅225mm
変更なし
幅235mm
+10mm
幅245mm
+20mm
幅255mm
-5%
55
扁平
215/55R16
37.4km/h
直径643mm
径差-45mm
225/55R16
38.0km/h
直径654mm
径差-34mm
235/55R16
38.7km/h
直径665mm
径差-23mm
245/55R16
39.3km/h
直径676mm
径差-12mm
255/55R16
39.9km/h
直径687mm
径差-1mm
0%
60
扁平
215/60R16
38.6km/h
直径664mm
径差-24mm
225/60R16
39.3km/h
直径676mm
径差-12mm
235/60R16
40.0km/h
688mm
0mm
245/60R16
40.7km/h
直径700mm
径差+12mm
255/60R16
41.4km/h
直径712mm
径差+24mm
+5%
65
扁平
215/65R16
39.9km/h
直径686mm
径差-2mm
225/65R16
40.6km/h
直径699mm
径差+11mm
235/65R16
41.4km/h
直径712mm
径差+24mm
245/65R16
42.2km/h
直径725mm
径差+37mm
255/65R16
42.9km/h
直径738mm
径差+50mm
+10%
70
扁平
215/70R16
41.1km/h
直径707mm
径差+19mm
225/70R16
41.9km/h
直径721mm
径差+33mm
235/70R16
42.7km/h
直径735mm
径差+47mm
245/70R16
43.5km/h
直径749mm
径差+61mm
255/70R16
44.4km/h
直径763mm
径差+75mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、215/60R16、215/65R16 、225/55R16、225/60R16 、235/55R16 、245/55R16 、255/55R16あたりのタイヤがおすすめです。

235/60R16のタイヤ幅を215mmから265mmまで、扁平率を45%から75%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを16インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが235/60R16のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご検討くださいませ。


140043型Sクラス セダン[4.2L-NA FR/4AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト7.37kg/ps56.19
1速ギヤ加速性能39.24
1L換算馬力67.9ps/L45.59
1L換算トルク10.01kgm/L56.33
WB/TR比1.9729.38
ワイド&ロー指数0.79655.91
前面の面積2.828m²43.37
最低地上高44.91
スポーツ性能部門の得点370.92

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費5.1km/L32.80
年間維持費631410円21.02
100kmh回転数42.83
航続距離510.0km37.73
車の大きさ14.760m³64.58
室内の広さ(仮) 2.676m³42.82
最小回転半径5.9m34.47
馬力単価43860円18.35
ユーティリティ部門の得点294.60

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 140043型Sクラス セダン[4.2L-NA FR/4AT] の総合得点は 665.52 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した140043型Sクラス セダン(FR/4AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「4500ccのセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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