ロータス エキシージの性能まとめ [1.8L/178PS|MR/5MT|2001年] BaseGrade 18K


画像はロータスより引用
http://www.lotuscars.com/
投稿:2012/05/16|更新:2019/09/26

ロータスの2ドア・2人乗りクーペ、謎型の初代エキシージは2001/01から生産が開始され、2012/09に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量1795cc(178PS/17.4kgm)の18K型エンジンを搭載する[BaseGrade 18K|2001/01モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長3761mm×全幅1720mm×全高1201mm、排気量は1795ccであることから、大雑把に分類すると1.8リットルクラス(1800cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属し、全長、全高、排気量は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超えていることにより3ナンバー登録になります。この手のタイプはいわゆる世界戦略車(グローバルカー)に多くあるようです。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が3761mmであるこの車の場合は「スモール」(Small:3500mm超-3850mm以下|Bセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の中央(運転席より後、後輪よりは前)に搭載し、後輪のみを駆動する、いわゆるMR方式(ミッドシップエンジン/リヤドライブ)を採用しています。エンジンやミッションといった重量物が車体の中心近くにあるため切れ味鋭いハンドリングを実現するとされ、生粋のスポーツカー、スーパーカーの代名詞的な駆動方式です。

エキシージ [1795cc/178PS MR/5MT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

ギヤ比と加速力&エンジン回転数と最高速

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

初代エキシージの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
1.8L-SC
MR/6MT
888.0万円
1117型
[Cup-260]
(2010/09)
260PS
24.1kgm
1.8L-SC
MR/6MT
804.5万円
1117型
[S-PP]
(2010/09)
243PS
23.5kgm
1.8L-NA
MR/6MT
646.8万円
1117型
[BaseGrade 2ZZ]
(2007/05)
192PS
18.5kgm
1.8L-SC
MR/6MT
730.0万円
1117型
[S]
(2010/09)
220PS
21.4kgm

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー LOTUS
車名&
グレード
エキシージ
BaseGrade 18K
その他 ベースグレード
お値段 6800000円
車両型式
駆動方式
変速機
MR・後輪駆動(RWD,2WD)
5MT(5段変速・手動)
ドア数&
定員
2ドア
2人
車体寸法 長3761×幅1720×高1201mm
軸距&
輪距
2300mm
前1459mm/後1476mm
タイヤ 前輪:195/50R16
後輪:225/45R17
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 725kg
エンジン諸元
原動機型式 18K
気筒配列 直列4気筒
排気量1795cc
圧縮比10.5
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 178PS[131kW]/7800rpm
最大トルク 17.4kgm[171Nm]/6750rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
18K型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(45400円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(12600円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2001/01モデルのエキシージを19年落ちの中古で74.8万円にて購入し、頭金なしで2年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    エキシージの2001/01モデルの場合、2020年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の10%である68万円に諸経費として6.8万円を足した74.8万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

2001年式を19年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2000cc以下 13年経過で増税 45400
自動車重量税(1年分) 1.0トン以下 18年経過で増税 12600
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 13920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷8.0km/L×160円/L 200000円
オイル交換(5000km毎) 1回4500円×2回 9000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 1本15000円×4本÷3年 20000円
任意保険料(月額5500円) 月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 366920円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額31170円×12ヶ月 374040円
ローン返済中の年間維持費 740960円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 56040円
名目 金額
自動車税(1年分) 45400
自動車重量税(1年分) 12600
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(年間1万km) 200000円
オイル交換(5000km毎) 9000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 20000円
任意保険料(月額5500円) 66000円
ローン完済後の年間維持費 366920円
名目 金額
車のローン額(1年分) 374040円
ローン返済中の年間維持費 740960円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
56040円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、自動車税の区分は「2000cc以下の13年経過で増税」で税額は45400円、重量税の区分は「1.0トン以下の18年経過で増税」で税額は12600円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本15000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 車検時には上記の目安金額56,040円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

