ベンツ Mクラスの性能まとめ [166074型|5.5L/525PS|4WD/7AT|2012年] ML63 AMG W166


画像はメルセデスベンツより引用
http://www.mercedes-benz.co.jp/
投稿:2012/07/02|更新:2021/07/01

メルセデスベンツの5ドア・5人乗りSUV、CBA-166074型の3代目Mクラスは2012/06から生産が開始され、2015/10に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量5461cc(525PS/71.4kgm)のM157型エンジンを搭載する[ML63 AMG W166|2012/06モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4815mm×全幅1940mm×全高1765mm、排気量は5461ccであることから、大雑把に分類すると5.5リットルクラス(5500cc、自動車税は6.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4815mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下|Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆるAWD方式(All Wheel Drive・Four Wheel Drive)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

166074型 Mクラス [5461cc/525PS 4WD/7AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

3代目Mクラスの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
3.5L-NA
4WD/7AT
750.0万円
166057型
[ML350 4Matic Blue-Efficiency W166]
2012/06モデル
306PS
37.7kgm
10.4km/L

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー MERCEDES_BENZ
車名&
グレード
Mクラス
ML63 AMG W166
その他
お値段 14900000円
車両型式 CBA-166074
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
7AT(7段変速・自動)
ドア/定員 5ドア/5人
車体寸法 長4815×幅1940×高1765mm
軸距&
輪距
2915mm
前1660mm/後1680mm
最小半径 5.5m
タイヤ 前輪:265/40R21
後輪:265/40R21
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 2360kg
エンジン諸元
原動機型式 M157
気筒配列 V型8気筒
排気量5461cc
圧縮比10.0
吸気方式 ツインターボ
最高出力 525PS[386kW]/5250-5750rpm
最大トルク 71.4kgm[700Nm]/1750-5000rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
JC08燃費 7.6km/L(17.9mpg)
100km燃費 13.2L/100km
M157型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中~大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(88000円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(20500円/年)と自賠責保険料(12920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額9000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、4年4万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2012/06モデルのMクラスを9年落ちの中古で655.6万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    Mクラスの2012/06モデルの場合、2021年現在では9年が経過しているため、新車価格の40%である596万円に諸経費として59.6万円を足した655.6万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

2012年式を9年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 6000cc以下 13年未満 88000円
自動車重量税(1年分) 2.5トン以下 13年未満 20500円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 12920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷7.1×34円/L 47890円
オイル交換(5000km毎) 1回10000円×2回 20000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 1本28000円×4本÷4年 28000円
任意保険料(月額9000円) 月額9000円×12ヶ月 108000円
ローン完済後の年間維持費 325310円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額109270円×12ヶ月 1311240円
ローン返済中の年間維持費 1636550円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 69840円
名目 金額
自動車税(1年分) 88000円円
自動車重量税(1年分) 20500円
自賠責保険料(1年分) 12920円
燃料代(年間1万km) 47890円
オイル交換(5000km毎) 20000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 28000円
任意保険料(月額9000円) 108000円
ローン完済後の年間維持費 325310円
名目 金額
車のローン額(1年分) 1311240円
ローン返済中の年間維持費 1636550円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
69840円
  • 初度登録から9年経過車の場合、自動車税の区分は「6000cc以下の13年未満」で税額は88000円、重量税の区分は「2.5トン以下の13年未満」で税額は20500円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに10000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本28000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額9000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2017年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額69,840円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

車に対して少し色気を出すと月換算で2~3万円の間、年間にすると24~36万円のクラスです。この車の場合は月単位で換算すると27,109円(完済前は136,379円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければ…」と呟くその姿は自慢げなようでありながら哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにはいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。


●Mクラスの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます嫌気がさして、ますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、Mクラスの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則) 40420円
ガソリン税(暫定) 35350円
石油税 3940円
消費税(10%) 4350円
合計納税額 84060円

例として年間走行距離を10000km、燃費を7.1km/L、ガソリンを1リットルあたり34円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は1408.5Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計40420円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで35350円、石油税が2.8円/Lで3940円になります。

