ベンツ 190クラスの性能まとめ [201024型|2.0L/115PS|FR/4AT|1991年] 190E W201


画像はメルセデスベンツより引用
http://www.mercedes-benz.co.jp/
投稿:2011/12/21|更新:2019/09/26

メルセデスベンツの4ドア・5人乗りセダン、201024型の初代190クラスは1985から生産が開始され、1993/10に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量1995cc(115PS/17.5kgm)のM1026型エンジンを搭載する[190E W201|1991/08モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4450mm×全幅1690mm×全高1375mm、排気量は1995ccであることから、大雑把に分類すると2.0リットルクラス(2000cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属した、いわゆる5ナンバークラスの車です。とにかく排気量を増やして、とにかくボディを大きく、特に全幅を広げれば良いんだという風潮が蔓延る現代においては大変貴重な車となっています。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4450mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下|Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、いわゆるFR方式(フロントエンジン/リヤドライブ)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

201024型 190クラス [1995cc/115PS FR/4AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

初代190クラスの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
2.6L-NA
FR/4AT
606.0万円
201029型
[190E-2.6 Sport-Line W201]
(1991/08)
165PS
23.0kgm
7.4km/L
2.5L-NA
FR/4AT
851.0万円
201035型
[190E 2.5-16 W201]
(1991/08)
200PS
24.5kgm
7.8km/L
2.5L-TB
FR/4AT
556.0万円
201128型
[190D-2.5 Turbo W201]
(1991/08)
125PS
23.5kgm
初代190クラスの車両型式・グレード一覧【全6車種】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカーMERCEDES_BENZ
車名&
グレード
190クラス
190E W201
その他190E リミテッド アンファング スポーツライン
お値段4910000円
車両型式E-201024
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
4AT(4段変速・自動)
ドア数&
定員
4ドア
5人
車体寸法長4450×幅1690×高1375mm
軸距&
輪距
2665mm
前1430mm/後1415mm
最小半径5.0m
タイヤ前輪:185/65R15
後輪:185/65R15
ブレーキ前:ディスク
後:ディスク
車両重量1230kg
エンジン諸元
原動機型式M1026
気筒配列直列4気筒
排気量1995cc
圧縮比9.1
吸気方式自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力115PS[85kW]/5100rpm
最大トルク17.5kgm[172Nm]/3500rpm
使用燃料ハイオクガソリン
10・15燃費8.2km/L(19.3mpg)
100km燃費12.2L/100km
M1026型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(45400円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(18900円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1991/08モデルの190クラスを28年落ちの中古で54万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    190クラスの1991/08モデルの場合、2019年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の10%である49.1万円に諸経費として4.9万円を足した54万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

1991年式を28年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目区分金額
自動車税(1年分)2000cc以下13年経過で増税45400
自動車重量税(1年分)1.5トン以下18年経過で増税18900
自賠責保険料(1年分)自家用乗用車13920円
燃料代(年間1万km)10000km÷7.0km/L×160円/L228570円
オイル交換(5000km毎)1回4500円×2回9000円
タイヤ交換(3年3万km毎)1本10000円×4本÷3年13330円
任意保険料(月額5500円)月額5500円×12ヶ月66000円
ローン完済後の年間維持費395120円
名目区分金額
車のローン額(1年分)月額45010円×12ヶ月540120円
ローン返済中の年間維持費935240円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度68640円
名目金額
自動車税(1年分)45400
自動車重量税(1年分)18900
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(年間1万km)228570円
オイル交換(5000km毎)9000円
タイヤ交換(3年3万km毎)13330円
任意保険料(月額5500円)66000円
ローン完済後の年間維持費395120円
名目金額
車のローン額(1年分)540120円
ローン返済中の年間維持費935240円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
68640円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、自動車税の区分は「2000cc以下の13年経過で増税」で税額は45400円、重量税の区分は「1.5トン以下の18年経過で増税」で税額は18900円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額68,640円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

年間の維持費が60万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3~4万円、年間では36~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。

この車の場合は月単位で換算すると32,927円(完済前は77,937円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも憧れちゃいます。

