レクサス LCの性能まとめ [URZ100型|5.0L/477PS|FR/10AT|2020年] LC500 Convertible


画像はレクサスより引用
http://lexus.jp/index.html
投稿:2020/07/30|更新:2020/08/06

レクサスの2ドア・4人乗りオープンカー、URZ100型の初代LCは2017/03から生産(または販売)が開始されました。

ここでは排気量4968cc(477PS/55.1kgm)の2UR-GSE型エンジンを搭載する[LC500 Convertible|2020/07モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4770mm×全幅1920mm×全高1350mm、排気量は4968ccであることから、大雑把に分類すると5.0リットルクラス(5000cc、自動車税は6.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4770mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下|Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、いわゆるFR方式(フロントエンジン/リヤドライブ)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

URZ100型 LC [4968cc/477PS FR/10AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

ギヤ比と加速力&エンジン回転数と最高速

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

初代LCの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
5.0L-NA
FR/10AT
1300.0万円
URZ100型
[LC500]
(2017/03)
477PS
55.1kgm
7.8km/L
5.0L-NA
FR/10AT
1400.0万円
URZ100型
[LC500 S-package]
(2017/03)
477PS
55.1kgm
7.8km/L
3.5L-NA
FR/CVT
1350.0万円
GWZ100型
[LC500h]
(2017/03)
299PS
36.3kgm
15.8km/L
3.5L-NA
FR/CVT
1450.0万円
GWZ100型
[LC500h S-packcage]
(2017/03)
299PS
36.3kgm
15.8km/L

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー LEXUS
車名&
グレード
LC
LC500 Convertible
その他 コンバーチブル|5BA-URZ100-AKUBH|前:245/45RF20|後:275/40RF20
お値段 15000000円
車両型式 5BA-URZ100
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
10AT(10段変速・自動)
ドア数&
定員
2ドア
4人
車体寸法 長4770×幅1920×高1350mm
室内寸法 長1520×幅1550×高1070mm
軸距&
輪距
2870mm
前1630mm/後1635mm
最小半径 5.4m
最低高 135mm
タイヤ 前輪:245/45R20
後輪:275/40R20
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 2050kg
エンジン諸元
原動機型式 2UR-GSE
気筒配列 V型8気筒
排気量4968cc
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 477PS[351kW]/7100rpm
最大トルク 55.1kgm[540Nm]/4800rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
WLTC燃費 8.0km/L(18.8mpg)
100km燃費 12.5L/100km
2UR-GSE型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中~大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(88000円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(20500円/年)と自賠責保険料(13920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額8500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、3年3万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、LCの新車を1725万円(諸費用として225万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 6000cc以下 13年未満 88000円
自動車重量税(1年分) 2.5トン以下 13年未満 20500
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 13920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷8.0km/L×140円/L 175000円
オイル交換(5000km毎) 1回7500円×2回 15000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 1本24000円×4本÷3年 32000円
任意保険料(月額8500円) 月額8500円×12ヶ月 102000円
ローン完済後の年間維持費 446420円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額287500円×12ヶ月 3450000円
ローン返済中の年間維持費 3896420円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 71840円
名目 金額
自動車税(1年分) 88000円
自動車重量税(1年分) 20500
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(年間1万km) 175000円
オイル交換(5000km毎) 15000円
タイヤ交換(3年3万km毎) 32000円
任意保険料(月額8500円) 102000円
ローン完済後の年間維持費 446420円
名目 金額
車のローン額(1年分) 3450000円
ローン返済中の年間維持費 3896420円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
71840円
  • 初度登録から0年経過車の場合、自動車税の区分は「6000cc以下の13年未満」で税額は88000円、重量税の区分は「2.5トン以下の13年未満」で税額は20500円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに7500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本24000円のタイヤ4本を3年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額8500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 平成25年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 平成27年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 平成28年4月1日からの自動車重量税の変更に対応、
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額71,840円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

年間の維持費が60万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3~4万円、年間では36~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。

この車の場合は月単位で換算すると37,202円(完済前は324,702円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも憧れちゃいます。

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●LCの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、LCの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則) 35880円
ガソリン税(暫定) 31380円
石油税 3500円
消費税(10%) 15910円
合計納税額 86670円

