マツダ ビアンテの性能まとめ [CCEAW型|2.0L/144PS|4WD/4AT|2010年] 20CS


画像はマツダ株式会社より引用
http://www.mazda.co.jp/
投稿:2011/08/16|更新:2019/09/26

マツダ株式会社の5ドア・8人乗りミニバン、CCEAW型の初代ビアンテは2008/07から生産が開始され、2017/10に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量1998cc(144PS/18.8kgm)のLF-VD型エンジンを搭載する[20CS|2010/12モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4715mm×全幅1770mm×全高1855mm、排気量は1998ccであることから、大雑把に分類すると2.0リットルクラス(2000cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属し、排気量は2000cc以下なれど、全長と全幅が5ナンバー枠を超えていることにより3ナンバー登録になります。車体が大きい割りに排気量が小さいので、やや非力に感じることがあるかもしれません。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4715mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下|Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆるAWD方式(All Wheel Drive・Four Wheel Drive)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

CCEAW型 ビアンテ [1998cc/144PS 4WD/4AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

ギヤ比と加速力&エンジン回転数と最高速

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

初代ビアンテの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
2.0L-NA
FF/6AT
249.4万円
CCFFW型
[20S Skyactiv]
(2013/05)
151PS
19.4kgm
14.8km/L
2.0L-NA
FF/5AT
213.2万円
CCEFW型
[20CS]
(2010/12)
150PS
19.4kgm
12.0km/L
2.3L-NA
FF/5AT
276.0万円
CC3FW型
[23S]
(2010/12)
165PS
21.4kgm
11.4km/L
2.0L-NA
FF/5AT
249.9万円
CCEFW型
[20S]
(2010/12)
150PS
19.4kgm
12.4km/L

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー MAZDA
車名&
グレード
ビアンテ
20CS
その他 20S, 20Sリミテッド, 20CSリミテッド
お値段 2420500円
車両型式 DBA-CCEAW
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
4AT(4段変速・自動)
ドア数&
定員
5ドア
8人
車体寸法 長4715×幅1770×高1855mm
室内寸法 長2990×幅1545×高1350mm
軸距&
輪距
2850mm
前1530mm/後1520mm
最小半径 5.4m
最低高 150mm
タイヤ 前輪:205/60R16
後輪:205/60R16
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1750kg
エンジン諸元
原動機型式 LF-VD
気筒配列 直列4気筒
排気量1998cc
圧縮比11.2
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 144PS[106kW]/6200rpm
最大トルク 18.8kgm[184Nm]/4000rpm
使用燃料 レギュラーガソリン
JC08燃費 10.0km/L(23.5mpg)
10・15燃費 10.6km/L(24.9mpg)
100km燃費 10.0L/100km
LF-VD型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(39500円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(16400円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2010/12モデルのビアンテを10年落ちの中古で79.9万円にて購入し、頭金なしで2年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    ビアンテの2010/12モデルの場合、2020年現在では10年が経過しているため、新車価格の30%である72.6万円に諸経費として7.3万円を足した79.9万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

2010年式を10年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2000cc以下 13年未満 39500円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 13年未満 16400
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 13920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷9.3×150円/L 161290円
オイル交換(5000km毎) 1回4500円×2回 9000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 1本12000円×4本÷3年 16000円
任意保険料(月額5500円) 月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 322110円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額33280円×12ヶ月 399360円
ローン返済中の年間維持費 721470円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 63640円
名目 金額
自動車税(1年分) 39500円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(年間1万km) 161290円
オイル交換(5000km毎) 9000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 16000円
任意保険料(月額5500円) 66000円
ローン完済後の年間維持費 322110円
名目 金額
車のローン額(1年分) 399360円
ローン返済中の年間維持費 721470円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
63640円
  • 初度登録から10年経過車の場合、自動車税の区分は「2000cc以下の13年未満」で税額は39500円、重量税の区分は「2.0トン以下の13年未満」で税額は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本12000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額63,640円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

車に対して少し色気を出すと月換算で2~3万円の間、年間にすると24~36万円のクラスです。この車の場合は月単位で換算すると26,843円(完済前は60,123円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければ…」と呟くその姿は自慢げなようでありながら哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにはいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。

ビアンテの中古車をGoo-netで検索!


