ベンツ GLクラスの性能まとめ [166874型|5.5L/557PS|4WD/7AT|2013年] G63 AMG X166


画像はメルセデスベンツより引用
http://www.mercedes-benz.co.jp/
投稿:2013/04/23|更新:2019/09/26

メルセデスベンツの5ドア・7人乗りSUV、166874型の2代目GLクラスは2013/04から生産(または販売)が開始されました。

ここでは排気量5461cc(557PS/77.5kgm)のM157型エンジンを搭載する[G63 AMG X166|2013/04モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長5145mm×全幅1980mm×全高1850mm、排気量は5461ccであることから、大雑把に分類すると5.5リットルクラス(5500cc、自動車税は6.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が5145mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超|Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆるAWD方式(All Wheel Drive・Four Wheel Drive)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

166874型 GLクラス [5461cc/557PS 4WD/7AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

2代目GLクラスの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
3.0L-TB
4WD/7AT
1000.0万円
166824型
[GL350 BlueTEC 4MATIC X166]
(2015/01)
258PS
63.2kgm
11.4km/L
4.7L-TB
4WD/7AT
1290.0万円
166873型
[GL550 4matic X166]
(2013/04)
435PS
71.4kgm
7.9km/L

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカーMERCEDES_BENZ
車名&
グレード
GLクラス
G63 AMG X166
その他
お値段17500000円
車両型式CBA-166874
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
7AT(7段変速・自動)
ドア数&
定員
5ドア
7人
車体寸法長5145×幅1980×高1850mm
室内寸法長2620×幅1560×高1310mm
軸距&
輪距
3075mm
前1675mm/後1695mm
最小半径5.7m
最低高200mm
タイヤ前輪:295/40R21
後輪:295/40R21
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量2620kg
エンジン諸元
原動機型式M157
気筒配列V型8気筒
排気量5461cc
圧縮比10.0
吸気方式ツインターボ
最高出力557PS[409kW]/5250-5750rpm
最大トルク77.5kgm[760Nm]/2000-5000rpm
使用燃料ハイオクガソリン
JC08燃費7.4km/L(17.4mpg)
100km燃費13.5L/100km
M157型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中~大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(88000円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(24600円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額9000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、GLクラスの新車を2012.5万円(諸費用として262.5万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

新車で買った場合の年間維持費

名目区分金額
自動車税(1年分)6000cc以下13年未満88000円
自動車重量税(1年分)3.0トン以下13年未満24600
自賠責保険料(1年分)自家用乗用車13920円
燃料代(年間1万km)10000km÷6.9×160円/L231880円
オイル交換(5000km毎)1回10000円×2回20000円
タイヤ交換(3年3万km毎)1本28000円×4本÷3年37330円
任意保険料(月額9000円)月額9000円×12ヶ月108000円
ローン完済後の年間維持費523730円
名目区分金額
車のローン額(1年分)月額335420円×12ヶ月4025040円
ローン返済中の年間維持費4548770円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度80040円
名目金額
自動車税(1年分)88000円
自動車重量税(1年分)24600
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(年間1万km)231880円
オイル交換(5000km毎)20000円
タイヤ交換(3年3万km毎)37330円
任意保険料(月額9000円)108000円
ローン完済後の年間維持費523730円
名目金額
車のローン額(1年分)4025040円
ローン返済中の年間維持費4548770円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
80040円
  • 初度登録から6年経過車の場合、自動車税の区分は「6000cc以下の13年未満」で税額は88000円、重量税の区分は「3.0トン以下の13年未満」で税額は24600円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに10000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本28000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額9000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額80,040円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

年間の維持費が50万円を超えてくると、これはもうこの車そのものが趣味の世界です。若しくは、これだけの維持費が掛かる車を所有していることに喜びを感じ、意義を見出しているのかもしれません。

ここまで来ると月単位に換算しても43,644円(完済前は379,064円)という破格の金額になってしまうことを思えば、とてもじゃないけど新車で買って5年のローンを抱えながら乗るような車ではありません。ほとんど乗らずに盆栽としてガレージに飾っておくなら、まあ…

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●GLクラスの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、GLクラスの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則)41590円
ガソリン税(暫定)36380円
石油税4060円
消費税(10%)21080円
合計納税額103110円

例として年間走行距離を10000km、燃費を6.9km/L、ガソリンを1リットルあたり160円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は1449.3Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計41590円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで36380円、石油税が2.8円/Lで4060円になります。

