ベンツ Eクラス ステーションワゴンの性能まとめ [213278C型|1.5L/184PS|4WD/9AT|2019年] E200 4matic Avantgarde BSG S213


画像はメルセデスベンツより引用
http://www.mercedes-benz.co.jp/
投稿日:2019/12/11

メルセデスベンツの5ドア・5人乗りワゴン、213278C型の5代目Eクラス ステーションワゴンは2016/07から生産(または販売)が開始されました。

ここでは排気量1496cc(184PS/28.6kgm)のM264型エンジンを搭載する[E200 4matic Avantgarde BSG S213|2019/10モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4940mm×全幅1850mm×全高1470mm、排気量は1496ccであることから、大雑把に分類すると1.5リットルクラス(1500cc、自動車税は1.5L以下を適用)に属し、排気量は2000cc以下なれど、全長と全幅が5ナンバー枠を超えていることにより3ナンバー登録になります。車体が大きい割りに排気量が小さいものの、ターボによる過給のおかげで非力さを感じることはなさそうです。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4940mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超|Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆるAWD方式(All Wheel Drive・Four Wheel Drive)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

213278C型 Eクラス ステーションワゴン [1496cc/184PS 4WD/9AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

ギヤ比と加速力&エンジン回転数と最高速

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

5代目Eクラス ステーションワゴンの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
1.9L-TB
4WD/9AT
861.0万円
213217型
[E220d 4matic S213]
(2017/09)
194PS
40.8kgm
16.8km/L
1.9L-TB
FR/9AT
698.0万円
213004C型
[E220d Avantgarde W213]
(2016/07)
194PS
40.8kgm
21.0km/L
4.0L-TB
4WD/9AT
1785.0万円
213089型
[AMG E63-S 4Matic+ W213]
(2017/08)
612PS
86.7kgm
9.1km/L
3.0L-TB
4WD/9AT
1149.0万円
213064型
[E43 4matic AMG W213]
(2016/10)
401PS
53.0kgm
11.0km/L
2.0L-TB
FR/9AT
675.0万円
213042C型
[E200 Avantgarde W213]
(2016/07)
184PS
30.6kgm
14.7km/L
5代目Eクラス ステーションワゴンの車両型式・グレード一覧【全31車種】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー MERCEDES_BENZ
車名&
グレード
Eクラス ステーションワゴン
E200 4matic Avantgarde BSG S213
その他 モータ型式:EM0018型(8kW/38Nm)
お値段 7960000円
車両型式 4AA-213278C
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
9AT(9段変速・自動)
ドア数&
定員
5ドア
5人
車体寸法 長4940×幅1850×高1470mm
軸距&
輪距
2940mm
前1605mm/後1610mm
最小半径 5.5m
最低高 132mm
タイヤ 前輪:225/55R17
後輪:225/55R17
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1840kg
エンジン諸元
原動機型式 M264
気筒配列 直列4気筒+モーター
排気量1496cc
圧縮比10.5
吸気方式 ターボ
最高出力 184PS[135kW]/5800-6100rpm
最大トルク 28.6kgm[280Nm]/3000-4000rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
WLTC燃費 11.6km/L(27.3mpg)
100km燃費 8.6L/100km
M264型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。モーターを組み合わせることでハイブリッドカーとなります。
※これまでに登場したハイブリッドカーの一覧
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(34500円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(16400円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額5000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、Eクラス ステーションワゴンの新車を915.4万円(諸費用として119.4万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 1500cc以下 13年未満 34500円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 13年未満 16400
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 13920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷11.6km/L×140円/L 120690円
オイル交換(5000km毎) 1回4500円×2回 9000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 1本15000円×4本÷3年 20000円
任意保険料(月額5000円) 月額5000円×12ヶ月 60000円
ローン完済後の年間維持費 274510円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額152570円×12ヶ月 1830840円
ローン返済中の年間維持費 2105350円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 63640円
名目 金額
自動車税(1年分) 34500円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(年間1万km) 120690円
オイル交換(5000km毎) 9000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 20000円
任意保険料(月額5000円) 60000円
ローン完済後の年間維持費 274510円
名目 金額
車のローン額(1年分) 1830840円
ローン返済中の年間維持費 2105350円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
63640円
  • 初度登録から1年経過車の場合、自動車税の区分は「1500cc以下の13年未満」で税額は34500円、重量税の区分は「2.0トン以下の13年未満」で税額は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本15000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額63,640円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

