ベンツ Eクラス セダンの性能まとめ [213083C型|2.0L/258PS|FR/9AT|2019年] E300 Avantgarde-Sport W213


画像はメルセデスベンツより引用
http://www.mercedes-benz.co.jp/
投稿日:2019/12/05

メルセデスベンツの4ドア・5人乗りセダン、213083C型の5代目Eクラス セダンは2016/07から生産(または販売)が開始されました。

ここでは排気量1991cc(258PS/37.7kgm)の264M20型エンジンを搭載する[E300 Avantgarde-Sport W213|2019/03モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4950mm×全幅1850mm×全高1455mm、排気量は1991ccであることから、大雑把に分類すると2.0リットルクラス(2000cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属し、排気量は2000cc以下なれど、全長と全幅が5ナンバー枠を超えていることにより3ナンバー登録になります。車体が大きい割りに排気量が小さいものの、ターボによる過給のおかげで非力さを感じることはなさそうです。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4950mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超|Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、いわゆるFR方式(フロントエンジン/リヤドライブ)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

213083C型 Eクラス セダン [1991cc/258PS FR/9AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

ギヤ比と加速力&エンジン回転数と最高速

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

5代目Eクラス セダンの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
1.9L-TB
FR/9AT
698.0万円
213004C型
[E220d Avantgarde W213]
(2016/07)
194PS
40.8kgm
21.0km/L
1.9L-TB
4WD/9AT
861.0万円
213217型
[E220d 4matic S213]
(2017/09)
194PS
40.8kgm
16.8km/L
4.0L-TB
4WD/9AT
1785.0万円
213089型
[AMG E63-S 4Matic+ W213]
(2017/08)
612PS
86.7kgm
9.1km/L
3.0L-TB
4WD/9AT
1149.0万円
213064型
[E43 4matic AMG W213]
(2016/10)
401PS
53.0kgm
11.0km/L
2.0L-TB
FR/9AT
675.0万円
213042C型
[E200 Avantgarde W213]
(2016/07)
184PS
30.6kgm
14.7km/L
5代目Eクラス セダンの車両型式・グレード一覧【全28車種】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカーMERCEDES_BENZ
車名&
グレード
Eクラス セダン
E300 Avantgarde-Sport W213
その他アバンギャルドスポーツ
お値段8550000円
車両型式5BA-213083C
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
9AT(9段変速・自動)
ドア数&
定員
4ドア
5人
車体寸法長4950×幅1850×高1455mm
軸距&
輪距
2940mm
前1600mm/後1590mm
最小半径5.4m
最低高130mm
タイヤ前輪:245/40R19
後輪:275/35R19
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量1720kg
エンジン諸元
原動機型式264M20
気筒配列直列4気筒
排気量1991cc
圧縮比10.5
吸気方式ターボ
最高出力258PS[190kW]/5800-6100rpm
最大トルク37.7kgm[370Nm]/1800-4000rpm
使用燃料ハイオクガソリン
WLTC燃費12.0km/L(28.2mpg)
100km燃費8.3L/100km
264M20型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(39500円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(16400円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、Eクラス セダンの新車を983.3万円(諸費用として128.3万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

新車で買った場合の年間維持費

名目区分金額
自動車税(1年分)2000cc以下13年未満39500円
自動車重量税(1年分)2.0トン以下13年未満16400
自賠責保険料(1年分)自家用乗用車13920円
燃料代(年間1万km)10000km÷12.0km/L×160円/L133330円
オイル交換(5000km毎)1回5500円×2回11000円
タイヤ交換(3年3万km毎)1本21000円×4本÷3年28000円
任意保険料(月額5500円)月額5500円×12ヶ月66000円
ローン完済後の年間維持費308150円
名目区分金額
車のローン額(1年分)月額163880円×12ヶ月1966560円
ローン返済中の年間維持費2274710円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度63640円
名目金額
自動車税(1年分)39500円
自動車重量税(1年分)16400
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(年間1万km)133330円
オイル交換(5000km毎)11000円
タイヤ交換(3年3万km毎)28000円
任意保険料(月額5500円)66000円
ローン完済後の年間維持費308150円
名目金額
車のローン額(1年分)1966560円
ローン返済中の年間維持費2274710円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
63640円
  • 初度登録から0年経過車の場合、自動車税の区分は「2000cc以下の13年未満」で税額は39500円、重量税の区分は「2.0トン以下の13年未満」で税額は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本21000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額63,640円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