ガソリン車の場合は本体価格88.9円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては21080円となり、これらを合計した税額は103110円、1年間に燃料代として支払う231880円のうち44.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で88000円、自動車重量税が年換算で24600円ですから、合計215710円がGLクラスに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)88000円
自動車重量税(1年分)24600
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(3000km分)69560円
オイル交換(年1回)10000円
タイヤ交換(3万km/6年)11200円
任意保険料(月額7200円)86400円
合計
[差額]
303680円
[-220050円]
年間5000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)88000円
自動車重量税(1年分)24600
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(5000km分)115940円
オイル交換(年1回)10000円
タイヤ交換(3万km/6年)18670円
任意保険料(月額7650円)91800円
合計
[差額]
362930円
[-160800円]
年間7000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)88000円
自動車重量税(1年分)24600
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(7000km分)162320円
オイル交換(年1回)14000円
タイヤ交換(3万km/4.3年)26130円
任意保険料(月額8100円)97200円
合計
[差額]
426170円
[-97560円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料108000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて220050円安い303680円に、5000km走行では160800円安い362930円に、7000km走行では97560円安い426170円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km220円4800円5.7万円
20km430円9500円11.2万円
30km650円14300円16.9万円
50km1080円23800円28.1万円
100km2160円47500円56.2万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を160円、燃費を7.4km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは21.62円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は220円/日となり、20km走行なら430円/日、30km走行なら650円/日、50km走行なら1080円/日、100km走行なら2160円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は14300円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は16.9万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

M157型エンジン簡易性能曲線図
M157型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
2000回転時の馬力216PS
5000回転時の馬力541PS
5250回転時の馬力557PS
5750回転時の馬力557PS
各回転域でのトルク
2000回転時のトルク77.5kgm
5000回転時のトルク77.5kgm
5250回転時のトルク76.0kgm
5750回転時のトルク69.4kgm
M157型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているM157型5461cc、V型8気筒のツインターボエンジンは5250-5750回転時に最高出力557馬力を、2000-5000回転時に最大トルク77.5kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2000rpmから最高出力が発生する5750rpmまで」の3750rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は65.2%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
5000cc超クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
5000cc超クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ4.70kg/PS(2620kg/557PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ4.70kg/PS
車体+1人4.80kg/PS
車体+7人5.39kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg4.81kg/PS
車体+70kg4.83kg/PS
車体+80kg4.85kg/PS
車体+90kg4.87kg/PS
車体+100kg4.88kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは4.80kg/PS(2675kg/557PS)となり、数値としては0.10kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの7人が搭乗した場合、車両重量に385kgがプラスされてパワーウェイトレシオは5.39kg/PS(3005kg/557PS)となり、0.69kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

GLクラスのライバル候補車たち

5.02kg/PS
メガーヌ R.S.
1.8L/300PS|FF/6MT
4.63kg/PS
スープラ
3.0L/340PS|FR/8AT
4.68kg/PS
Eクラス セダン
3.0L/435PS|4WD/9AT
4.71kg/PS
A8
4.0L/460PS|4WD/8AT
4.86kg/PS
A8
4.0L/460PS|4WD/8AT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ4.80kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

4.56kg/PSから5.04kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、ルノーの5人乗りハッチバック「BBM5P型 メガーヌ R.S.」、トヨタの2人乗りクーペ「DB42型 スープラ」、メルセデスベンツの5人乗りセダン「213061型 Eクラス セダン」、アウディの5人乗りセダン「F8CXYF型 A8」、アウディの5人乗りセダン「F8CXYL型 A8」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

166874型 GLクラス [G63 AMG X166]とパワーウェイトレシオが近い車種|4.80kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比1.82
平均ピストンスピード15.8m/s
トルクウェイトレシオ33.8kg/kgm
1馬力あたりのお値段31418円
排気量1Lあたり馬力102.0PS/L
排気量1Lあたりトルク14.19kgm/L
1気筒あたりの馬力69.6PS
1気筒あたりのトルク9.7kgm
パワーバンド比率65.2%
各種ランキング
SUV・RV・クロカンのPWR
5.0L超のPWR

