ジャガー XJの性能まとめ [J15MB型|4.0L/375PS|FR/5AT|2001年] XJR100


画像はジャガーより引用
http://www.jaguar.co.jp/
投稿:2012/04/30|更新:2021/07/01

ジャガーの4ドア・5人乗りセダン、GF-J15MB型の2代目XJは1986/10から生産が開始され、2003/05に生産(または販売)を終えました。

ここでは排気量3996cc(375PS/53.5kgm)のMB型エンジンを搭載する[XJR100|2001/11モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長5025mm×全幅1800mm×全高1360mm、排気量は3996ccであることから、大雑把に分類すると4.0リットルクラス(4000cc、自動車税は4.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が5025mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超|Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、いわゆるFR方式(フロントエンジン/リヤドライブ)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

J15MB型 XJ [3996cc/375PS FR/5AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

2代目XJの類型&他グレード 人気順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
画像排気量
車両価格
車両型式
グレード
出力
燃費
3.2L-NA
FR/4AT
695.0万円
JLGA型
[XJ6-3.2S]
1996/11モデル
215PS
32.1kgm
7.0km/L
4.0L-NA
FR/4AT
795.0万円
JLDA型
[XJ6-4.0S]
1996/11モデル
245PS
39.9kgm
6.9km/L
3.3L-NA
FR/5AT
750.0万円
J13KB型
[XJ Sport-3.2 V8]
2001/07モデル
243PS
32.2kgm
6.7km/L
2代目XJの車両型式・グレード一覧【全7車種】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー JAGUAR
車名&
グレード
XJ
XJR100
その他 XJ40,XJ81,X300,X305,X308 4.0 スーパーチャージドV8 J15MB J15MA JLFB
お値段 12000000円
車両型式 GF-J15MB
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
5AT(5段変速・自動)
ドア/定員 4ドア/5人
車体寸法 長5025×幅1800×高1360mm
軸距&
輪距
2870mm
前1500mm/後1500mm
最小半径 5.7m
タイヤ 前輪:255/35R19
後輪:255/35R19
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1770kg
エンジン諸元
原動機型式 MB
気筒配列 V型8気筒
排気量3996cc
圧縮比8.9
吸気方式 スーパーチャージャー(スーチャー)
最高出力 375PS[276kW]/6150rpm
最大トルク 53.5kgm[525Nm]/3600rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費 6.8km/L(16.0mpg)
100km燃費 14.7L/100km
MB型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中~大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(76400円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(25200円/年)と自賠責保険料(12920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額7500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、4年4万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2001/11モデルのXJを20年落ちの中古で132万円にて購入し、頭金なしで3年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    XJの2001/11モデルの場合、2021年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の10%である120万円に諸経費として12万円を足した132万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

2001年式を20年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 4000cc以下 13年経過で増税 76400円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 18年経過で増税 25200円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 12920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷5.8km/L×34円/L 58620円
オイル交換(5000km毎) 1回8000円×2回 16000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 1本21000円×4本÷4年 21000円
任意保険料(月額7500円) 月額7500円×12ヶ月 90000円
ローン完済後の年間維持費 300140円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額36670円×12ヶ月 440040円
ローン返済中の年間維持費 740180円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 79240円
名目 金額
自動車税(1年分) 76400円
自動車重量税(1年分) 25200円
自賠責保険料(1年分) 12920円
燃料代(年間1万km) 58620円
オイル交換(5000km毎) 16000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 21000円
任意保険料(月額7500円) 90000円
ローン完済後の年間維持費 300140円
名目 金額
車のローン額(1年分) 440040円
ローン返済中の年間維持費 740180円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
79240円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、自動車税の区分は「4000cc以下の13年経過で増税」で税額は76400円、重量税の区分は「2.0トン以下の18年経過で増税」で税額は25200円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに8000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本21000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額7500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2017年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 車検時には上記の目安金額79,240円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

車に対して少し色気を出すと月換算で2~3万円の間、年間にすると24~36万円のクラスです。この車の場合は月単位で換算すると25,012円(完済前は61,682円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければ…」と呟くその姿は自慢げなようでありながら哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにはいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。


●XJの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます嫌気がさして、ますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、XJの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則) 49480円
ガソリン税(暫定) 43270円
石油税 4830円
消費税(10%) 5330円
合計納税額 102910円

例として年間走行距離を10000km、燃費を5.8km/L、ガソリンを1リットルあたり34円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は1724.1Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計49480円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで43270円、石油税が2.8円/Lで4830円になります。