車に対して少し色気を出すと月換算で2~3万円の間、年間にすると24~36万円のクラスです。この車の場合は月単位で換算すると25,679円(完済前は189,559円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければ…」と呟くその姿は自慢げなようでありながら哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにはいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。

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●Eクラス セダンの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、Eクラス セダンの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則)23920円
ガソリン税(暫定)20920円
石油税2330円
消費税(10%)12120円
合計納税額59290円

例として年間走行距離を10000km、燃費を12.0km/L、ガソリンを1リットルあたり160円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は833.3Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計23920円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで20920円、石油税が2.8円/Lで2330円になります。

ガソリン車の場合は本体価格88.9円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては12120円となり、これらを合計した税額は59290円、1年間に燃料代として支払う133330円のうち44.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で39500円、自動車重量税が年換算で16400円ですから、合計115190円がEクラス セダンに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)39500円
自動車重量税(1年分)16400
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(3000km分)40000円
オイル交換(年1回)5500円
タイヤ交換(3万km/6年)8400円
任意保険料(月額4400円)52800円
合計
[差額]
176520円
[-131630円]
年間5000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)39500円
自動車重量税(1年分)16400
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(5000km分)66670円
オイル交換(年1回)5500円
タイヤ交換(3万km/6年)14000円
任意保険料(月額4680円)56160円
合計
[差額]
212150円
[-96000円]
年間7000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)39500円
自動車重量税(1年分)16400
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(7000km分)93330円
オイル交換(年1回)7700円
タイヤ交換(3万km/4.3年)19600円
任意保険料(月額4950円)59400円
合計
[差額]
249850円
[-58300円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて131630円安い176520円に、5000km走行では96000円安い212150円に、7000km走行では58300円安い249850円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


市街地・郊外・高速道路の比率を変えて燃料代を計算してみる

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(8.7km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(11.9km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(14.4km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(12.0km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとしたときの市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、燃料代がどのように変化するかを見ていきたいと思います。※1リットル160円として計算

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km165520円
郊外500km6720円
高速道路500km5550円
合計
[差額]
177790円
[+44460円]
平均燃費9.0km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が8.7km/Lでは1034.5Lを消費して、燃料代は165520円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が11.9km/Lでは42.0Lを消費して、燃料代は6720円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が14.4km/Lでは34.7Lを消費して、燃料代は5550円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1111.2L、かかった燃料代が177790円となり、平均燃費は9.0km/L(-3.0km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+44460円という結果になりました。

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km91950円
郊外5000km67230円
高速道路0km0円
合計
[差額]
159180円
[+25850円]
平均燃費10.1km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が8.7km/Lでは574.7Lを消費して、燃料代は91950円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が11.9km/Lでは420.2Lを消費して、燃料代は67230円になります。

このパターンでは使用した燃料量が994.9L、かかった燃料代が159180円となり、平均燃費は10.1km/L(-1.9km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+25850円という結果になりました。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km61250円
郊外3340km44910円
高速道路3330km36990円
合計
[差額]
143150円
[+9820円]
平均燃費11.2km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が8.7km/Lでは382.8Lを消費して、燃料代は61250円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が11.9km/Lでは280.7Lを消費して、燃料代は44910円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が14.4km/Lでは231.2Lを消費して、燃料代は36990円になります。