トルクウェイトレシオは33.8kg/kgm(2620kg/77.5kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が17500000円、最高出力が557馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は31418円、逆に1万円あたりでは0.32馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は225806円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は102.0PS/L、トルクは14.19kgm/L、1気筒あたりの馬力は69.6馬力、トルクは9.7kgmとなり、このエンジンが557馬力を5750回転で発生させているときの平均ピストンスピードは15.8m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が90.5mmであるM157型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6630回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.82になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高5.4m³
1人あたりのスペース約0.8m³
室内長/全長50.9%
室内幅/全幅78.8%
室内高/全高70.8%
室内容積/車両体積28.7%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は5.4m³です。この車の乗車定員は7人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.8m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は50.9%、同じく室内幅と全幅の比率は78.8%、同じく室内高と全高の比率は70.8%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は28.7%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車室内幅が広い車室内高が高い車車内の空間が広い車


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ1.80m
期待される荷室の幅1.46m
対角線の長さ2.32m
期待される荷室の面積2.63m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.80m(対角線では2.32m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
JC08モード燃費7.4km/L
燃料タンク容量100L
航続距離(カタログ燃費)740.0km
航続距離(80%燃費)590.0km
満タンプライス16000円
1万円でどこまで行ける?462.5km
車両価格/航続距離23649円/km

JC08モード燃費が7.4km/Lですので、燃料タンクの容量が100リットルですと航続可能距離は740.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(6.7km/L)とすると670.0km、80%(5.9km/L)だと590.0km、70%(5.2km/L)では520.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン100リットルの給油で16000円、上で計算した航続距離を踏まえると740.0km(80%燃費時590.0km)を走行するのに16000円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば462.5km(往復なら片道231.2km)、カタログ値の80%なら370.0km(片道185.0km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で740.0kmの距離を移動できる166874型 GLクラス [G63 AMG X166]という乗り物を、1750.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「23649円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


純正装着タイヤの295/40R21と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 295/40R21 | 直径 769mm

-20mm
幅275mm
-10mm
幅285mm
変更なし
幅295mm
+10mm
幅305mm
+20mm
幅315mm
-5%
35
扁平
275/35R21
37.8km/h
直径726mm
径差-43mm
285/35R21
38.1km/h
直径733mm
径差-36mm
295/35R21
38.5km/h
直径740mm
径差-29mm
305/35R21
38.9km/h
直径747mm
径差-22mm
315/35R21
39.2km/h
直径754mm
径差-15mm
0%
40
扁平
275/40R21
39.2km/h
直径753mm
径差-16mm
285/40R21
39.6km/h
直径761mm
径差-8mm
295/40R21
40.0km/h
769mm
0mm
305/40R21
40.4km/h
直径777mm
径差+8mm
315/40R21
40.8km/h
直径785mm
径差+16mm
+5%
45
扁平
275/45R21
40.6km/h
直径781mm
径差+12mm
285/45R21
41.1km/h
直径790mm
径差+21mm
295/45R21
41.6km/h
直径799mm
径差+30mm
305/45R21
42.0km/h
直径808mm
径差+39mm
315/45R21
42.5km/h
直径817mm
径差+48mm
+10%
50
扁平
275/50R21
42.0km/h
直径808mm
径差+39mm
285/50R21
42.5km/h
直径818mm
径差+49mm
295/50R21
43.1km/h
直径828mm
径差+59mm
305/50R21
43.6km/h
直径838mm
径差+69mm
315/50R21
44.1km/h
直径848mm
径差+79mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、275/40R21 、285/35R21、285/40R21 、295/35R21 、305/35R21 、315/35R21あたりのタイヤがおすすめです。

295/40R21のタイヤ幅を275mmから325mmまで、扁平率を25%から55%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを21インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが295/40R21のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

295/40R21のタイヤ銘柄と通販価格


166874型GLクラス[5.5L-TT 4WD/7AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト4.70kg/ps63.82
1速ギヤ加速性能39.27
1L換算馬力102.0ps/L50.69
1L換算トルク14.19kgm/L45.98
WB/TR比1.8245.00
ワイド&ロー指数0.93446.13
前面の面積3.663m²21.16
最低地上高200mm29.61
スポーツ性能部門の得点341.66

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
JC08燃費7.4km/L34.99
年間維持費523730円31.19
100kmh回転数42.85
航続距離740.0km52.00
車の大きさ18.846m³81.81
室内の広さ5.354m³71.14
最小回転半径5.7m38.72
馬力単価31418円35.49
ユーティリティ部門の得点388.19

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 166874型GLクラス[5.5L-TT 4WD/7AT] の総合得点は 729.85 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した166874型GLクラス(4WD/7AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全ての7人乗SUV」、「5000cc超の7人乗SUV」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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