ベンツ Sクラス セダンの性能まとめ [222035型|3.0L/340PS|4WD/9AT|2019年] S400d 4matic W222


画像はメルセデスベンツより引用
http://www.mercedes-benz.co.jp/
投稿日:2021/03/30

メルセデスベンツの4ドア・5人乗りセダン、LDA-222035型の6代目Sクラス セダンは2013/10から生産が開始され、2021/01に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量2924cc(340PS/71.4kgm)のOM656型エンジンを搭載する[S400d 4matic W222|2019/01モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長5125mm×全幅1900mm×全高1495mm、排気量は2924ccであることから、大雑把に分類すると3.0リットルクラス(3000cc、自動車税は3.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が5125mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超|Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆるAWD方式(All Wheel Drive・Four Wheel Drive)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

222035型 Sクラス セダン [2924cc/340PS 4WD/9AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

6代目Sクラス セダンの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
6.0L-TB
FR/7AT
3200.0万円
222179C型
[S65 AMG Long W222]
2014/06モデル
630PS
102.0kgm
8.1km/L
2.1L-TB
FR/7AT
998.0万円
222004型
[S300h W222]
2015/08モデル
204PS
50.9kgm
20.7km/L
3.5L-NA
FR/7AT
1090.0万円
222057型
[S400 Hybrid W222]
2014/06モデル
306PS
37.7kgm
15.4km/L
2.1L-TB
FR/7AT
1340.0万円
222104型
[S300h Long W222]
2015/08モデル
204PS
50.9kgm
19.5km/L
6.0L-TB
FR/7AT
3120.0万円
217379C型
[S65 AMG C217]
2014/10モデル
629PS
102.0kgm
7.9km/L
6代目Sクラス セダンの車両型式・グレード一覧【全29車種】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー MERCEDES_BENZ
車名&
グレード
Sクラス セダン
S400d 4matic W222
その他 -
お値段 11830000円
車両型式 LDA-222035
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
9AT(9段変速・自動)
ドア/定員 4ドア/5人
車体寸法 長5125×幅1900×高1495mm
軸距&
輪距
3035mm
前1625mm/後1635mm
最小半径 5.5m
タイヤ 前輪:245/50R18
後輪:245/50R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 2080kg
エンジン諸元
原動機型式 OM656
気筒配列 直列6気筒
排気量2924cc
圧縮比15.5
吸気方式 ターボ
最高出力 340PS[250kW]/3600-4400rpm
最大トルク 71.4kgm[700Nm]/1200-3200rpm
使用燃料 軽油(ディーゼル燃料)
JC08燃費 13.3km/L(31.3mpg)
100km燃費 7.5L/100km
OM656型エンジンの諸元と性能まとめ
直列6気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に6個配置する方式。理論上では完全バランスなれど今や絶滅危惧種。
※直列6気筒エンジンを搭載する車種の一覧
直列6気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(51000円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(20500円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額6500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、4年4万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2019/01モデルのSクラス セダンを2年落ちの中古で1171.2万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    Sクラス セダンの2019/01モデルの場合、2021年現在では2年が経過しているため、新車価格の90%である1064.7万円に諸経費として106.5万円を足した1171.2万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

2019年式を2年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 3000cc以下 11年未満 51000円
自動車重量税(1年分) 2.5トン以下 13年未満 20500
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 13920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷12.4×130円/L 104840円
オイル交換(5000km毎) 1回6500円×2回 13000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 1本18000円×4本÷4年 18000円
任意保険料(月額6500円) 月額6500円×12ヶ月 78000円
ローン完済後の年間維持費 299260円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額195200円×12ヶ月 2342400円
ローン返済中の年間維持費 2641660円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 71840円
名目 金額
自動車税(1年分) 51000円
自動車重量税(1年分) 20500
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(年間1万km) 104840円
オイル交換(5000km毎) 13000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 18000円
任意保険料(月額6500円) 78000円
ローン完済後の年間維持費 299260円
名目 金額
車のローン額(1年分) 2342400円
ローン返済中の年間維持費 2641660円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
71840円
  • 初度登録から2年経過車の場合、自動車税の区分は「3000cc以下の11年未満」で税額は51000円、重量税の区分は「2.5トン以下の13年未満」で税額は20500円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額71,840円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

車に対して少し色気を出すと月換算で2~3万円の間、年間にすると24~36万円のクラスです。この車の場合は月単位で換算すると24,938円(完済前は220,138円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければ…」と呟くその姿は自慢げなようでありながら哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにはいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。


●Sクラス セダンの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます嫌気がさして、ますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、Sクラス セダンの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
軽油引取税(本則) 12100円
軽油引取税(暫定) 13790円
石油税 2260円
消費税(10%) 7180円
合計納税額 35330円