例として年間走行距離を10000km、燃費を8.0km/L、ガソリンを1リットルあたり140円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は1250.0Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計35880円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで31380円、石油税が2.8円/Lで3500円になります。

ガソリン車の場合は本体価格70.7円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては15910円となり、これらを合計した税額は86670円、1年間に燃料代として支払う175000円のうち49.5%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で88000円、自動車重量税が年換算で20500円ですから、合計195170円がLCに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 88000円
自動車重量税(1年分) 20500
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(3000km分) 52500円
オイル交換(年1回) 7500円
タイヤ交換(3万km/6年) 9600円
任意保険料(月額6800円) 81600円
合計
[差額]
273620円
[-172800円]
年間5000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 88000円
自動車重量税(1年分) 20500
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(5000km分) 87500円
オイル交換(年1回) 7500円
タイヤ交換(3万km/6年) 16000円
任意保険料(月額7230円) 86760円
合計
[差額]
320180円
[-126240円]
年間7000km走行の場合
名目 金額
自動車税(1年分) 88000円
自動車重量税(1年分) 20500
自賠責保険料(1年分) 13920円
燃料代(7000km分) 122500円
オイル交換(年1回) 10500円
タイヤ交換(3万km/4.3年) 22400円
任意保険料(月額7650円) 91800円
合計
[差額]
369620円
[-76800円]

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで30000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料102000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて172800円安い273620円に、5000km走行では126240円安い320180円に、7000km走行では76800円安い369620円という結果になりました。

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。


【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率を変えて燃料代を計算してみる

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(4.7km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(8.5km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(10.9km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(8.0km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとしたときの市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、燃料代がどのように変化するかを見ていきたいと思います。※1リットル140円として計算

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km268090円
郊外500km8230円
高速道路500km6430円
合計
[差額]
282750円
[+107750円]
平均燃費5.0km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が4.7km/Lでは1914.9Lを消費して、燃料代は268090円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が8.5km/Lでは58.8Lを消費して、燃料代は8230円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が10.9km/Lでは45.9Lを消費して、燃料代は6430円になります。

このパターンでは使用した燃料量が2019.6L、かかった燃料代が282750円となり、平均燃費は5.0km/L(-3.0km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+107750円という結果になりました。

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km148930円
郊外5000km82350円
高速道路0km0円
合計
[差額]
231280円
[+56280円]
平均燃費6.1km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が4.7km/Lでは1063.8Lを消費して、燃料代は148930円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が8.5km/Lでは588.2Lを消費して、燃料代は82350円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1652.0L、かかった燃料代が231280円となり、平均燃費は6.1km/L(-1.9km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+56280円という結果になりました。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km99190円
郊外3340km55010円
高速道路3330km42770円
合計
[差額]
196970円
[+21970円]
平均燃費7.1km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が4.7km/Lでは708.5Lを消費して、燃料代は99190円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が8.5km/Lでは392.9Lを消費して、燃料代は55010円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が10.9km/Lでは305.5Lを消費して、燃料代は42770円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1406.9L、かかった燃料代が196970円となり、平均燃費は7.1km/L(-0.9km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は+21970円という結果になりました。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km14900円
郊外9000km148230円
高速道路500km6430円
合計
[差額]
169560円
[-5440円]
平均燃費8.3km/L
  • 市街地走行の燃料代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が4.7km/Lでは106.4Lを消費して、燃料代は14900円になります。
  • 郊外走行の燃料代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が8.5km/Lでは1058.8Lを消費して、燃料代は148230円になります。
  • 高速道路走行の燃料代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が10.9km/Lでは45.9Lを消費して、燃料代は6430円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1211.1L、かかった燃料代が169560円となり、平均燃費は8.3km/L(+0.3km/L)、WLTCモード燃費との燃料代の差は-5440円という結果になりました。

極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(5.0km/L・6.1km/L・7.1km/L・8.3km/L)、燃料代のほうもなかなかな違い(282750円・231280円・196970円・169560円)が出てくることがわかります。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km180円4000円4.7万円
20km350円7700円9.1万円
30km530円11700円13.8万円
50km880円19400円22.9万円
100km1750円38500円45.5万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を140円、燃費を8.0km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは17.50円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は180円/日となり、20km走行なら350円/日、30km走行なら530円/日、50km走行なら880円/日、100km走行なら1750円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は11700円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は13.8万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

