フェラーリ 458スペチアーレの性能まとめ [F142VS型|4.5L/605PS|MR/7AT|2014年]


画像はフェラーリより引用
http://www.ferrari.com/ja_jp
投稿:2016/02/25|更新:2019/09/26

フェラーリの2ドア・2人乗りクーペ、ABA-F142VS型の初代458スペチアーレは2014/04から生産(または販売)が開始されました。

ここでは排気量4497cc(605PS/55.0kgm)のエンジンを搭載する[BaseGrade|2014/04モデル]のカタログスペックを基に、数値から見た性能をインプレおよび評価・解説しています。

ボディサイズが全長4571mm×全幅1951mm×全高1203mm、排気量は4497ccであることから、大雑把に分類すると4.5リットルクラス(4500cc、自動車税は4.5L以下を適用)に属し、全長、全高は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超え、排気量も2000ccを超えていることにより3ナンバー登録になります。比較的コンパクトなボディに大きめなエンジンの組み合わせは世界戦略車(グローバルカー)やちょっとした高級車に良くあるパターンです。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4571mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下|Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

エンジンを車体の中央(運転席より後、後輪よりは前)に搭載し、後輪のみを駆動する、いわゆるMR方式(ミッドシップエンジン/リヤドライブ)を採用しています。エンジンやミッションといった重量物が車体の中心近くにあるため切れ味鋭いハンドリングを実現するとされ、生粋のスポーツカー、スーパーカーの代名詞的な駆動方式です。

F142VS型 458スペチアーレ [4497cc/605PS MR/7AT] お品書き


エンジン性能と特性、パワーウェイトレシオ

No Data

タイヤサイズ変更とスピードメーター誤差

各種スペックの相対評価とレーダーチャート

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー FERRARI
車名&
グレード
458スペチアーレ
BaseGrade
その他 車重は乾燥重量 燃費11.8L/100km
お値段 33900000円
車両型式 ABA-F142VS
駆動方式
変速機
MR・後輪駆動(RWD,2WD)
7AT(7段変速・自動)
ドア/定員 2ドア/2人
車体寸法 長4571×幅1951×高1203mm
軸距&
輪距
2650mm
前1679mm/後1632mm
タイヤ 前輪:245/35R20
後輪:305/30R20
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1290kg
エンジン諸元
原動機型式 不明
気筒配列 V型8気筒
排気量4497cc
圧縮比14.0
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 605PS[445kW]/9000rpm
最大トルク 55.0kgm[539Nm]/6000rpm
使用燃料 ハイオクガソリン

V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中~大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税(76500円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(12300円/年)と自賠責保険料(12920円/年)、年間1万km走行した際に掛かる燃料代月額8000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、4年4万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、458スペチアーレの新車を3898.5万円(諸費用として508.5万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 4500cc以下 13年未満 76500円
自動車重量税(1年分) 1.5トン以下 13年未満 12300円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 12920円
燃料代(年間1万km) 10000km÷5.8km/L×34円/L 58620円
オイル交換(5000km毎) 1回7000円×2回 14000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 1本24000円×4本÷4年 24000円
任意保険料(月額8000円) 月額8000円×12ヶ月 96000円
ローン完済後の年間維持費 294340円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額649750円×12ヶ月 7797000円
ローン返済中の年間維持費 8091340円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 53440円
名目 金額
自動車税(1年分) 76500円円
自動車重量税(1年分) 12300円
自賠責保険料(1年分) 12920円
燃料代(年間1万km) 58620円
オイル交換(5000km毎) 14000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 24000円
任意保険料(月額8000円) 96000円
ローン完済後の年間維持費 294340円
名目 金額
車のローン額(1年分) 7797000円
ローン返済中の年間維持費 8091340円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
53440円
  • 初度登録から7年経過車の場合、自動車税の区分は「4500cc以下の13年未満」で税額は76500円、重量税の区分は「1.5トン以下の13年未満」で税額は12300円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに7000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本24000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額8000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増→15%増)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2017年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 車検時には上記の目安金額53,440円の他に法定24ヶ月点検に関連する費用が必要です。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。

車に対して少し色気を出すと月換算で2~3万円の間、年間にすると24~36万円のクラスです。この車の場合は月単位で換算すると24,528円(完済前は674,278円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければ…」と呟くその姿は自慢げなようでありながら哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにはいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。


●458スペチアーレの燃料代にぶら下がる税金(年間納税額)

さて、自動車には「これでもか!これでもか!嫌なら乗るな!」と言わんばかりに何種類もの税金が課せられており、あまり詳らかにするとますます嫌気がさして、ますます自動車離れに拍車がかかってしまいそうなのですが、458スペチアーレの燃料代に対する税額と割合を調べてみたいと思います。

燃料にかかる税金
ガソリン税(本則) 49480円
ガソリン税(暫定) 43270円
石油税 4830円
消費税(10%) 5330円
合計納税額 102910円

