レクサス RC-Fの性能まとめ [USC10型|5.0L/481PS|FR/8AT|2019年]


画像はレクサスより引用
http://lexus.jp/index.html
投稿:2019/05/19|更新:2019/09/26

レクサスの2ドア・4人乗りクーペ、USC10型の初代RC-Fは2014/10から生産(または販売)が開始されました。

ここでは排気量4968cc(481PS/54.6kgm)の2UR-GSE型エンジンを搭載する[BaseGrade|2019/05モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4710mm×全幅1845mm×全高1390mm、排気量は4968ccであることから、大雑把に分類すると5.0リットルクラス(5000cc、自動車税は6.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4710mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下|Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、いわゆるFR方式(フロントエンジン/リヤドライブ)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

USC10型 RC-F [4968cc/481PS FR/8AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

ギヤ比と加速力&エンジン回転数と最高速

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

初代RC-Fの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
5.0L-NA
FR/8AT
1030.0万円
USC10型
[Carbon-Exterior]
(2015/01)
477PS
54.0kgm
8.2km/L
2.0L-TB
FR/8AT
521.0万円
ASC10型
[RC200t]
(2015/10)
245PS
35.7kgm
13.0km/L
2.5L-NA
FR/CVT
565.0万円
AVC10型
[RC300h]
(2014/10)
178PS
22.5kgm
23.2km/L
3.5L-NA
FR/8AT
678.0万円
GSC10型
[RC350 F-Sport]
(2014/10)
318PS
38.7kgm
9.8km/L
3.5L-NA
FR/8AT
608.6万円
GSC10型
[RC350]
(2017/11)
318PS
38.7kgm
10.2km/L
初代RC-Fの車両型式・グレード一覧【全8車種】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカーLEXUS
車名&
グレード
RC-F
BaseGrade
その他-
お値段10210909円
車両型式5BA-USC10
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
8AT(8段変速・自動)
ドア数&
定員
2ドア
4人
車体寸法長4710×幅1845×高1390mm
室内寸法長1835×幅1520×高1120mm
軸距&
輪距
2730mm
前1555mm/後1560mm
最小半径5.4m
最低高130mm
タイヤ前輪:255/35R19
後輪:275/35R19
ブレーキ前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量1770kg
エンジン諸元
原動機型式2UR-GSE
気筒配列V型8気筒
排気量4968cc
吸気方式自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力481PS[354kW]/7100rpm
最大トルク54.6kgm[535Nm]/4800rpm
使用燃料ハイオクガソリン
WLTC燃費8.5km/L(20.0mpg)
100km燃費11.8L/100km
2UR-GSE型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中~大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(88000円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(16400円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額8500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、RC-Fの新車を1174.3万円(諸費用として153.2万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

新車で買った場合の年間維持費

名目区分金額
自動車税(1年分)6000cc以下13年未満88000円
自動車重量税(1年分)2.0トン以下13年未満16400
自賠責保険料(1年分)自家用乗用車13920円
燃料代(年間1万km)10000km÷8.5km/L×160円/L188240円
オイル交換(5000km毎)1回7500円×2回15000円
タイヤ交換(3年3万km毎)1本21000円×4本÷3年28000円
任意保険料(月額8500円)月額8500円×12ヶ月102000円
ローン完済後の年間維持費451560円
名目区分金額
車のローン額(1年分)月額195710円×12ヶ月2348520円
ローン返済中の年間維持費2800080円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度63640円
名目金額
自動車税(1年分)88000円
自動車重量税(1年分)16400
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(年間1万km)188240円
オイル交換(5000km毎)15000円
タイヤ交換(3年3万km毎)28000円
任意保険料(月額8500円)102000円
ローン完済後の年間維持費451560円
名目金額
車のローン額(1年分)2348520円
ローン返済中の年間維持費2800080円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
63640円
  • 初度登録から0年経過車の場合、自動車税の区分は「6000cc以下の13年未満」で税額は88000円、重量税の区分は「2.0トン以下の13年未満」で税額は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに7500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本21000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額8500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額63,640円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