例として年間走行距離を10000km、燃費を12.4km/L、軽油を1リットルあたり130円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用する軽油の量は806.5Lですから、軽油引取税(本則)が15円/Lで合計12100円、軽油引取税(暫定)が17.1円/Lで13790円、石油税が2.8円/Lで2260円になります。

ディーゼル車の場合は軽油引取税に消費税が掛かりません(石油税には課税)ので、消費税額としては7180円となり、これらを合計した税額は35330円、1年間に燃料代として支払う104840円のうち33.7%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で51000円、自動車重量税が年換算で20500円ですから、合計106830円がSクラス セダンに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 51000円
自動車重量税(1年分) 20500
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(3000km分) 31450円
オイル交換(年1回) 6500円
タイヤ交換(3万km/6年) 5400円
任意保険料(月額5200円) 62400円
合計
[差額]
191170円
[-108090円]
年間5000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 51000円
自動車重量税(1年分) 20500
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(5000km分) 52420円
オイル交換(年1回) 6500円
タイヤ交換(3万km/6年) 9000円
任意保険料(月額5530円) 66360円
合計
[差額]
219700円
[-79560円]
年間7000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 51000円
自動車重量税(1年分) 20500
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(7000km分) 73390円
オイル交換(年1回) 9100円
タイヤ交換(3万km/4.3年) 12600円
任意保険料(月額5850円) 70200円
合計
[差額]
250710円
[-48550円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料78000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて108090円安い191170円に、5000km走行では79560円安い219700円に、7000km走行では48550円安い250710円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km100円2200円2.6万円
20km200円4400円5.2万円
30km290円6400円7.5万円
50km490円10800円12.7万円
100km980円21600円25.5万円

さて、軽油(ディーゼル燃料)1リットルの燃料価格を130円、燃費を13.3km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは9.77円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は100円/日となり、20km走行なら200円/日、30km走行なら290円/日、50km走行なら490円/日、100km走行なら980円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は6400円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は7.5万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

OM656型エンジン簡易性能曲線図
OM656型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
1200回転時の馬力 120PS
3200回転時の馬力 319PS
3600回転時の馬力 340PS
4400回転時の馬力 340PS
各回転域でのトルク
1200回転時のトルク 71.4kgm
3200回転時のトルク 71.4kgm
3600回転時のトルク 67.7kgm
4400回転時のトルク 55.4kgm
OM656型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているOM656型2924cc、直列6気筒のターボエンジンは3600-4400回転時に最高出力340馬力を、1200-3200回転時に最大トルク71.4kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1200rpmから最高出力が発生する4400rpmまで」の3200rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は72.7%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
3000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
3000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ6.118kg/PS(2080kg/340PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ6.118kg/PS
車体+1人6.279kg/PS
車体+5人6.926kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg6.294kg/PS
車体+70kg6.324kg/PS
車体+80kg6.353kg/PS
車体+90kg6.382kg/PS
車体+100kg6.412kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは6.279kg/PS(2135kg/340PS)となり、数値としては0.161kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは6.926kg/PS(2355kg/340PS)となり、0.808kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

Sクラス セダンのライバル候補車たち

2019/01

-
Sクラス セダン
6.279kg/PS
2135kg/340PS|3.0L-TB
[車体のみPWR:6.118]
2010/02

車種詳細
クラウン ハイブリッド
6.368kg/PS
1885kg/296PS|3.5L-NA
[車体のみPWR:6.182]
2001/05

車種詳細
アコード
6.295kg/PS
1385kg/220PS|2.2L-NA
[車体のみPWR:6.045]
2009/08

車種詳細
SC
6.411kg/PS
1795kg/280PS|4.3L-NA
[車体のみPWR:6.214]
2005/10

車種詳細
クラウン
6.387kg/PS
1635kg/256PS|3.0L-NA
[車体のみPWR:6.172]
2011/02

車種詳細
マークXジオ
6.125kg/PS
1715kg/280PS|3.5L-NA
[車体のみPWR:5.929]

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ6.279kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

6.091kg/PSから6.467kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、トヨタの5人乗りセダン「GWS204型 クラウン ハイブリッド」、ホンダの5人乗りセダン「CL1型 アコード」、レクサスの4人乗りオープンカー「UZZ40型 SC」、トヨタの5人乗りセダン「GRS182型 クラウン」、トヨタの6人乗りミニバン「GGA10型 マークXジオ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