●ビアンテの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、ビアンテの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則) 30860円
ガソリン税(暫定) 26990円
石油税 3010円
消費税(10%) 14660円
合計納税額 75520円

例として年間走行距離を10000km、燃費を9.3km/L、ガソリンを1リットルあたり150円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は1075.3Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計30860円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで26990円、石油税が2.8円/Lで3010円になります。

ガソリン車の場合は本体価格79.8円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては14660円となり、これらを合計した税額は75520円、1年間に燃料代として支払う161290円のうち46.8%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で39500円、自動車重量税が年換算で16400円ですから、合計131420円がビアンテに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 39500円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(3000km分) 48390円
オイル交換(年1回) 4500円
タイヤ交換(3万km/6年) 4800円
任意保険料(月額4400円) 52800円
合計
[差額]
180310円
[-141800円]
年間5000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 39500円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(5000km分) 80650円
オイル交換(年1回) 4500円
タイヤ交換(3万km/6年) 8000円
任意保険料(月額4680円) 56160円
合計
[差額]
219130円
[-102980円]
年間7000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 39500円
自動車重量税(1年分) 16400
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(7000km分) 112900円
オイル交換(年1回) 6300円
タイヤ交換(3万km/4.3年) 11200円
任意保険料(月額4950円) 59400円
合計
[差額]
259620円
[-62490円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて141800円安い180310円に、5000km走行では102980円安い219130円に、7000km走行では62490円安い259620円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km150円3300円3.9万円
20km300円6600円7.8万円
30km450円9900円11.7万円
50km750円16500円19.5万円
100km1500円33000円39.0万円

さて、レギュラーガソリン1リットルの燃料価格を150円、燃費を10.0km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは15.00円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は150円/日となり、20km走行なら300円/日、30km走行なら450円/日、50km走行なら750円/日、100km走行なら1500円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は9900円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は11.7万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

LF-VD型エンジン簡易性能曲線図
LF-VD型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
4000回転時の馬力 105PS
6200回転時の馬力 144PS
各回転域でのトルク
4000回転時のトルク 18.8kgm
6200回転時のトルク 16.6kgm
LF-VD型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているLF型1998cc、直列4気筒の自然吸気エンジンは6200回転時に最高出力144馬力を、4000回転時に最大トルク18.8kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4000rpmから最高出力が発生する6200rpmまで」の2200rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は35.5%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
マツダの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
マツダの小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ12.153kg/PS(1750kg/144PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ12.153kg/PS
車体+1人12.53kg/PS
車体+8人15.21kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg12.57kg/PS
車体+70kg12.64kg/PS
車体+80kg12.71kg/PS
車体+90kg12.78kg/PS
車体+100kg12.85kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは12.53kg/PS(1805kg/144PS)となり、数値としては0.38kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの8人が搭乗した場合、車両重量に440kgがプラスされてパワーウェイトレシオは15.21kg/PS(2190kg/144PS)となり、3.06kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

ビアンテのライバル候補車たち

12.568kg/PS
MAZDA3 ファストバック
1.5L/111PS|FF/6AT
12.543kg/PS
MAZDA3 セダン
1.8L/116PS|FF/6AT
12.629kg/PS
MAZDA3 ファストバック
1.8L/116PS|FF/6AT
12.543kg/PS
C-HR
1.2L/116PS|FF/CVT
12.655kg/PS
ステップワゴン スパーダ
2.0L/145PS|FF/CVT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ12.535kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

12.41kg/PSから12.66kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、マツダの5人乗りセダン「BP8P型 MAZDA3 セダン」、マツダの5人乗りハッチバック「BP5P型 MAZDA3 ファストバック」、マツダの5人乗りハッチバック「BP8P型 MAZDA3 ファストバック」、トヨタの5人乗りSUV「NGX10型 C-HR」、ホンダの7人乗りミニバン「RP5型 ステップワゴン スパーダ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