年間の維持費が60万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3~4万円、年間では36~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。

この車の場合は月単位で換算すると37,630円(完済前は233,340円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも憧れちゃいます。

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●RC-Fの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、RC-Fの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則)33770円
ガソリン税(暫定)29530円
石油税3290円
消費税(10%)17110円
合計納税額83700円

例として年間走行距離を10000km、燃費を8.5km/L、ガソリンを1リットルあたり160円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は1176.5Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計33770円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで29530円、石油税が2.8円/Lで3290円になります。

ガソリン車の場合は本体価格88.9円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては17110円となり、これらを合計した税額は83700円、1年間に燃料代として支払う188240円のうち44.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で88000円、自動車重量税が年換算で16400円ですから、合計188100円がRC-Fに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)88000円
自動車重量税(1年分)16400
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(3000km分)56470円
オイル交換(年1回)7500円
タイヤ交換(3万km/6年)8400円
任意保険料(月額6800円)81600円
合計
[差額]
272290円
[-179270円]
年間5000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)88000円
自動車重量税(1年分)16400
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(5000km分)94120円
オイル交換(年1回)7500円
タイヤ交換(3万km/6年)14000円
任意保険料(月額7230円)86760円
合計
[差額]
320700円
[-130860円]
年間7000km走行の場合
名目金額
自動車税(1年分)88000円
自動車重量税(1年分)16400
自賠責保険料(1年分)13920円
燃料代(7000km分)131770円
オイル交換(年1回)10500円
タイヤ交換(3万km/4.3年)19600円
任意保険料(月額7650円)91800円
合計
[差額]
371990円
[-79570円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料102000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて179270円安い272290円に、5000km走行では130860円安い320700円に、7000km走行では79570円安い371990円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


市街地・郊外・高速道路の比率を変えて燃料代を計算してみる

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(5.3km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(9.0km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(11.0km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(8.5km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとしたときの市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、燃料代がどのように変化するかを見ていきたいと思います。※1リットル160円として計算

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km271700円
郊外500km8900円
高速道路500km7280円
合計
[差額]
287880円
[+99640円]
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が5.3km/Lでは1698.1Lを消費して、燃料代は271700円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が9.0km/Lでは55.6Lを消費して、燃料代は8900円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が11.0km/Lでは45.5Lを消費して、燃料代は7280円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1799.2L、かかった燃料代が287880円となり、平均燃費は5.6km/L、WLTCモード燃費との燃料代の差は+99640円という結果になりました。

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km150940円
郊外5000km88900円
高速道路0km0円
合計
[差額]
239840円
[+51600円]
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が5.3km/Lでは943.4Lを消費して、燃料代は150940円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が9.0km/Lでは555.6Lを消費して、燃料代は88900円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1499.0L、かかった燃料代が239840円となり、平均燃費は6.7km/L、WLTCモード燃費との燃料代の差は+51600円という結果になりました。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km100530円
郊外3340km59380円
高速道路3330km48430円
合計
[差額]
208340円
[+20100円]
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が5.3km/Lでは628.3Lを消費して、燃料代は100530円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が9.0km/Lでは371.1Lを消費して、燃料代は59380円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が11.0km/Lでは302.7Lを消費して、燃料代は48430円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1302.1L、かかった燃料代が208340円となり、平均燃費は7.7km/L、WLTCモード燃費との燃料代の差は+20100円という結果になりました。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km15090円
郊外9000km160000円
高速道路500km7280円
合計
[差額]
182370円
[-5870円]
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が5.3km/Lでは94.3Lを消費して、燃料代は15090円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が9.0km/Lでは1000.0Lを消費して、燃料代は160000円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が11.0km/Lでは45.5Lを消費して、燃料代は7280円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1139.8L、かかった燃料代が182370円となり、平均燃費は8.8km/L、WLTCモード燃費との燃料代の差は-5870円という結果になりました。