ガソリン車の場合は本体価格-25.7円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては4350円となり、これらを合計した税額は84060円、1年間に燃料代として支払う47890円のうち175.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で88000円、自動車重量税が年換算で20500円ですから、合計192560円がMクラスに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 88000円 35%
自動車重量税 1年分 20500円 8%
自賠責保険料 1年分 12920円 5%
燃料代 3000km分 14370円 6%
オイル交換 年1回 10000円 4%
タイヤ交換 6年毎 18670円 7%
任意保険料 80% 86400円 35%
合計
[1万kmとの差額]
250860円
-74450円
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 88000円 33%
自動車重量税 1年分 20500円 8%
自賠責保険料 1年分 12920円 5%
燃料代 5000km分 23950円 9%
オイル交換 年1回 10000円 4%
タイヤ交換 6年毎 18670円 7%
任意保険料 85% 91800円 34%
合計
[1万kmとの差額]
265840円
-59470円
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 88000円 31%
自動車重量税 1年分 20500円 7%
自賠責保険料 1年分 12920円 5%
燃料代 7000km分 33520円 12%
オイル交換 年1回 14000円 5%
タイヤ交換 6年毎 18670円 7%
任意保険料 90% 97200円 33%
合計
[1万kmとの差額]
284810円
-40500円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料108000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて74450円安い250860円に、5000km走行では59470円安い265840円に、7000km走行では40500円安い284810円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。燃料代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 88000円 22%
自動車重量税 1年分 20500円 5%
自賠責保険料 1年分 12920円 3%
燃料代 15000km分 71840円 18%
オイル交換 年3回 60000円 15%
タイヤ交換 2.7年毎 42000円 10%
任意保険料 100% 108000円 27%
合計
[1万kmとの差額]
403260円
+77950円
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 88000円 19%
自動車重量税 1年分 20500円 4%
自賠責保険料 1年分 12920円 3%
燃料代 20000km分 95780円 21%
オイル交換 年4回 80000円 17%
タイヤ交換 2年毎 56000円 12%
任意保険料 100% 108000円 24%
合計
[1万kmとの差額]
461200円
+135890円

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km40円900円1.0万円
20km90円2000円2.3万円
30km130円2900円3.4万円
50km220円4800円5.7万円
100km450円9900円11.7万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を34円、燃費を7.6km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは4.47円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は40円/日となり、20km走行なら90円/日、30km走行なら130円/日、50km走行なら220円/日、100km走行なら450円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は2900円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は3.4万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

M157型エンジン簡易性能曲線図
M157型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
1750回転時の馬力 174PS
5000回転時の馬力 498PS
5250回転時の馬力 525PS
5750回転時の馬力 525PS
各回転域でのトルク
1750回転時のトルク 71.4kgm
5000回転時のトルク 71.4kgm
5250回転時のトルク 71.6kgm
5750回転時のトルク 65.4kgm
M157型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているM157型5461cc、V型8気筒のツインターボエンジンは5250-5750回転時に最高出力525馬力を、1750-5000回転時に最大トルク71.4kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1750rpmから最高出力が発生する5750rpmまで」の4000rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は69.6%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
5000cc超クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
5000cc超クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ4.495kg/PS(2360kg/525PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ4.495kg/PS
車体+1人4.600kg/PS
車体+5人5.019kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg4.610kg/PS
車体+70kg4.629kg/PS
車体+80kg4.648kg/PS
車体+90kg4.667kg/PS
車体+100kg4.686kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは4.600kg/PS(2415kg/525PS)となり、数値としては0.105kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは5.019kg/PS(2635kg/525PS)となり、0.524kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

Mクラスのライバル候補車たち

2012/06

Mクラス
4.600kg/PS
2415kg/525PS|5.5L-TT
[車体のみPWR:4.495]
2017/09

車種詳細
シビック タイプR
4.516kg/PS
1445kg/320PS|2.0L-TB
[車体のみPWR:4.344]
2015/12

車種詳細
シビック タイプR
4.629kg/PS
1435kg/310PS|2.0L-TB
[車体のみPWR:4.452]
2010/01

車種詳細
インプレッサ STI
4.766kg/PS
1525kg/320PS|2.0L-TB
[車体のみPWR:4.594]
2015/10

車種詳細
WRX STI
4.771kg/PS
1565kg/328PS|2.0L-TB
[車体のみPWR:4.604]
2006/11

車種詳細
インプレッサ
4.516kg/PS
1445kg/320PS|2.0L-TB
[車体のみPWR:4.344]

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ4.600kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

4.370kg/PSから4.830kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの4人乗りハッチバック「FK8型 シビック タイプR」、ホンダの4人乗りハッチバック「FK2型 シビック タイプR」、スバルの5人乗りハッチバック「GRB型 インプレッサ STI」、スバルの5人乗りセダン「VAB型 WRX STI」、スバルの5人乗りセダン「GDB型 インプレッサ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

166074型 Mクラス [ML63 AMG W166]とパワーウェイトレシオが近い車種|4.600kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は222.5PS/tとなっています。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.746
平均ピストンスピード 17.35m/s
トルクウェイトレシオ 33.0kg/kgm
1馬力あたりのお値段 28381円
排気量1Lあたり馬力 96.14PS/L
排気量1Lあたりトルク 13.07kgm/L
1気筒あたりの馬力 65.6PS
1気筒あたりのトルク 8.9kgm
パワーバンド比率 69.6%
燃費×馬力 3711.8pt
各種ランキング
SUV・RV・クロカンのPWR
5.0L超のPWR

