ベンツ GLEクーペの性能まとめ [166064型|3.0L/367PS|4WD/9AT|2016年] AMG GLE43 4Matic Coupe W166


画像はメルセデスベンツより引用
http://www.mercedes-benz.co.jp/
投稿:2017/09/07|更新:2019/09/26

メルセデスベンツの5ドア・5人乗りSUV、166064型の初代GLEクーペは2016/04から生産(または販売)が開始されました。

ここでは排気量2996cc(367PS/53.0kgm)の276M30型エンジンを搭載する[AMG GLE43 4Matic Coupe W166|2016/04モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4890mm×全幅2015mm×全高1720mm、排気量は2996ccであることから、大雑把に分類すると3.0リットルクラス(3000cc、自動車税は3.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4890mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下|Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆるAWD方式(All Wheel Drive・Four Wheel Drive)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

166064型 GLEクーペ [2996cc/367PS 4WD/9AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

初代GLEクーペの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
3.0L-TB
4WD/9AT
890.0万円
166024型
[GLE350d 4Matic Coupe W166]
(2016/04)
258PS
63.2kgm
13.3km/L
5.5L-TB
4WD/7AT
1780.0万円
166074型
[AMG GLE63-S 4Matic Coupe W166]
(2016/04)
585PS
77.5kgm
7.7km/L

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー MERCEDES_BENZ
車名&
グレード
GLEクーペ
AMG GLE43 4Matic Coupe W166
その他 -
お値段 12000000円
車両型式 CBA-166064
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
9AT(9段変速・自動)
ドア数&
定員
5ドア
5人
車体寸法 長4890×幅2015×高1720mm
室内寸法 長1950×幅1520×高1200mm
軸距&
輪距
2915mm
前1655mm/後1710mm
最小半径 5.5m
最低高 200mm
タイヤ 前輪:285/40R22
後輪:325/35R22
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 2310kg
エンジン諸元
原動機型式 276M30
気筒配列 V型6気筒
排気量2996cc
圧縮比10.5
吸気方式 ツインターボ
最高出力 367PS[270kW]/5500-6000rpm
最大トルク 53.0kgm[520Nm]/2000-4200rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
JC08燃費 10.0km/L(23.5mpg)
100km燃費 10.0L/100km
276M30型エンジンの諸元と性能まとめ
V型6気筒とは‥シリンダをV字型に交互で6個配置する方式。中排気量のスタンダード。
V型6気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(51000円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(20500円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額6500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、GLEクーペの新車を1380万円(諸費用として180万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 3000cc以下 13年未満 51000円
自動車重量税(1年分) 2.5トン以下 13年未満 20500
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 13920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷9.3×160円/L 172040円
オイル交換(5000km毎) 1回6500円×2回 13000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 1本32000円×4本÷3年 42670円
任意保険料(月額6500円) 月額6500円×12ヶ月 78000円
ローン完済後の年間維持費 391130円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額230000円×12ヶ月 2760000円
ローン返済中の年間維持費 3151130円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 71840円
名目 金額
自動車税(1年分) 51000円
自動車重量税(1年分) 20500
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(年間1万km) 172040円
オイル交換(5000km毎) 13000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 42670円
任意保険料(月額6500円) 78000円
ローン完済後の年間維持費 391130円
名目 金額
車のローン額(1年分) 2760000円
ローン返済中の年間維持費 3151130円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
71840円
  • 初度登録から4年経過車の場合、自動車税の区分は「3000cc以下の13年未満」で税額は51000円、重量税の区分は「2.5トン以下の13年未満」で税額は20500円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本32000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額71,840円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

年間の維持費が60万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3~4万円、年間では36~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。

この車の場合は月単位で換算すると32,594円(完済前は262,594円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも憧れちゃいます。

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●GLEクーペの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、GLEクーペの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則) 30860円
ガソリン税(暫定) 26990円
石油税 3010円
消費税(10%) 15640円
合計納税額 76500円

例として年間走行距離を10000km、燃費を9.3km/L、ガソリンを1リットルあたり160円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は1075.3Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計30860円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで26990円、石油税が2.8円/Lで3010円になります。