例として年間走行距離を10000km、燃費を5.8km/L、ガソリンを1リットルあたり34円(諸税込)として計算してみます。

このとき使用するガソリンの量は1724.1Lですから、ガソリン税(本則)が28.7円/Lで合計49480円、ガソリン税(暫定)が25.1円/Lで43270円、石油税が2.8円/Lで4830円になります。

ガソリン車の場合は本体価格-25.7円/Lに加えてガソリン税・石油税にも消費税率を掛けるので、消費税額としては5330円となり、これらを合計した税額は102910円、1年間に燃料代として支払う58620円のうち175.6%が税金、ということになります。

さらに自動車税が年間で76500円、自動車重量税が年換算で12300円ですから、合計191710円が458スペチアーレに課せられる税金としてぶら下がっている計算です。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば燃料代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 76500円 35%
自動車重量税 1年分 12300円 6%
自賠責保険料 1年分 12920円 6%
燃料代 3000km分 17590円 8%
オイル交換 年1回 7000円 3%
タイヤ交換 6年毎 16000円 7%
任意保険料 80% 76800円 35%
合計
[1万kmとの差額]
219110円
-75230円
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 76500円 32%
自動車重量税 1年分 12300円 5%
自賠責保険料 1年分 12920円 5%
燃料代 5000km分 29310円 12%
オイル交換 年1回 7000円 3%
タイヤ交換 6年毎 16000円 7%
任意保険料 85% 81600円 36%
合計
[1万kmとの差額]
235630円
-58710円
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 76500円 30%
自動車重量税 1年分 12300円 5%
自賠責保険料 1年分 12920円 5%
燃料代 7000km分 41030円 16%
オイル交換 年1回 9800円 4%
タイヤ交換 6年毎 16000円 6%
任意保険料 90% 86400円 34%
合計
[1万kmとの差額]
254950円
-39390円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、燃料代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料96000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて75230円安い219110円に、5000km走行では58710円安い235630円に、7000km走行では39390円安い254950円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。燃料代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 76500円 21%
自動車重量税 1年分 12300円 3%
自賠責保険料 1年分 12920円 4%
燃料代 15000km分 87930円 24%
オイル交換 年3回 42000円 12%
タイヤ交換 2.7年毎 36000円 10%
任意保険料 100% 96000円 26%
合計
[1万kmとの差額]
363650円
+69310円
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 76500円 18%
自動車重量税 1年分 12300円 3%
自賠責保険料 1年分 12920円 3%
燃料代 20000km分 117240円 28%
オイル交換 年4回 56000円 13%
タイヤ交換 2年毎 48000円 11%
任意保険料 100% 96000円 24%
合計
[1万kmとの差額]
418960円
+124620円

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km60円1300円1.6万円
20km120円2600円3.1万円
30km180円4000円4.7万円
50km290円6400円7.5万円
100km590円13000円15.3万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を34円、燃費を5.8km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは5.86円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら燃料代は60円/日となり、20km走行なら120円/日、30km走行なら180円/日、50km走行なら290円/日、100km走行なら590円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで燃料代は4000円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで燃料代は4.7万円/年という塩梅です。


カタログスペックから見えてくる要素

簡易エンジン性能曲線図
型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
6000回転時の馬力 461PS
9000回転時の馬力 605PS
各回転域でのトルク
6000回転時のトルク 55.0kgm
9000回転時のトルク 48.2kgm

まずおさらいとして、搭載しているV型8気筒、4497ccの自然吸気エンジンは9000回転時に最高出力605馬力を、6000回転時に最大トルク55.0kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する6000rpmから最高出力が発生する9000rpmまで」の3000rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は33.3%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
4500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
4500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ2.132kg/PS(1290kg/605PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ2.132kg/PS
車体+1人2.223kg/PS
車体+2人2.314kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg2.231kg/PS
車体+70kg2.248kg/PS
車体+80kg2.264kg/PS
車体+90kg2.281kg/PS
車体+100kg2.298kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは2.223kg/PS(1345kg/605PS)となり、数値としては0.091kgほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの2人が搭乗した場合、車両重量に110kgがプラスされてパワーウェイトレシオは2.314kg/PS(1400kg/605PS)となり、0.182kgも悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

458スペチアーレのライバル候補車たち

2014/04

458スペチアーレ
2.223kg/PS
1345kg/605PS|4.5L-NA
[車体のみPWR:2.132]
2011/03

車種詳細
アヴェンタドール
2.329kg/PS
1630kg/700PS|6.5L-NA
[車体のみPWR:2.250]
2012/08

車種詳細
コルベット
2.450kg/PS
1585kg/647PS|6.2L-SC
[車体のみPWR:2.365]
2014/04

車種詳細
F12ベルリネッタ
2.132kg/PS
1580kg/741PS|6.3L-NA
[車体のみPWR:2.058]
2015/07

車種詳細
488GTB
2.127kg/PS
1425kg/670PS|4.0L-TT
[車体のみPWR:2.045]
2010/03

車種詳細
458イタリア
2.518kg/PS
1435kg/570PS|4.5L-NA
[車体のみPWR:2.421]

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ2.223kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