CCEAW型 ビアンテ [20CS]とパワーウェイトレシオが近い車種|12.535kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比 1.87
平均ピストンスピード 17.2m/s
トルクウェイトレシオ 93.1kg/kgm
1馬力あたりのお値段 16809円
排気量1Lあたり馬力 72.1PS/L
排気量1Lあたりトルク 9.41kgm/L
1気筒あたりの馬力 36.0PS
1気筒あたりのトルク 4.7kgm
パワーバンド比率 35.5%
各種ランキング
ミニバン・1BOXのPWR
1.8~2.0LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは93.1kg/kgm(1750kg/18.8kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が2420500円、最高出力が144馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は16809円、逆に1万円あたりでは0.59馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は128750円、1万円あたりでは0.08kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は72.1PS/L、トルクは9.41kgm/L、1気筒あたりの馬力は36.0馬力、トルクは4.7kgmとなり、このエンジンが144馬力を6200回転で発生させているときの平均ピストンスピードは17.2m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が83.1mmであるLF型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7220回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.87になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高 6.2m³
1人あたりのスペース 約0.8m³
室内長/全長 63.4%
室内幅/全幅 87.3%
室内高/全高 72.8%
室内容積/車両体積 40.0%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は6.2m³です。この車の乗車定員は8人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.8m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は63.4%、同じく室内幅と全幅の比率は87.3%、同じく室内高と全高の比率は72.8%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は40.0%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車室内幅が広い車室内高が高い車車内の空間が広い車


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.65m
期待される荷室の幅 1.45m
対角線の長さ 2.20m
期待される荷室の面積 2.39m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.65m(対角線では2.20m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

多くのミニバンや1BOXは室内長の寸法が大きいことから車中泊への期待が高まりますが、2列目、3列目シートの収納がイマイチの場合は車中泊の難易度がセダンよりも跳ね上がりかねません。その場合はシートを前ではなく後に倒してのフルフラットの可否が鍵を握ります。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
JC08モード燃費 10.0km/L
燃料タンク容量 55L
航続距離(カタログ燃費) 550.0km
航続距離(80%燃費) 440.0km
満タンプライス 8250円
1万円でどこまで行ける? 666.7km
車両価格/航続距離 4401円/km

JC08モード燃費が10.0km/Lですので、燃料タンクの容量が55リットルですと航続可能距離は550.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(9.0km/L)とすると495.0km、80%(8.0km/L)だと440.0km、70%(7.0km/L)では385.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリン55リットルの給油で8250円、上で計算した航続距離を踏まえると550.0km(80%燃費時440.0km)を走行するのに8250円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば666.7km(往復なら片道333.3km)、カタログ値の80%なら533.3km(片道266.7km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で550.0kmの距離を移動できるCCEAW型 ビアンテ [20CS]という乗り物を、242.1万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「4401円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合6200rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6700回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6700rpm|タイヤサイズ 205/60R16|タイヤ直径 65.2cm|円周長 204.8cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6700rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 2.800 12.25 67km/h 9970rpm 706.4kgm
2速 1.540 6.737 0.550 1-2/3690rpm 122km/h 5480rpm 388.5kgm
3速 1.000 4.375 0.649 2-3/4350rpm 188km/h 3560rpm 252.3kgm
4速 0.700 3.062 0.700 3-4/4690rpm 269km/h 2490rpm 176.6kgm
Final 4.375 レシオカバレッジ(変速比幅)4.000

ギヤの繋がりイメージ
CCEAW型ビアンテ4AT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数4000rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.375)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(18.8kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.375)÷タイヤの有効半径(0.326m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は4速ギヤの269km(6200rpmでは248.8km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:6200rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

6200rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ62km/h
2速ギヤ113km/h3410rpm
3速ギヤ174km/h4020rpm
4速ギヤ249km/h4340rpm

CCEAW型ビアンテに搭載されたLF型1998ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する6200rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで6200rpmまで引っ張ると62km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は6200rpmから3410rpmまで落ち、そこから6200rpmまで加速を続けると速度は113km/h(+51km/h)になります。

3速ギヤでは4020rpmまで落ちて6200rpmで174km/h(+61km/h)に、4速ギヤでは4340rpmまで落ちて6200rpmで249km/h(+75km/h)に、という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが4000回転で最大トルク18.8kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。

さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば93.1kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(12.153kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと706.4kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1750kg)を1速ギヤの最大駆動力(706.4kgm)で割ってみると2.48kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する6200回転でのトルク(16.6kgm)からTWRを算出すると2.81kg/kgmとなり、4000-6200回転の回転域では2.48-2.81kg/kgmの間で推移することがわかります。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 3990 5980 7980 9970 11960 13960 17940
2速 2190 3290 4390 5480 6580 7680 9870
3速 1420 2140 2850 3560 4270 4980 6410
4速 1000 1500 1990 2490 2990 3490 4490
※赤い数字は暫定レブリミット(6700rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.700)を選択して時速100kmにて走行すると2490回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1500回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1740回転、一般的な高速道路の80km/hでは1990回転、100km/hでは2490回転、制限速度が120km/hになると2990回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは4490回転まで回ります。

一般的な自動車であれば時速100kmでの巡航回転数は2500回転付近に落ち着くようですが、その中でも若干低めの回転数となっています。標準的なギヤ比の範囲内ながらも加速よりも静粛性や燃費に重きを置いた設定なので、急な坂道や長く続く坂道では積極的にギヤを1段下げる操作が必要になるかもしれません。

ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 10 20 30 40 50 60 70 80
2速 18 36 55 73 91 109 128 146
3速 28 56 84 112 140 169 197 225
4速 40 80 120 160 201 241 281 321

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6700回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの205/60R16と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 205/60R16 | 直径 652mm

-20mm
幅185mm
-10mm
幅195mm
変更なし
幅205mm
+10mm
幅215mm
+20mm
幅225mm
-5%
55
扁平
185/55R16
37.4km/h
直径610mm
径差-42mm
195/55R16
38.1km/h
直径621mm
径差-31mm
205/55R16
38.8km/h
直径632mm
径差-20mm
215/55R16
39.4km/h
直径643mm
径差-9mm
225/55R16
40.1km/h
直径654mm
径差+2mm
0%
60
扁平
185/60R16
38.5km/h
直径628mm
径差-24mm
195/60R16
39.3km/h
直径640mm
径差-12mm
205/60R16
40.0km/h
652mm
0mm
215/60R16
40.7km/h
直径664mm
径差+12mm
225/60R16
41.5km/h
直径676mm
径差+24mm
+5%
65
扁平
185/65R16
39.7km/h
直径647mm
径差-5mm
195/65R16
40.5km/h
直径660mm
径差+8mm
205/65R16
41.3km/h
直径673mm
径差+21mm
215/65R16
42.1km/h
直径686mm
径差+34mm
225/65R16
42.9km/h
直径699mm
径差+47mm
+10%
70
扁平
185/70R16
40.8km/h
直径665mm
径差+13mm
195/70R16
41.7km/h
直径679mm
径差+27mm
205/70R16
42.5km/h
直径693mm
径差+41mm
215/70R16
43.4km/h
直径707mm
径差+55mm
225/70R16
44.2km/h
直径721mm
径差+69mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、185/60R16、185/65R16 、195/55R16、195/60R16 、205/55R16 、215/55R16 あたりのタイヤがおすすめです。

205/60R16のタイヤ幅を185mmから235mmまで、扁平率を45%から75%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、205/60R16の適応サイズと性能の変化 [CCEAW型ビアンテ編]のページをご覧ください。

205/60R16のタイヤ銘柄と通販価格


CCEAW型ビアンテ[2.0L-NA 4WD/4AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト12.153kg/ps42.51
1速ギヤ加速性能2.48kg/kgm29.77
1L換算馬力72.1ps/L48.99
1L換算トルク9.41kgm/L48.73
WB/TR比1.8739.79
ワイド&ロー指数1.04838.11
前面の面積3.283m²31.29
最低地上高150mm51.26
スポーツ性能部門の得点330.45

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
JC08燃費10.0km/L39.06
年間維持費322110円50.23
100kmh回転数2490rpm50.44
航続距離550.0km40.23
車の大きさ15.481m³67.62
室内の広さ6.236m³80.47
最小回転半径5.4m45.11
馬力単価16809円55.37
ユーティリティ部門の得点428.53

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した CCEAW型ビアンテ[2.0L-NA 4WD/4AT] の総合得点は 758.98 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したCCEAW型ビアンテ(4WD/4AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのミニバン」、「2000ccのミニバン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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