ベンツ Aクラスの性能まとめ [168032型|1.9L/125PS|FF/5AT|2004年] A190 Avantgarde W168


画像はメルセデスベンツより引用
http://www.mercedes-benz.co.jp/
投稿:2011/12/09|更新:2019/09/26

メルセデスベンツの5ドア・5人乗りミニバン、168032型の初代Aクラスは1998/09から生産が開始され、2005/02に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量1897cc(125PS/18.4kgm)のM1669型エンジンを搭載する[A190 Avantgarde W168|2004/07モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長3615mm×全幅1720mm×全高1590mm、排気量は1897ccであることから、大雑把に分類すると1.9リットルクラス(1900cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属し、全長、全高、排気量は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超えていることにより3ナンバー登録になります。この手のタイプはいわゆる世界戦略車(グローバルカー)に多くあるようです。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が3615mmであるこの車の場合は「スモール」(Small:3500mm超-3850mm以下|Bセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、いわゆるFF方式(フロントエンジン/フロントドライブ)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

168032型 Aクラス [1897cc/125PS FF/5AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

初代Aクラスの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
1.6L-NA
FF/5AT
237.3万円
168033型
[A160 W168]
(2004/07)
102PS
15.3kgm
12.4km/L
2.1L-NA
FF/5AT
350.0万円
168135型
[A210L Evolution W168]
(2003/05)
140PS
20.9kgm
11.2km/L
1.6L-NA
FF/5AT
283.5万円
168133型
[A160 Elegance-Long W168]
(2004/07)
102PS
15.3kgm
12.4km/L

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー MERCEDES_BENZ
車名&
グレード
Aクラス
A190 Avantgarde W168
その他 A190アバンギャルド
お値段 3150000円
車両型式 GH-168032
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
5AT(5段変速・自動)
ドア数&
定員
5ドア
5人
車体寸法 長3615×幅1720×高1590mm
軸距&
輪距
2425mm
前1505mm/後1450mm
最小半径 5.4m
タイヤ 前輪:195/50R16
後輪:195/50R16
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1160kg
エンジン諸元
原動機型式 M1669
気筒配列 直列4気筒
排気量1897cc
圧縮比10.8
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 125PS[92kW]/5500rpm
最大トルク 18.4kgm[180Nm]/4000rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費 11.8km/L(27.8mpg)
100km燃費 8.5L/100km
M1669型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(45400円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(17100円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2004/07モデルのAクラスを16年落ちの中古で34.7万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    Aクラスの2004/07モデルの場合、2020年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の10%である31.5万円に諸経費として3.2万円を足した34.7万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

2004年式を16年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2000cc以下 13年経過で増税 45400
自動車重量税(1年分) 1.5トン以下 13年-17年経過で増税 17100円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 13920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷10.0km/L×140円/L 140000円
オイル交換(5000km毎) 1回4500円×2回 9000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 1本12000円×4本÷3年 16000円
任意保険料(月額5500円) 月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 307420円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額28880円×12ヶ月 346560円
ローン返済中の年間維持費 653980円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 65040円
名目 金額
自動車税(1年分) 45400
自動車重量税(1年分) 17100円
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(年間1万km) 140000円
オイル交換(5000km毎) 9000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 16000円
任意保険料(月額5500円) 66000円
ローン完済後の年間維持費 307420円
名目 金額
車のローン額(1年分) 346560円
ローン返済中の年間維持費 653980円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
65040円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、自動車税の区分は「2000cc以下の13年経過で増税」で税額は45400円、重量税の区分は「1.5トン以下の13年-17年経過で増税」で税額は17100円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本12000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額65,040円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

車に対して少し色気を出すと月換算で2~3万円の間、年間にすると24~36万円のクラスです。この車の場合は月単位で換算すると25,618円(完済前は54,498円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければ…」と呟くその姿は自慢げなようでありながら哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにはいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。

Aクラスの中古車をGoo-netで検索!