年間の維持費が60万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3~4万円、年間では36~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。

この車の場合は月単位で換算すると30,577円(完済前は61,747円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも憧れちゃいます。

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●エキシージの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、エキシージの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則) 35880円
ガソリン税(暫定) 31380円
石油税 3500円
消費税(10%) 18180円
合計納税額 88940円

例として年間走行距離を10000km、燃費を8.0km/L、ガソリンを1リットルあたり160円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は1250.0Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計35880円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで31380円、石油税が2.8円/Lで3500円になります。

ガソリン車の場合は本体価格88.9円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては18180円となり、これらを合計した税額は88940円、1年間に燃料代として支払う200000円のうち44.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で45400円、自動車重量税が年換算で12600円ですから、合計146940円がエキシージに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 45400
自動車重量税(1年分) 12600
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(3000km分) 60000円
オイル交換(年1回) 4500円
タイヤ交換(3万km/6年) 6000円
任意保険料(月額4400円) 52800円
合計
[差額]
195220円
[-171700円]
年間5000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 45400
自動車重量税(1年分) 12600
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(5000km分) 100000円
オイル交換(年1回) 4500円
タイヤ交換(3万km/6年) 10000円
任意保険料(月額4680円) 56160円
合計
[差額]
242580円
[-124340円]
年間7000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 45400
自動車重量税(1年分) 12600
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(7000km分) 140000円
オイル交換(年1回) 6300円
タイヤ交換(3万km/4.3年) 14000円
任意保険料(月額4950円) 59400円
合計
[差額]
291620円
[-75300円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて171700円安い195220円に、5000km走行では124340円安い242580円に、7000km走行では75300円安い291620円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km200円4400円5.2万円
20km400円8800円10.4万円
30km600円13200円15.6万円
50km1000円22000円26.0万円
100km2000円44000円52.0万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を160円、燃費を8.0km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは20.00円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は200円/日となり、20km走行なら400円/日、30km走行なら600円/日、50km走行なら1000円/日、100km走行なら2000円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は13200円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は15.6万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

18K型エンジン簡易性能曲線図
18K型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
6750回転時の馬力 164PS
7800回転時の馬力 178PS
各回転域でのトルク
6750回転時のトルク 17.4kgm
7800回転時のトルク 16.3kgm
18K型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載している18K型1795cc、直列4気筒の自然吸気エンジンは7800回転時に最高出力178馬力を、6750回転時に最大トルク17.4kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数がとても近いこのエンジンは、高い回転数まで回すことで力を発揮するタイプのエンジンです。回転に伴って高まるパワー感は得も言われぬ感動を与えてくれることでしょう。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する6750rpmから最高出力が発生する7800rpmまで」の1050rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は13.5%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ4.073kg/PS(725kg/178PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ4.073kg/PS
車体+1人4.38kg/PS
車体+2人4.69kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg4.41kg/PS
車体+70kg4.47kg/PS
車体+80kg4.52kg/PS
車体+90kg4.58kg/PS
車体+100kg4.63kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは4.38kg/PS(780kg/178PS)となり、数値としては0.31kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの2人が搭乗した場合、車両重量に110kgがプラスされてパワーウェイトレシオは4.69kg/PS(835kg/178PS)となり、0.62kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

エキシージのライバル候補車たち

4.481kg/PS
スカイライン
3.0L/405PS|FR/7AT
4.338kg/PS
GLC
4.0L/476PS|4WD/9AT
4.167kg/PS
GLC クーペ
4.0L/510PS|4WD/9AT
4.401kg/PS
GLC クーペ
4.0L/476PS|4WD/9AT
4.516kg/PS
シビック タイプR
2.0L/320PS|FF/6MT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ4.382kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