2UR-GSE型エンジン簡易性能曲線図
2UR-GSE型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
4800回転時の馬力 369PS
7100回転時の馬力 477PS
各回転域でのトルク
4800回転時のトルク 55.1kgm
7100回転時のトルク 48.1kgm
2UR-GSE型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載している2UR型4968cc、V型8気筒の自然吸気エンジンは7100回転時に最高出力477馬力を、4800回転時に最大トルク55.1kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4800rpmから最高出力が発生する7100rpmまで」の2300rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は32.4%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
5000cc以下クラス編
レクサスの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
5000cc以下クラス編
レクサスの小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ4.298kg/PS(2050kg/477PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ4.298kg/PS
車体+1人4.41kg/PS
車体+4人4.76kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg4.42kg/PS
車体+70kg4.44kg/PS
車体+80kg4.47kg/PS
車体+90kg4.49kg/PS
車体+100kg4.51kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは4.41kg/PS(2105kg/477PS)となり、数値としては0.11kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは4.76kg/PS(2270kg/477PS)となり、0.46kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

LCのライバル候補車たち

4.368kg/PS
X6
4.4L/530PS|4WD/8AT
4.462kg/PS
X5
4.4L/530PS|4WD/8AT
4.481kg/PS
スカイライン
3.0L/405PS|FR/7AT
4.344kg/PS
X4
3.0L/480PS|4WD/8AT
4.344kg/PS
X3
3.0L/480PS|4WD/8AT

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ4.413kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

4.19kg/PSから4.63kg/PSの範囲で知名度を優先して選んでみたところ、BMWの5人乗りSUV「JU44S型 X5」、BMWの5人乗りSUV「CY44型 X6」、日産の5人乗りセダン「RV37型 スカイライン」、BMWの5人乗りSUV「TS30型 X3」、BMWの5人乗りSUV「TS30型 X4」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

URZ100型 LC [LC500 Convertible]とパワーウェイトレシオが近い車種|4.413kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は232.7PS/tとなっています。


いろいろな数値
WB/TR比 1.758
平均ピストンスピード 21.2m/s
トルクウェイトレシオ 37.2kg/kgm
1馬力あたりのお値段 31447円
排気量1Lあたり馬力 96.0PS/L
排気量1Lあたりトルク 11.09kgm/L
1気筒あたりの馬力 59.6PS
1気筒あたりのトルク 6.9kgm
パワーバンド比率 32.4%
各種ランキング
オープンカーのPWR
4.5~5.0L以下のPWR

トルクウェイトレシオは37.2kg/kgm(2050kg/55.1kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が15000000円、最高出力が477馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は31447円、逆に1万円あたりでは0.32馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は272232円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は96.0PS/L、トルクは11.09kgm/L、1気筒あたりの馬力は59.6馬力、トルクは6.9kgmとなり、このエンジンが477馬力を7100回転で発生させているときの平均ピストンスピードは21.2m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が89.5mmである2UR型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6700回転です。最高出力を発生している時点で既に20.0m/sを超えているこのエンジンは実に良く設計された秀逸なエンジンであると言えます。一昔(二昔?)前の常識を覆す誉れ高きエンジンですので、ぜひとも重要文化遺産に登録して後世に伝えていかねばなりません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.758になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高 2.5m³
1人あたりのスペース 約0.6m³
室内長/全長 31.9%
室内幅/全幅 80.7%
室内高/全高 79.3%
室内容積/車両体積 20.2%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は2.5m³です。この車の乗車定員は4人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.6m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は31.9%、同じく室内幅と全幅の比率は80.7%、同じく室内高と全高の比率は79.3%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は20.2%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車室内幅が広い車室内高が高い車車内の空間が広い車


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 8.0km/L
燃料タンク容量 82L
航続距離(カタログ燃費) 656.0km
航続距離(80%燃費) 524.8km
満タンプライス 11480円
1万円でどこまで行ける? 571.4km
車両価格/航続距離 22866円/km