ガソリン車の場合は本体価格-25.7円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては5330円となり、これらを合計した税額は102910円、1年間に燃料代として支払う58620円のうち175.6%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で76400円、自動車重量税が年換算で25200円ですから、合計204510円がXJに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 76400円 34%
自動車重量税 1年分 25200円 11%
自賠責保険料 1年分 12920円 6%
燃料代 3000km分 17590円 8%
オイル交換 年1回 8000円 4%
タイヤ交換 6年毎 14000円 6%
任意保険料 80% 72000円 31%
合計
[1万kmとの差額]
226110円
-74030円
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 76400円 32%
自動車重量税 1年分 25200円 10%
自賠責保険料 1年分 12920円 5%
燃料代 5000km分 29310円 12%
オイル交換 年1回 8000円 3%
タイヤ交換 6年毎 14000円 6%
任意保険料 85% 76560円 32%
合計
[1万kmとの差額]
242390円
-57750円
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 76400円 29%
自動車重量税 1年分 25200円 10%
自賠責保険料 1年分 12920円 5%
燃料代 7000km分 41030円 16%
オイル交換 年1回 11200円 4%
タイヤ交換 6年毎 14000円 5%
任意保険料 90% 81000円 31%
合計
[1万kmとの差額]
261750円
-38390円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料90000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて74030円安い226110円に、5000km走行では57750円安い242390円に、7000km走行では38390円安い261750円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。燃料代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 76400円 21%
自動車重量税 1年分 25200円 7%
自賠責保険料 1年分 12920円 3%
燃料代 15000km分 87930円 24%
オイル交換 年3回 48000円 13%
タイヤ交換 2.7年毎 31500円 8%
任意保険料 100% 90000円 24%
合計
[1万kmとの差額]
371950円
+71810円
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 76400円 18%
自動車重量税 1年分 25200円 6%
自賠責保険料 1年分 12920円 3%
燃料代 20000km分 117240円 27%
オイル交換 年4回 64000円 15%
タイヤ交換 2年毎 42000円 10%
任意保険料 100% 90000円 21%
合計
[1万kmとの差額]
427760円
+127620円

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km50円1100円1.3万円
20km100円2200円2.6万円
30km150円3300円3.9万円
50km250円5500円6.5万円
100km500円11000円13.0万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を34円、燃費を6.8km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは5.00円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は50円/日となり、20km走行なら100円/日、30km走行なら150円/日、50km走行なら250円/日、100km走行なら500円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は3300円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は3.9万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

MB型エンジン簡易性能曲線図
MB型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
3600回転時の馬力 269PS
6150回転時の馬力 375PS
各回転域でのトルク
3600回転時のトルク 53.5kgm
6150回転時のトルク 43.7kgm
MB型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているMB型3996cc、V型8気筒のスーパーチャージャー付きエンジンは6150回転時に最高出力375馬力を、3600回転時に最大トルク53.5kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3600rpmから最高出力が発生する6150rpmまで」の2550rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は41.5%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
4000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
4000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ4.720kg/PS(1770kg/375PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ4.720kg/PS
車体+1人4.867kg/PS
車体+5人5.453kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg4.880kg/PS
車体+70kg4.907kg/PS
車体+80kg4.933kg/PS
車体+90kg4.960kg/PS
車体+100kg4.987kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは4.867kg/PS(1825kg/375PS)となり、数値としては0.147kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは5.453kg/PS(2045kg/375PS)となり、0.733kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

XJのライバル候補車たち

2001/11

XJ
4.867kg/PS
1825kg/375PS|4.0L-SC
[車体のみPWR:4.720]
2014/08

車種詳細
WRX STI
4.984kg/PS
1535kg/308PS|2.0L-TB
[車体のみPWR:4.805]
2015/12

車種詳細
シビック タイプR
4.629kg/PS
1435kg/310PS|2.0L-TB
[車体のみPWR:4.452]
2010/01

車種詳細
インプレッサ STI
4.766kg/PS
1525kg/320PS|2.0L-TB
[車体のみPWR:4.594]
2011/01

車種詳細
インプレッサ セダン
4.951kg/PS
1525kg/308PS|2.0L-TB
[車体のみPWR:4.773]
2015/10

車種詳細
WRX STI
4.771kg/PS
1565kg/328PS|2.0L-TB
[車体のみPWR:4.604]

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ4.867kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

4.624kg/PSから5.110kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スバルの5人乗りセダン「VAB型 WRX STI」、ホンダの4人乗りハッチバック「FK2型 シビック タイプR」、スバルの5人乗りハッチバック「GRB型 インプレッサ STI」、スバルの5人乗りセダン「GVB型 インプレッサ セダン」、スバルの5人乗りセダン「VAB型 WRX STI」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

J15MB型 XJ [XJR100]とパワーウェイトレシオが近い車種|4.867kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は211.9PS/tとなっています。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.913
平均ピストンスピード 17.63m/s
トルクウェイトレシオ 33.1kg/kgm
1馬力あたりのお値段 32000円
排気量1Lあたり馬力 93.84PS/L
排気量1Lあたりトルク 13.39kgm/L
1気筒あたりの馬力 46.9PS
1気筒あたりのトルク 6.7kgm
パワーバンド比率 41.5%
燃費×馬力 2167.5pt
各種ランキング
セダンのPWR
3.5~4.0L以下のPWR