4.16kg/PSから4.60kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、日産の5人乗りセダン「RV37型 スカイライン」、メルセデスベンツの5人乗りSUV「253988型 GLC」、メルセデスベンツの5人乗りSUV「253388型 GLC クーペ」、メルセデスベンツの5人乗りSUV「253389型 GLC クーペ」、ホンダの5人乗りハッチバック「FK8型 シビック タイプR」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

エキシージ [BaseGrade 18K]とパワーウェイトレシオが近い車種|4.382kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比 1.57
平均ピストンスピード 23.2m/s
トルクウェイトレシオ 41.7kg/kgm
1馬力あたりのお値段 38202円
排気量1Lあたり馬力 99.2PS/L
排気量1Lあたりトルク 9.69kgm/L
1気筒あたりの馬力 44.5PS
1気筒あたりのトルク 4.3kgm
パワーバンド比率 13.5%
各種ランキング
クーペのPWR
1.6~1.8L以下のPWR

トルクウェイトレシオは41.7kg/kgm(725kg/17.4kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が6800000円、最高出力が178馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は38202円、逆に1万円あたりでは0.26馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は390805円、1万円あたりでは0.03kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は99.2PS/L、トルクは9.69kgm/L、1気筒あたりの馬力は44.5馬力、トルクは4.3kgmとなり、このエンジンが178馬力を7800回転で発生させているときの平均ピストンスピードは23.2m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が89.3mmである18K型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6720回転です。最高出力を発生している時点で既に20.0m/sを超えているこのエンジンは実に良く設計された秀逸なエンジンであると言えます。一昔(二昔?)前の常識を覆す誉れ高きエンジンですので、ぜひとも重要文化遺産に登録して後世に伝えていかねばなりません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.57になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、真っ直ぐ進むよりも小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合7800rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした8300回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 8300rpm|タイヤサイズ 225/45R17|タイヤ直径 63.4cm|円周長 199.2cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
8300rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 2.923 12.28 81km/h 10270rpm 673.9kgm
2速 1.750 7.350 0.599 1-2/4970rpm 135km/h 6150rpm 403.4kgm
3速 1.307 5.489 0.747 2-3/6200rpm 181km/h 4590rpm 301.3kgm
4速 1.033 4.339 0.790 3-4/6560rpm 229km/h 3630rpm 238.1kgm
5速 0.848 3.562 0.821 4-5/6810rpm 279km/h 2980rpm 195.5kgm
Final 4.200 レシオカバレッジ(変速比幅)3.447

ギヤの繋がりイメージ
謎型エキシージ5MT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数6750rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.200)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(17.4kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.200)÷タイヤの有効半径(0.317m)で算出。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は5速ギヤの279km(7800rpmでは261.8km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:7800rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

7800rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ76km/h
2速ギヤ127km/h4670rpm
3速ギヤ170km/h5830rpm
4速ギヤ215km/h6160rpm
5速ギヤ262km/h6400rpm

謎型エキシージに搭載された18K型1795ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する7800rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで7800rpmまで引っ張ると76km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は7800rpmから4670rpmまで落ち、そこから7800rpmまで加速を続けると速度は127km/h(+51km/h)になります。

3速ギヤでは5830rpmまで落ちて7800rpmで170km/h(+43km/h)に、4速ギヤでは6160rpmまで落ちて7800rpmで215km/h(+45km/h)に、5速ギヤでは6400rpmまで落ちて7800rpmで262km/h(+47km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが6750回転で最大トルク17.4kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。

さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば41.7kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(4.073kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと673.9kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(725kg)を1速ギヤの最大駆動力(673.9kgm)で割ってみると1.08kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する7800回転でのトルク(16.3kgm)からTWRを算出すると1.15kg/kgmとなり、6750-7800回転の回転域では1.08-1.15kg/kgmの間で推移することがわかります。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4110 6160 8220 10270 12330 14380 18490
2速 2460 3690 4920 6150 7380 8610 11070
3速 1840 2760 3670 4590 5510 6430 8270
4速 1450 2180 2900 3630 4360 5080 6530
5速 1190 1790 2380 2980 3580 4170 5360
※赤い数字は暫定レブリミット(8300rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.848)を選択して時速100kmにて走行すると2980回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1790回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは2090回転、一般的な高速道路の80km/hでは2380回転、100km/hでは2980回転、制限速度が120km/hになると3580回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは5360回転まで回ります。