ガソリン車の場合は本体価格88.9円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては15640円となり、これらを合計した税額は76500円、1年間に燃料代として支払う172040円のうち44.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で51000円、自動車重量税が年換算で20500円ですから、合計148000円がGLEクーペに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 51000円
自動車重量税(1年分) 20500
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(3000km分) 51610円
オイル交換(年1回) 6500円
タイヤ交換(3万km/6年) 12800円
任意保険料(月額5200円) 62400円
合計
[差額]
218730円
[-172400円]
年間5000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 51000円
自動車重量税(1年分) 20500
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(5000km分) 86020円
オイル交換(年1回) 6500円
タイヤ交換(3万km/6年) 21340円
任意保険料(月額5530円) 66360円
合計
[差額]
265640円
[-125490円]
年間7000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 51000円
自動車重量税(1年分) 20500
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(7000km分) 120430円
オイル交換(年1回) 9100円
タイヤ交換(3万km/4.3年) 29870円
任意保険料(月額5850円) 70200円
合計
[差額]
315020円
[-76110円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料78000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて172400円安い218730円に、5000km走行では125490円安い265640円に、7000km走行では76110円安い315020円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km160円3500円4.2万円
20km320円7000円8.3万円
30km480円10600円12.5万円
50km800円17600円20.8万円
100km1600円35200円41.6万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を160円、燃費を10.0km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは16.00円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は160円/日となり、20km走行なら320円/日、30km走行なら480円/日、50km走行なら800円/日、100km走行なら1600円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は10600円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は12.5万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

276M30型エンジン簡易性能曲線図
276M30型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
2000回転時の馬力 148PS
4200回転時の馬力 311PS
5500回転時の馬力 367PS
6000回転時の馬力 367PS
各回転域でのトルク
2000回転時のトルク 53.0kgm
4200回転時のトルク 53.0kgm
5500回転時のトルク 47.8kgm
6000回転時のトルク 43.8kgm
276M30型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載している276M30型2996cc、V型6気筒のツインターボエンジンは5500-6000回転時に最高出力367馬力を、2000-4200回転時に最大トルク53.0kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2000rpmから最高出力が発生する6000rpmまで」の4000rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は66.7%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
3000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
3000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ6.29kg/PS(2310kg/367PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ6.29kg/PS
車体+1人6.44kg/PS
車体+5人7.04kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg6.46kg/PS
車体+70kg6.49kg/PS
車体+80kg6.51kg/PS
車体+90kg6.54kg/PS
車体+100kg6.57kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは6.44kg/PS(2365kg/367PS)となり、数値としては0.15kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは7.04kg/PS(2585kg/367PS)となり、0.75kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

GLEクーペのライバル候補車たち

6.26kg/PS
S60
2.0L/333PS|4WD/8AT
6.46kg/PS
Q8
3.0L/340PS|4WD/8AT
6.28kg/PS
ロードスターRF
2.0L/184PS|FR/6MT
6.36kg/PS
センチュリー
5.0L/381PS|FR/CVT
6.40kg/PS
クラウン
3.5L/299PS|FR/CVT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ6.44kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

6.25kg/PSから6.63kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、ボルボの5人乗りセダン「ZB420P型 S60」、アウディの5人乗りSUV「F1DCBS型 Q8」、マツダの2人乗りオープンカー「NDERC型 ロードスターRF」、トヨタの5人乗りセダン「GWS224型 クラウン」、トヨタの5人乗りセダン「UWG60型 センチュリー」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

166064型 GLEクーペ [AMG GLE43 4Matic Coupe W166]とパワーウェイトレシオが近い車種|6.44kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比 1.73
平均ピストンスピード 15.1m/s
トルクウェイトレシオ 43.6kg/kgm
1馬力あたりのお値段 32698円
排気量1Lあたり馬力 122.5PS/L
排気量1Lあたりトルク 17.69kgm/L
1気筒あたりの馬力 61.2PS
1気筒あたりのトルク 8.8kgm
パワーバンド比率 66.7%
各種ランキング
SUV・RV・クロカンのPWR
2.5~3.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは43.6kg/kgm(2310kg/53.0kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が12000000円、最高出力が367馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は32698円、逆に1万円あたりでは0.31馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は226415円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は122.5PS/L、トルクは17.69kgm/L、1気筒あたりの馬力は61.2馬力、トルクは8.8kgmとなり、このエンジンが367馬力を6000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは15.1m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が82.1mmである276M30型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7310回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.73になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高 3.6m³
1人あたりのスペース 約0.7m³
室内長/全長 39.9%
室内幅/全幅 75.4%
室内高/全高 69.8%
室内容積/車両体積 21.3%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.6m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.7m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は39.9%、同じく室内幅と全幅の比率は75.4%、同じく室内高と全高の比率は69.8%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は21.3%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車室内幅が広い車室内高が高い車車内の空間が広い車