WLTCモード燃費が8.0km/Lですので、燃料タンクの容量が82リットルですと航続可能距離は656.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(7.2km/L)とすると590.4km、80%(6.4km/L)だと524.8km、70%(5.6km/L)では459.2kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン82リットルの給油で11480円、上で計算した航続距離を踏まえると656.0km(80%燃費時524.8km)を走行するのに11480円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば571.4km(往復なら片道285.7km)、カタログ値の80%なら457.1km(片道228.6km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で656.0kmの距離を移動できるURZ100型 LC [LC500 Convertible]という乗り物を、1500.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「22866円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

各モード燃費と航続距離
WLTCモード燃費
8.0km/L
656.0km
市街地燃費
4.7km/L
385.4km
[-270.6km]
郊外燃費
8.5km/L
697.0km
[+41.0km]
高速道路燃費
10.9km/L
893.8km
[+237.8km]

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

燃料タンクの容量を82Lとしたとき、市街地モード燃費4.7km/Lでの航続距離は385.4km(-270.6km)、郊外モード燃費8.5km/Lでの航続距離は697.0km(+41.0km)、高速道路モード燃費10.9km/Lでの航続距離は893.8km(+237.8km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合7100rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした7600回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 7600rpm|タイヤサイズ 275/40R20|タイヤ直径 72.8cm|円周長 228.7cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
7600rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 4.923 14.46 - - 72km/h 10540rpm 2188.7kgm
2速 3.153 9.260 0.640 1-2/4860rpm 113km/h 6750rpm 1401.8kgm
3速 2.349 6.899 0.745 2-3/5660rpm 151km/h 5030rpm 1044.3kgm
4速 1.879 5.519 0.800 3-4/6080rpm 189km/h 4020rpm 835.4kgm
5速 1.462 4.294 0.778 4-5/5910rpm 243km/h 3130rpm 650.0kgm
6速 1.193 3.504 0.816 5-6/6200rpm 298km/h 2550rpm 530.4kgm
7速 1.000 2.937 0.838 6-7/6370rpm 355km/h 2140rpm 444.6kgm
8速 0.792 2.326 0.792 7-8/6020rpm 448km/h 1700rpm 352.1kgm
9速 0.640 1.880 0.808 8-9/6140rpm 555km/h 1370rpm 284.5kgm
10速 0.598 1.756 0.934 9-10/7100rpm 594km/h 1280rpm 265.9kgm
Final 2.937 レシオカバレッジ(変速比幅)8.232

ギヤの繋がりイメージ
URZ100型LC10AT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数4800rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(2.937)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(55.1kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(2.937)÷タイヤの有効半径(0.364m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は10速ギヤの594km(7100rpmでは554.7km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:7100rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

7100rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ67km/h-
2速ギヤ105km/h4540rpm
3速ギヤ141km/h5290rpm
4速ギヤ177km/h5680rpm
5速ギヤ227km/h5520rpm
6速ギヤ278km/h5790rpm
7速ギヤ332km/h5950rpm
8速ギヤ419km/h5620rpm
9速ギヤ518km/h5740rpm
10速ギヤ555km/h6630rpm

URZ100型LCに搭載された2UR型4968ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する7100rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで7100rpmまで引っ張ると67km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は7100rpmから4540rpmまで落ち、そこから7100rpmまで加速を続けると速度は105km/h(+38km/h)になります。

3速ギヤでは5290rpmまで落ちて7100rpmで141km/h(+36km/h)に、4速ギヤでは5680rpmまで落ちて7100rpmで177km/h(+36km/h)に、5速ギヤでは5520rpmまで落ちて7100rpmで227km/h(+50km/h)になります。

6速ギヤでは5790rpmまで落ちて7100rpmで278km/h(+51km/h)に、7速ギヤでは5950rpmまで落ちて7100rpmで332km/h(+54km/h)に、8速ギヤでは5620rpmまで落ちて7100rpmで419km/h(+87km/h)と続きます。

さらに9速ギヤでは5740rpmまで落ちて7100rpmで518km/h(+99km/h)に、10速ギヤでは6630rpmまで落ちて7100rpmで555km/h(+37km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが4800回転で最大トルク55.1kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。

さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば37.2kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(4.298kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと2188.7kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(2050kg)を1速ギヤの最大駆動力(2188.7kgm)で割ってみると0.94kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する7100回転でのトルク(48.1kgm)からTWRを算出すると1.07kg/kgmとなり、4800-7100回転の回転域では0.94-1.07kg/kgmの間で推移することがわかります。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4210 6320 8430 10540 12640 14750 18970
2速 2700 4050 5400 6750 8100 9450 12150
3速 2010 3020 4020 5030 6030 7040 9050
4速 1610 2410 3220 4020 4830 5630 7240
5速 1250 1880 2500 3130 3760 4380 5630
6速 1020 1530 2040 2550 3060 3570 4600
7速 860 1280 1710 2140 2570 3000 3850
8速 680 1020 1360 1700 2030 2370 3050
9速 550 820 1100 1370 1640 1920 2470
10速 510 770 1020 1280 1540 1790 2300
※赤い数字は暫定レブリミット(7600rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.598)を選択して時速100kmにて走行すると1280回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは770回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは900回転、一般的な高速道路の80km/hでは1020回転、100km/hでは1280回転、制限速度が120km/hになると1540回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは2300回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。

ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 9 19 28 38 47 57 66 76
2速 15 30 44 59 74 89 104 119
3速 20 40 60 80 99 119 139 159
4速 25 50 75 99 124 149 174 199
5速 32 64 96 128 160 192 224 256
6速 39 78 117 157 196 235 274 313
7速 47 93 140 187 234 280 327 374
8速 59 118 177 236 295 354 413 472
9速 73 146 219 292 365 438 511 584
10速 78 156 234 313 391 469 547 625

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(7600回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの275/40R20と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 275/40R20 | 直径 728mm

-20mm
幅255mm
-10mm
幅265mm
変更なし
幅275mm
+10mm
幅285mm
+20mm
幅295mm
-5%
35
扁平
255/35R20
37.7km/h
直径687mm
径差-41mm
265/35R20
38.1km/h
直径694mm
径差-34mm
275/35R20
38.5km/h
直径701mm
径差-27mm
285/35R20
38.9km/h
直径708mm
径差-20mm
295/35R20
39.3km/h
直径715mm
径差-13mm
0%
40
扁平
255/40R20
39.1km/h
直径712mm
径差-16mm
265/40R20
39.6km/h
直径720mm
径差-8mm
275/40R20
40.0km/h
728mm
0mm
285/40R20
40.4km/h
直径736mm
径差+8mm
295/40R20
40.9km/h
直径744mm
径差+16mm
+5%
45
扁平
255/45R20
40.5km/h
直径738mm
径差+10mm
265/45R20
41.0km/h
直径747mm
径差+19mm
275/45R20
41.5km/h
直径756mm
径差+28mm
285/45R20
42.0km/h
直径765mm
径差+37mm
295/45R20
42.5km/h
直径774mm
径差+46mm
+10%
50
扁平
255/50R20
41.9km/h
直径763mm
径差+35mm
265/50R20
42.5km/h
直径773mm
径差+45mm
275/50R20
43.0km/h
直径783mm
径差+55mm
285/50R20
43.6km/h
直径793mm
径差+65mm
295/50R20
44.1km/h
直径803mm
径差+75mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、255/40R20 、265/35R20、265/40R20 、275/35R20 、285/35R20 、295/35R20あたりのタイヤがおすすめです。

275/40R20のタイヤ幅を255mmから305mmまで、扁平率を25%から55%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、275/40R20の適応サイズと性能の変化 [URZ100型LC編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


URZ100型LC[5.0L-NA FR/10AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト4.298kg/ps64.94
1速ギヤ加速性能0.94kg/kgm64.35
1L換算馬力96.0ps/L67.78
1L換算トルク11.09kgm/L69.87
WB/TR比1.75851.47
ワイド&ロー指数0.70362.13
前面の面積2.592m²49.67
最低地上高135mm57.77
スポーツ性能部門の得点487.98

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費8.0km/L30.48
年間維持費446420円35.59
100kmh回転数1280rpm67.48
航続距離656.0km46.79
車の大きさ12.364m³54.44
室内の広さ2.521m³41.12
最小回転半径5.4m45.11
馬力単価31447円35.61
ユーティリティ部門の得点356.62

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した URZ100型LC[5.0L-NA FR/10AT] の総合得点は 844.60 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したURZ100型LC(FR/10AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのオープンカー」、「5000ccのオープンカー」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


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