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●190クラスの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、190クラスの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則)41000円
ガソリン税(暫定)35860円
石油税4000円
消費税(10%)20780円
合計納税額101640円

例として年間走行距離を10000km、燃費を7.0km/L、ガソリンを1リットルあたり160円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は1428.6Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計41000円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで35860円、石油税が2.8円/Lで4000円になります。

ガソリン車の場合は本体価格88.9円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては20780円となり、これらを合計した税額は101640円、1年間に燃料代として支払う228570円のうち44.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で45400円、自動車重量税が年換算で18900円ですから、合計165940円が190クラスに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)45400
自動車重量税(1年分)18900
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(3000km分)68570円
オイル交換(年1回)4500円
タイヤ交換(3万km/6年)4000円
任意保険料(月額4400円)52800円
合計
[差額]
208090円
[-187030円]
年間5000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)45400
自動車重量税(1年分)18900
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(5000km分)114290円
オイル交換(年1回)4500円
タイヤ交換(3万km/6年)6670円
任意保険料(月額4680円)56160円
合計
[差額]
259840円
[-135280円]
年間7000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)45400
自動車重量税(1年分)18900
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(7000km分)160000円
オイル交換(年1回)6300円
タイヤ交換(3万km/4.3年)9330円
任意保険料(月額4950円)59400円
合計
[差額]
313250円
[-81870円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて187030円安い208090円に、5000km走行では135280円安い259840円に、7000km走行では81870円安い313250円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km200円4400円5.2万円
20km390円8600円10.1万円
30km590円13000円15.3万円
50km980円21600円25.5万円
100km1950円42900円50.7万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を160円、燃費を8.2km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは19.51円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は200円/日となり、20km走行なら390円/日、30km走行なら590円/日、50km走行なら980円/日、100km走行なら1950円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は13000円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は15.3万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

M1026型エンジン簡易性能曲線図
M1026型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
3500回転時の馬力86PS
5100回転時の馬力115PS
各回転域でのトルク
3500回転時のトルク17.5kgm
5100回転時のトルク16.2kgm
M1026型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているM1026型1995cc、直列4気筒の自然吸気エンジンは5100回転時に最高出力115馬力を、3500回転時に最大トルク17.5kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3500rpmから最高出力が発生する5100rpmまで」の1600rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は31.4%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ10.70kg/PS(1230kg/115PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ10.70kg/PS
車体+1人11.17kg/PS
車体+5人13.09kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg11.22kg/PS
車体+70kg11.30kg/PS
車体+80kg11.39kg/PS
車体+90kg11.48kg/PS
車体+100kg11.57kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは11.17kg/PS(1285kg/115PS)となり、数値としては0.47kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは13.09kg/PS(1505kg/115PS)となり、2.39kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

190クラスのライバル候補車たち

11.07kg/PS
UX
2.0L/145PS|FF/CVT
11.23kg/PS
ゴルフ トゥーラン
2.0L/150PS|FF/6AT
11.23kg/PS
ジムニー シエラ
1.5L/102PS|PT4WD/4AT
11.11kg/PS
X2
1.5L/140PS|FF/7AT
11.26kg/PS
カジャー
1.2L/131PS|FF/7AT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ11.17kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

11.06kg/PSから11.28kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、レクサスの5人乗りSUV「MZAH10型 UX」、フォルクスワーゲンの7人乗りミニバン「1TDFG型 ゴルフ トゥーラン」、スズキの4人乗りSUV「JB74W型 ジムニー シエラ」、BMWの5人乗りSUV「YH15型 X2」、ルノーの5人乗りSUV「HEH5F型 カジャー」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