トルクウェイトレシオは33.1kg/kgm(1770kg/53.5kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が12000000円、最高出力が375馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は32000円、逆に1万円あたりでは0.31馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は224299円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
4000cc以下の車編
セダン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は93.84PS/L、トルクは13.39kgm/L、1気筒あたりの馬力は46.9馬力、トルクは6.7kgmとなり、このエンジンが375馬力を6150回転で発生させているときの平均ピストンスピードは17.63m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が86.0mmであるMB型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6980回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.913になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が5.78km/L、最高出力が375PSであるこの車の獲得ポイントは2167.5ptになります。
戯れに車両重量1770kgを100kg単位にした17.7で割ってみたところ、その数値は122.46ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


車中泊の可能性

車中泊の可能性
期待される荷室の長さ 1.76m
期待される荷室の幅 1.40m
対角線の長さ 2.25m
期待される荷室の面積 2.46m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.76m(対角線では2.25m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 6.8km/L
燃料タンク容量 81L
航続距離(カタログ燃費) 550.8km
航続距離(80%燃費) 437.4km
満タンプライス 2754円
1万円でどこまで行ける? 2000.0km
車両価格/航続距離 21786円/km

10・15モード燃費が6.8km/Lですので、燃料タンクの容量が81リットルですと航続可能距離は550.8kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(6.1km/L)とすると494.1km、80%(5.4km/L)だと437.4km、70%(4.8km/L)では388.8kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン81リットルの給油で2754円、上で計算した航続距離を踏まえると550.8km(80%燃費時437.4km)を走行するのに2754円かかる計算です。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば2000.0km(往復なら片道1000.0km)、カタログ値の80%なら1600.0km(片道800.0km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で550.8kmの距離を移動できるJ15MB型 XJ [XJR100]という乗り物を、1200.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「21786円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


純正装着タイヤの255/35R19と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 255/35R19 | 直径 661mm

-20mm
幅235mm
-10mm
幅245mm
変更なし
幅255mm
+10mm
幅265mm
+20mm
幅275mm
-5%
30
扁平
235/30R19
37.8km/h
直径624mm
径差-37mm
245/30R19
38.1km/h
直径630mm
径差-31mm
255/30R19
38.5km/h
直径636mm
径差-25mm
265/30R19
38.9km/h
直径642mm
径差-19mm
275/30R19
39.2km/h
直径648mm
径差-13mm
0%
35
扁平
235/35R19
39.2km/h
直径648mm
径差-13mm
245/35R19
39.6km/h
直径655mm
径差-6mm
255/35R19
40.0km/h
661mm
0mm
265/35R19
40.5km/h
直径669mm
径差+8mm
275/35R19
40.9km/h
直径676mm
径差+15mm
+5%
40
扁平
235/40R19
40.6km/h
直径671mm
径差+10mm
245/40R19
41.1km/h
直径679mm
径差+18mm
255/40R19
41.6km/h
直径687mm
径差+26mm
265/40R19
42.1km/h
直径695mm
径差+34mm
275/40R19
42.5km/h
直径703mm
径差+42mm
+10%
45
扁平
235/45R19
42.1km/h
直径695mm
径差+34mm
245/45R19
42.6km/h
直径704mm
径差+43mm
255/45R19
43.1km/h
直径713mm
径差+52mm
265/45R19
43.7km/h
直径722mm
径差+61mm
275/45R19
44.2km/h
直径731mm
径差+70mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、235/35R19 、245/30R19、245/35R19 、255/30R19 、265/30R19 、275/30R19あたりのタイヤがおすすめです。

255/35R19のタイヤ幅を235mmから285mmまで、扁平率を20%から50%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを19インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが255/35R19のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


J15MB型XJ[4.0L-SC FR/5AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト4.720kg/ps63.73
1速ギヤ加速性能39.59
1L換算馬力93.84ps/L47.00
1L換算トルク13.39kgm/L42.59
WB/TR比1.91335.05
ワイド&ロー指数0.75658.85
前面の面積2.448m²53.88
最低地上高43.50
スポーツ性能部門の得点384.19

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費6.8km/L36.52
年間維持費300140円34.67
100kmh回転数42.97
航続距離550.8km40.30
車の大きさ12.301m³53.98
室内の広さ(仮) 2.231m³38.00
最小回転半径5.7m38.94
馬力単価32000円35.13
ユーティリティ部門の得点320.51

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した J15MB型XJ[4.0L-SC FR/5AT] の総合得点は 704.70 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したJ15MB型XJ(FR/5AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「4000ccのセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

6.8

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