極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(5.6km/L・6.7km/L・7.7km/L・8.8km/L)、燃料代のほうもなかなかな違い(287880円・239840円・208340円・182370円)が出てくることがわかります。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km190円4200円4.9万円
20km380円8400円9.9万円
30km560円12300円14.6万円
50km940円20700円24.4万円
100km1880円41400円48.9万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を160円、燃費を8.5km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは18.82円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は190円/日となり、20km走行なら380円/日、30km走行なら560円/日、50km走行なら940円/日、100km走行なら1880円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は12300円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は14.6万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

2UR-GSE型エンジン簡易性能曲線図
2UR-GSE型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
4800回転時の馬力366PS
7100回転時の馬力481PS
各回転域でのトルク
4800回転時のトルク54.6kgm
7100回転時のトルク48.5kgm
2UR-GSE型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載している2UR型4968cc、V型8気筒の自然吸気エンジンは7100回転時に最高出力481馬力を、4800回転時に最大トルク54.6kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4800rpmから最高出力が発生する7100rpmまで」の2300rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は32.4%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
5000cc以下クラス編
レクサスの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
5000cc以下クラス編
レクサスの小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ3.68kg/PS(1770kg/481PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ3.68kg/PS
車体+1人3.79kg/PS
車体+4人4.14kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg3.80kg/PS
車体+70kg3.83kg/PS
車体+80kg3.85kg/PS
車体+90kg3.87kg/PS
車体+100kg3.89kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは3.79kg/PS(1825kg/481PS)となり、数値としては0.11kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは4.14kg/PS(1990kg/481PS)となり、0.46kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

RC-Fのライバル候補車たち

3.86kg/PS
8シリーズ クーペ
4.4L/530PS|4WD/8AT
4.10kg/PS
8シリーズ カブリオレ
4.4L/530PS|4WD/8AT
4.13kg/PS
GLC
4.0L/510PS|4WD/9AT
3.90kg/PS
カマロ
6.2L/453PS|FR/8AT
3.46kg/PS
ジュリア
2.9L/510PS|FR/8AT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ3.79kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

3.41kg/PSから4.17kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、BMWの4人乗りオープンカー「BC44型 8シリーズ カブリオレ」、BMWの4人乗りクーペ「BC44型 8シリーズ クーペ」、メルセデスベンツの5人乗りSUV「253989型 GLC」、シボレーの4人乗りクーペ「謎型 カマロ」、アルファロメオの4人乗りセダン「95229型 ジュリア」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

USC10型 RC-F [BaseGrade]とパワーウェイトレシオが近い車種|3.79kg/PS


いろいろな数値
WB/TR比1.75
平均ピストンスピード21.2m/s
トルクウェイトレシオ32.4kg/kgm
1馬力あたりのお値段21229円
排気量1Lあたり馬力96.8PS/L
排気量1Lあたりトルク10.99kgm/L
1気筒あたりの馬力60.1PS
1気筒あたりのトルク6.8kgm
パワーバンド比率32.4%
各種ランキング
クーペのPWR
4.5~5.0L以下のPWR

トルクウェイトレシオは32.4kg/kgm(1770kg/54.6kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が10210909円、最高出力が481馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は21229円、逆に1万円あたりでは0.47馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は187013円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は96.8PS/L、トルクは10.99kgm/L、1気筒あたりの馬力は60.1馬力、トルクは6.8kgmとなり、このエンジンが481馬力を7100回転で発生させているときの平均ピストンスピードは21.2m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が89.5mmである2UR型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6700回転です。最高出力を発生している時点で既に20.0m/sを超えているこのエンジンは実に良く設計された秀逸なエンジンであると言えます。一昔(二昔?)前の常識を覆す誉れ高きエンジンですので、ぜひとも重要文化遺産に登録して後世に伝えていかねばなりません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.75になります。全ての車種の平均値である1.77を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高3.1m³
1人あたりのスペース約0.8m³
室内長/全長39.0%
室内幅/全幅82.4%
室内高/全高80.6%
室内容積/車両体積25.6%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.1m³です。この車の乗車定員は4人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.8m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は39.0%、同じく室内幅と全幅の比率は82.4%、同じく室内高と全高の比率は80.6%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は25.6%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車室内幅が広い車室内高が高い車車内の空間が広い車