このパターンでは使用した燃料量が894.7L、かかった燃料代が143150円となり、平均燃費は11.2km/L(-0.8km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+9820円という結果になりました。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km9200円
郊外9000km121010円
高速道路500km5550円
合計
[差額]
135760円
[+2430円]
平均燃費11.8km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が8.7km/Lでは57.5Lを消費して、燃料代は9200円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が11.9km/Lでは756.3Lを消費して、燃料代は121010円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が14.4km/Lでは34.7Lを消費して、燃料代は5550円になります。

このパターンでは使用した燃料量が848.5L、かかった燃料代が135760円となり、平均燃費は11.8km/L(-0.2km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+2430円という結果になりました。

極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(9.0km/L・10.1km/L・11.2km/L・11.8km/L)、燃料代のほうもなかなかな違い(177790円・159180円・143150円・135760円)が出てくることがわかります。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km130円2900円3.4万円
20km270円5900円7.0万円
30km400円8800円10.4万円
50km670円14700円17.4万円
100km1330円29300円34.6万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を160円、燃費を12.0km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは13.33円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は130円/日となり、20km走行なら270円/日、30km走行なら400円/日、50km走行なら670円/日、100km走行なら1330円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は8800円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は10.4万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

264M20型エンジン簡易性能曲線図
264M20型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
1800回転時の馬力95PS
4000回転時の馬力211PS
5800回転時の馬力258PS
6100回転時の馬力258PS
各回転域でのトルク
1800回転時のトルク37.7kgm
4000回転時のトルク37.7kgm
5800回転時のトルク31.9kgm
6100回転時のトルク30.3kgm
264M20型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載している264M20型1991cc、直列4気筒のターボエンジンは5800-6100回転時に最高出力258馬力を、1800-4000回転時に最大トルク37.7kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1800rpmから最高出力が発生する6100rpmまで」の4300rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は70.5%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ6.67kg/PS(1720kg/258PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ6.67kg/PS
車体+1人6.88kg/PS
車体+5人7.73kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg6.90kg/PS
車体+70kg6.94kg/PS
車体+80kg6.98kg/PS
車体+90kg7.02kg/PS
車体+100kg7.05kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは6.88kg/PS(1775kg/258PS)となり、数値としては0.21kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは7.73kg/PS(1995kg/258PS)となり、1.06kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

Eクラス セダンのライバル候補車たち

7.07kg/PS
MAZDA6 セダン
2.5L/230PS|FF/6AT
6.91kg/PS
V60
2.0L/254PS|FF/8AT
6.72kg/PS
ポロ
2.0L/200PS|FF/6AT
6.92kg/PS
XC40
2.0L/252PS|4WD/8AT
7.02kg/PS
XC60
2.0L/317PS|4WD/8AT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ6.88kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

6.67kg/PSから7.09kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、マツダの5人乗りセダン「GJ5FP型 MAZDA6 セダン」、ボルボの5人乗りワゴン「ZB420型 V60」、フォルクスワーゲンの5人乗りハッチバック「AWCZP型 ポロ」、ボルボの5人乗りSUV「XB420XC型 XC40」、ボルボの5人乗りSUV「UB420XCPA型 XC60」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

213083C型 Eクラス セダン [E300 Avantgarde-Sport W213]とパワーウェイトレシオが近い車種|6.88kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比1.84
平均ピストンスピード17.8m/s
トルクウェイトレシオ45.6kg/kgm
1馬力あたりのお値段33140円
排気量1Lあたり馬力129.6PS/L
排気量1Lあたりトルク18.94kgm/L
1気筒あたりの馬力64.5PS
1気筒あたりのトルク9.4kgm
パワーバンド比率70.5%
各種ランキング
セダンのPWR
1.8~2.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは45.6kg/kgm(1720kg/37.7kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が8550000円、最高出力が258馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は33140円、逆に1万円あたりでは0.30馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は226790円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は129.6PS/L、トルクは18.94kgm/L、1気筒あたりの馬力は64.5馬力、トルクは9.4kgmとなり、このエンジンが258馬力を6100回転で発生させているときの平均ピストンスピードは17.8m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が92.0mmである264M20型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6520回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.84になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ1.73m
期待される荷室の幅1.45m
対角線の長さ2.26m
期待される荷室の面積2.51m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.73m(対角線では2.26m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費12.0km/L
燃料タンク容量66L
航続距離(カタログ燃費)792.0km
航続距離(80%燃費)633.6km
満タンプライス10560円
1万円でどこまで行ける?750.0km
車両価格/航続距離10795円/km

