ベンツ Gクラスの性能まとめ [4.0L/421PS|4WD/7AT|2016年] G550 4×4 Squared W463


 画像はメルセデスベンツより引用
 http://www.mercedes-benz.co.jp/

メルセデスベンツの5ドア・5人乗りSUV、謎型の2代目Gクラスは1994/02から生産(または販売)が開始されました。ここでは2016/04モデルにある[G550 4×4 Squared W463]というグレードのカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説してみます。

ボディサイズが全長4520mm×全幅2100mm×全高2240mm、排気量は3982ccであることから、大雑把に分類すると4.0リットルクラス(4000cc、自動車税は4.0L以下を適用)に属し3ナンバーに属する車です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4520mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium 4300mm超-4650mm以下 Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります

車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆるAWD方式(All Wheel Drive・Four Wheel Drive)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

謎型 Gクラス [3982cc/421PS 4WD/7AT] お品書き

ページが長大でどうにもならないため、ページ下部の項目にジャンプできるようなものを作りました。

エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

2代目Gクラスの類型&他グレード

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • ※燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
6.0L-TB
4WD/7AT
3250.0万円
W463型
[G65 AMG W463]
(2012/08)
612PS
102.0kgm
5.5L-TB
4WD/7AT
1780.0万円
463272型
[G63 AMG W463]
(2012/08)
544PS
77.5kgm
5.5L-NA
4WD/7AT
1340.0万円
463236型
[G550 Long W463]
(2010/12)
387PS
54.0kgm
5.4L-SC
4WD/5AT
1780.0万円
463270型
[G55 AMG Long W463]
(2010/12)
507PS
71.4kgm
5.0L-NA
4WD/7AT
1263.0万円
463248型
[G500 Long W463]
(2008/01)
296PS
46.5kgm
5.9km/L
2代目Gクラスの車両型式・グレード一覧【全10車種】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー MERCEDES_BENZ
車名&
グレード
Gクラス
G550 4×4 Squared W463
その他 スクエアード 期間限定受注生産モデル 13.8L/100km
お値段 35100000円
車両型式
駆動&
変速機
4WD(AWD,四輪駆動)&
7AT(7速AT,7段AT)
ドア数&
定員
5ドア
5人
車体寸法 長4520×幅2100×高2240mm
軸距&
輪距
2850mm
前1760mm/後1780mm
最小半径 6.3m
最低高 460mm
タイヤ 前325/55R22 後325/55R22
ブレーキ 前ベンチレーテッドディスク
後ディスク
車両重量 2950kg
エンジン諸元
原動機型式 M176
気筒配列 V型8気筒
排気量 3982cc
圧縮比 10.5
吸気方式 ツインターボ
最高出力 421PS(309kW 415HP)/5250-5500rpm
最大トルク 62.2kgm(610Nm)/2000-4750rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
JC08燃費 7.2km/L (16.9mpg)
100km燃費 13.9L/100km
※V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中~大排気量のスタンダード。
M176型エンジンの諸元と性能まとめ
※V型8気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(66500円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(24600円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額7500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、Gクラスの新車を4036.5万円(諸費用として526.5万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 保険スクエアbang!では最大20社より自動車保険料の比較・検討が可能です。

新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 4000cc以下 13年未満 66500円
自動車重量税(1年分) 3.0トン以下 13年未満 24600
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 13920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷7.2km/L×160円/L 222220円
オイル交換(5000km毎) 1回8000円×2回 16000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 1本32000円×4本÷3年 42670円
任意保険料(月額7500円) 月額7500円×12ヶ月 90000円
ローン完済後の年間維持費 475910円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額672750円×12ヶ月 8073000円
ローン返済中の年間維持費 8548910円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 80040円
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のものはWLTCモード燃費、青文字のものはJC08モード燃費、赤文字のものは10・15モード燃費に0.8を掛けたもの。
  • 車検時には上記の目安金額80,040円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

年間の維持費が60万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3~4万円、年間では36~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。この車の場合は月単位で換算すると39,659円(完済前は712,409円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも憧れちゃいます。

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1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km220円4800円5.7万円
20km440円9700円11.4万円
30km670円14700円17.4万円
50km1110円24400円28.9万円
100km2220円48800円57.7万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を160円、燃費を7.2km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは22.22円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は220円/日となり、20km走行なら440円/日、30km走行なら670円/日、50km走行なら1110円/日、100km走行なら2220円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が10kmなら月間の走行距離は220kmで燃料代は4800円/月、20kmなら440kmで9700円/月、30kmなら660kmで14700円/月、50kmなら1100kmで24400円/月、100kmなら2200kmで48800円/月かかります。

1年間の労働日数を260日とすると、通勤距離が10kmなら年間の走行距離は2600kmで燃料代は5.7万円/年、20kmなら5200kmで11.4万円/年、30kmなら7800kmで17.4万円/年、50kmなら13000kmで28.9万円/年、100kmなら26000kmで57.7万円/年となります。