●Aクラスの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、Aクラスの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則) 28700円
ガソリン税(暫定) 25100円
石油税 2800円
消費税(10%) 12730円
合計納税額 69330円

例として年間走行距離を10000km、燃費を10.0km/L、ガソリンを1リットルあたり140円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は1000.0Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計28700円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで25100円、石油税が2.8円/Lで2800円になります。

ガソリン車の場合は本体価格70.7円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては12730円となり、これらを合計した税額は69330円、1年間に燃料代として支払う140000円のうち49.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で45400円、自動車重量税が年換算で17100円ですから、合計131830円がAクラスに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 45400
自動車重量税(1年分) 17100円
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(3000km分) 42000円
オイル交換(年1回) 4500円
タイヤ交換(3万km/6年) 4800円
任意保険料(月額4400円) 52800円
合計
[差額]
180520円
[-126900円]
年間5000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 45400
自動車重量税(1年分) 17100円
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(5000km分) 70000円
オイル交換(年1回) 4500円
タイヤ交換(3万km/6年) 8000円
任意保険料(月額4680円) 56160円
合計
[差額]
215080円
[-92340円]
年間7000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 45400
自動車重量税(1年分) 17100円
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(7000km分) 98000円
オイル交換(年1回) 6300円
タイヤ交換(3万km/4.3年) 11200円
任意保険料(月額4950円) 59400円
合計
[差額]
251320円
[-56100円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて126900円安い180520円に、5000km走行では92340円安い215080円に、7000km走行では56100円安い251320円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km120円2600円3.1万円
20km240円5300円6.2万円
30km360円7900円9.4万円
50km590円13000円15.3万円
100km1190円26200円30.9万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を140円、燃費を11.8km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは11.86円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は120円/日となり、20km走行なら240円/日、30km走行なら360円/日、50km走行なら590円/日、100km走行なら1190円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は7900円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は9.4万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

M1669型エンジン簡易性能曲線図
M1669型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
4000回転時の馬力 103PS
5500回転時の馬力 125PS
各回転域でのトルク
4000回転時のトルク 18.4kgm
5500回転時のトルク 16.3kgm
M1669型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているM1669型1897cc、直列4気筒の自然吸気エンジンは5500回転時に最高出力125馬力を、4000回転時に最大トルク18.4kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4000rpmから最高出力が発生する5500rpmまで」の1500rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は27.3%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ9.280kg/PS(1160kg/125PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ9.280kg/PS
車体+1人9.72kg/PS
車体+5人11.48kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg9.76kg/PS
車体+70kg9.84kg/PS
車体+80kg9.92kg/PS
車体+90kg10.00kg/PS
車体+100kg10.08kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは9.72kg/PS(1215kg/125PS)となり、数値としては0.44kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは11.48kg/PS(1435kg/125PS)となり、2.20kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

Aクラスのライバル候補車たち

9.625kg/PS
ヤリス
1.5L/120PS|4WD/CVT
9.900kg/PS
ゴルフVII
2.0L/150PS|FF/7AT
9.840kg/PS
CX-30
2.0L/156PS|4WD/6AT
9.607kg/PS
カローラ ツーリング
1.8L/140PS|FF/CVT
9.746kg/PS
508 SW
2.0L/177PS|FF/8AT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ9.720kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

9.53kg/PSから9.91kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、トヨタの5人乗りハッチバック「MXPA15型 ヤリス」、フォルクスワーゲンの5人乗りハッチバック「AUDFG型 ゴルフVII」、マツダの5人乗りSUV「DMEP型 CX-30」、トヨタの5人乗りワゴン「ZRE212W型 カローラ ツーリング」、プジョーの5人乗りワゴン「R8AH01型 508 SW」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

168032型 Aクラス [A190 Avantgarde W168]とパワーウェイトレシオが近い車種|9.720kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は107.8PS/tとなっています。


いろいろな数値
WB/TR比 1.641
平均ピストンスピード 15.7m/s
トルクウェイトレシオ 63.0kg/kgm
1馬力あたりのお値段 25200円
排気量1Lあたり馬力 65.9PS/L
排気量1Lあたりトルク 9.70kgm/L
1気筒あたりの馬力 31.2PS
1気筒あたりのトルク 4.6kgm
パワーバンド比率 27.3%
各種ランキング
トールワゴンのPWR
1.8~2.0LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは63.0kg/kgm(1160kg/18.4kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が3150000円、最高出力が125馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は25200円、逆に1万円あたりでは0.40馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は171196円、1万円あたりでは0.06kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は65.9PS/L、トルクは9.70kgm/L、1気筒あたりの馬力は31.2馬力、トルクは4.6kgmとなり、このエンジンが125馬力を5500回転で発生させているときの平均ピストンスピードは15.7m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が85.6mmであるM1669型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7010回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.641になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.27m
期待される荷室の幅 1.32m
対角線の長さ 1.83m
期待される荷室の面積 1.68m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.27m(対角線では1.83m)しかないとなると、これはもう常識的に考えてかなり厳しい車中泊を強いられます。運転席あるいは助手席を後ろに倒して寝たほうがまだマシかもしれません。俗に言う体育座りの体勢で横になれば寝られないこともないでしょうが、寝れども寝れども疲れは取れない上に猛烈な腰痛で目を覚ましかねず、実に爽やかな笑顔で「もう二度と車中泊なんてしないよ!」と後日談を語ることになりかねません。