車に対して少し色気を出すと月換算で2~3万円の間、年間にすると24~36万円のクラスです。この車の場合は月単位で換算すると22,876円(完済前は175,446円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければ…」と呟くその姿は自慢げなようでありながら哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにはいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。

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●Eクラス ステーションワゴンの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、Eクラス ステーションワゴンの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則) 24740円
ガソリン税(暫定) 21640円
石油税 2410円
消費税(10%) 10970円
合計納税額 59760円

例として年間走行距離を10000km、燃費を11.6km/L、ガソリンを1リットルあたり140円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は862.1Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計24740円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで21640円、石油税が2.8円/Lで2410円になります。

ガソリン車の場合は本体価格70.7円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては10970円となり、これらを合計した税額は59760円、1年間に燃料代として支払う120690円のうち49.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で34500円、自動車重量税が年換算で16400円ですから、合計110660円がEクラス ステーションワゴンに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 34500円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(3000km分) 36210円
オイル交換(年1回) 4500円
タイヤ交換(3万km/6年) 6000円
任意保険料(月額4000円) 48000円
合計
[差額]
159530円
[-114980円]
年間5000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 34500円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(5000km分) 60350円
オイル交換(年1回) 4500円
タイヤ交換(3万km/6年) 10000円
任意保険料(月額4250円) 51000円
合計
[差額]
190670円
[-83840円]
年間7000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 34500円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(7000km分) 84480円
オイル交換(年1回) 6300円
タイヤ交換(3万km/4.3年) 14000円
任意保険料(月額4500円) 54000円
合計
[差額]
223600円
[-50910円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料60000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて114980円安い159530円に、5000km走行では83840円安い190670円に、7000km走行では50910円安い223600円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率を変えて燃料代を計算してみる

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(9.1km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(11.8km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(12.8km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(11.6km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとしたときの市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、燃料代がどのように変化するかを見ていきたいと思います。※1リットル140円として計算

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km138460円
郊外500km5940円
高速道路500km5470円
合計
[差額]
149870円
[+29180円]
平均燃費9.3km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が9.1km/Lでは989.0Lを消費して、燃料代は138460円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が11.8km/Lでは42.4Lを消費して、燃料代は5940円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が12.8km/Lでは39.1Lを消費して、燃料代は5470円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1070.5L、かかった燃料代が149870円となり、平均燃費は9.3km/L(-2.3km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+29180円という結果になりました。

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km76930円
郊外5000km59320円
高速道路0km0円
合計
[差額]
136250円
[+15560円]
平均燃費10.3km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が9.1km/Lでは549.5Lを消費して、燃料代は76930円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が11.8km/Lでは423.7Lを消費して、燃料代は59320円になります。

このパターンでは使用した燃料量が973.2L、かかった燃料代が136250円となり、平均燃費は10.3km/L(-1.3km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+15560円という結果になりました。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km51230円
郊外3340km39630円
高速道路3330km36430円
合計
[差額]
127290円
[+6600円]
平均燃費11.0km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が9.1km/Lでは365.9Lを消費して、燃料代は51230円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が11.8km/Lでは283.1Lを消費して、燃料代は39630円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が12.8km/Lでは260.2Lを消費して、燃料代は36430円になります。

このパターンでは使用した燃料量が909.2L、かかった燃料代が127290円となり、平均燃費は11.0km/L(-0.6km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+6600円という結果になりました。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km7690円
郊外9000km106780円
高速道路500km5470円
合計
[差額]
119940円
[-750円]
平均燃費11.7km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が9.1km/Lでは54.9Lを消費して、燃料代は7690円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が11.8km/Lでは762.7Lを消費して、燃料代は106780円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が12.8km/Lでは39.1Lを消費して、燃料代は5470円になります。