1年間のランニングコスト(年間維持費) ランキング
新車の小型&普通車4000cc以下輸入車編SUV・RV・クロカン限定


カタログスペックから見えてくる要素

M176型エンジン簡易性能曲線図
M176型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
2000回転時の馬力 174PS
4750回転時の馬力 412PS
5250回転時の馬力 421PS
5500回転時の馬力 421PS
各回転域でのトルク
2000回転時のトルク 62.2kgm
4750回転時のトルク 62.2kgm
5250回転時のトルク 57.4kgm
5500回転時のトルク 54.8kgm
M176型エンジンの諸元と性能まとめ

まずおさらいとして、搭載しているM176型3982cc、V型8気筒のツインターボエンジンは5250-5500回転時に最高出力421馬力を、2000-4750回転時に最大トルク62.2kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2000rpmから最高出力が発生する5500rpmまで」の3500rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は63.6%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ7.01kg/PS(2950kg/421PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ7.01kg/PS
車体+1人7.14kg/PS
車体+5人7.66kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg7.15kg/PS
車体+70kg7.17kg/PS
車体+80kg7.20kg/PS
車体+90kg7.22kg/PS
車体+100kg7.24kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは7.14kg/PS(3005kg/421PS)となり、数値としては0.13kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは7.66kg/PS(3225kg/421PS)となり、0.65kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

いろいろな数値
WB/TR比 1.61
平均ピストンスピード 16.1m/s
トルクウェイトレシオ 47.4kg/kgm
1馬力あたりのお値段 83373円
排気量1Lあたり馬力 105.7PS/L
排気量1Lあたりトルク 15.62kgm/L
1気筒あたりの馬力 52.6PS
1気筒あたりのトルク 7.8kgm
パワーバンド比率 63.6%
各種ランキング
SUV、RV、クロカンのP/Wレシオ
3.5~4.0L以下のP/Wレシオ

トルクウェイトレシオは47.4kg/kgm(2950kg/62.2kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が35100000円、最高出力が421馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は83373円、逆に1万円あたりでは0.12馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は564309円、1万円あたりでは0.02kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は105.7PS/L、トルクは15.62kgm/L、1気筒あたりの馬力は52.6馬力、トルクは7.8kgmとなり、このエンジンが421馬力を5500回転で発生させているときの平均ピストンスピードは16.1m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が92.0mmであるM176型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6520回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.61になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


速度と車両重量と運動エネルギー

「スピードを出して事故をすると大変なことになる…!」あるいは「重いとブレーキをかけてもなかなか止まらない…」と感覚的には知っていても、なぜ大変なことになるのか、なぜ止まらないのかは今ひとつピンと来なかったりします。

そこで取り出しましたのが運動エネルギーなるもので、これはある重量の物体がある速度で移動しているとき、どれだけのエネルギーを有しているのかを数値的に知ることができるという代物です。

というわけで、Gクラスの車両重量2950kgに1人ぶんの体重55kgを加えた3005kgと、5名フル乗車時の3225kgという2つの重量を用意して、40km/hから180km/hまでの速度域で運動エネルギーがどのように変化するのかを調べてみました。

速度1名乗車
3005kg
5名乗車
3225kg
40km/h185kJ199kJ+14kJ
60km/h417kJ448kJ+31kJ
80km/h742kJ796kJ+54kJ
100km/h1159kJ1244kJ+85kJ
120km/h1669kJ1792kJ+123kJ
140km/h2272kJ2439kJ+167kJ
180km/h3756kJ4031kJ+275kJ

たとえば1名乗車で40km/h走行しているときの運動エネルギーは185kJ、5名乗車では199kJとなり、その差は14kJ、倍率にすれば1.1倍ほどの増加でびっくりするほどではありません。

が、速度が倍の80km/hになると1名乗車でも742kJ、5名乗車では54kJ増加して796kJにもなり、重量から見れば1.1倍のままなれど、40km/hでの運動エネルギーと比べると4.0倍も増加しています。

これが180km/hになると1名乗車で3756kJ、5名乗車では275kJ増加して4031kJにもなり、80km/hと比べても5.1倍、40km/hと比べると20.3倍ものとんでもない運動エネルギーを有していることがわかります。

さて、速度が同じなら重いほうが運動エネルギーは大きくなることがわかりましたので、続いては運動エネルギーを1159000Jとした場合に、重量の異なる自動車では時速何kmに相当するのかを調べてみます。

重量1159kJ
速度
100キロ
[kJ]
800kg194km/h309kJ-850kJ
1000kg173km/h386kJ-773kJ
1500kg142km/h579kJ-580kJ
2000kg123km/h772kJ-387kJ
2500kg110km/h965kJ-194kJ
3005kg100km/h1159kJ
3600kg91km/h1389kJ+230kJ
※100km/h[kJ]は各重量の車両が100km/h走行しているときの運動エネルギー

