マツダ:20B-REW型エンジンの諸元と性能まとめ [直列3ローター1962cc]

ここではマツダのJCES型の初代ユーノス コスモ [20B type-SX] に搭載されている20B-REW型のツインターボエンジンのデータを参考に、このエンジンが持つ特性や素性について調べてみます。

20B-REW型のツインターボエンジン諸元


JCES型 ユーノス コスモ 主要諸元まとめ
車両型式 E-JCES
車名&グレード ユーノス コスモ
20B type-SX
エンジン型式 20B-REW
種類 直列3ローター
排気量 1962cc
圧縮比 9.0
吸気方式 ツインターボ
使用燃料 ハイオクガソリン
最高出力 280PS/6500rpm
最大トルク 41.0kgm/3000rpm

まず基本的な成り立ちとして、20B型エンジンは1つあたり654ccの三角おむすび型ローターを3つ直列に繋げたロータリーエンジンです。

吸入→圧縮→燃焼→排気という工程をピストンの往復運動によって成立させるレシプロエンジンとは違い、ローターがハウジング内を1回転するうちに同様の工程が成立してしまうその画期的さと、唯一無二の孤高っぷりが熱心なファンの心を捉えて離しません。

過渡特性とリッター換算馬力から見た評価

エンジン性能曲線のイメージ
20Bのエンジン性能曲線図もどき
馬力の変遷171.7PS → 280PS
トルクの変遷41.0kgm → 30.9kgm
リッター馬力71.4PS/L
リッタートルク20.90kgm/L

今回の参考車両であるユーノス コスモの直列3ローター1962cc、圧縮比9.0でハイオクガソリン仕様のツインターボエンジンは、6500回転のとき最高出力280馬力を、6500回転のとき最大トルク41.0kgmを発生させます。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力を知ることができますので計算してみますと、最大トルクが発生する3000回転での馬力は171.7PS、最高出力が発生する6500回転でのトルクは30.9kgmになります。

排気量1リットルあたりの馬力は71.4PS/L、トルクは20.90kgm/Lとなり、1ローター(654.0cc)あたりの出力は93.3PS、13.7kgmです。

排気量1リットルあたりの馬力が71.4PS/L、トルクが20.90kgm/Lである20B型のツインターボエンジンを、このサイトで登録している全てのターボ車から集計した偏差値ベースの10段階評価に当てはめると、評価は換算馬力が[ 4 ]、換算トルクが[ 10 ]の「やや控えめな出力のエンジン」にカテゴライズされます。

20B-REW型のエンジンを搭載する車種の例

メーカー
車両型式
イメージ 車名&グレード
記事リンク
出力
燃費
吸気 [駆動系]
車体形状 定員
マツダ
JCES
ユーノス コスモ
20B type-SX
(1994/03)
280PS
41.0kgm
6.4kmL
TT [FR/4AT]
クーペ
4人乗り
[投稿日:2011/06/11 更新日:2016/11/11]

コメントは停止中です。