このパターンでは使用した燃料量が856.7L、かかった燃料代が119940円となり、平均燃費は11.7km/L(+0.1km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は-750円という結果になりました。

極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(9.3km/L・10.3km/L・11.0km/L・11.7km/L)、燃料代のほうもなかなかな違い(149870円・136250円・127290円・119940円)が出てくることがわかります。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km120円2600円3.1万円
20km240円5300円6.2万円
30km360円7900円9.4万円
50km600円13200円15.6万円
100km1210円26600円31.5万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を140円、燃費を11.6km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは12.07円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は120円/日となり、20km走行なら240円/日、30km走行なら360円/日、50km走行なら600円/日、100km走行なら1210円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は7900円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は9.4万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

M264型エンジン簡易性能曲線図
M264型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
3000回転時の馬力 120PS
4000回転時の馬力 160PS
5800回転時の馬力 184PS
6100回転時の馬力 184PS
各回転域でのトルク
3000回転時のトルク 28.6kgm
4000回転時のトルク 28.6kgm
5800回転時のトルク 22.7kgm
6100回転時のトルク 21.6kgm
M264型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているM264型1496cc、直列4気筒+モーターのターボエンジンは5800-6100回転時に最高出力184馬力を、3000-4000回転時に最大トルク28.6kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3000rpmから最高出力が発生する6100rpmまで」の3100rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は50.8%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
1500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
1500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ10.000kg/PS(1840kg/184PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ10.000kg/PS
車体+1人10.30kg/PS
車体+5人11.49kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg10.33kg/PS
車体+70kg10.38kg/PS
車体+80kg10.43kg/PS
車体+90kg10.49kg/PS
車体+100kg10.54kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは10.30kg/PS(1895kg/184PS)となり、数値としては0.30kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは11.49kg/PS(2115kg/184PS)となり、1.49kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

Eクラス ステーションワゴンのライバル候補車たち

10.321kg/PS
1シリーズ
1.5L/140PS|FF/7AT
10.300kg/PS
ゴルフ ヴァリアント
2.0L/150PS|FF/7AT
10.245kg/PS
Eクラス カブリオレ
2.0L/184PS|FR/9AT
10.213kg/PS
GLC クーペ
2.0L/211PS|4WD/7AT
10.253kg/PS
クロスビー
1.0L/99PS|FF/6AT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ10.299kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

10.20kg/PSから10.40kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、BMWの5人乗りハッチバック「7K15型 1シリーズ」、フォルクスワーゲンの5人乗りワゴン「AUDFG型 ゴルフ ヴァリアント」、メルセデスベンツの4人乗りオープンカー「238442C型 Eクラス カブリオレ」、メルセデスベンツの5人乗りSUV「253354型 GLC クーペ」、スズキの5人乗りSUV「MN71S型 クロスビー」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

213278C型 Eクラス ステーションワゴン [E200 4matic Avantgarde BSG S213]とパワーウェイトレシオが近い車種|10.299kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は100.0PS/tとなっています。


いろいろな数値
WB/TR比 1.828
平均ピストンスピード 14.2m/s
トルクウェイトレシオ 64.3kg/kgm
1馬力あたりのお値段 43261円
排気量1Lあたり馬力 123.0PS/L
排気量1Lあたりトルク 19.12kgm/L
1気筒あたりの馬力 46.0PS
1気筒あたりのトルク 7.2kgm
パワーバンド比率 50.8%
各種ランキング
ステーションワゴンのPWR
1.3~1.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは64.3kg/kgm(1840kg/28.6kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が7960000円、最高出力が184馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は43261円、逆に1万円あたりでは0.23馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は278322円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は123.0PS/L、トルクは19.12kgm/L、1気筒あたりの馬力は46.0馬力、トルクは7.2kgmとなり、このエンジンが184馬力を6100回転で発生させているときの平均ピストンスピードは14.2m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が73.7mmであるM264型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は8140回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.828になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.73m
期待される荷室の幅 1.45m
対角線の長さ 2.26m
期待される荷室の面積 2.51m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.73m(対角線では2.26m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 11.6km/L
燃料タンク容量 66L
航続距離(カタログ燃費) 765.6km
航続距離(80%燃費) 613.8km
満タンプライス 9240円
1万円でどこまで行ける? 828.6km
車両価格/航続距離 10397円/km