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.71m
期待される荷室の幅 1.42m
対角線の長さ 2.22m
期待される荷室の面積 2.43m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.71m(対角線では2.22m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
JC08モード燃費 10.0km/L
燃料タンク容量 93L
航続距離(カタログ燃費) 930.0km
航続距離(80%燃費) 744.0km
満タンプライス 14880円
1万円でどこまで行ける? 625.0km
車両価格/航続距離 12903円/km

JC08モード燃費が10.0km/Lですので、燃料タンクの容量が93リットルですと航続可能距離は930.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(9.0km/L)とすると837.0km、80%(8.0km/L)だと744.0km、70%(7.0km/L)では651.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン93リットルの給油で14880円、上で計算した航続距離を踏まえると930.0km(80%燃費時744.0km)を走行するのに14880円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば625.0km(往復なら片道312.5km)、カタログ値の80%なら500.0km(片道250.0km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で930.0kmの距離を移動できる166064型 GLEクーペ [AMG GLE43 4Matic Coupe W166]という乗り物を、1200.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「12903円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


純正装着タイヤの325/35R22と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 325/35R22 | 直径 786mm

-20mm
幅305mm
-10mm
幅315mm
変更なし
幅325mm
+10mm
幅335mm
+20mm
幅345mm
-5%
30
扁平
305/30R22
37.8km/h
直径742mm
径差-44mm
315/30R22
38.1km/h
直径748mm
径差-38mm
325/30R22
38.4km/h
直径754mm
径差-32mm
335/30R22
38.7km/h
直径760mm
径差-26mm
345/30R22
39.0km/h
直径766mm
径差-20mm
0%
35
扁平
305/35R22
39.3km/h
直径773mm
径差-13mm
315/35R22
39.7km/h
直径780mm
径差-6mm
325/35R22
40.0km/h
786mm
0mm
335/35R22
40.4km/h
直径794mm
径差+8mm
345/35R22
40.8km/h
直径801mm
径差+15mm
+5%
40
扁平
305/40R22
40.9km/h
直径803mm
径差+17mm
315/40R22
41.3km/h
直径811mm
径差+25mm
325/40R22
41.7km/h
直径819mm
径差+33mm
335/40R22
42.1km/h
直径827mm
径差+41mm
345/40R22
42.5km/h
直径835mm
径差+49mm
+10%
45
扁平
305/45R22
42.4km/h
直径834mm
径差+48mm
315/45R22
42.9km/h
直径843mm
径差+57mm
325/45R22
43.4km/h
直径852mm
径差+66mm
335/45R22
43.8km/h
直径861mm
径差+75mm
345/45R22
44.3km/h
直径870mm
径差+84mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、305/35R22 、315/30R22、315/35R22 、325/30R22 、335/30R22 、345/30R22あたりのタイヤがおすすめです。

325/35R22のタイヤ幅を305mmから355mmまで、扁平率を20%から50%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを22インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが325/35R22のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

325/35R22のタイヤ銘柄と通販価格


166064型GLEクーペ[3.0L-TT 4WD/9AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト6.29kg/ps59.27
1速ギヤ加速性能-39.27
1L換算馬力122.5ps/L58.87
1L換算トルク17.69kgm/L58.01
WB/TR比1.7354.38
ワイド&ロー指数0.85451.75
前面の面積3.466m²26.41
最低地上高200mm29.61
スポーツ性能部門の得点377.57

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
JC08燃費10.0km/L39.06
年間維持費391130円43.71
100kmh回転数-42.85
航続距離930.0km63.77
車の大きさ16.948m³73.80
室内の広さ3.557m³52.13
最小回転半径5.5m42.98
馬力単価32698円33.75
ユーティリティ部門の得点392.05

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 166064型GLEクーペ[3.0L-TT 4WD/9AT] の総合得点は 769.62 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した166064型GLEクーペ(4WD/9AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全ての5人乗SUV」、「3000ccの5人乗SUV」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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