222035型 Sクラス セダン [S400d 4matic W222]とパワーウェイトレシオが近い車種|6.279kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は163.5PS/tとなっています。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.862
平均ピストンスピード 13.54m/s
トルクウェイトレシオ 29.1kg/kgm
1馬力あたりのお値段 34794円
排気量1Lあたり馬力 116.28PS/L
排気量1Lあたりトルク 24.42kgm/L
1気筒あたりの馬力 56.7PS
1気筒あたりのトルク 11.9kgm
パワーバンド比率 72.7%
各種ランキング
セダンのPWR
2.5~3.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは29.1kg/kgm(2080kg/71.4kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が11830000円、最高出力が340馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は34794円、逆に1万円あたりでは0.29馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は165686円、1万円あたりでは0.06kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
3000cc以下の車編
セダン編

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は116.28PS/L、トルクは24.42kgm/L、1気筒あたりの馬力は56.7馬力、トルクは11.9kgmとなり、このエンジンが340馬力を4400回転で発生させているときの平均ピストンスピードは13.54m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.862になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.79m
期待される荷室の幅 1.50m
対角線の長さ 2.34m
期待される荷室の面積 2.69m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.79m(対角線では2.34m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
JC08モード燃費 13.3km/L
燃料タンク容量 70L
航続距離(カタログ燃費) 931.0km
航続距離(80%燃費) 742.0km
満タンプライス 9100円
1万円でどこまで行ける? 1023.1km
車両価格/航続距離 12707円/km

JC08モード燃費が13.3km/Lですので、燃料タンクの容量が70リットルですと航続可能距離は931.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(12.0km/L)とすると840.0km、80%(10.6km/L)だと742.0km、70%(9.3km/L)では651.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、軽油(ディーゼル燃料)70リットルの給油で9100円、上で計算した航続距離を踏まえると931.0km(80%燃費時742.0km)を走行するのに9100円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1023.1km(往復なら片道511.5km)、カタログ値の80%なら818.5km(片道409.2km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で931.0kmの距離を移動できる222035型 Sクラス セダン [S400d 4matic W222]という乗り物を、1183.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「12707円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


純正装着タイヤの245/50R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 245/50R18 | 直径 702mm

-20mm
幅225mm
-10mm
幅235mm
変更なし
幅245mm
+10mm
幅255mm
+20mm
幅265mm
-5%
45
扁平
225/45R18
37.6km/h
直径660mm
径差-42mm
235/45R18
38.1km/h
直径669mm
径差-33mm
245/45R18
38.6km/h
直径678mm
径差-24mm
255/45R18
39.1km/h
直径687mm
径差-15mm
265/45R18
39.7km/h
直径696mm
径差-6mm
0%
50
扁平
225/50R18
38.9km/h
直径682mm
径差-20mm
235/50R18
39.4km/h
直径692mm
径差-10mm
245/50R18
40.0km/h
702mm
0mm
255/50R18
40.6km/h
直径712mm
径差+10mm
265/50R18
41.1km/h
直径722mm
径差+20mm
+5%
55
扁平
225/55R18
40.2km/h
直径705mm
径差+3mm
235/55R18
40.8km/h
直径716mm
径差+14mm
245/55R18
41.4km/h
直径727mm
径差+25mm
255/55R18
42.1km/h
直径738mm
径差+36mm
265/55R18
42.7km/h
直径749mm
径差+47mm
+10%
60
扁平
225/60R18
41.4km/h
直径727mm
径差+25mm
235/60R18
42.1km/h
直径739mm
径差+37mm
245/60R18
42.8km/h
直径751mm
径差+49mm
255/60R18
43.5km/h
直径763mm
径差+61mm
265/60R18
44.2km/h
直径775mm
径差+73mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、225/50R18 、235/45R18、235/50R18 、245/45R18 、255/45R18 、265/45R18あたりのタイヤがおすすめです。

245/50R18のタイヤ幅を225mmから275mmまで、扁平率を35%から65%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを18インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが245/50R18のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


222035型Sクラス セダン[3.0Lターボ 4WD/9AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト6.118kg/ps59.78
1速ギヤ加速性能-39.41
1L換算馬力116.28ps/L55.89
1L換算トルク24.42kgm/L80.14
WB/TR比1.86240.42
ワイド&ロー指数0.78756.77
前面の面積2.841m²43.03
最低地上高-43.48
スポーツ性能部門の得点418.92

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
JC08燃費13.3km/L43.98
年間維持費299260円50.49
100kmh回転数-42.91
航続距離931.0km63.56
車の大きさ14.558m³63.62
室内の広さ(仮) 2.640m³42.33
最小回転半径5.5m42.98
馬力単価34794円31.10
ユーティリティ部門の得点380.97

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 222035型Sクラス セダン[3.0Lターボ 4WD/9AT] の総合得点は 799.89 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した222035型Sクラス セダン(4WD/9AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「3000ccのセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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