WLTCモード燃費が11.6km/Lですので、燃料タンクの容量が66リットルですと航続可能距離は765.6kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(10.4km/L)とすると686.4km、80%(9.3km/L)だと613.8km、70%(8.1km/L)では534.6kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン66リットルの給油で9240円、上で計算した航続距離を踏まえると765.6km(80%燃費時613.8km)を走行するのに9240円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば828.6km(往復なら片道414.3km)、カタログ値の80%なら662.9km(片道331.4km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で765.6kmの距離を移動できる213278C型 Eクラス ステーションワゴン [E200 4matic Avantgarde BSG S213]という乗り物を、796.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「10397円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合5800-6100rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6600回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6600rpm|タイヤサイズ 225/55R17|タイヤ直径 67.9cm|円周長 213.3cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6600rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 5.354 16.41 - - 51km/h 12830rpm 1382.9kgm
2速 3.243 9.943 0.606 1-2/4000rpm 85km/h 7770rpm 837.6kgm
3速 2.252 6.905 0.694 2-3/4580rpm 122km/h 5400rpm 581.7kgm
4速 1.636 5.016 0.726 3-4/4790rpm 168km/h 3920rpm 422.6kgm
5速 1.211 3.713 0.740 4-5/4880rpm 227km/h 2900rpm 312.8kgm
6速 1.000 3.066 0.826 5-6/5450rpm 275km/h 2400rpm 258.3kgm
7速 0.865 2.652 0.865 6-7/5710rpm 318km/h 2070rpm 223.4kgm
8速 0.717 2.198 0.829 7-8/5470rpm 384km/h 1720rpm 185.2kgm
9速 0.601 1.843 0.838 8-9/5530rpm 458km/h 1440rpm 155.2kgm
Final 3.066 レシオカバレッジ(変速比幅)8.908

ギヤの繋がりイメージ
213278C型Eクラス ステーションワゴン9AT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数3000-4000rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.066)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(28.6kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.066)÷タイヤの有効半径(0.3395m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は9速ギヤの458km(6100rpmでは423.7km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:6100rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

6100rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ48km/h-
2速ギヤ79km/h3700rpm
3速ギヤ113km/h4230rpm
4速ギヤ156km/h4430rpm
5速ギヤ210km/h4510rpm
6速ギヤ255km/h5040rpm
7速ギヤ294km/h5280rpm
8速ギヤ355km/h5060rpm
9速ギヤ424km/h5110rpm

213278C型Eクラス ステーションワゴンに搭載されたM264型1496ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する6100rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで6100rpmまで引っ張ると48km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は6100rpmから3700rpmまで落ち、そこから6100rpmまで加速を続けると速度は79km/h(+31km/h)になります。

3速ギヤでは4230rpmまで落ちて6100rpmで113km/h(+34km/h)に、4速ギヤでは4430rpmまで落ちて6100rpmで156km/h(+43km/h)に、5速ギヤでは4510rpmまで落ちて6100rpmで210km/h(+54km/h)になります。

続いて6速ギヤでは5040rpmまで落ちて6100rpmで255km/h(+45km/h)に、7速ギヤでは5280rpmまで落ちて6100rpmで294km/h(+39km/h)に、8速ギヤでは5060rpmまで落ちて6100rpmで355km/h(+61km/h)に、9速ギヤでは5110rpmまで落ちて6100rpmで424km/h(+69km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが3000-4000回転で最大トルク28.6kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。

さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば64.3kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(10.000kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1382.9kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1840kg)を1速ギヤの最大駆動力(1382.9kgm)で割ってみると1.33kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する6100回転でのトルク(21.6kgm)からTWRを算出すると1.76kg/kgmとなり、3000-6100回転の回転域では1.33-1.76kg/kgmの間で推移することがわかります。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 5130 7700 10260 12830 15390 17960 23090
2速 3110 4660 6220 7770 9320 10880 13980
3速 2160 3240 4320 5400 6470 7550 9710
4速 1570 2350 3140 3920 4700 5490 7050
5速 1160 1740 2320 2900 3480 4060 5220
6速 960 1440 1920 2400 2870 3350 4310
7速 830 1240 1660 2070 2490 2900 3730
8速 690 1030 1370 1720 2060 2400 3090
9速 580 860 1150 1440 1730 2020 2590
※赤い数字は暫定レブリミット(6600rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.601)を選択して時速100kmにて走行すると1440回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは860回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1010回転、一般的な高速道路の80km/hでは1150回転、100km/hでは1440回転、制限速度が120km/hになると1730回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは2590回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。

ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 8 16 23 31 39 47 55 62
2速 13 26 39 51 64 77 90 103
3速 19 37 56 74 93 111 130 148
4速 26 51 77 102 128 153 179 204
5速 34 69 103 138 172 207 241 276
6速 42 83 125 167 209 250 292 334
7速 48 97 145 193 241 290 338 386
8速 58 116 175 233 291 349 408 466
9速 69 139 208 278 347 417 486 556

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6600回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの225/55R17と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 225/55R17 | 直径 679mm

-20mm
幅205mm
-10mm
幅215mm
変更なし
幅225mm
+10mm
幅235mm
+20mm
幅245mm
-5%
50
扁平
205/50R17
37.5km/h
直径637mm
径差-42mm
215/50R17
38.1km/h
直径647mm
径差-32mm
225/50R17
38.7km/h
直径657mm
径差-22mm
235/50R17
39.3km/h
直径667mm
径差-12mm
245/50R17
39.9km/h
直径677mm
径差-2mm
0%
55
扁平
205/55R17
38.8km/h
直径658mm
径差-21mm
215/55R17
39.4km/h
直径669mm
径差-10mm
225/55R17
40.0km/h
679mm
0mm
235/55R17
40.7km/h
直径691mm
径差+12mm
245/55R17
41.4km/h
直径702mm
径差+23mm
+5%
60
扁平
205/60R17
39.9km/h
直径678mm
径差-1mm
215/60R17
40.6km/h
直径690mm
径差+11mm
225/60R17
41.4km/h
直径702mm
径差+23mm
235/60R17
42.1km/h
直径714mm
径差+35mm
245/60R17
42.8km/h
直径726mm
径差+47mm
+10%
65
扁平
205/65R17
41.2km/h
直径699mm
径差+20mm
215/65R17
41.9km/h
直径712mm
径差+33mm
225/65R17
42.7km/h
直径725mm
径差+46mm
235/65R17
43.5km/h
直径738mm
径差+59mm
245/65R17
44.2km/h
直径751mm
径差+72mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、205/55R17、205/60R17 、215/50R17、215/55R17 、225/50R17 、235/50R17 、245/50R17あたりのタイヤがおすすめです。

225/55R17のタイヤ幅を205mmから255mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、225/55R17の適応サイズと性能の変化 [213278C型Eクラス ステーションワゴン編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


213278C型Eクラス ステーションワゴン[1.5Lターボ 4WD/9AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト10.000kg/ps48.66
1速ギヤ加速性能1.33kg/kgm55.73
1L換算馬力123.0ps/L59.07
1L換算トルク19.12kgm/L62.92
WB/TR比1.82844.17
ワイド&ロー指数0.79555.90
前面の面積2.720m²46.29
最低地上高132mm59.05
スポーツ性能部門の得点431.79

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費11.6km/L36.13
年間維持費274510円54.72
100kmh回転数1440rpm65.34
航続距離765.6km53.59
車の大きさ13.434m³58.99
室内の広さ(仮) 2.436m³40.28
最小回転半径5.5m42.98
馬力単価43261円19.37
ユーティリティ部門の得点371.40

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 213278C型Eクラス ステーションワゴン[1.5Lターボ 4WD/9AT] の総合得点は 803.19 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した213278C型Eクラス ステーションワゴン(4WD/9AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのワゴン」、「1500ccのワゴン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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