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ1.65m
期待される荷室の幅1.42m
対角線の長さ2.18m
期待される荷室の面積2.34m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.65m(対角線では2.18m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費8.5km/L
燃料タンク容量66L
航続距離(カタログ燃費)561.0km
航続距離(80%燃費)448.8km
満タンプライス10560円
1万円でどこまで行ける?531.2km
車両価格/航続距離18201円/km

WLTCモード燃費が8.5km/Lですので、燃料タンクの容量が66リットルですと航続可能距離は561.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(7.7km/L)とすると508.2km、80%(6.8km/L)だと448.8km、70%(5.9km/L)では389.4kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン66リットルの給油で10560円、上で計算した航続距離を踏まえると561.0km(80%燃費時448.8km)を走行するのに10560円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば531.2km(往復なら片道265.6km)、カタログ値の80%なら425.0km(片道212.5km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で561.0kmの距離を移動できるUSC10型 RC-F [BaseGrade]という乗り物を、1021.1万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「18201円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合7100rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした7600回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 7600rpm|タイヤサイズ 275/35R19|タイヤ直径 67.5cm|円周長 212.1cm
ギヤギヤ比総減速比ステップ比シフトアップ
後の回転数
7600rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速4.59614.40--67km/h11310rpm2329.5kgm
2速2.7248.5340.5931-2/4510rpm113km/h6710rpm1380.7kgm
3速1.8635.8370.6842-3/5200rpm166km/h4590rpm944.3kgm
4速1.4644.5870.7863-4/5970rpm211km/h3600rpm742.0kgm
5速1.2313.8570.8414-5/6390rpm251km/h3030rpm623.9kgm
6速1.0003.1330.8125-6/6170rpm309km/h2460rpm506.8kgm
7速0.8242.5820.8246-7/6260rpm375km/h2030rpm417.6kgm
8速0.6852.1460.8317-8/6320rpm451km/h1690rpm347.2kgm
Final3.133レシオカバレッジ(変速比幅)6.709

ギヤの繋がりイメージ
USC10型RC-F8AT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数4800rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.133)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(54.6kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.133)÷タイヤの有効半径(0.3375m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は8速ギヤの451km(7100rpmでは421.0km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:7100rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

7100rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ63km/h-
2速ギヤ106km/h4210rpm
3速ギヤ155km/h4860rpm
4速ギヤ197km/h5580rpm
5速ギヤ234km/h5970rpm
6速ギヤ288km/h5770rpm
7速ギヤ350km/h5850rpm
8速ギヤ421km/h5900rpm

USC10型RC-Fに搭載された2UR型4968ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する7100rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで7100rpmまで引っ張ると63km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は7100rpmから4210rpmまで落ち、そこから7100rpmまで加速を続けると速度は106km/h(+43km/h)になります。

3速ギヤでは4860rpmまで落ちて7100rpmで155km/h(+49km/h)に、4速ギヤでは5580rpmまで落ちて7100rpmで197km/h(+42km/h)に、5速ギヤでは5970rpmまで落ちて7100rpmで234km/h(+37km/h)になります。

続いて6速ギヤでは5770rpmまで落ちて7100rpmで288km/h(+54km/h)に、7速ギヤでは5850rpmまで落ちて7100rpmで350km/h(+62km/h)に、8速ギヤでは5900rpmまで落ちて7100rpmで421km/h(+71km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが4800回転で最大トルク54.6kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。

さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば32.4kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(3.68kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと2329.5kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1770kg)を1速ギヤの最大駆動力(2329.5kgm)で割ってみると0.76kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する7100回転でのトルク(48.5kgm)からTWRを算出すると0.86kg/kgmとなり、4800-7100回転の回転域では0.76-0.86kg/kgmの間で推移することがわかります。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速45306790905011310135801584020370
2速26804020536067108050939012070
3速1830275036704590550064208260
4速1440216028803600433050506490
5速1210182024203030364042405460
6速980148019702460295034504430
7速810122016202030243028403650
8速670101013501690202023603040
※赤い数字は暫定レブリミット(7600rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.685)を選択して時速100kmにて走行すると1690回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1010回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1180回転、一般的な高速道路の80km/hでは1350回転、100km/hでは1690回転、制限速度が120km/hになると2020回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは3040回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。

ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速918273544536271
2速153045607589104119
3速22446587109131153174
4速285583111139166194222
5速336699132165198231264
6速4181122162203244284325
7速4999148197246296345394
8速59119178237296356415474

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(7600回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの275/35R19と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 275/35R19 | 直径 675mm

-20mm
幅255mm
-10mm
幅265mm
変更なし
幅275mm
+10mm
幅285mm
+20mm
幅295mm
-5%
30
扁平
255/30R19
37.7km/h
直径636mm
径差-39mm
265/30R19
38.0km/h
直径642mm
径差-33mm
275/30R19
38.4km/h
直径648mm
径差-27mm
285/30R19
38.8km/h
直径654mm
径差-21mm
295/30R19
39.1km/h
直径660mm
径差-15mm
0%
35
扁平
255/35R19
39.2km/h
直径662mm
径差-13mm
265/35R19
39.6km/h
直径669mm
径差-6mm
275/35R19
40.0km/h
675mm
0mm
285/35R19
40.5km/h
直径683mm
径差+8mm
295/35R19
40.9km/h
直径690mm
径差+15mm
+5%
40
扁平
255/40R19
40.7km/h
直径687mm
径差+12mm
265/40R19
41.2km/h
直径695mm
径差+20mm
275/40R19
41.7km/h
直径703mm
径差+28mm
285/40R19
42.1km/h
直径711mm
径差+36mm
295/40R19
42.6km/h
直径719mm
径差+44mm
+10%
45
扁平
255/45R19
42.3km/h
直径713mm
径差+38mm
265/45R19
42.8km/h
直径722mm
径差+47mm
275/45R19
43.3km/h
直径731mm
径差+56mm
285/45R19
43.9km/h
直径740mm
径差+65mm
295/45R19
44.4km/h
直径749mm
径差+74mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、255/35R19 、265/30R19、265/35R19 、275/30R19 、285/30R19 、295/30R19あたりのタイヤがおすすめです。

275/35R19のタイヤ幅を255mmから305mmまで、扁平率を20%から50%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、275/35R19の適応サイズと性能の変化 [USC10型RC-F編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご検討くださいませ。


USC10型RC-F[5.0L-NA FR/8AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト3.68kg/ps66.75
1速ギヤ加速性能0.76kg/kgm68.69
1L換算馬力96.8ps/L69.09
1L換算トルク10.99kgm/L68.73
WB/TR比1.7552.29
ワイド&ロー指数0.75358.96
前面の面積2.565m²50.44
最低地上高130mm57.74
スポーツ性能部門の得点492.69

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費8.5km/L28.28
年間維持費451560円38.02
100kmh回転数1690rpm61.85
航続距離561.0km40.90
車の大きさ12.079m³53.29
室内の広さ3.124m³47.56
最小回転半径5.4m45.11
馬力単価21229円49.28
ユーティリティ部門の得点364.29

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した USC10型RC-F[5.0L-NA FR/8AT] の総合得点は 856.98 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したRC-F(FR/8AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのクーペ」、「5000ccのクーペ」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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