一般的な自動車であれば時速100kmでの巡航回転数は2500回転付近に落ち着くようですが、その中でも若干高めの回転数となっています。標準的なギヤ比の範囲内ながらも静粛性や燃費よりも加速に重きを置いた設定なので、高速道路やバイパスを走行するとき、ふと「もう1段上のギヤがあったらなあ‥」と呟くことがあるかもしれません。

ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 10 19 29 39 49 58 68 78
2速 16 33 49 65 81 98 114 130
3速 22 44 65 87 109 131 152 174
4速 28 55 83 110 138 165 193 220
5速 34 67 101 134 168 201 235 268

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(8300回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの225/45R17と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 225/45R17 | 直径 634mm

-20mm
幅205mm
-10mm
幅215mm
変更なし
幅225mm
+10mm
幅235mm
+20mm
幅245mm
-5%
40
扁平
205/40R17
37.6km/h
直径596mm
径差-38mm
215/40R17
38.1km/h
直径604mm
径差-30mm
225/40R17
38.6km/h
直径612mm
径差-22mm
235/40R17
39.1km/h
直径620mm
径差-14mm
245/40R17
39.6km/h
直径628mm
径差-6mm
0%
45
扁平
205/45R17
38.9km/h
直径617mm
径差-17mm
215/45R17
39.5km/h
直径626mm
径差-8mm
225/45R17
40.0km/h
634mm
0mm
235/45R17
40.6km/h
直径644mm
径差+10mm
245/45R17
41.2km/h
直径653mm
径差+19mm
+5%
50
扁平
205/50R17
40.2km/h
直径637mm
径差+3mm
215/50R17
40.8km/h
直径647mm
径差+13mm
225/50R17
41.5km/h
直径657mm
径差+23mm
235/50R17
42.1km/h
直径667mm
径差+33mm
245/50R17
42.7km/h
直径677mm
径差+43mm
+10%
55
扁平
205/55R17
41.5km/h
直径658mm
径差+24mm
215/55R17
42.2km/h
直径669mm
径差+35mm
225/55R17
42.9km/h
直径680mm
径差+46mm
235/55R17
43.6km/h
直径691mm
径差+57mm
245/55R17
44.3km/h
直径702mm
径差+68mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、205/45R17 、215/40R17、215/45R17 、225/40R17 、235/40R17 、245/40R17あたりのタイヤがおすすめです。

225/45R17のタイヤ幅を205mmから255mmまで、扁平率を30%から60%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、225/45R17の適応サイズと性能の変化 [エキシージ編]のページをご覧ください。

225/45R17のタイヤ銘柄と通販価格


エキシージ[1.8L-NA MR/5MT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト4.073kg/ps65.61
1速ギヤ加速性能1.08kg/kgm61.38
1L換算馬力99.2ps/L70.97
1L換算トルク9.69kgm/L52.28
WB/TR比1.5771.04
ワイド&ロー指数0.69862.72
前面の面積2.066m²63.72
最低地上高43.38
スポーツ性能部門の得点491.10

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
燃費41.55
年間維持費366920円45.99
100kmh回転数2980rpm43.49
航続距離24.75
車の大きさ7.769m³35.10
室内の広さ(仮) 1.409m³29.42
最小回転半径39.00
馬力単価38202円26.26
ユーティリティ部門の得点285.56

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計したエキシージ[1.8L-NA MR/5MT] の総合得点は 776.66 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したエキシージ [BaseGrade 18K] (MR/5MT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのクーペ」、「2000ccのクーペ」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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