201024型 190クラス [190E W201]とパワーウェイトレシオが近い車種|11.17kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比1.87
平均ピストンスピード13.6m/s
トルクウェイトレシオ70.3kg/kgm
1馬力あたりのお値段42696円
排気量1Lあたり馬力57.6PS/L
排気量1Lあたりトルク8.77kgm/L
1気筒あたりの馬力28.8PS
1気筒あたりのトルク4.4kgm
パワーバンド比率31.4%
各種ランキング
セダンのPWR
1.8~2.0LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは70.3kg/kgm(1230kg/17.5kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が4910000円、最高出力が115馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は42696円、逆に1万円あたりでは0.23馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は280571円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は57.6PS/L、トルクは8.77kgm/L、1気筒あたりの馬力は28.8馬力、トルクは4.4kgmとなり、このエンジンが115馬力を5100回転で発生させているときの平均ピストンスピードは13.6m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が80.2mmであるM1026型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7480回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.87になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ1.56m
期待される荷室の幅1.29m
対角線の長さ2.02m
期待される荷室の面積2.01m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.56m(対角線では2.02m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費8.2km/L
燃料タンク容量55L
航続距離(カタログ燃費)451.0km
航続距離(80%燃費)363.0km
満タンプライス8800円
1万円でどこまで行ける?512.5km
車両価格/航続距離10887円/km

10・15モード燃費が8.2km/Lですので、燃料タンクの容量が55リットルですと航続可能距離は451.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(7.4km/L)とすると407.0km、80%(6.6km/L)だと363.0km、70%(5.7km/L)では313.5kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン55リットルの給油で8800円、上で計算した航続距離を踏まえると451.0km(80%燃費時363.0km)を走行するのに8800円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば512.5km(往復なら片道256.2km)、カタログ値の80%なら410.0km(片道205.0km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で451.0kmの距離を移動できる201024型 190クラス [190E W201]という乗り物を、491.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「10887円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


純正装着タイヤの185/65R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 185/65R15 | 直径 622mm

-20mm
幅165mm
-10mm
幅175mm
変更なし
幅185mm
+10mm
幅195mm
+20mm
幅205mm
-5%
60
扁平
165/60R15
37.2km/h
直径579mm
径差-43mm
175/60R15
38.0km/h
直径591mm
径差-31mm
185/60R15
38.8km/h
直径603mm
径差-19mm
195/60R15
39.5km/h
直径615mm
径差-7mm
205/60R15
40.3km/h
直径627mm
径差+5mm
0%
65
扁平
165/65R15
38.3km/h
直径596mm
径差-26mm
175/65R15
39.2km/h
直径609mm
径差-13mm
185/65R15
40.0km/h
622mm
0mm
195/65R15
40.8km/h
直径635mm
径差+13mm
205/65R15
41.7km/h
直径648mm
径差+26mm
+5%
70
扁平
165/70R15
39.4km/h
直径612mm
径差-10mm
175/70R15
40.3km/h
直径626mm
径差+4mm
185/70R15
41.2km/h
直径640mm
径差+18mm
195/70R15
42.1km/h
直径654mm
径差+32mm
205/70R15
43.0km/h
直径668mm
径差+46mm
+10%
75
扁平
165/75R15
40.5km/h
直径629mm
径差+7mm
175/75R15
41.4km/h
直径644mm
径差+22mm
185/75R15
42.4km/h
直径659mm
径差+37mm
195/75R15
43.3km/h
直径674mm
径差+52mm
205/75R15
44.3km/h
直径689mm
径差+67mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、165/65R15、165/70R15 、175/60R15、175/65R15 、185/60R15 、195/60R15 あたりのタイヤがおすすめです。

185/65R15のタイヤ幅を165mmから215mmまで、扁平率を50%から80%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを15インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが185/65R15のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご検討くださいませ。


201024型190クラス[2.0L-NA FR/4AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト10.70kg/ps46.67
1速ギヤ加速性能39.24
1L換算馬力57.6ps/L37.22
1L換算トルク8.77kgm/L40.63
WB/TR比1.8739.79
ワイド&ロー指数0.81454.63
前面の面積2.324m²56.93
最低地上高44.91
スポーツ性能部門の得点360.02

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費8.2km/L39.58
年間維持費395120円43.36
100kmh回転数42.83
航続距離451.0km34.06
車の大きさ10.341m³45.96
室内の広さ(仮) 1.875m³34.33
最小回転半径5.0m53.62
馬力単価42696円19.94
ユーティリティ部門の得点313.68

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 201024型190クラス[2.0L-NA FR/4AT] の総合得点は 673.70 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した201024型190クラス(FR/4AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「2000ccのセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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