ここでは車両重量+体重55kgの3005kgを基準として、800kg、1000kg、1500kg、2000kg、2500kg、3600kgで計算してみました。

考えたくもないことですが、たとえば同じ100km/hで走行する相手と正面衝突する場合、相手が800kgであれば当たり負けすることはなく、その相手が194km/hのとき互角の勝負になります。

逆に相手が3600kgで重い場合、双方が100km/hでは当たり負けして弾き飛ばされますが、相手が91km/hであれば互いに引かぬ真っ向勝負に持ち込める、というような雰囲気です。

いずれにせよ超スピードで事故をすれば衝突安全ボディもなんのその、車は雲散霧消の勢いで大変なことになり、ブレーキローターとブレーキパッドが身を削り、身を粉にして車を止めようにも一筋縄ではいかないことがわかる…ような気がしてきます。


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.58m
期待される荷室の幅 1.70m
対角線の長さ 2.32m
期待される荷室の面積 2.69m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.58m(対角線では2.32m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
JC08モード燃費 7.2km/L
燃料タンク容量 96L
航続距離(カタログ燃費) 691.2km
航続距離(80%燃費) 556.8km
満タンプライス 15360円
1万円でどこまで行ける? 450.0km
車両価格/航続距離 50781円/km

JC08モード燃費が7.2km/Lですので、燃料タンクの容量が96リットルですと航続可能距離は691.2kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(6.5km/L)とすると624.0km、80%(5.8km/L)だと556.8km、70%(5.0km/L)では480.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン96リットルの給油で15360円、上で計算した航続距離を踏まえると691.2km(80%燃費時556.8km)を走行するのに15360円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば450.0km(往復なら片道225.0km)、カタログ値の80%なら360.0km(片道180.0km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で691.2kmの距離を移動できる Gクラス [G550 4×4 Squared W463]という乗り物を、3510.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「50781円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


純正装着タイヤの325/55R22と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 325/55R22 | 直径 916mm

-20mm
幅305mm
-10mm
幅315mm
変更なし
幅325mm
+10mm
幅335mm
+20mm
幅345mm
-5%
50
扁平
305/50R22
37.7km/h
直径864mm
径差-52mm
315/50R22
38.2km/h
直径874mm
径差-42mm
325/50R22
38.6km/h
直径884mm
径差-32mm
335/50R22
39.0km/h
直径894mm
径差-22mm
345/50R22
39.5km/h
直径904mm
径差-12mm
0%
55
扁平
305/55R22
39.1km/h
直径895mm
径差-21mm
315/55R22
39.6km/h
直径906mm
径差-10mm
325/55R22
40.0km/h
916mm
0mm
335/55R22
40.5km/h
直径928mm
径差+12mm
345/55R22
41.0km/h
直径939mm
径差+23mm
+5%
60
扁平
305/60R22
40.4km/h
直径925mm
径差+9mm
315/60R22
40.9km/h
直径937mm
径差+21mm
325/60R22
41.4km/h
直径949mm
径差+33mm
335/60R22
42.0km/h
直径961mm
径差+45mm
345/60R22
42.5km/h
直径973mm
径差+57mm
+10%
65
扁平
305/65R22
41.7km/h
直径956mm
径差+40mm
315/65R22
42.3km/h
直径969mm
径差+53mm
325/65R22
42.9km/h
直径982mm
径差+66mm
335/65R22
43.4km/h
直径995mm
径差+79mm
345/65R22
44.0km/h
直径1008mm
径差+92mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、305/55R22 、315/50R22、315/55R22 、325/50R22 、335/50R22 、345/50R22あたりのタイヤがおすすめです。

325/55R22のタイヤ幅を305mmから355mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを22インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが325/55R22のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご検討くださいませ。


Gクラス[4.0L-TT 4WD/7AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト7.01kg/ps57.20
1速ギヤ加速性能39.16
1L換算馬力105.7ps/L52.26
1L換算トルク15.62kgm/L51.25
WB/TR比1.6166.88
ワイド&ロー指数1.06736.28
前面の面積4.704m²0.01
最低地上高460mm0.01
スポーツ性能部門の得点303.05

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
JC08燃費7.2km/L34.76
年間維持費475910円36.46
100kmh回転数42.81
航続距離691.2km49.11
車の大きさ21.262m³91.94
室内の広さ(仮) 3.856m³55.30
最小回転半径6.3m25.96
馬力単価83373円0.01
ユーティリティ部門の得点336.35

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計したGクラス[4.0L-TT 4WD/7AT] の総合得点は 639.40 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したGクラス [G550 4×4 Squared W463] (4WD/7AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全ての5人乗SUV」、「4000ccの5人乗SUV」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。投稿日:2016/04/23|更新日:2018/02/09


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