1.890kg/PSから2.556kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ランボルギーニの2人乗りオープンカー「47L539型 アヴェンタドール」、シボレーの2人乗りクーペ「謎型 コルベット」、フェラーリの2人乗りクーペ「謎型 F12ベルリネッタ」、フェラーリの2人乗りクーペ「F488型 488GTB」、フェラーリの2人乗りクーペ「謎型 458イタリア」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

F142VS型 458スペチアーレ [BaseGrade]とパワーウェイトレシオが近い車種|2.223kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は469.0PS/tとなっています。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.600
平均ピストンスピード 24.30m/s
トルクウェイトレシオ 23.4kg/kgm
1馬力あたりのお値段 56033円
排気量1Lあたり馬力 134.53PS/L
排気量1Lあたりトルク 12.23kgm/L
1気筒あたりの馬力 75.6PS
1気筒あたりのトルク 6.9kgm
パワーバンド比率 33.3%
燃費×馬力 No data
各種ランキング
クーペのPWR
4.0~4.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは23.4kg/kgm(1290kg/55.0kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が33900000円、最高出力が605馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は56033円、逆に1万円あたりでは0.18馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は616364円、1万円あたりでは0.02kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
4500cc以下の車編
クーペ編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は134.53PS/L、トルクは12.23kgm/L、1気筒あたりの馬力は75.6馬力、トルクは6.9kgmとなり、このエンジンが605馬力を9000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは24.30m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が81.0mmであるこのエンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7410回転です。●最高出力を発生している時点で既に20.0m/sを超えているこのエンジンは実に良く設計された秀逸なエンジンであると言えます。一昔(二昔?)前の常識を覆す誉れ高きエンジンですので、ぜひとも重要文化遺産に登録して後世に伝えていかねばなりません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.600になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、真っ直ぐ進むよりも小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費 5.8km/L
燃料タンク容量 86L
航続距離(カタログ燃費) 498.8km
航続距離(80%燃費) 395.6km
満タンプライス 2924円

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので5.8km/Lを仮の燃費とすると、燃料タンクの容量が86リットルですと航続可能距離は498.8kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(5.2km/L)とすると447.2km、80%(4.6km/L)だと395.6km、70%(4.1km/L)では352.6kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン86リットルの給油で2924円、上で計算した航続距離を踏まえると498.8km(80%燃費時395.6km)を走行するのに2924円かかる計算です。


純正装着タイヤの305/30R20と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 305/30R20 | 直径 691mm

-20mm
幅285mm
-10mm
幅295mm
変更なし
幅305mm
+10mm
幅315mm
+20mm
幅325mm
-5%
25
扁平
285/25R20
37.7km/h
直径651mm
径差-40mm
295/25R20
38.0km/h
直径656mm
径差-35mm
305/25R20
38.3km/h
直径661mm
径差-30mm
315/25R20
38.6km/h
直径666mm
径差-25mm
325/25R20
38.8km/h
直径671mm
径差-20mm
0%
30
扁平
285/30R20
39.3km/h
直径679mm
径差-12mm
295/30R20
39.7km/h
直径685mm
径差-6mm
305/30R20
40.0km/h
691mm
0mm
315/30R20
40.3km/h
直径697mm
径差+6mm
325/30R20
40.7km/h
直径703mm
径差+12mm
+5%
35
扁平
285/35R20
41.0km/h
直径708mm
径差+17mm
295/35R20
41.4km/h
直径715mm
径差+24mm
305/35R20
41.8km/h
直径722mm
径差+31mm
315/35R20
42.2km/h
直径729mm
径差+38mm
325/35R20
42.6km/h
直径736mm
径差+45mm
+10%
40
扁平
285/40R20
42.6km/h
直径736mm
径差+45mm
295/40R20
43.1km/h
直径744mm
径差+53mm
305/40R20
43.5km/h
直径752mm
径差+61mm
315/40R20
44.0km/h
直径760mm
径差+69mm
325/40R20
44.5km/h
直径768mm
径差+77mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、285/30R20 、295/30R20 、305/25R20 、315/25R20 、325/25R20あたりのタイヤがおすすめです。

305/30R20のタイヤ幅を285mmから335mmまで、扁平率を15%から45%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを20インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが305/30R20のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


F142VS型458スペチアーレ[4.5L-NA MR/7AT]の得点(簡易版)

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト2.132kg/ps71.12
1速ギヤ加速性能39.59
1L換算馬力134.53ps/L98.27
1L換算トルク12.23kgm/L83.88
WB/TR比1.60068.00
ワイド&ロー指数0.61768.80
前面の面積2.347m²56.61
最低地上高43.50
スポーツ性能部門の得点529.77

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
燃費41.55
年間維持費294340円35.54
100kmh回転数42.97
航続距離25.15
車の大きさ10.728m³47.39
室内の広さ(仮) 1.945m³34.99
最小回転半径38.98
馬力単価56033円2.66
ユーティリティ部門の得点269.23

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した F142VS型458スペチアーレ[4.5L-NA MR/7AT] の総合得点は 799.00 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した458スペチアーレ(MR/7AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのクーペ」、「4500ccのクーペ」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

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