WLTCモード燃費が12.0km/Lですので、燃料タンクの容量が66リットルですと航続可能距離は792.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(10.8km/L)とすると712.8km、80%(9.6km/L)だと633.6km、70%(8.4km/L)では554.4kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン66リットルの給油で10560円、上で計算した航続距離を踏まえると792.0km(80%燃費時633.6km)を走行するのに10560円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば750.0km(往復なら片道375.0km)、カタログ値の80%なら600.0km(片道300.0km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で792.0kmの距離を移動できる213083C型 Eクラス セダン [E300 Avantgarde-Sport W213]という乗り物を、855.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「10795円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合5800-6100rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6600回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6600rpm|タイヤサイズ 275/35R19|タイヤ直径 67.5cm|円周長 212.1cm
ギヤギヤ比総減速比ステップ比シフトアップ
後の回転数
6600rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速5.35417.49--48km/h13740rpm1953.3kgm
2速3.24310.590.6061-2/4000rpm79km/h8320rpm1183.1kgm
3速2.2527.3550.6942-3/4580rpm114km/h5780rpm821.6kgm
4速1.6365.3430.7263-4/4790rpm157km/h4200rpm596.9kgm
5速1.2113.9550.7404-5/4880rpm212km/h3110rpm441.8kgm
6速1.0003.2660.8265-6/5450rpm257km/h2570rpm364.8kgm
7速0.8652.8250.8656-7/5710rpm297km/h2220rpm315.6kgm
8速0.7172.3420.8297-8/5470rpm359km/h1840rpm261.6kgm
9速0.6011.9630.8388-9/5530rpm428km/h1540rpm219.3kgm
Final3.266レシオカバレッジ(変速比幅)8.908

ギヤの繋がりイメージ
213083C型Eクラス セダン9AT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数1800-4000rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.266)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(37.7kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.266)÷タイヤの有効半径(0.3375m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は9速ギヤの428km(6100rpmでは395.5km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:6100rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

6100rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ44km/h-
2速ギヤ73km/h3700rpm
3速ギヤ106km/h4230rpm
4速ギヤ145km/h4430rpm
5速ギヤ196km/h4510rpm
6速ギヤ238km/h5040rpm
7速ギヤ275km/h5280rpm
8速ギヤ332km/h5060rpm
9速ギヤ395km/h5110rpm

213083C型Eクラス セダンに搭載された264M20型1991ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する6100rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで6100rpmまで引っ張ると44km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は6100rpmから3700rpmまで落ち、そこから6100rpmまで加速を続けると速度は73km/h(+29km/h)になります。

3速ギヤでは4230rpmまで落ちて6100rpmで106km/h(+33km/h)に、4速ギヤでは4430rpmまで落ちて6100rpmで145km/h(+39km/h)に、5速ギヤでは4510rpmまで落ちて6100rpmで196km/h(+51km/h)になります。

続いて6速ギヤでは5040rpmまで落ちて6100rpmで238km/h(+42km/h)に、7速ギヤでは5280rpmまで落ちて6100rpmで275km/h(+37km/h)に、8速ギヤでは5060rpmまで落ちて6100rpmで332km/h(+57km/h)に、9速ギヤでは5110rpmまで落ちて6100rpmで395km/h(+63km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが1800-4000回転で最大トルク37.7kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。

さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば45.6kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(6.67kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1953.3kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1720kg)を1速ギヤの最大駆動力(1953.3kgm)で割ってみると0.88kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する6100回転でのトルク(30.3kgm)からTWRを算出すると1.10kg/kgmとなり、1800-6100回転の回転域では0.88-1.10kg/kgmの間で推移することがわかります。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速550082401099013740164901924024730
2速333049906660832099901165014980
3速23103470462057806940809010400
4速1680252033604200504058807560
5速1240186024903110373043505590
6速1030154020502570308035904620
7速890133017802220266031104000
8速740110014701840221025803310
9速62093012301540185021602780
※赤い数字は暫定レブリミット(6600rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.601)を選択して時速100kmにて走行すると1540回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは930回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1080回転、一般的な高速道路の80km/hでは1230回転、100km/hでは1540回転、制限速度が120km/hになると1850回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは2780回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。

ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速715222936445158
2速1224364860728496
3速1735526987104121138
4速24487195119143167191
5速326497129161193225257
6速3978117156195234273312
7速4590135180225270315360
8速54109163217272326380435
9速65130195259324389454519

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6600回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの275/35R19と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 275/35R19 | 直径 675mm

-20mm
幅255mm
-10mm
幅265mm
変更なし
幅275mm
+10mm
幅285mm
+20mm
幅295mm
-5%
30
扁平
255/30R19
37.7km/h
直径636mm
径差-39mm
265/30R19
38.0km/h
直径642mm
径差-33mm
275/30R19
38.4km/h
直径648mm
径差-27mm
285/30R19
38.8km/h
直径654mm
径差-21mm
295/30R19
39.1km/h
直径660mm
径差-15mm
0%
35
扁平
255/35R19
39.2km/h
直径662mm
径差-13mm
265/35R19
39.6km/h
直径669mm
径差-6mm
275/35R19
40.0km/h
675mm
0mm
285/35R19
40.5km/h
直径683mm
径差+8mm
295/35R19
40.9km/h
直径690mm
径差+15mm
+5%
40
扁平
255/40R19
40.7km/h
直径687mm
径差+12mm
265/40R19
41.2km/h
直径695mm
径差+20mm
275/40R19
41.7km/h
直径703mm
径差+28mm
285/40R19
42.1km/h
直径711mm
径差+36mm
295/40R19
42.6km/h
直径719mm
径差+44mm
+10%
45
扁平
255/45R19
42.3km/h
直径713mm
径差+38mm
265/45R19
42.8km/h
直径722mm
径差+47mm
275/45R19
43.3km/h
直径731mm
径差+56mm
285/45R19
43.9km/h
直径740mm
径差+65mm
295/45R19
44.4km/h
直径749mm
径差+74mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、255/35R19 、265/30R19、265/35R19 、275/30R19 、285/30R19 、295/30R19あたりのタイヤがおすすめです。

275/35R19のタイヤ幅を255mmから305mmまで、扁平率を20%から50%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、275/35R19の適応サイズと性能の変化 [213083C型Eクラス セダン編]のページをご覧ください。

275/35R19のタイヤ銘柄と通販価格


213083C型Eクラス セダン[2.0Lターボ FR/9AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト6.67kg/ps58.18
1速ギヤ加速性能0.88kg/kgm65.89
1L換算馬力129.6ps/L61.70
1L換算トルク18.94kgm/L62.30
WB/TR比1.8442.92
ワイド&ロー指数0.78656.53
前面の面積2.692m²47.04
最低地上高130mm59.91
スポーツ性能部門の得点454.47

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費12.0km/L37.12
年間維持費308150円51.54
100kmh回転数1540rpm63.92
航続距離792.0km55.22
車の大きさ13.324m³58.52
室内の広さ(仮) 2.416m³40.07
最小回転半径5.4m45.11
馬力単価33140円33.15
ユーティリティ部門の得点384.65

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 213083C型Eクラス セダン[2.0Lターボ FR/9AT] の総合得点は 839.12 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した213083C型Eクラス セダン(FR/9AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「2000ccのセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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