多くのミニバンや1BOXは室内長の寸法が大きいことから車中泊への期待が高まりますが、2列目、3列目シートの収納がイマイチの場合は車中泊の難易度がセダンよりも跳ね上がりかねません。その場合はシートを前ではなく後に倒してのフルフラットの可否が鍵を握ります。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 11.8km/L
燃料タンク容量 54L
航続距離(カタログ燃費) 637.2km
航続距離(80%燃費) 507.6km
満タンプライス 7560円
1万円でどこまで行ける? 842.9km
車両価格/航続距離 4944円/km

10・15モード燃費が11.8km/Lですので、燃料タンクの容量が54リットルですと航続可能距離は637.2kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(10.6km/L)とすると572.4km、80%(9.4km/L)だと507.6km、70%(8.3km/L)では448.2kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン54リットルの給油で7560円、上で計算した航続距離を踏まえると637.2km(80%燃費時507.6km)を走行するのに7560円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば842.9km(往復なら片道421.4km)、カタログ値の80%なら674.3km(片道337.1km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で637.2kmの距離を移動できる168032型 Aクラス [A190 Avantgarde W168]という乗り物を、315.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「4944円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


純正装着タイヤの195/50R16と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 195/50R16 | 直径 601mm

-20mm
幅175mm
-10mm
幅185mm
変更なし
幅195mm
+10mm
幅205mm
+20mm
幅215mm
-5%
45
扁平
175/45R16
37.5km/h
直径564mm
径差-37mm
185/45R16
38.1km/h
直径573mm
径差-28mm
195/45R16
38.7km/h
直径582mm
径差-19mm
205/45R16
39.3km/h
直径591mm
径差-10mm
215/45R16
39.9km/h
直径600mm
径差-1mm
0%
50
扁平
175/50R16
38.7km/h
直径581mm
径差-20mm
185/50R16
39.3km/h
直径591mm
径差-10mm
195/50R16
40.0km/h
601mm
0mm
205/50R16
40.7km/h
直径611mm
径差+10mm
215/50R16
41.3km/h
直径621mm
径差+20mm
+5%
55
扁平
175/55R16
39.9km/h
直径599mm
径差-2mm
185/55R16
40.6km/h
直径610mm
径差+9mm
195/55R16
41.3km/h
直径621mm
径差+20mm
205/55R16
42.1km/h
直径632mm
径差+31mm
215/55R16
42.8km/h
直径643mm
径差+42mm
+10%
60
扁平
175/60R16
41.0km/h
直径616mm
径差+15mm
185/60R16
41.8km/h
直径628mm
径差+27mm
195/60R16
42.6km/h
直径640mm
径差+39mm
205/60R16
43.4km/h
直径652mm
径差+51mm
215/60R16
44.2km/h
直径664mm
径差+63mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、175/50R16、175/55R16 、185/45R16、185/50R16 、195/45R16 、205/45R16 、215/45R16あたりのタイヤがおすすめです。

195/50R16のタイヤ幅を175mmから225mmまで、扁平率を35%から65%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを16インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが195/50R16のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


168032型Aクラス[1.9L-NA FF/5AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト9.280kg/ps50.75
1速ギヤ加速性能39.40
1L換算馬力65.9ps/L44.03
1L換算トルク9.70kgm/L52.28
WB/TR比1.64163.79
ワイド&ロー指数0.92446.87
前面の面積2.735m²45.93
最低地上高43.43
スポーツ性能部門の得点386.48

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費11.8km/L47.46
年間維持費307420円49.60
100kmh回転数42.88
航続距離637.2km45.64
車の大きさ9.886m³44.02
室内の広さ(仮) 1.793m³33.41
最小回転半径5.4m45.11
馬力単価25200円44.09
ユーティリティ部門の得点352.21

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 168032型Aクラス[1.9L-NA FF/5AT] の総合得点は 738.69 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した168032型Aクラス(FF/5AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのトールワゴン」、「2000ccのトールワゴン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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