トルクウェイトレシオは33.0kg/kgm(2360kg/71.4kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が14900000円、最高出力が525馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は28381円、逆に1万円あたりでは0.35馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は208683円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
5000cc超の車編
5人乗りSUV編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は96.14PS/L、トルクは13.07kgm/L、1気筒あたりの馬力は65.6馬力、トルクは8.9kgmとなり、このエンジンが525馬力を5750回転で発生させているときの平均ピストンスピードは17.35m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が90.5mmであるM157型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6630回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.746になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が7.07km/L、最高出力が525PSであるこの車の獲得ポイントは3711.8ptになります。
戯れに車両重量2360kgを100kg単位にした23.6で割ってみたところ、その数値は157.28ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.69m
期待される荷室の幅 1.54m
対角線の長さ 2.29m
期待される荷室の面積 2.60m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.69m(対角線では2.29m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
JC08モード燃費 7.6km/L
燃料タンク容量 93L
航続距離(カタログ燃費) 706.8km
航続距離(80%燃費) 567.3km
満タンプライス 3162円
1万円でどこまで行ける? 2235.3km
車両価格/航続距離 21081円/km

JC08モード燃費が7.6km/Lですので、燃料タンクの容量が93リットルですと航続可能距離は706.8kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(6.8km/L)とすると632.4km、80%(6.1km/L)だと567.3km、70%(5.3km/L)では492.9kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン93リットルの給油で3162円、上で計算した航続距離を踏まえると706.8km(80%燃費時567.3km)を走行するのに3162円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば2235.3km(往復なら片道1117.6km)、カタログ値の80%なら1788.2km(片道894.1km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で706.8kmの距離を移動できる166074型 Mクラス [ML63 AMG W166]という乗り物を、1490.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「21081円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


純正装着タイヤの265/40R21と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 265/40R21 | 直径 745mm

-20mm
幅245mm
-10mm
幅255mm
変更なし
幅265mm
+10mm
幅275mm
+20mm
幅285mm
-5%
35
扁平
245/35R21
37.9km/h
直径705mm
径差-40mm
255/35R21
38.2km/h
直径712mm
径差-33mm
265/35R21
38.6km/h
直径719mm
径差-26mm
275/35R21
39.0km/h
直径726mm
径差-19mm
285/35R21
39.4km/h
直径733mm
径差-12mm
0%
40
扁平
245/40R21
39.1km/h
直径729mm
径差-16mm
255/40R21
39.6km/h
直径737mm
径差-8mm
265/40R21
40.0km/h
745mm
0mm
275/40R21
40.4km/h
直径753mm
径差+8mm
285/40R21
40.9km/h
直径761mm
径差+16mm
+5%
45
扁平
245/45R21
40.5km/h
直径754mm
径差+9mm
255/45R21
41.0km/h
直径763mm
径差+18mm
265/45R21
41.4km/h
直径772mm
径差+27mm
275/45R21
41.9km/h
直径781mm
径差+36mm
285/45R21
42.4km/h
直径790mm
径差+45mm
+10%
50
扁平
245/50R21
41.8km/h
直径778mm
径差+33mm
255/50R21
42.3km/h
直径788mm
径差+43mm
265/50R21
42.8km/h
直径798mm
径差+53mm
275/50R21
43.4km/h
直径808mm
径差+63mm
285/50R21
43.9km/h
直径818mm
径差+73mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、245/40R21 、255/35R21、255/40R21 、265/35R21 、275/35R21 、285/35R21あたりのタイヤがおすすめです。

265/40R21のタイヤ幅を245mmから295mmまで、扁平率を25%から55%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを21インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが265/40R21のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


166074型Mクラス[5.5L-TT 4WD/7AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト4.495kg/ps64.37
1速ギヤ加速性能39.59
1L換算馬力96.14ps/L47.89
1L換算トルク13.07kgm/L41.53
WB/TR比1.74652.63
ワイド&ロー指数0.91047.82
前面の面積3.424m²27.47
最低地上高43.50
スポーツ性能部門の得点364.80

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
JC08燃費7.6km/L35.12
年間維持費325310円30.86
100kmh回転数42.97
航続距離706.8km49.73
車の大きさ16.487m³71.51
室内の広さ(仮) 2.990m³46.02
最小回転半径5.5m43.19
馬力単価28381円40.01
ユーティリティ部門の得点359.41

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 166074型Mクラス[5.5L-TT 4WD/7AT] の総合得点は 724.21 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した166074型Mクラス(4WD/7AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全ての5人乗SUV」、「5000cc超の5人乗SUV」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

7.6

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